先日のブタペスト出張時に機内で発見。アイスランド制作のロンドンが舞台になった映画だというのでチェックしてみたら、なんと木村拓哉さんのお嬢さんが出ているらしい。話題になってんのかな?
外国映画でデビューとは、なんかこう「日本のマーケットは見てませんよ」「世界視野で考えてます」的な感じがして、非常に興味深い。それとも彼女は日本の映画にも出ているのかな?← すみません、よく分かってません。
でも確かに言われてみれば、表情とか木村さんにもよく似ている。女の子って、お父さんに似るのよねぇ。
原作はアイスランドのベストセラーだそうで、なるほどと思った。いつだったかノルウェーの奥地を旅していた時、そこに広島・長崎の原爆の記念碑があったのにはびっくりしたが、確かに北欧では、広島や長崎のことは世界の悲劇として自分ごとのように非常によく認知されている。
そこであった原爆投下という圧倒的な悲劇だけではなく、それ以降に起こった差別や偏見も。
で、アイスランド映画ですよ。しかし、よくも悪くもこの映画における若い二人は存在感が薄く、一方でお父さん役の本木さんは本当に素晴らしい俳優さんだなぁという印象だけが残った。
それでもストーリーは、なかなか素晴らしく、特に歳をとってからの女の子の役が奈良橋陽子で、これまたけっこう魅力的。
前情報もあまりなく見ていたのだけど彼女が登場した時「おっ、奈良橋さん、久しぶりに見たなー」と即座に思った。奈良橋さんが、KOKIをこの映画に売り込んだのだろうか?と即座に思ったよ。
奈良橋さんは「100万人の英語」や「キャスティングディレクター」という日本では聞きなれない職業、ゴダイゴの作詞など、私より20くらい年上で国際的に活躍する女性の代表的な存在という存在の方。
おー、久しぶりに見たと思って眺めていたのだけど、なかなか演技も存在感も素晴らしい。(彼女のこちらの最近のインタビューがなかなか良い)
ストーリーはというと、まぁ、出会いのところから二人は恋におちるんだろうなというのが簡単に想像がつく展開で、そして、まぁ予想通りになるんだけど、その後、彼女と彼女の父親はなぜか急に姿を消してしまい…と、まぁ、ミステリー的な要素もたっぷりだ。
でも静かで良い映画だった。ネタばれになるが、最後出てくる息子は、若いころの彼を演じた若い俳優さんを再び出しても良かったんじゃないのかなと勝手に思ったり(笑)
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フルックの来日公演はもうすぐ。7回目の来日ツアー。
FLOOK 2025
22 April(火)南青山曼荼羅 SOLD OUT
23 April(水) Shibuya www(こちらはスタンディング+多少椅子あり)
24 April (木)Shibuya www(こちらは全員着席公演)
26 April(土)春のケルト市(豊洲)
27 April(日) 横浜 Thumbs Up
28 April (月)名古屋 Tokuzo
30 April (水)京都 磔磔
◎春のケルト市 THE MUSIC PLANTが主催するイベントとしての
「春のケルト市」はこれが最後になります。ピーター・バラカンさんのDJ、そして豊田耕三さんもゲストで登場
◎FLOOKの来日を盛り上げようというわけで、楽しいプレイベントをたくさん用意しました。すべて野崎立ち会っております(FLOOKの、一部の公演チケットも持って歩いてるので、よかったら私から買ってね!)
5日はケルト市+バグパイプ演奏+野崎とビートルズ専門家の藤本国彦さんとのトークイベント「ケルト文化とビートルズ」
6日は本の長屋にて豊田耕三さんの新しいカルテット KOZO TOYOTA FLAT QUARTETのライブが行われます。
豊洲文化センターにて。ケルト市のチケットをお持ちの方は無料。
◎あとこちらはFLOOKのブライアンが参加するロシアの御大の公演。
祖国を思い音楽活動続けるボリスの熱い魂に触れてください。
めずらしく70分ほどのライブ映像。でも生で見ると全然違うよ! ぜひ体験しに来てください。