今度8月に行う「真夏の北欧会」。巣鴨駅から徒歩3分のレソノサウンドさんにて、8月8日(日)、9日(月祝)に行います。北欧マルシェやニッケルハルパ体験、ニットのワークショップなど盛りだくさんの内容ですが、なんといっても目玉はこちらのコンサート!
今回ミニライブで登場していただく「あらひろこ」さんはカンテレ奏者。北海道小樽在住の長年活動されていらっしゃるプレイヤーさんです。
北海道って本当にすごくって、うちのミュージシャン連れて行っても妙に違和感がないのは、普段からあらさんや小松崎さんといった素晴らしいワールドミュージックの演奏家さんたちが地元で活躍してらしゃるから。こういう「地ならし」的な活動って、本当に大事だと思う。だって地方に住む人こそ、音楽は学校で習うものと、テレビから流れているものしか存在しないと思っているから。そこで活動を続ける大変さって、絶対にあると思う。本当に本当に感謝。
もちろんあらさんや小松崎さんには「啓蒙してる」なんて自覚はないだろうけれど、いや、本当に素晴らしいです。そのしなやかで柔軟な伝統音楽との向き合い方には頭がさがります。
これはあらさんがHTB(オンちゃん!)に出た時の映像。とても素敵なのでぜひご覧ください。
そう、あらさんと私はガン仲間でもあるんです。私がfbに自分の病気のことを書いたら、何人かの友だちが「私も」と連絡くれたのですが(驚くほど多くの人がこの病気とかかわっているんだなとびっくりしました)、あらさんもその一人。ちょうど病気になったのは同じ時期くらいだったかもしれません。
でもあらさんは、本当に素敵で、いつもこの映像でも見られるように落ち着いてらして、そのくせうちのアーティストが札幌に行ったりすると必ず応援してくれて、いや札幌に行かなくても公演のチケットを買ってわざわざ東京まで見にきてくださって、いつも応援してくれるのでした。そういえばヴェーセンの30周年公演にもわざわざ駆けつけてくださったのでした。
普段は、ウチもかかえている海外アーティストのことで手一杯でなかなかご一緒できないのだけど、今回、コロナのおかげでこんな企画を一緒にやることが決定しました。本当に嬉しい。というか、あらさんとは実は去年の秋、大きな企画を一緒できることになりすごく楽しみにしていたのです。それが流れてしまい、本当に悔しい思いをしていたので、これが決定して本当に嬉しい!!!
真夏の鬱陶しい中、こんな涼しげな音楽で、ほっと一息つきましょう。普段頑張っている自分を労いましょう(笑)
とはいっても緊急事態宣言下なので、キャパシティを半分にしぼって、かつ感染対策をばっちりして、ご案内いたします。小さな場所なので、早々に埋まってしまう可能性あり。お早めのお申し込みをお願いいたします。45分ほどのミニライブになります。暑い夏。今はまだまだ観光では行けないフィンランドを感じることができるカンテレの音色を楽しみにぜひご来場ください。
ラウマ。馬頭琴とカンテレというユニークなデュオです!
すっごい不思議なコード感の『ペチカ』。なんか泣ける!
こちらはフィンランドの音楽フェスティバルに「サルミアッキ」というグループで、リモート参加した時の映像。楽しい演出が素晴らしい。
会場では楽しい物販や、ニットのワークショップ(ダーラナ馬を編みますよ!)、そしてニッケルハルパの体験コースもあり。ぜひご参加ください。
真夏の北欧会。お待ちしております! 詳細はここ。