2020年5月31日日曜日

ヴェーセン、Live配信 楽しかったよ

昨日はヴェーセンのライブが生配信されました。素晴らしいね〜

多少テクニカル的な問題もあり、超スムーズとはいかなかったけど、素晴らしい演奏を聞かせてくれました。やっぱりヴェーセンはいいよなぁ。あとやっぱりこのヴェーセンのライブが持っている空気感というか、そこだよね。なんか嬉しかったなぁ。久々にみんなの元気な姿が見れてよかった。

中継はウプサラのいつもの会場Uppsala Concert & Congressから。カメラはおそらく3、4台くらいで、オペレーターやスイッチャーもいる様子で、ちゃんとしてた。映像はとってもクリアだったし、音も悪くなかった。時々コンプレッサーが欲しいかなーと思うところはあったけど。まぁ、でもあまりかけちゃうとライブ感がなくなっちゃうものね。難しいよなぁ。

演奏が始まる前に主催者(オックスフォードのコンサートプロモーターさんらしい)から注意事項あり。お客側の音声は基本主催者側でもオフにしておくけど、曲終わりにミュートを外したりするから拍手をしてくれとか、チャットは使わないで、でもどこから見ているかぜひ私たちに教えてほしい…とか。

1時間くらいの演奏のあと質問コーナーもあり、質問もすごくよくて面白かった。最後の最後に「Byggnan」をやった他はほとんど新作「Rule of 3」からの曲。あいかわらず新曲が多いバンドよのう…

今回のStreamingについて、このあとアーカイヴ的なものはないそうで、残念ながらこれで終わり。250人くらいが見ていたと思うけど、やっぱりライブで安価ながらも有料で、それっきり(アーカイヴなし)ってのは、私はマーケティングの立場からすると正しいと思う。

日本からも4、5人参戦してる感じだったかな。皆さん、時差が激しい中、おつかれ様でした。ありがとうございました。私も眠いです…(笑)

それにしても結構カメラをオンにして見てくれているお客さんもいて、面白かったよ。しかし海外でこういう音楽聴くのは圧倒的に白人の中高年なんだよね。アフリカ系とか中東系とかアジア系とかいないんだわ。ルナサのお客さんとかもそうだけど。いろいろ考える。

いずれにしても、スウェーデンも大変な時期だから、3人の元気な姿が見れて嬉しかったよ。ヴェーセン、ありがとう。






高圧スチーマーを導入しました! これは素晴らしい

クレジットカードのポイントがたまって、普段はそのまま航空券のマイレージにするのだけど、さすがにここ2年海外に出ていないことがあって、マイレージがたまりまくり、これ以上ためてもしょうがないだろうということで、先月のポイントはカタログから選択して選ぶことにしました。

で、導入したのが、気になってた、これ! スチームクリーナー。




そんな感じでゲットしたので(無料でもらえることもあって)実は詳細については確認&チェック不足。最初ドイツメーカーのケルヒャー製かと勘違いしてた。でも届いてみたら日本人だったよ…なーんだ。紛らわしいよなぁ、この色。

でも使ってみればこれはかなりのすぐれもの。まず水を入れるのだけど、えっ、これしか入らないの?って感じ。まさにコップ1杯って感じ。それでも、かなり長時間持続するのが嬉しい。少ない水でたくさんお掃除できる。

なにせ高温のスチームが噴出するので、除菌の効果もありそうだ。キッチン周りには洗剤を使わないので安心して堂々と使える。特にオーブンの内側とか普段掃除できないところをしゅーしゅーやってかなり感動した。あとレンジ周りとか、調理台の上とか…うーん、これは便利。ちなみにこれをゲットしてからすでにキッチンは2回これでお掃除した。ガスレンジの油はねなども潜在使わずしゅー、しゅー。

あとトイレも。トイレにも嬉しい高温除菌効果。しゅー、しゅー

そして絨毯。うちも玄関に汚いマットがあるのだが(デザインが気に入っていてなかなか捨てられない)、それもしゅーしゅー。そうそう、布のソファーとかにも蒸気を当てるのがいいと思う。効果はどうなのかわからないけど、気分的にもすっきりする。

一方で期待していたお風呂はやっぱりあまり効果なし。水あかはほんと難しいよなぁ…

窓ガラスは専用のノズルには、タオル地のパンツみたいなものをはかせてしゅーしゅーする。ちょっと時間がかかるけど、高圧洗浄機と違って水分は最小限なので「内側」が遠慮なく掃除できるのがいい。

