アイルランド、明日同性結婚を認めるかの国民投票。ウォリスからのメッセージ


さてさて、明日、アイルランドで同性同士の結婚を認めるかの国民投票がある。昨日facebookページで発表されたウォリスの言葉が本当にかっこいい。うん、きっとYESになると思う。以下、簡単に訳。

「私は32歳のアイリッシュ。すごく保守的な村のカトリックの家庭で育った。今でもフライトに乗る時は心の中で神様に祈る。辛いときでもシンプルなルール“他人に良くあれ、正しいことをしろ”という神様の言葉が私を押し進めてきた。

私の神様はすごくいい人で、私がゲイだということをまったく気にしない。唯一気にするとすれば、誰かがそれを私に向って言う時だ。でもそんな風に言われた時も、それは私の神様が言ってるんじゃないと思う。そんな時は自分のやることに集中し、彼らは彼らの生活の中でもっと愛が得られるようにと思う。

母の日で地元の教会の集会に集まった時、私の地元の神父さんは「あなたが誰であっても神様はあなたのことを愛していますよ」と話をした。そして最近のニュースについて…「もうすぐ国民投票がありますが(私は心の中でドキドキ…)、私たちにはみんな、ゲイの家族、そして友達がいます。だから投票するときは、優しい気持ちで投票するんですよ」

なんてことだろう。私は本当に涙が出た。誰かが「なんて素敵な人だ」とつぶやいた。まさにそこに私は光を感じた。私の家族全員がそう思った。彼が私たちの神父さんで本当に良かったと思う。

どうか…心を広く持ってください。愛が結婚の一番大事な理由でありますように」

ウォリス,本当にかっこいい。素敵すぎて涙でるよ。ずっとずーーっと応援するよ! 

ウォリス・バード「Hardly Hardly」


来日公演は来週の土曜日。吉祥寺Star Pine's Cafeにて午後6時から。

PS
カトリックであれば「牧師」ではなく「神父」だ、というご指摘を某ライターさんから受けたので訂正しましたー。しかしvote kindly…まさにそれに尽きるよね。さて明日の投票どうなるんだろう。