行ってきました、初台湾! 楽しかった。今までの出張の中でももっとも楽しかった出張の1つかも? 私、アジアってホントに行ったことがないんですよ。韓国は焼肉食べに一度行ったことあるけど…。あとはお金がなくて学生時代に南周りでヨーロッパ行った時、トランジットで香港よった、とかそういうのだけ。
しかし、なぜ台湾!? このあと来たるナヌークの再来日(ホントにあるのか?!)のプロモーションのネタにしたいので詳細ははぶきますが、事の経緯を説明しますと、今年の6月にノルウェーのリドゥリドゥ・フェスティバルで台湾の音楽プロデューサー(女性)に会ったんですよ。で、私はナヌークを「ウチのバンドだ」とか何とか言いながら、そこで紹介してたわけ。彼女は帰国したらすぐ映画祭を作らないといけないんだって話してたんだけど、ノルウェーから戻ったらすぐ彼女からメールが来て、彼女のキュレートする映画祭でこの映画がかかることが決定したのだった… グリーンランドで70年代に活躍した伝説のバンドSumeのドキュメンタリー映画。
で、そのオープニング・イベントに映画にも出演しているナヌークのエルスナー兄弟が出演して歌うことが続いて決定。映画の中で、二人はスメの音楽を引き継ぐ新しいアーティストとして、彼らの歌をカバーして歌っている。
台湾って行ったことなかったけど、3時間とか4時間で行けちゃうし、話題のLCCで飛行機代も安いし(あとで気付いたんだけど連休中だったのよね。そんな時期に行ったのに3万ちょいだった。連休じゃなければもっと安かったのかも)食べ物は美味しそうだし、何より二人に会いたかったから私はソソクサと出かけて行ったのでした。あと、まぁ、自分がちょっと係ったりしてたから、どんな風な結果になったのか見届けたかった、というのも当然ある。
というわけで台湾に到着して、あわてて映画祭へ走り、映画を見て彼らのデュオとしての演奏を聞いた。いや〜、これがけっこう良くって、ナヌーク、フルバンドじゃなくてもけっこういいかも、と思った。
で、ホントに二人は再会を喜んでくれて、私も行ったかいがあったよ。今回は前回のノルウェーと違って、彼らには私が行くことを直前に伝えてあった。だってアジア人ばっかりだから見つけてもらえなかったら哀しいし…。
イベント終了後、ホテルに戻りさっそくみんなで夜の台湾へ繰り出す。出かけるのが遅くなった上に、のちほど他の友人とも合流する予定があるということもあって、夜市とかには行けず。最終的に「吉野屋」か「モスバーガー」を選ぶはめになり、吉野屋は食べたばっかりだったので、3人でモスバーガーに入った(爆) わざわざ台湾来てなにやってんだか、って感じだけど、そのあとはバーを数軒ハシゴし、朝5時半まで行っちゃったよ!! ビールをしこたま飲んだ。普段こういうのって私はもうアーティストには付き合わない主義なんだけど、久しぶりにやっちゃった! でもって私は途中ぬけ(といっても5時半ですよ。我ながらよくやったと思う)だったんだけど、彼らは朝の7時まで飲み、そのあとマックに行ったらしい。そうだ、若い子はこうやって遊ぶんだった…。良かった。最後まで行かなくて…
翌日は彼らもオフ。私も朝ご飯も食べずに昼まで寝て、やっと午後からユルユル活動しだし、台湾グルメと街歩きを楽しみ戻って来たら、終日寝てたという彼らが復活(笑)。お腹がすいたので寿司をくいにいきたいという。そして行った先は映画の監督のイヌークさんが見つけたという三越の中にある和食屋さんだった…ホントに良かった、自分で台湾グルメ食べに行っておいて。すでにお腹いっぱいだったけど、彼らに付き合って、また街へ。三越のお寿司、悪くなかったです。
翌日はナヌークは夜のフライトで帰国するというが、その前にワークショップ。ここでけっこうおもしろいネタがたくさん拾えたので、これもいずれプロモーションネタにしたいと思う。しかしスメの音楽はグリーンランドにあたえたインパクトは大きく、本当にすごいバンドだったんだなぁ、と改めて思う。それにエルスナー兄弟の話を聞いていると思うのだけど、ホントにグリーンランドって計りしれない。これだけ勉強しても「えっ。そうなの?」みたいな内容の話題がたくさんある。
ワークショップは1時間半ほど。なかなか興味深い質問も飛んで楽しかった。たしかに台湾も言語的にはすごく複雑な国。頑固にグリーンランド語でしか歌わない彼らとの共通点は多い。言語こそ文化でありアイデンティティなのだ。
彼らを見送って、また私は台湾グルメの旅。9時ごろホテルに戻り翌朝は6時の早朝フライトだったので、早く寝ようとするが、頭に仕事のアイディアが浮かんで全然眠れず。起きて企画書かきはじめちゃった…結局寝たのは1時間くらいか? 飛行機の中で寝るから別にいいんだけどね…
翌朝11時には東京に戻り、しばらく仮眠を取って友人宅のパーティへ。楽しかった。とはいえ、いつもより早めにあがって夜は23時には寝てしまう。たっぷり8時間寝て、洗濯して、台湾滞在中にさぼっていたブログ書きをしている(いま、ここ)。