一方で高圧洗浄機はやはり外壁、大きな窓の外側、ベランダの床、室外機などの掃除をどかーんと掃除するのに便利だ。

ちなみに買うとなると、このくらいの値段。この値段でこの性能だったらかなり良いのではないかと思う。どっちにしても高圧洗浄機よりは出動回数が増えそうだ。いいぞ、日本のメーカー(笑) でもケルヒャー欲しかったなぁ…(とまだ言っている)



2020年5月30日土曜日

マイケル・マクグリン(アヌーナ)に元気をもらう



ネット上が忙しいですな。そういう話題ばかりですみません。

しかしいつも感じることですが、その人はその人らしく…というのは素晴らしいことですね。マイケル、さすがです。アヌーナのマイケル・マクグリンが、You Tubeで生配信。興味深いトークを聞かせてくれました。1時間ほどのストリーミング。私は最近、朝型生活を徹底しているのでリアルタイムでは見ることができなかったけど、今はYou Tubeでアーカイヴされていて見ることができます。(Facebookのアヌーナのページでも見れますよ)

ステージの彼もそうですが、ユーモアに富んで、とてもインテリジェント。いいなぁ。このストリーミング、これで3回目みたいですね。

「アイルランドの音楽はどうして素晴らしいのだと思いますか?」という質問に「僕らが自分たちがグレイトだって自覚しているからだよ!」と答えたりして爆笑。いや、いいポイントついてますな、実際。

タンペレ(フィンランド)のコーラス・フェスティバルのプロデューサー(女性っていうのが、北欧っぽいですなぁ! 素敵)とコーラスの将来や今後のことなど語り合ったり、すごく良い内容となっています。

他にもアヌーナの曲で誰がソロパートを歌うのかどうやって決めているかとか、すごく興味深い。例えばアヌーナのコンサートの定番曲「Pie Jesu」などは、歴代いろんな女性シンガーがソロパートを担当していますが、その時々、リードシンガーはどうやって指名しているのか。

「Pie Jesu」の初代ソリストはモニカ・ドンランで彼女が歌うために書かれたのだそうです。彼女は20年ほどアヌーナに在籍していましたが、ここで問題なのはあとを引き継ぐシンガーが彼女のヴァージョンを聞き、それを真似てしまい、自分にとって不自然な形で歌ってしまうこと。「アヌーナで重要なことは自然に歌うこと。シンガーの中にはクラシックのバックグラウンドがある人もいるし、フォークシンガーだった人も。いずれにしても、その人が自分らしく歌わないとダメなんだ。重要なことは自分の声で歌うこと」と、マイケル。

「アヌーナをやっていて面白いのは、どんなことでも強くのぞめば可能だと信じさせてくれることなんだ。だからこのウイルスとの時代に「なんでも可能なんだ」と信じることは重要だと思う」

「人にどうやったら音楽家になれるかということを教えることはできない。人は音楽家かそうではないかはもう決まっている。他の人に心を開けるか? 柔軟性があるか? 他の人の音楽を聴くことができるか? コーラスだけではなく、音楽におけるすべてのジャンルにおいて必要なことだと思う」



アイスランドからのシンガーも参加し、アイスランドとアイルランドの相違性についてなど、とても充実の内容でした。本当に素晴らしいわ、マイケルは。アヌーナという、これだけのプロジェクトを長い間牽引しているだけあって、音楽だけじゃない、総合人間力だよなぁ、ほんと。めっちゃ刺激的で、元気でたわ。時間があれば全部訳したい。本当に今年のケルティック・クリスマスが無事開催されますよう…。

マイケル、また日本で会えますように。きっとよ! ケルトの神様、コーラスの神様、プランの皆様、どうかケルティック・クリスマスが実現しますように。心から心から祈る。



アヌーナに関する投稿はこちらにあります。基本的に私はスタッフとお手伝いしているだけで、何を彼らに対して役にたっているわけではないんだけど、こんなにたくさんブログに書いているってことは、やっぱり大ファンなんだよなぁ。マイケル最高。

ちなみにこちらは2回目の放送。日本にもやってきたアンドレアも登場してるよ。


こちらは1回目。サムネイルからも前進が見られますよね。すごいな。やる人はどんどん行動して、どんどんインプルーブしていくし、そういった過程も含めて自信をもって見せられるんですよね。見習わなくちゃ。


