出張の楽しみ ブタペスト編

先日の出張の理由は、日向敏文さんのこちらのレコーディングに立ち会うことだったのですが…

この夏には発売になるであろう日向さんの新譜の内容については、また情報公開されたらこちらで紹介していきますが、まぁ、ちらっと日向さんのインスタから聞いてください。


あぁ、うっとり。天国があるとしたら、きっとこんな音楽が流れいるに違いないのです…。

さて、その日向さんの新作の収録のためのブタペストだったんですけど、そこで、またもややってしまった古本屋めぐり。

今回見つけたのは何冊かあるんだけど、嬉しかったのは、これ。ヴァージニア・ウルフの『ダロウェイ夫人』です。ハンガリー語のタイトルは、なぜだか「クラリッサ」になっていた。

「花は私が買ってくるわ、とダロウェイ夫人は言った Mrs Dalloway said she would buy the flowers herself」のハンガリー語ですよーー!!! 震える!! こちら映画『HOURS』より。

残念ながら、この本、発売年月日が書かれていないんですが(でもこのボロボロ度からするに、70年代くらいかなぁ。状態は悪くないのですが)、この本が好きでハンガリー語で出そうとした出版社や、訳した人の思いなど、いろいろ想像しちゃってウルウルするわけです。


他に手にいれたのはワイルド、ジョイス、ブロンテのハンガリー語版。やばい!
そしてまぁ今後の資料になるかなというわけで、バルトーク、そしてフォークの本。


このある意味、妙な(笑)わたしの趣味は、最近始まったマイブームなんです。だって、もう内容知っている本だから読めなくても問題ないじゃないですか? ただ持っていたい、いろんな言語で書かれた、私の好きな本(笑)

この趣味が始まったのは、日向さんの前作のアルバムに、パリのシェイクスピア書店の創業者・オーナー、そしてジョイスの「ユリシーズ」を世に出したシルヴィアを題材にした曲が入っていて、この書店のこと、そしてシルヴィアのことを日向さんにいろいろ教えてもらってから。

そこからすっかりシルヴィアの本を読んだりして、彼女のあれこれにハマってしまい、私のこの奇行がスタートしたのでした(笑)

ブタペストで古本屋は、国立博物館のトイ面にずらっと何件も並んでいます。6、7店舗あったかな。どの本屋もとっても素敵。

というわけで、日向さんの前作「Angels in Dystopia - Nocturnes & Preludes」に入っていた、シルビアの曲をどうぞ〜


このアルバムは各種ストリーミングで聴ける他、アマゾンでCDも売ってます。


さてさて、THE MUSIC PLANT、次の主催公演はこちら!
もうすぐ来日、ケルト音楽のバンドです! 詳細はこちら www.mplant.com/flook

FLOOK 2025 22 April(火)南青山曼荼羅 SOLD OUT 23 April(水) Shibuya www(こちらはスタンディング+多少椅子あり) 24 April (木)Shibuya www(こちらは全員着席公演)
26 April(土)春のケルト市(豊洲)http://www.mplant.com/celticmarket/
27 April(日) 横浜 Thumbs Up 28 April (月)名古屋 Tokuzo 30 April (水)京都 磔磔