美味しそうな稲庭うどんですが、見た目より美味しくなかったです。この店はやっぱり普通のうどんが一番うまい。
さて!!
先日ワクチン打ちました。1回目。実はもうだいぶ前なのだけど、これからの人もいるだろうし、こんな私の情報でも役にたつのかなぁと思い、ここにメモとして書いておきます。
足立区は非常にスムーズで、ネットで普通に予約を取ることができました。その時、一番最速でとれたのは実は7月14日だったのですが、それはちょうどピーターさんとトークをやる日だったので何かあったら迷惑をかけてしまう…ということで、翌日の15日に1回目を予約。予約はネットであっさり簡単に取れました。しかし、まあ「基礎疾患ある人優先」みたいな話はどこにいったんだろうね。
本当はいつもお世話になってる地元医のI先生に打ってもらいたかったのだけど、残念ながらI先生のところは予約でいっぱい。「えーーーーっ」とか、ごねれば、先生がゴリ押しで入れてくれたかもだけど、まぁいつも言いたいこと言ってるI先生はともかく心優しい看護師さんたちに迷惑かかりそうなので、やめておいた。だから予約が取れたところは知らない病院だったけど、それでもバスで5分という利便さ。というわけで、西新井の某クリニックへ。
行ってみたら、地元クリニックよりもはるかに巨大病院でかつちょっと昔通ってた駒込病院の雰囲気もあり良い感じでした。スタッフの方がテキパキと受付をしてくださり、そのまままずは問診へ。っていうか、ほんと病院ってすごいね、と改めて。
受付で大手術の話をしたからだと思うけれど、消化器系のしっかりしたおそらく50代くらいの先生が問診をしてくださり、かつ私を切ってくれた本田ゴロー先生もよくご存知の方で、本田先生の話でいたくもりあがり、今かかえているいろんな体調問題の相談にものっていただき、私としてはとても嬉しい時間でした。今、私は手術後まったく下痢が止まらず、普段生活に問題はないものの、まだまだ生活の悩みはつきないので、その件について「他に別の治療法もあって…」と情報をいただいたのも嬉しかった。下痢は膵臓周りの手術のあとよく見られる症状だけど、そもそも膵臓を動かすよりも、他の臓器でカバーするということもありえるんだそうです。なるほど…
その後いよいよワクチン注射へ。こちらはたぶん40歳くらいの女性の方。うちの地元のI先生から「痛いよ〜」とめっちゃ脅されていたし「ちくっとしますよ」と言われながら打ったのですが、ぜーーーーんぜん痛くなかった。腕を見てなければいつ打ったのかもわからないくらい。あまりに感動して「いやー全然痛くなかった」と打ってくれた方にねぎらいの言葉をかけたのでした。いやー最近の注射技術はすごい。大病院で献血する時も痛かった記憶はほとんどなし。っていうか、そもそも人の腕に針を刺すという行為をここまで間違いなくできるのが、すでにすごい。私だったらぷるぷる震えちゃいそうだよ…
さてこのクリニック、3階建てのビルの上へ行ったり下へ行ったりで、ちょっと導線がややこしかったけど、でもわかりにくいことはなく、かつうまく密にならないようにすべてが配置されて、とても安心できました。
その後はこの時間から15分まって何もなければ帰っていいですよ、と注射時間を書いた紙を渡され座ってしばらく待機。
以上、すべては40分くらいで終了しました。
ちなみに気になる副反応ですが、当日の夜から打った方の腕がちょっと重く感じられるようになったのと、翌々日の夜にちょっと熱っぽくなり解熱剤を飲んだことくらい(37.4度)。解熱剤はちなみに「ワクチン打つんで」と地元のI先生に事前にほどよきものを処方しておいていただいたので安心でした。そして無事翌朝には熱は落ちていたので、ことなきを得ました。
さて2回目は8月上旬になります。またあの病院行くんだ。ちょっと楽しみ。またあの先生が問診してくれるのかなぁ。それとも二回目は問診ないんだろうか。
それにしても私が病院にいった日も、いろんな人が病院にいました。なんというか、必要以上に病院の方と話したがる人というのは、家族に疎まれているのか、友達がいないのかなのかわからないけれど、妙な人も多く、どこの病院でも頻繁に見かけます。私がこのクリニックに行った日もワクチン予約と通常の予約をあきらかに混同したおじいちゃんが、看護師さんをつかまえて延々と何やらわけのわからないことをグルグルグルグル言っていました。でも看護師さん、プロ。そんなおじいちゃんに嫌な顔をするでもなく膝をかがめて視線を合わせ、うんうんと丁寧に話を聞いてあげているのでした。こういうのって訓練受けてるのかなぁ。すごいなぁ。もうなんか涙でるよ。そして、こういうおじいちゃんたちのストレスの捌け口、もっと別の方法で対応できないものかと思ったのも事実。せめて病院内で「お話はこちらで聞きます」みたいなセクションを作っておくのって無理なのかなぁ。大量のカルテかかえてただでさえ忙しそうな看護師さんが、あんな感じで何十分も引き止められているのみるのは本当にこちらも見ていてつらい。
何度も何度も書くが、医療関係者の皆さんの努力には頭がさがる。私はなんだか辛い時、「お母さん」じゃなくて「看護師さーん」とか言っちゃいそう…。駒込病院もなんで好きだったかって、108病棟の看護師さんたちが好きだったから。ちゃきちゃきした師長さん、めっちゃ小柄で元気な看護師さん、私の背中にニベアを塗ってくれた看護師さん… 日本の医療は素晴らしいな。本当に素晴らしいよ。大変な職業だと思う。なんとかこの良さを残しつつ、彼ら彼女らの負担を軽減する方法はないんだろうか。
昨日もこんなニュースが。
【コロナ禍 防護服越しの"最期の面会"】
— TBS NEWS (@tbs_news) July 20, 2021
「やっと会えたね」#新型コロナ で重症化した母親に、泣きながら声を掛ける防護服姿の娘#聖マリアンナ医大 病院は、#コロナ で死期が迫った患者に家族を直接会わせる取り組みを始めました。「最期だけでも家族と一緒に」"最期の面会"を取材しました。#news23 pic.twitter.com/4gjsrPFUoT