それにしても「なんでも質問を受け付けるよー どうしたらそんなに若くみられるのか、とかさー」とか、「こっちのカメラの方がボロいんだ。でもその方が若く見える」とか言っちゃって、いちいち面白い。そして日本の話題もちょくちょく出てくる。「今までやった中で一番心に残るパフォーマンスは日本における能との共演「鷹姫」だ」とか。「ゲーム音楽の光田泰典とやった仕事は本当に楽しかった。スタジオでも最高の時間だった」とか、日本ネタもたくさん出てくる。毎度のことながら、こういうふうに世界レベルで話せる日本でのネタをアーティストに提供できるプランクトンさんはすごいなぁ、と思った。そういう実績の積み重ねによる信頼ってお金じゃ絶対に買えないもの。それにしても、すごいや。やっぱりマイケルからは目が離せません。

2020年5月29日金曜日

Women's Aid アイルランドの女性アーティストたちが集結


Women's Aid。アイルランドでも問題になっているようですね。おこもり期間中のドメスティック・ヴァイオレンス。Women's Aidは、そんな被害にあっている女性たちをサポートするための団体。ここにアイルランドの女性アーティストたちが集結しました。



こういう時に出演してもらうのに、一番の女性アーティストだよね、メアリーは。温かい歌声、みんなを励ます強くて優しくて明るいキャラクター。本当にアイルランドという国のすごい財産だと思います。

前にもご紹介したメアリー・ブラックの『Better Time will come』のあとは、アルタンのマレードも登場。TG4って、アイルランド語の放送局なので、基本アイルランド語。マレードのアイリッシュはナチュラルだよねー そして久々に聞いたよ、The Red Crow。マレードはアルタンのアメリカツアー中にこのコロナのことで緊急帰国。その後落ち込んで何もできなかった、と話しています。そしてメアリーの長女ローシン・オーも出演しているんだけど、この世代はみんなアイルランド語を熱心に学ぶんですよ。だからダブリン生まれの彼女のアイルランド語もなかなかのもの。最後はマレードが心をこめてララバイを歌ってくれる。じーーーん。あ、そうそう、メアリー・ロビンソン元大統領も登場(彼女の背後には難しそうな本がいっぱい並んでる!)しますよ。20分ほどの映像。

そしてこの下は1週間前の映像ですがシャロン・シャノン宴会部長も登場する回。シャロンあいかわらず!(笑) セント・パトリックス・デイ以降、家の中の壁を塗ったり超忙しいわ。音楽的な活動もしてるし…と、超元気! 壁の色、クリームがかった紫色でカーテンとのバランスもよくとても素敵。そして、ここで例のシャロン、ギターヒーローの図も差し込まれる(笑)

で、演奏する曲が、なんとマーク・ノップラーの「Going Home」ローカル・ヒーローのテーマ。泣ける!!! そしてこのピアノの彼はいいよねぇ。今度来日する時、一緒に来ないかなぁ。それにしても、この、シャロンの音楽を演奏する時の集中力は素晴らしいですよね。喋ってる時はなんかガチャガチャと無理に元気出してる感じとか、落ち着きない感じなんだけど、こう音楽にぐっと入る感じがいい。ここが彼女の本当の安らぎの場所なんだな、って思います。



アイルランドのチャリティですが、ぜひ皆さんも寄付を。5ユーロからWeb上で決済できます。Women's Aid

しかしなかなか日本ではこういう動きって始まらないよね。それか私が知らないだけなのか…  特にチャリティとかいって、チャリティ活動を普段からしてないとそもそも説得力ないし、だいたい一匹狼が多いこの業界において、こういう事態だからといって急に結束することなんて不可能だ。今回、ライブハウスうんぬんもそうだけど、私たち音楽関係者が、今まで集結して政治家に対してロビイングしたり、社会に理解をもとめたりってことを全然してこなかったという責任もある。普段できてなかったことを、この非常事態においてできるわけない。

本当に日本でもこういうのやれたらいいんだけどなぁ。じゃあ、自分でやれよ、という話になるわけだけど、今はとてもじゃないけど時間がない。将来やるとしたら例えば名誉職の会長は誰か有名人の方にやってもらって、私が事務局長つまり雑用係。ファウンド・レイズでミュージシャンへのギャラ集めて動画集めて配信。かつ寄付的なものを、こういう女性関係のチャリティへ…って感じかなぁ。今後、業界を担っていく若い人のためにも、将来はそういう仕事にシフトしていきたいけど、今はとにかく余裕がなさすぎ。でも、そうして組織表ができたら、いっきに政治の世界へ!(笑)ってことなんだろうなぁ。そうなったら面白いかも!? まぁ、自分が最終的に何をやりたいのか、そこだよね。音楽家たちの役に立ちたい、ということであれば、そういう道もあるのかもしれない。そしたら文化予算を今の倍以上にして、日本の文化を世界に売り出すとかバカ言わないで、やりたいことをやる人を黙ってしっかり確実にサポートしてあげられるような、そういう地盤を作りたいなぁと思うけど。あぁ、夢はひろがる。