というわけで、ナヌーク、まぁ、チラチラとここにグリーンランドの事を書いているから分ると思いますが、そうです、最近一番好きなのが、彼らで、前に彼らを呼んだ時は国のイベントで私は雇われだったけど、今度は自分で絶対に呼ぶぞーーーと熱く燃えるのだった。そうよ、絶対に雇われでは終わらせない。
……みたいなことを「彼らとどうやって出会ったの?」と台湾の若いデザイナーさんに聞かれて答えたら「すっごく分る。そうだよ、絶対に自分の仕事をやらなくちゃダメだ」と彼も熱く語っており、おそらく20代だと思われるその子にめっちゃ元気をもらったのだった。その子は日本の大ファンで高円寺が大好きだという。ありがとう。いいよ、台湾。
それにしても6月にミュージシャン発見して、11月にこれだけ結果を出せる台湾の文化事業にも感動したのだった。まぁ、予算とかついてるイベントらしかったので、そういう理由もあるのだろうけど、日本の場合はそういうイベントこそ年度前に提案して企画が通らないとまるで話が進まない。こんなにフレクシブルで、キュレターに自由をもたせてくれる台湾の文化事情にも感動したし、それになんというかみんな英語が上手い。流暢ってだけではなくて、発音も綺麗だし、若い人はみんな普通に話せる。話せないのはタクシーの運ちゃんくらい。こんなんじゃ、日本、どんどん置いていかれちゃうなぁ。Sumeの映画もすでに韓国や香港ではかかっているという。日本で見られる日が来るのだろうか。
あと大らかさと言うか、南国だからかなぁ。社会に余裕が感じられると思った。日本はちょっとギスギスしすぎだよね。ほんとに人が親切で優しい、素敵な国だった。そして中国がやっぱり背景に感じられて、いろんな言語の複雑さとかいろんなものが入り交じり、いろいろ勉強したらホントに面白いだろうなとも思った。それにしても中国との関係とかって、もっとこう触っちゃいけないものってイメージあったけど、映画祭には普通に「メインランドから来た」という中国人の男性プロデューサーもいて、とても活躍していた。私もいろんなことをホントに知らなすぎるよなぁ。
でもそれも観光じゃなくて、こうやって仕事で来てるからこそ発見できることであって、単なる観光じゃこうはいかないよな、と実感。いろんなことを発見するのは、ホントに楽しい。
次のブログは台湾,グルメ特集。
彼らの楽しい台湾での様子はこちらへどうぞ〜 Nanook Official Fanclub
公式写真はこっち。Nanook Official Fanclub
しかし、なぜ台湾!? このあと来たるナヌークの再来日(ホントにあるのか?!)のプロモーションのネタにしたいので詳細ははぶきますが、事の経緯を説明しますと、今年の6月にノルウェーのリドゥリドゥ・フェスティバルで台湾の音楽プロデューサー(女性)に会ったんですよ。で、私はナヌークを「ウチのバンドだ」とか何とか言いながら、そこで紹介してたわけ。彼女は帰国したらすぐ映画祭を作らないといけないんだって話してたんだけど、ノルウェーから戻ったらすぐ彼女からメールが来て、彼女のキュレートする映画祭でこの映画がかかることが決定したのだった… グリーンランドで70年代に活躍した伝説のバンドSumeのドキュメンタリー映画。
で、そのオープニング・イベントに映画にも出演しているナヌークのエルスナー兄弟が出演して歌うことが続いて決定。映画の中で、二人はスメの音楽を引き継ぐ新しいアーティストとして、彼らの歌をカバーして歌っている。
台湾って行ったことなかったけど、3時間とか4時間で行けちゃうし、話題のLCCで飛行機代も安いし(あとで気付いたんだけど連休中だったのよね。そんな時期に行ったのに3万ちょいだった。連休じゃなければもっと安かったのかも)食べ物は美味しそうだし、何より二人に会いたかったから私はソソクサと出かけて行ったのでした。あと、まぁ、自分がちょっと係ったりしてたから、どんな風な結果になったのか見届けたかった、というのも当然ある。
というわけで台湾に到着して、あわてて映画祭へ走り、映画を見て彼らのデュオとしての演奏を聞いた。いや〜、これがけっこう良くって、ナヌーク、フルバンドじゃなくてもけっこういいかも、と思った。
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で、ホントに二人は再会を喜んでくれて、私も行ったかいがあったよ。今回は前回のノルウェーと違って、彼らには私が行くことを直前に伝えてあった。だってアジア人ばっかりだから見つけてもらえなかったら哀しいし…。
