FLOOKツアー 無事終了!

 


FLOOK、無事6公演を終え、関西空港から帰国していきました。

ご来場くださったみなさん、本当にありがとうございました。今回はちょっと急に決まったツアーだったので、当初ライブハウス+北とぴあの4公演と思っていたのですが、ハーモニーフィールズさんが2公演も作ってくださり、合計6公演になった。本当にありがとうございます。

ツアー作るのって、大変なんです。「どうしてうちの街には来ないのか」とよく言われますが、ここにも何度も書いてますけど、公演作るのって、本当に難しい。いろんな経費をカバーできるか、というかそもそも公演としてちゃんと成立するのか。

やればやるほど赤字になっていいのならば、全国公演でもやりたいくらいです、ほんと。

特に今回は、スケジュールを組んだ時は、まだパンデミックの終わりが確定されていなかったため(G 7のおかげで規制はすべて取り払われましたが)、どうなるかがまったく読めなかった。

結構失敗したなと思ったのは渋谷のWWW。スタンディングでもいけたかとおもうのですが、まだまだパンデミックが心配される中、不安に思うお客さんもいるだろうという判断のもと、すべて着席という条件にしたので、異様に早く売り切れてしまった。

来ようと思ったのにチケットをゲットできなかったお客さん、すみません。

でもいったんその条件で売り出したからには、その条件はもう変更できない。…などなど。まぁ、反省点は山盛りですよ、この仕事を何年やっても! いつも反省ばかり。完璧な公演なんてできない。まぁ、だから続けていくのかも…とは思いますが。

あと今回は終演後のサイン会などをちゃんとできなくてすみませんでした。次回から、こういうパンデミックみたいなことがなければ、やれるようにしますので。会場で快くご協力いただいたお客さまに感謝です。

メンバーも残念がっていたので、もうこの先に公演のない最終日のみサイン会をやりました。

しかしとにかく何がよかったって、音楽がめちゃくちゃよかったこと。久しぶりのうちのアーティストの直球公演だったので、演奏がむちゃくちゃよかった。これはすごく嬉しかったです。

やっぱりこういう音楽のために自分はこの仕事してるんだなぁ、と、いまさらながら感動しました。

また自分が急に公演1ヶ月前に大きな手術ではないのですが外科手術を受けることになってしまい体力が心配だったので、急遽後輩のAkiko T Musicに手伝ったもらったのが、本当によかった。

もうなんというか自分で現場をやるのはほとほと無理。そんなことも反省事項です。本当に一所懸命、現場をやってくれるAkikoに、メンバーもあっという間になついてとても良いツアーになりました。Akiko、ありがとう!

それにしても最初の初来日から22年。こんなに長くこの素晴らしいバンドと一緒に仕事ができているのは自分にとっては宝ものです。この間、いろんなことがあった。幸せなことも嫌なことも…。同じ時間をこの素晴らしいメンバーと過ごせただけで、私はとっても幸せです。

セーラ、ブライアン、エド、ジョン・ジョー、本当にありがとう。

このツアーが始まる前は「フルックももう何度も呼んだし、これで最後かな」と思っていたけど、自分の引退(2026年春)前に、やっぱりもう一回呼ぼうかな…と思ったのでした。まぁ、まだわからないけど。

ちなみにこの写真はバンド結成10周年の時のもの。南青山曼荼羅にて、ケーキ作ったんだった。懐かしいな。過去の思い出ばかり思い出されるのは歳取った証拠だよね。