都知事や大阪の知事が話題になってるけど、あの人たちは少なくともあの仕事が好きなんだろうと思う。いろいろ評価はあれど、本当に生き生きしてるもの。私も生き生き仕事がしたいわ。

でも現実は、ここ数年は、まずこの小さな事務所を維持することからはじめなくちゃ。とにかくゆとりがなさすぎるんだよな。ま、でも今日も天気いいみたいだし、張り切って参りましょう。

2020年5月28日木曜日

ヴェーセン、オンラインで生配信ライブしますよ!



5月30日(土)というか、31日日曜日の日本時間の朝3時にヴェーセンがオンラインLiveに登場します。どうやらZOOMを使ってのライブになる模様。チケットはこちらから。私は数日前にチケットを購入しましたが、その時のレートで2,000円弱でした。PAYPALで簡単にお支払いいただけます。この下の青いRegisterというバナーをクリックし、お名前やメールアドレスを記入。支払い方法をPAYPALにするとそのままPAYPALの画面に移動します。簡単ですよ!

私は今、健康のために朝型生活中なので、この時間帯は正直きついですが、日本から視聴者が集まれば、今度はもう少しいい時間にやってもらえることでしょう。直接お会いできる日を楽しみに、まずは一緒にこのライブを楽しみましょう。


さて、今日は天気がよくなるということで、すでに洗濯2回完了しちゃったよ。今日も張り切ってまいりましょう。

2020年5月27日水曜日

ヤヌシュ・プルシノフスキ・コンパニャ 2度目の来日公演が決定!


昨年のTHE MUSIC PLANTはポーランドに始まり、前半はポーランド尽しで終わった感じがありますが、そのヤヌシュが早くも再来日してくれます。嬉しい! 公演は現在のところ高崎だけですが、また詳細がわかり次第、こちらにご紹介していきます。

高崎公演の詳細はここ。 10/14!

高崎市はオリンピックで、ポーランドのホストタウン。前からポーランド映画祭があったり、マリア・ヨペックシロンスクの公演があったりと盛り上がっているんですよ。

なおコンサートのご案内役はピーター・バラカンさんにお願いしました。ピーターさんはお父さんがなんとポーランドからの移民なのです。(詳しくはこちらのビデオをどうぞ

それにしてもあのワイルドで、情熱あふれるヤヌシュの音楽がまた聴けると思うと嬉しいです。





それにしても公演が楽しみ。詳細は高崎財団のホームページをご覧ください。

ヤヌシュのホームページのデザインをアップデートしました。リンク切れとか、事故ってるの発見した人、教えて(笑) 文章はそれほど変えてないので、以前ご覧いただいた人には新しいことはあまりないかも。

また昨年MUSIC MAGAZINEの年間ペストに選ばれるなど話題となったヤヌシュのCDはこちらで販売しております。在庫があまりないのでお早めに〜。

ADELE大好き

久しぶりにこの映像を見て、第5次アデル・マイ・ブームが到来している。いいよねぇ。

人気歌手のアデル。そっくりさんショーが企画されたが、そこに本物が紛れ込むというもの。



(特殊メイクをされながら)「鼻をほじっちゃいけないのよね?」

(MC役のグラハム・ノートンに)「鼻と顎はフェイクなのよ。そして今日、私はジェニー。普段の仕事は乳母なの。乳母は世界が秩序だってるってことを示さないといけない。だからゆっくり静かに話す」「歩き方も気をつけなくちゃ!(と典型的おばちゃん歩き)

(「ニューアルバムが待ち遠しいわね」と語るファンたちに紛れて)「彼女、時間がかかってるのよね」

(ドラァッグ・クィーン風の彼の歌を聴きながら)他のファンが「あぁ、本物のアデルもきっと彼のことが気に入るわよ」と言うのを優しく見守る。(←この優しい眼差しがすごくいい)

その他、わざと歌い出しを間違えたり、具合が悪そうなフリをしたりとか、もう爆笑。この企画に命かけてるわー、楽しすぎるよ(笑)

