映画『ドリーミン・ワイルド』を観ました。泣ける家族映画


映画レビューがたまりまくってるやばい。

良い作品でした。『ドリーミン・ワイルド』。しみじみと良い作品。私は結構好きですね。

まぁ、ティーンエイジャーの頃に自主制作で作ったLPがひょんなことから評価され…みたいなそんな話(実話がベースになっている)なんですが、まぁ、よくある展開ではあるものの、家族愛が丁寧に描かれ、私はこういうの好きだな、と思いました。

主演の彼もいいし、パパもいい。お兄ちゃんも。奥さんも。みんないい。しみじみといい。

そして、この映画はいろんなことを語っている。

で、見ながら私が真っ先に思ったのは、「人生にどう答えていくか」という『夜と霧』のあの先生…なんて名前だっけ… フランクルだ、フランクル。あの先生の言葉だった。

ほんと人生って、まったくもって全然自分の思い通りにならない。でもその運命や人生が問いかけてくるものに、自分がどう答え続けるか。生きるということは、結局そういうことにつきるのだ、と。

この映画、ちょっとテイストが『シュガーマン』にも似ていたかも。確かにシチュエーションは似ているけれど、だいぶ違う。『シュガーマン』については言いたいことはたくさんあるが、それでもあれも良い映画だった。私の複雑な感想はここに以前書いた

人の評価や名声みたいなものって、ほんとに勝手にやってきて、勝手に去っていく。音楽をビジネスにしてしまったら、そう思っていないとやってられない。

そうそう重要ポイントだけど、この映画、音楽もすごくいい。別に派手さはないんだけど、しっとりと良い。ジャクソン・ブラウンの「Tender is the night」のカバーもすごく良かった。

妻役の女性はプロのシンガーだそうで、彼女の歌も演技もとても良かった。

パンフレットに書かれていた村尾泰郎さんの文章もいい。「夢が叶った者よりも、夢に傷ついた者の方が多い」いや、本当に。本当にそれだ。

観終わったあとお寿司屋で一人でランチしつつも、買ったこの映画のパンフレットを広げて見てたら、隣の素敵な女性から話しかけられ、なんと彼女もこの映画を見終わってランチに来たそうで、なんとなく二人で感想戦。

「お兄ちゃんが切ない」とは、彼女の感想。ほんと、そうだなぁ、そこポイントだったよねぇ…

素敵な方だったな。平日の昼間に映画見てるなんて、私みたいなフリーの仕事なのかしら。連作先交換しておけば良かった。お姉さん、このブログ見たら、ぜひご連絡ください(笑)。今度は一緒に映画見て、感想戦しましょう。


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