あれやこれやあった陸前高田の松からセシウムが発見されて、結局京都に送られないことになり、まったく残念だと思う。このニュースは話題になっているので、ご存知の方も多いと思うが、経緯はこちら。
このニュースには,本当に涙が出た。動画もあり。NHKのサイトより。
そして京都 別の松を燃やすことに。
そして今日夕方になって、このような結果に。
絶対にこの企画がスタートしたときは、善意の、ものすごくピュアな企画だったのだと思う。全部のニュースを追いかけていないので、偉そうなことはいえないし、間違った情報の理解があればぜひ指摘してほしいが、少なくとも私はそう思った。とにかく本当に悔しい。陸前高田の人たちの気持ちを思うと。そして京都の人たちだって、すごくすごく悔しいだろう。
私も悔しくてホントに涙が出る。どうしたらいいんだろう。まず最初に私が言いたい事は、何かを実行する時は誰かが責任をもって悪者になってでも実行させないと何事も進んで行かない…という日本のどんなプロジェクトにおいてもありうる鉄則の事だ。それはコンサート1つ取ってもそうだ。本当に見事に誰も責任を取りたがらない。だいたいは一人のプロデューサーの鋼鉄の意志に、周りのみんなが乗っかって、やっとプロジェクトが進んで行く。つまり、その1人が居なかったんだね。セシウムが発見されなかったのにキャンセルしたという時点では、この件はあきらかに、そうした事だったように思う。反対が少しでもあれば、止める。それは安全な判断だ。そしてそれは日本の社会では残念ながら正しい事の方が多い。でも、その結果、それはあんまりだ、と。そしてそれをなんとかしようとして頑張ったのだが、セシウムが発見されてしまった。もう松は京都へは運べない。
でも、こんなことで(こんなことというのは松についたセシウムではなく、こういうややこしい事があるから何かアクションを起こすのは止めようという空気)こういう善意から発生する素晴らしいプロジェクトを諦めないでほしい。思わず数日前に、取引先におしえてもらった電通裏十則が思い出さされる。こんなことで善意から行動する人が、落ち込んでしまわないでほしい。最初のピュアな気持ちを忘れないでほしい。私だって100本企画書書いて,通るのは1本くらいなんだから。
ここでこそ頭のいい広告代理店の皆さん! 何か良いアイディアを!! 京都の名誉挽回のために、京都の地元企業だってうんと協力するだろう。たとえば代わりのいいアイディアはないのか。京都から人が陸前高田に行き、出張送り火。陸前高田の子供たちを京都に招待する… うーん。
あとは要は思いを伝えるのが一番なんだから、あのときメッセージを書いた人たち一人一人に対して、京都の人たち(同じ人数、同じ年齢層など揃える)がバスにのって陸前高田に訪ねていって、それぞれの人に話を聞く、とか。そういうイベントを作ったら、どうだろう。そうしたら観光誘致も兼ねて、宿泊費や食費が地元に落ちるし…など。うーん、ダメだ。イマイチだな。だれか頭のいい人、考えて!!! そういうのが広告代理店の仕事だと思う。
世の中は理不尽なことばっかりだ。困難はいつも一番辛い時期に、一番厳しい場所にやってくる。ウチのFINLAND FESTなんかも、これでもかという状態だった。企画段階でも困難が山ほどだったし、地震、原発、アイスランドの火山灰に邪魔され、最期は台風もやってきた(笑)。でもなんとか無事に終わって、お客さんもアーティストもハッピーだった。みんなが幸せに感じる落としどころはきっと必ずどこかにある。残念だったね、で終わりにしないでほしい。
なんかものすごーい、ものすごい、今までの苦労はこのためだったんだね、と笑って終われるな、そんなアイディアがないもんかな、と思う。
このニュースには,本当に涙が出た。動画もあり。NHKのサイトより。
そして京都 別の松を燃やすことに。
そして今日夕方になって、このような結果に。
絶対にこの企画がスタートしたときは、善意の、ものすごくピュアな企画だったのだと思う。全部のニュースを追いかけていないので、偉そうなことはいえないし、間違った情報の理解があればぜひ指摘してほしいが、少なくとも私はそう思った。とにかく本当に悔しい。陸前高田の人たちの気持ちを思うと。そして京都の人たちだって、すごくすごく悔しいだろう。
私も悔しくてホントに涙が出る。どうしたらいいんだろう。まず最初に私が言いたい事は、何かを実行する時は誰かが責任をもって悪者になってでも実行させないと何事も進んで行かない…という日本のどんなプロジェクトにおいてもありうる鉄則の事だ。それはコンサート1つ取ってもそうだ。本当に見事に誰も責任を取りたがらない。だいたいは一人のプロデューサーの鋼鉄の意志に、周りのみんなが乗っかって、やっとプロジェクトが進んで行く。つまり、その1人が居なかったんだね。セシウムが発見されなかったのにキャンセルしたという時点では、この件はあきらかに、そうした事だったように思う。反対が少しでもあれば、止める。それは安全な判断だ。そしてそれは日本の社会では残念ながら正しい事の方が多い。でも、その結果、それはあんまりだ、と。そしてそれをなんとかしようとして頑張ったのだが、セシウムが発見されてしまった。もう松は京都へは運べない。
でも、こんなことで(こんなことというのは松についたセシウムではなく、こういうややこしい事があるから何かアクションを起こすのは止めようという空気)こういう善意から発生する素晴らしいプロジェクトを諦めないでほしい。思わず数日前に、取引先におしえてもらった電通裏十則が思い出さされる。こんなことで善意から行動する人が、落ち込んでしまわないでほしい。最初のピュアな気持ちを忘れないでほしい。私だって100本企画書書いて,通るのは1本くらいなんだから。
ここでこそ頭のいい広告代理店の皆さん! 何か良いアイディアを!! 京都の名誉挽回のために、京都の地元企業だってうんと協力するだろう。たとえば代わりのいいアイディアはないのか。京都から人が陸前高田に行き、出張送り火。陸前高田の子供たちを京都に招待する… うーん。
あとは要は思いを伝えるのが一番なんだから、あのときメッセージを書いた人たち一人一人に対して、京都の人たち(同じ人数、同じ年齢層など揃える)がバスにのって陸前高田に訪ねていって、それぞれの人に話を聞く、とか。そういうイベントを作ったら、どうだろう。そうしたら観光誘致も兼ねて、宿泊費や食費が地元に落ちるし…など。うーん、ダメだ。イマイチだな。だれか頭のいい人、考えて!!! そういうのが広告代理店の仕事だと思う。
世の中は理不尽なことばっかりだ。困難はいつも一番辛い時期に、一番厳しい場所にやってくる。ウチのFINLAND FESTなんかも、これでもかという状態だった。企画段階でも困難が山ほどだったし、地震、原発、アイスランドの火山灰に邪魔され、最期は台風もやってきた(笑)。でもなんとか無事に終わって、お客さんもアーティストもハッピーだった。みんなが幸せに感じる落としどころはきっと必ずどこかにある。残念だったね、で終わりにしないでほしい。
なんかものすごーい、ものすごい、今までの苦労はこのためだったんだね、と笑って終われるな、そんなアイディアがないもんかな、と思う。