ちなみに私がアデルを好きになったのは、この映像(下)を見てから。それまでも名前は知ってたけど、それほど音楽がいいとは思ってなかった。というか、この番組、普段流行の歌はあまり聞かない私とポップスの世界をつなぐ唯一の場所(爆)。(というか、これとアイルランドの雑誌Hot Pressくらいか)

いいよねぇ、カープール・カラオケ。人気コメディアン・俳優・英国人のジェイムス・コーデンが有名アーティストと二人だけで車に乗って走り回りながら本人のカラオケを車の中で歌うという主旨。アメリカの人気番組LATE LATE SHOWの人気の1コーナー。そこにアデルも登場。今や再生回数2億回という驚異的な数字を叩き出してる。何度見ても楽しいわー 英語の勉強にもなるし。

人気番組だが、彼女の回は突出してアクセス数が多いし、番組としてもすごくよく仕上がっている。



こういう楽しくて明るいアーティストと仕事したいよなぁ。

しかし彼女はなんというか良い位置にいるよね。歌はうまいが驚異的かというとそれほどでもなく微妙に音をはずしたりするのもご愛敬。それよりも、なんというか音楽的に垣根がないというか、例えば昔のバーブラ・ストライザンドとか、いっときのフィル・コリンズみたいな人がいた位置というか、老若男女わけへだてなく聴ける音楽みたいなものの位置が、ずっと空席で、そこに上手く座った、って感じかしら。(まぁ、この辺の分析はプロの人に任せる。私はよくわかりません)

あまりぺらぺら喋るとイメージがよくない、というレコ社などに言われているらしいが(本人談)このギャップが魅力なのだ。そして大成功したにもかかわらず強く明るい庶民的な気取らない人っていうキャラがすごくいい。ぎゃはははは、と下品に笑ったり、紅茶?を一気飲みするところなど、めちゃくちゃ自然だ。

日本のレコ社のプロモーションの仕方とか見てると媒体に露出すればいい、という方針のところが多いのが気になるな(と、偉そうに)。というのも、絶対に「出ない方がいい」というアーティストはいるからだ。みんな宣伝に戦略がないんだよな。まぁ日本人って、政治とかもそうだけど。頑張ってる感さえあれば実際の効果は別物ってのが多すぎる。このアデルの場合は狙ってか、どうかわからないが、どんどんこういうキャラを出してほしいなぁ。何より見てるこっちは楽しいし幸せな気持ちになれる!

「When We Were Young」こちらも5億回という驚異的な数字を叩き出しているが、そのうち50回は私かも(笑) そのくらい好き。しかし彼女の音楽は一度も買ったことがない。Spotifyで聞いたりするくらいで。申し訳なく思っている。次のアルバムおそ購入しなくっちゃ。

しかしこの声、良い感じでハスキーなのがいいよね。最後照れたように笑うのも最高にいい。



そういや最近痩せた写真をSNSに公開して話題になってたけど、このキャラクターはずっとずっと失わないでほしいよなぁ。

さて今日はうちのアーティストがらみで新規公演の発表があるはずなんだけど、主催がうちではないので、時間が何時になるかわからない。一応ホームページ作ってスタンバっているところ。

そういやちょっと前に「雑誌の増版情報は、SNSよりも前に書店に連絡するべき」となげく書店員さんのTweetを見たが、文句をいうよりも先に自分もそのSNSをチェックすべきだと思うんだよね。関係者なんだから個別に情報もらって当然? 忙しくてこちらからはチェックすることはできない? 売るのに協力する側なんだから、もっと優遇されてしかるべき?という考え方なのかもしれないだろうけど、もう多くの人が今や自分の仕事が忙しすぎて、細かくフォローできてないんだし、みんなとにかく自分の仕事に余裕がないのは業界内、いや業界が違ってもみんな一緒。とにかく超忙しいんだから、誰かに迷惑や負担をかけながら仕事をしているのは、もう日常であり、それよりもみんなで文句いうのではなく協力しあって行こうよ、と思う。まぁ、自分も全然プロモーションが行き届かないことは棚に揚げ…本当に関係者の皆さん、すみません。まぁでもこのブログを含めて、ウチの案件に興味があればこちらを見ていただければと思っているし、絶対にお願いしたいものはご案内するけど、普段はとてもじゃないけどあれこれフォローまでできません…とほほ。

さて、今日は天気がはっきりしないけど夕方には晴れるみたい。洗濯は明日だな…

今日はもう一度来日情報とともにブログの更新がある予定。では皆さんのちほど。

2020年5月26日火曜日

いえーい、アップロードされたよ。TOKYO JAZZのバルトロメイ・ビットマン

見逃した方も、もう一度見たいかたも是非ー!!



