5年くらい前に公開になってから、ずっと自主上映みたいな形で上映活動が続いている『お母さんの被爆ピアノ』。私も見てきました。
時々静かに流れるピアノがいいなぁーと思ったら、なんと音楽は谷川賢作さんだった。っていうか、途中出てきたポセイドン石川のシーンは明確にわかったのに、賢作さん出てたの、気づかなかったよー。あとからクレジットを見て、びっくりした次第。
それはともかく、いやー こういう活動をされている方がいるとは全然知りませんでした。なんとなく「被爆ピアノ」の言葉は知ってた。でももう80年も前のピアノだよ。すごいよね。
被爆すると、その人は何も悪くないのに偏見の目で見られたりしていた時代があった、と。幼稚園の先生を目指す主人公は、自分のルーツを探しに広島を訪れる。
佐野さんは、この被爆ピアノの調律師でもある矢川さんの役。広島ということで、コテでお好み焼きを食べる様子もサマになってる! もちろん言葉も! 島根と言葉が似ているのであろうか?
主題歌が、なんだかすごくよかった。エンディングに流れただけなんだけど、すごく心に残り、帰宅してからも数回聞いた。
他にもベートーヴェンの「悲愴ソナタ」がフィーチャーされていて、なんかシアーシャとグレタが作った「若草物語」でもこの曲フィーチャーされてたよなぁ、と思った。あれ、いい曲だよなぁ。楽譜買ってみようっと。
もう一般の映画館ではかかってないようだけど、こちらのツイッターで上映のスケジュールはわかる。まだまだ上映は続いていくようです。
というわけで、今度の北とぴあ「音楽と本祭」第2回のテーマは、そんな佐野史郎さんも登場する小泉八雲の朗読公演です。音楽は同じ松江出身の山本恭司さん。
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◎野崎は、現在作曲家:日向敏文さんのマネジメントおよび宣伝をお手伝いしております。
6月25日に新作「the Dark Night Rhapsodies」がリリース。こちらが特設ページ(Sony Music Labels)。アナログ盤と、ピアノ小品集の楽譜は日向さんのサイトで通販中。





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