2021年12月2日木曜日

藤田知也『郵政腐敗、日本型の組織の失敗学』を読みました。テンションのめっちゃ高いノンフィクション。

 


すごいや、この本! いろいろな裏をあばく…というか本はあるけれど、テンションが高い。まさにエース! エース藤田と呼びましょう、藤田記者。

最近マイブームの朝日新聞ポッドキャストで知った藤田さんの取材とこの本。迷わずポチりしました。ポッドキャストもめっちゃ面白いからぜひ聞いてみてください。この本のエッセンスがぎゅっと詰まっています。



なんというか、この本、めっちゃテンションが高い。もう次から次へと不祥事の数々。それが次々出てくる。そして普通のノンフィクションだと、1つの案件で一冊終わってしまうのだが、これはもうボンポンいろんなことが出てきて、裏付けは各章の終わりの記者会見や資料リストでまとめられているという感じ。とにかく濃いのだ。

同じ保障なのに保険料がアップしたりする「乗り換え」、そしてそれらが横行していると知っていても直さない、放置して見て見ないふりをする組織。調査能力が低い郵政監察官。パワハラ体質は治らないし、自分だけなんとかうまく切り抜けることしか考えていない事なかれ主義など、もう言葉もない。

まったくもって同調圧力、忖度、その場しのぎ、見て見ぬフリ、数字至上主義…と帯にあるとおり、まったくもって最低最悪のこんな組織が、日本の郵便というものを運営しているんですよ、皆さん! そしてそれが保守の集票マシーンにもなっている。

この本を読むと小泉純一郎や高市早苗が本当にヒーローに見えてくる。

まさに郵便局の窓口でAPAカレーをなんの疑問もなく売っている職員一人一人がこの責任を感じてほしい。腐敗した組織で働く一人一人はまともな人間なのだと信じたい。皆さん、Wake Up!!!

この本も不祥事をまとめただけではなく、最後に「教訓」ということで、ページを割いている。藤田さん、本当に素晴らしい。これからも取材を続けてください!

2021年12月1日水曜日

映画『Westwind ジャルーのレガシー』を観ました

 


かっこいいビジュアル! ベン・ストルーニン監督によるアボリジニのレジェンド:ジャルー・グルウィウィとその息子のドキュメンタリー。いやー パワフルな作品でした。

アボリジニの文化すごいよね。そしてオーストラリアの北部準州アーネムランドの6万年もの伝統を受け継ぐジャルー。すごいリーダーでかイダキ(ディジリドゥ)の権威、かつ制作者。彼の属するガルプ族の知識、文化、土地を伝えるためのソングラインを担う賢者なのです。

でもジャルーの息子にはその伝統を守ることが難しくなってきている。ジャルーは世界的なミュージシャン:ゴティエらの力を借りて、なんとか伝統的な歌を現代に伝えようと奮闘していきますが、なかなか難しい。

上映終わりに監督とディジリドゥ奏者のGOMAさんによるトークもあり、とても充実した時間でした。アボリジニの文化にもインターネットが入り込んできている。それと伝統をどう両立していくか。

監督が何度も日本で字幕がついてうれしい、日本で皆さんに見てもらってうれしいと何度も言っていたのが印象的でした。

オーストラリア大使館の文化広報部の方、GOMAさん、後方のスクリーンに監督。今のところ一般公開の予定はないそうですが、何かできるといいですよね…うーん。うちのグリーンランド映画と一緒に「危機言語映画祭」とか「少数民族映画祭」とか…??

でもって、本国ではすでにVol.2の撮影も進みつつあるのだそうです。これは楽しみ。

お土産にチョコレートをいただきました。オーストラリアって2、3回しか行ったことないけど、不思議な国なんだよなぁ。天気のいいイギリス、って感じで(笑)




 

GOMAさんのfbでもレポートが! 

2021年11月29日月曜日

「深まる秋の北欧会」ご来場ありがとうございました

まずは戦利品自慢…


スモークは売り切れてしもた… ディル、マスタード、トマト味💚


一番上にある「シンプルライフ」とはほど遠い物欲の嵐…野崎個人買い物の山。やばい。
でも買い物って人を幸せにしますよね。特にこう作った人の愛情が感じられるものは特に。

北欧会、大盛況で終えることができました。ご来場くださった皆さん、本当にありがとうございます。

2日目は野崎もワークショップに参加してみました。野崎は棒針編みは好きなのですが、かぎ針はまったくの初心者。31目で編み始めたのに、いつのまにか22目になっている。

な、なんか負けた感! 理数系の人は編み物が得意なのだろうか?!(笑)オレもがんばろう。(今回編み物ワークショップ楽しめた方、mitako先生の編み物クラブもぜひ)しかしmitako先生、教えるの上手だなぁ。私でもなんとかなっちゃった。

そしてあらひろこさんのカンテレコンサート。

いやーーーーーー 空気が変わるんだわ。あらさんのカンテレは。なんでだろう。派手な照明も演出もないのにすごい。あの部屋にいる皆さんと20人くらいで、あの部屋にいるまま、そのまんまで海を渡ってあらさんの住む小樽まで行ってしまうかと思った。

ローゲルの曲も2曲演奏していただいたし、ティモ・アラコティラがよくやっている「ナポレオン」もよかった。あらさんがカンテレを演奏する時、その場所はすぐフィンランドになる。

最後のカトリオーナが書いた「Swan」を聴きながら、「バンドにエイド」のことも思い出してグッときた。このコンサートがやれてよかった。40分という短い時間だったけど、あのくらいで、これまたちょうどよかった。あらさん、ありがとう!!!!!

次は茜先生のニッケルハルパも体験してみよう! そしてミッケとローゲルにバックバンドやらせて、新しいバンドでも組むか…

なお今回のイベントは初めてレソノサウンドさんとの共催という形で運営しており、レソノサウンドの皆さんには本当に本当にお世話になり、私は楽をさせていただきました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。また北欧会、やりましょうね!

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