かっこいいよー(涙)

それにしても改めて、こんなすごい名門フェスにオンラインとはいえども参加できて光栄の極み。NHKさん、スタッフの皆さん、本当にありがとうございます。

オムレツメーカーを購入しました! 

昨日は久しぶりに大病院で主治医と外来アポ。消化器系外科医としてはこのコロナ禍は厳しいようで、緊急性を要する手術以外できないから手術の本数が減っちゃって、大々好きな手術ができなくて、しょぼーーーんとしてたよ、N先生。あぁ、早く外科医に手術を! コンサートプロモーターにコンサートを!(笑)

血液検査の結果、なんとかたくさん飲んでいる薬の一つを卒業。グッバイ、カリウム! でかくて飲みにくい薬だったが、世話になったな。これからは代わりにバナナを1日1本食べる。早く薬、全部卒業できますように。

さて、最近勝間和代さんの動画にインスパイアされて、オムレツメーカーをポチリ。3,000円ほどなんだから、まぁ、おもちゃみたいなもんだ。つい衝動的に購入してしまった。

で、実際、使ってみたけど、正直、ちょっと期待はずれかもしれない。私は周りがしっかり、真ん中とろとろのホテルみたいなホテルの朝食で出てくるオムレツを期待してたけど、うーん、そういうものでは全然ない。

例えば駅弁の中に入っている全部ウェルダンなオムレツ? あんな感じかも。しっかり焼けるし、ふわふわ感はあるものの、トロトロはない。でも間違いなく形はしっかりできる。3分〜4分と言われているが、4分やっちゃうと完全に固くなっちゃう。

卵は勝間さんが2個入れるとあふれますよ、と言っていたので1個にしているが、もしかしたら小さめのものを2個使って短めに焼くとかしたらいいかもしれない。で、2個にしたら、私は2個でも大丈夫だった。ウチで買ってるたまご、小さいのかも。あとは焼き加減だ。何度か作りながら挑戦していくしかない。今のところ片面2分、もう片面1分でやったら、やっぱり硬くなりすぎた。卵2個、片面1分、もう片面1分で次回は試してみよう。そういう試行錯誤が必要だ。

あとオムレツはオムレツでもプレーンオムレツではなく肉をいためたりしたものを間にいれるようなオムレツや、スパニッシュオムレツみたいなものだったら活躍できるかも?とは思った。

あと簡単ながらレシピ本がついていて、両面を焼く物であれば、いろんな料理に適用できるようだ。ホットケーキミックスを使ったケーキもできるらしい。

You Tubeにもこの製品を使ったオムレツ動画が何本もあがっているが、どれも… うーん、「美味い!」とか「きれいにできる!」とか、ちょっといけてない感じの男性が感動を訴えているが、私にはいまいちに見える。

反対に中とろとろは人間の手でやっているYou Tube動画を見てしまい、こっちの方がいいかもと思ったり(笑)。中とろとろのホテルオムレツへの道は遠い。

いろいろ実験が必要だなー。とはいえ、まぁ、何度も書くけど、この値段だからね。まぁ、こんなものかというところで落ち着いている。あ、そうそう、これ縦置きが可能でコンパクトなのがいい。もう少し研究してみて、また再度書きたいと思います。

ゼロ活力鍋。こっちは3万したので真剣な買い物ですが、まずは玄米がすごいです。もっちもちの、まったく玄米とも白米とも言えないすごい炊き上がりに驚愕です。こちらももう少し実験してから書きます。

さて、今日も張り切っていきますか!



PS
6月4日追記。今朝やっと理想のオムレツができた!! 卵2個にチーズを入れて、片面45秒という高速制作。ちょっとあわただしいけど、かなりホテルで食べるものに近いです〜。(でもあのトロトロがレイヤーになってる、あの感じが出ないんだよな。あれは人間が作らないと無理か…)

2020年5月25日月曜日

BETTER TIMES WILL COME

昨日の夜はTOKYO JAZZにバルトロメイ・ビットマンが出演し、ちょっとは仕事した気分になった。

本当なら今日、月曜日の朝、ツアー終わりの二人を送って空港に行く予定だったのだが、まぁ、それは言いっこなし。二人は日本ツアーがキャンセルになったので、作曲合宿をすることにしたらしく(ウィーンでは数日前にロックダウンが解除されています)、ザルツブルグの南にある綺麗なところにいる。で、こんな映像を届けてくれた。


















