ピーター・バラカンが監修する音楽フェスティヴァル「Peter Barakan's LIVE MAGIC! 2024 Finale」が2024年10月19日(土)・20日(日)に開催されることが決定した。
「Peter Barakan’s LIVE MAGIC!」は2014年にスタートして以来、毎年ピーター・バラカンが自信を持っておすすめする国内外のアーティストが集結。ラジオの選曲同様、新たな音楽との出会い、ジャンルを超えた珠玉のLIVEを堪能できる唯一無二のフェスとして音楽ファンからの支持を得ている。
10周年を迎えた2024年、Finaleというタイトル通り、恵比寿 ザ・ガーデンホールとザ・ガーデンルームを会場としたフェスティヴァル形式で最後の開催となることが決まった。
そして今回、初日の10月19日(土)は、ザ・ガーデンホール&ザ・ガーデンルームでのLIVE MAGIC! Finale(最後のフェス形式開催)、2日目の10月20日(日)は、ザ・ガーデンルームでピーター・バラカンの来日50周年を祝したトークショウを開催する。
さらに、10月19日(土)の全出演アーティストも発表された。
出演アーティストは、ピーター・バラカンが2023年ベスト・アルバムに選んだ Matthew Halsall、シシド・カフカが主宰するリズム集団 el tempo、30年以上にわたって黄金時代のソウルやファンクで盛り上げる オーサカ=モノレール、11年ぶりの来日となるスコットランドのフォークグループ Lau、奄美大島のシマ唄とドラムによる画期的なユニット 里アンナ×佐々木俊之、日本とエチオピアの民謡交換プロジェクト(Moseb Band+こでらんに~)、インドネシア・ジャヴァ島出身のネオ・ソウル・バンド Thee Marloes、バンジョー奏者でオールド・タイムの歌を歌う大学生 Nora Brown、長野県を中心に活動するブルーズ・ギタリスト ジロー・ヤマオカ、そして今年もLIVE MAGIC!の歴史を共に歩んだ奇跡のギタリスト 濱口祐自の出演が決定。
今回も世界各国・日本各地から多彩なジャンルのアーティストが集結し、LIVE MAGIC!ならではのフェス形式として最後の、特別な1日となる。
そして、10月20日(日)のトーク・ショウは、1974年に初来日したピーター・バラカンが、50年間の活動やエピソードをゲストと共に振り返る。ゲスト出演者は後日発表される。
チケットは両日とも、6月30日(日)18:00よりオフィシャル先行受付がスタート。詳しくはオフィシャルサイト(https://www.livemagic.jp/)まで。
10周年の感謝を込めてお届けする恵比寿で最後のLIVE MAGIC!をお見逃しなく!
<Message from pb 〜ピーター・バラカンよりメッセージ〜>
2014年に始まったLive Magicは今年で10周年です。
また開催地となっている恵比寿ガーデンプレイスは30周年。
更にぼくが日本に来て50年です。ちょっとお祝い気分です。
一方でコロナ禍を経て色々と世の中が変わりました。人々の生活パターンも変化しています。
また円安のために海外の文化の好きな人にとって物価の高騰はなかなか厳しいです。
サステイナビリティの面ではLive Magicは若干苦戦しています。
今年はこれまで通りの形は1日だけ、10月19日(土)の開催とします。
20日(日)はザ・ガーデンルームでぼくの日本に来てからの50年を振り返るトーク・ショウを行います。
そして今のフェスティヴァル形式のLive Magicは2024年で一区切りとすることにしました。
今後、時代に合った形をもう一度考え直して、再出発したいと思っています。
まずは今年もLive Magicならではの素敵なライン・アップを用意しています。
恵比寿での最後のLMを皆さんと一緒に、元気に楽しく過ごしたいと思います。
ピーター・バラカン
<ピーター・バラカンによる出演アーティスト紹介>
Matthew Halsall マシュー・ハルソール
2023年のぼくの年間ベスト・ワンはこのマシュー・ハルソールでした。イギリスのマンチェスター出身、40歳にして英国スピリチュアル・ジャズのリーダー的存在のトランペット奏者です。有機的なグルーヴの効いたやさしいサウンドはハープやパーカションを含む7人編成でやってきます。まさにLive Magic有終の美となること間違いなし!
オーサカ=モノレール OSAKA MONAURAIL
30年以上にわたって黄金時代のソウルやファンクに専念してきた大阪発(現在は東京在住)の本格的なファンク・バンド。ヴォーカルとキーボード担当の中田亮を中心にホーン・セクション3人、ギター2人、ベイスとドラムズの8人編成で恵比寿をJB並に盛り上げます!
el tempo エル・テンポ
シシド・カフカが主宰する、100種類以上のハンド・サインを出しながら即興でリズムを奏でるリズム・プロジェクト「el tempo(エル・テンポ)」。シシドさんはメキシコ生まれ、十代の一部をアルゼンチンで過ごし、サイン・システムを開発したアルゼンチンのサンティアゴ・バスケスから直接学びました。メンバーも随時変わり、演奏も「一期一会」。
Lau ラウー
スコットランドのこの3人組はフォーク・グループといえどもロックに近い勢いを持っています。ヴォーカルとギターのクリス・ドリーヴァー、アコーディオンとキーボードのマーティン・グリーン、フィドルのエイダン・オールアクの強烈な演奏力を日本で聞くのは11年ぶりになります。
民謡交換プロジェクト(Moseb Band+こでらんに~)
民謡クルセイダーズのヴォーカル、フレディ塚本率いる正統派の民謡グループ「こでらんに〜」がエチオピアの伝統音楽を演奏する「Moseb Band」のメンバーと展開してきた国際交流プロジェクト。コロナ禍中のリモートのセッションを経ていよいよ恵比寿に登場します!