イベント終了後、ホテルに戻りさっそくみんなで夜の台湾へ繰り出す。出かけるのが遅くなった上に、のちほど他の友人とも合流する予定があるということもあって、夜市とかには行けず。最終的に「吉野屋」か「モスバーガー」を選ぶはめになり、吉野屋は食べたばっかりだったので、3人でモスバーガーに入った(爆) わざわざ台湾来てなにやってんだか、って感じだけど、そのあとはバーを数軒ハシゴし、朝5時半まで行っちゃったよ!! ビールをしこたま飲んだ。普段こういうのって私はもうアーティストには付き合わない主義なんだけど、久しぶりにやっちゃった! でもって私は途中ぬけ(といっても5時半ですよ。我ながらよくやったと思う)だったんだけど、彼らは朝の7時まで飲み、そのあとマックに行ったらしい。そうだ、若い子はこうやって遊ぶんだった…。良かった。最後まで行かなくて…
翌日は彼らもオフ。私も朝ご飯も食べずに昼まで寝て、やっと午後からユルユル活動しだし、台湾グルメと街歩きを楽しみ戻って来たら、終日寝てたという彼らが復活(笑)。お腹がすいたので寿司をくいにいきたいという。そして行った先は映画の監督のイヌークさんが見つけたという三越の中にある和食屋さんだった…ホントに良かった、自分で台湾グルメ食べに行っておいて。すでにお腹いっぱいだったけど、彼らに付き合って、また街へ。三越のお寿司、悪くなかったです。
翌日はナヌークは夜のフライトで帰国するというが、その前にワークショップ。ここでけっこうおもしろいネタがたくさん拾えたので、これもいずれプロモーションネタにしたいと思う。しかしスメの音楽はグリーンランドにあたえたインパクトは大きく、本当にすごいバンドだったんだなぁ、と改めて思う。それにエルスナー兄弟の話を聞いていると思うのだけど、ホントにグリーンランドって計りしれない。これだけ勉強しても「えっ。そうなの?」みたいな内容の話題がたくさんある。
ワークショップは1時間半ほど。なかなか興味深い質問も飛んで楽しかった。たしかに台湾も言語的にはすごく複雑な国。頑固にグリーンランド語でしか歌わない彼らとの共通点は多い。言語こそ文化でありアイデンティティなのだ。
彼らを見送って、また私は台湾グルメの旅。9時ごろホテルに戻り翌朝は6時の早朝フライトだったので、早く寝ようとするが、頭に仕事のアイディアが浮かんで全然眠れず。起きて企画書かきはじめちゃった…結局寝たのは1時間くらいか? 飛行機の中で寝るから別にいいんだけどね…
翌朝11時には東京に戻り、しばらく仮眠を取って友人宅のパーティへ。楽しかった。とはいえ、いつもより早めにあがって夜は23時には寝てしまう。たっぷり8時間寝て、洗濯して、台湾滞在中にさぼっていたブログ書きをしている(いま、ここ)。
というわけで、ナヌーク、まぁ、チラチラとここにグリーンランドの事を書いているから分ると思いますが、そうです、最近一番好きなのが、彼らで、前に彼らを呼んだ時は国のイベントで私は雇われだったけど、今度は自分で絶対に呼ぶぞーーーと熱く燃えるのだった。そうよ、絶対に雇われでは終わらせない。
……みたいなことを「彼らとどうやって出会ったの?」と台湾の若いデザイナーさんに聞かれて答えたら「すっごく分る。そうだよ、絶対に自分の仕事をやらなくちゃダメだ」と彼も熱く語っており、おそらく20代だと思われるその子にめっちゃ元気をもらったのだった。その子は日本の大ファンで高円寺が大好きだという。ありがとう。いいよ、台湾。
それにしても6月にミュージシャン発見して、11月にこれだけ結果を出せる台湾の文化事業にも感動したのだった。まぁ、予算とかついてるイベントらしかったので、そういう理由もあるのだろうけど、日本の場合はそういうイベントこそ年度前に提案して企画が通らないとまるで話が進まない。こんなにフレクシブルで、キュレターに自由をもたせてくれる台湾の文化事情にも感動したし、それになんというかみんな英語が上手い。流暢ってだけではなくて、発音も綺麗だし、若い人はみんな普通に話せる。話せないのはタクシーの運ちゃんくらい。こんなんじゃ、日本、どんどん置いていかれちゃうなぁ。Sumeの映画もすでに韓国や香港ではかかっているという。日本で見られる日が来るのだろうか。
あと大らかさと言うか、南国だからかなぁ。社会に余裕が感じられると思った。日本はちょっとギスギスしすぎだよね。ほんとに人が親切で優しい、素敵な国だった。そして中国がやっぱり背景に感じられて、いろんな言語の複雑さとかいろんなものが入り交じり、いろいろ勉強したらホントに面白いだろうなとも思った。それにしても中国との関係とかって、もっとこう触っちゃいけないものってイメージあったけど、映画祭には普通に「メインランドから来た」という中国人の男性プロデューサーもいて、とても活躍していた。私もいろんなことをホントに知らなすぎるよなぁ。
でもそれも観光じゃなくて、こうやって仕事で来てるからこそ発見できることであって、単なる観光じゃこうはいかないよな、と実感。いろんなことを発見するのは、ホントに楽しい。
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美味しかったよね、このお寿司。彼らと食べると何でも美味しい |