本当はもっと天気が良ければ、こんなだったのだけど。



マリアが歌ってそうな、そしてトラップ一家が国境を越えてそうな映画『サウンド・オブ・ミュージック』に出てきそうな世界。ここで撮ろうと言い出したのはマティアスで、どうせみんな室内とかだろうから、インパクトを残そう、というわけ。ナイス・アイディアでした。

このあとも二人のニュース、ちょっと嬉しくなるような話題もあるので、しばらくお待ちください。発表できる時になったら、ここに書いていきます。

それにしても、まだまだ首都圏は緊急事態宣言下だそうですが、皆さんご無事でしょうか。明日には解除されるそうだけど、果たして実態はどうなんだろう。「きっと良い時期がやってくるよ!」という明るいメッセージ。メアリー・ブラックの新曲です。ジャニス・イアンのチャリティ企画らしい。元気でるよー




子供たちと踊っているのは、メアリーのお孫さん二人と長男のコナー、そして娘のローシン。一方でおっかなびっくり手をたたいているのはギターで最近ではギルバート・オサリバンやレイ・デイヴィスなどともやってるビル・シャンリーの子供たちじゃないかな。

うーん、元気になる!!

そしてこちらも…

アイリッシュとギリシャの両親から生まれた小泉八雲。松江を離れる時のエピソードがしみる。


さぁ、今週も張り切ってまいりましょう。27日には新しい公演の発表もあります。10月後半のこの公演、果たして…

PS
TOKYO JAZZのYou Tubeチャンネルにアップロードされました。

2020年5月24日日曜日

ラティーナさん、ありがとう、お世話になってる媒体の皆さん、ありがとう


ラティーナさん、紙の誌面では最後ということで、昨晩は最終号をすみからすみまでなめるように読んでしまった。「中南米音楽」時代からの同人誌マインドを失わないでいた雑誌。この音楽誌の長く素晴らしい歴史を改めて知り、他の音楽雑誌が基本的に広告がベースになっているのとは、そもそも成り立ちが違うのだなと感慨深く思う。

そのラティーナ最終号に私が大尊敬するリスペクトレコードの代表:高橋研一さんが登場していた。私たち音楽をプロモーションする側の代表として、この素晴らしい雑誌にコラムを寄せていらしている。そこをもう食い入るように読んでしまった。

そう、高橋さんが書いていらっしゃるとおり。ウチも! ウチもですよ、ほんと。ウチもラティーナさんから広告の要求をされたことは一度もない。

音楽雑誌が基本広告ベースなのは… というか市場に流通しているほとんどすべての雑誌が広告ベースなのは今や誰でも知っている事実だ。ウチは本当にその点恵まれていて、広告を出さないのに、来日時のインタビュー記事やら告知記事やなにやらを「良い音楽だから」という理由だけで載せていただいている。こちらが女一人で細々とやっていることに関する同情もあったのかもしれない。だけど本当に載せてくださっている媒体さんには、いつもずうずうしくプロモーションに行く私を受けとめていただき、本当に本当に感謝している。

特にラティーナさんは、いつだってプロモーターの熱意を思い計ってくださっていた。それを当たり前と思ったらバチがあたる。

ただ一度だけ。ずいぶん前に1度だけロリーナ・マッケニットのところのロンドン事務所からキャロライン・ラベル(チェロ)のプロモーションを依頼され、予算まで用意してもらったことがあった。雑誌展開をいくつか作ってほしいと言われたので、私は迷わずラティーナさんに広告を出し、インタビュー記事(たしか五十嵐正さんが電話でやってくれた)を掲載していただいたのだ。そんな風に、ラティーナさんにお礼がちょっと出来たのは、あとにも先にもたった一回。しかもちっちゃな広告だったと思う。10万しなかったかもしれない。キャロライン・ラベル以外の、大量に掲載していただいた記事は、すべて広告も出してないのに、私がお願いしてお願いしてお願いして、無料で載せてもらったありがたい記事だった。

多くの人が書いていることなので、皆さん、ご存知だろうけど、媒体というのは読者ではなく広告で普通なりたっている。だから広告が出せれば、記事展開は間違いなくやってもらえる。商業誌なんだから、当然な仕組みですよ、誰だって生きて生活していかなくちゃいけないのだから。