Thee Marloes ジ・マーローズ
今年の新しい出会いはインドネシア・ジャヴァ島出身のジ・マーローズというネオ・ソウル・バンドです。ヴォーカルとキーボードのナターシャ、ギターのラカ、ドラムズのトミーという3人を中心とする彼らは70年代風の洗練されたソウルのサウンドを得意とします。キリスト教徒のナターシャは教会の合唱隊で歌いながら育っただけに、インドネシア語で歌ってもゴスペルゆかりのソウル・フィーリングはばっちり。
里アンナ × 佐々木俊之 ANNA SATO × TOSHIYUKI SASAKI
テレビの撮影で訪れてからすっかり奄美大島のシマ唄のファンになりました。それにしてもこの2人の演奏は画期的です。里アンナの唄、三味線、竪琴に佐々木俊之のヒップ・ホップ寄りのドラミングは一見別世界のもののように思えるかも知れませんが、百聞は一見に如かず、見たら絶対に納得するはずです。
Nora Brown ノーラ・ブラウン
2023年に横浜ジャグ・バンド・フェスティヴァルで来日したバンジョー奏者でオールド・タイムの歌を歌うノーラ・ブラウンは何と高校生!その後イェイル大学に入学、短い秋休みを利用してLive Magicに出演してもらうことになりました。実に素晴らしい古風のアメリカーナをぜひ楽しんでいただきたいです。
濱口祐自 Yuji Hamaguchi
2014年の1回目からずっとお付き合いいただいている和歌山県紀伊勝浦出身の奇跡のギタリスト。アクースティック・ギターでどんなジャンルの音楽でも見事にこなしながら、独特の話術(?)で毎年ラウンジのアイドルとなっている彼に、今後定期的に会う口実を作らなくちゃ!恵比寿でのとりあえず最後の濱口さん、お聞き逃しなく!
ジロー・ヤマオカ Jiro Yamaoka
主に長野県を中心に活動しているジローヤマオカさんは基本的にブルーズを演奏するギタリストで、ブルーズの名曲を日本語にして歌うのも得意です。今年の初めに長野のブルーズのイヴェントでご一緒してから今年のLive Magicにお誘いしました。ぜひ聞いていただきたい本物のミュージシャンです。
〜10th Anniversary〜
Peter Barakan's LIVE MAGIC! 2024 Finale
― 開催概要 ―
10月19日(土)LIVE MAGIC ! Finale 開場 12:00 / 開演 13:00(予定) 会場:恵比寿 ザ・ガーデンホール / ザ・ガーデンルーム 出演:Matthew Halsall / el tempo / オーサカ=モノレール / LAU / 里アンナ×佐々木俊之 / Moseb Cultural Club + こでらんに〜 / Thee Marloes / Nora Brown / 濱口祐自 / ジロー・ヤマオカ チケット: 指定席:19,000円(税込) スタンディング:16,000円(税込) 学割 *スタンディングのみ:5,000円(税込)
10月20日(日)ピーター・バラカン来日50周年記念トークショウ 開場 15:00 / 開演 15:30(予定) 会場:恵比寿 ザ・ガーデンルーム 出演:ピーター・バラカン …and more!! チケット:全席指定 4,500円(税込) |
<チケット発売日>
オフィシャル先行受付
受付期間:6/30(日)18:00 〜 7/7(日)23:59
受付URL:https://w.pia.jp/t/peterbarakans/
公演に関するお問い合わせ:
クリエイティブマン
Tel 03-3499-6669(月・水・金 12:00〜16:00)
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うわーい、LAUのLIVE MAGIC!出演が決まりました。2018年のFLOOKに続いての快挙となります。ピーターさん、クリエイティブ・マンの皆さん、ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
頑張ってLive Magic!ファンの皆さんに喜んでもらえるような演奏になるよう、心をこめて演奏しますよ。
また引き続きニュースはこちらに紹介していきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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THE MUSIC PLANTの次なる主催公演は:バーンスタインと日本の友情の物語『親愛なるレニー』をフィーチャーした、ウチにとっては初の「本」のイベント。
著者の吉原真里さんの講演、広上淳一先生との対談、若手ミュージシャンによるミニコンサートの他に、ホワイエには音楽の本が大集合。レニーゆかりのユダヤの焼き菓子やパン、ジャム、そして楽器体験コーナー(チェロやガムラン)もあり。¥2,500 http://www.mplant.com/lenny
というわけで、LIVE MAGIC!にも出演決定。スコットランドのトリオLAUが10月再来日。詳細はこちら。http://www.mplant.com/lau/
今年は春のケルト市はありません。秋のケルト市は豊洲にて10月に行う予定。7月1日発表。
THE MUSIC PLANTでは本屋も運営しております(神保町&渋谷)。よかったらのぞいてくださいね。時々店長業務もやってます。http://www.mplant.com/index.html#book
THE MUSIC PLANTではアイルランド音楽名盤ガイドをリリースしております。第1弾 Paul Brady、第2弾 Mary Black、そして第3弾は10月発売。すでに制作が始まっております。www.mplant.com/books/