スコットランドにやってきました



スコットランドにやってきました。東京から飛行機は出発から1時間遅れ。通常そのくらいの遅れはフライト中に取り返すものなんですが、全然ダメダメ。これは接続が心配だなーと思いつつ、ぎゅうぎゅう詰めのフライト。満員のフライトってこんなにキツかったっけ。普段隣が空席なことが多かったので、なんかぐったり。

加えてヒースローは悪天候のため激混み。滑走路が開かなくて、上空で旋回すること1時間くらい。結果当然のことならが目的地へのフライトをミス。

それだけでも十分にゾンビ案件なんですが、フライトのリブックのため、並ばされたカウンターは誰も仕事をしてなかった80年代の英国のよう。そしてなぜかたかだかリブックにえらい時間がかかる。流石に並ぶのが大好きな英国人もイライラがすごい。

1時間半も並んだでしょうか。「今日はもう空港のホテルに入れられるのかな」とある程度覚悟を決めました。夜行列車という手もあるけど…寝台車じゃないんだよね。これは辛い。

順番が近づくとカウンターでしゃべっている声も聞こえるんだけど「今日はこれからロンドンのシティの空港へ行ってください」「そこのホテル代はこちらで持ちます」とかやってる。

しかもロンドンにシティ空港があることとか知らない外国人(言葉分からず)に行き方をインストラクション。こんなことやってるから1人1人の対応に時間がかかるんだな・怒。しかもカウンターは誠意があると思えず、10個くらいある窓口の半分もあいてやしない。

シティなんて絶対やだー 自腹でもヒースローのホテルがいい! と思っていたら、やっと私も番。最初「今日はホテルです」と言われ、明日の飛行機は夜とかいうので、なんとか朝のフライトにならんかと文句をいったところ、ちょっと待ってとカウンターのお姉さん。

ずいぶん長くあれこれコンピューターを叩いている。エアラインのコンピューターってなんであんなに頭悪そうなんだろ。キーボードは前世紀的だし、安っぽくて。スティーブに言わせれば「アーグリィ!」

さすがの私も「なんでこんなに時間かかるんですか」と言いそうになったところで「わかったわ、一応今夜のスタンバイチケット出すから」「だめだったら明日、こっちのチケット使って。こっちは間違いなく席が取れているから」とのこと。

おっ、それはナイス。こういう時のために荷物は全部持ってるから!(荷物チエックインしない主義)

それにしてもこういうのほんと久しぶり。旅するミュージシャン連中は、ずっとこんなことやってんでしょうね。ほんと…

しかしさらにしばらくコンピューター叩いてたお姉さん。「あっ、最終便で席が一つでた」と! いえーい!

ありがとうーーー

ちなみにエジンバラまでのフライトは非常口席で、私の隣はずっと空いていました。なぜなのかはもう考えないようにしよう。

しかしエジンバラの空港はしょぼい空港。空港ついてタクシーないとかありうるよなぁ、と不安になりつつもほぼ夜中の1時くらいに到着。でも到着したら長蛇の列を係員さんたちがテキパキとタクシーを案内している。よかった、こっちは英国病を脱した英国だ。ほっ…

ちなみにホテルには「今夜遅く到着するから」と伝えてあったのですが「ホテルはその時間閉まってしまうので、鍵を開けておく。君の部屋は5番だよ。部屋の鍵は扉に刺しておくから勝手に入って」との指示。すごい、さすがスコットランド!

というわけで、夜中の1時半くらいに部屋になだれ込んだのでした。ほぼゾンビ状態でしたが、今朝は朝ごはんちゃんと食べた。もう一回寝よう… 仕事は明日から。明日からスタジオに通います。本当は今日から仕事でも全然よかったんだけど…。よかった、予備日取っておいて。