ここでちょっと昔話。そういうシステムが一番顕著だった媒体は私の付き合いがあるところは、まず放送局(これについては機会があったらいろいろ書いていきたい)、そして今は亡きスイングジャーナル社で、同社のADLIB編集部さんは広告との連動が激しい雑誌として有名だった。でも本来はそういう雑誌であるADLIBさんにも私は本当にお世話になったものだった。広告を出さない私がADLIB誌でいただけるスペースはモノクロのページか小さなコラムに限られていた。でもだいたいはプロモーションしてお願いすれば、そこにたいていのものは小さくでも載せていただくことができた。本当に感謝である。そういえば、ADLIBさんには小さなコラムを書かせてもらったこともあった。あれがもしかしたら私の一番最初の物を書いた経験じゃないかな… もう記憶も記録もないけれど。

そういえばヴェーセンの初来日時にADLIBさんが1ページくださったことは絶対に忘れない。当時、編集にいらして本当にお世話になった山崎さん、お元気かしら…。そして同じく編集部にいた八田さんには、別の音楽雑誌で再会することができた。一方、松下編集長は今で言うとレコ社の女性プロモーター相手にセクハラ的な行動を取るという評判だったのだけど、私には色気がなかったことが幸いしたのか、ものすごくよくしていただいた。編集長にはfbで再会し、今もお元気そうで、そして今でも変わらずジャコパス好き(笑)で、本当に嬉しくなってしまう。少なくとも当時の私には、編集長からの下っ端プロモーターに対する応援の気持ちはしっかり伝わっていた。特にいつだったか言っていただいた「のざき〜、僕はあなたの努力はものすごく認めているんだよ」と言っていただいたことは一生忘れない。あの編集長の言葉は、今の私を支えている。ありがとう、編集長!! 編集長は忘れちゃっただろうけど、私は一生覚えています、ほんと! あぁいう経験の一つ一つが「頑張れば認めてくれる人があらわれる」という私の成功体験となっているのは間違いない。

そして左の写真はADLIB誌同様、お世話になったFMファン(共同通信社)。メアリー・ブラックが表紙となった1990年5月号。もうぼろぼろだけど一応額装してあり、今でも玄関に飾ってある。

昔はこんなふうにFMの雑誌があったんだよね。しかも4誌も。

その中でもFMファンさんには私は本当によくしてもらった。レコード会社のFM誌宣伝担当にとって、FMファンの表紙ゲットは勲章だったのだが、これを決められたことは私の人生の中でもっとも良いことの一つとして今でも自分の中に刻まれている。

はっきり覚えているが、この号の表紙を誰にするかの会議が編集部内で終わったあと、合格であれば、それを通知する電話が編集部からかかってくることになっていた。この時、対決したのは今、ミュンヘン在住の元ポリドールの高橋まりこちゃん。彼女がプロモーションしてたもう名前も忘れたやはり女性アーティスト。今、WOWOWにいらっしゃる当時ワーナー勤務だった山下浩志郎さんも並んでたかな。メアリーとそのアーティストたちとの一騎打ちだった。編集部で会議が行われているこの時間、私も会社の編成会議だかなんだか超くだらない会議のために(社長がいたのも覚えているので制作会議だったのかも)編集部からの電話を待っていることができなかった。なので、デスクの阿部ちゃん(阿部ちゃん、元気かなぁ!!)に「お願い、FMファン編集部からかかってきたら会議中でも電話つないで」と頼み、自分は会議に出席していた。(当時は携帯もメールも無かった時代です)

そしたらこちらの会議中、会議室の電話が鳴って、それは副編集長の小祝さんからだった。「決まったよ」「ついてはこれを用意してね」と言われ、当時ポジフィルムで納品していたジャケ写(ジャケット写真)とか、その締め切りとかの指示を受けたが、それらを書き留めるために書きつけたノートの文字が震えてしまい、まったく書けなかったのを覚えている。あんなに嬉しかったのはそれまで生きてきた人生(たぶん24とか、25歳くらい)の中で、一番嬉しいことだった。

そう。しかも、あれが決まった時ですら、広告の話ができないくらい、私は何もわかっていなかった。そういうのをちゃんとフォローすべきだと言う業界の常識すらなく、教えてくれる先輩もいなかった。でも編集部さんからも一度も広告の請求をされなかった。

あっ、話がものすごくそれた(笑)。でもそういうことなんです。

そんなふうに私は本当に恵まれてきた。いや、甘えてきたと言っていいだろう。お願いするばっかりでご恩返しもろくすっぽできないから、いやになる。こうやってお世話になった雑誌が終わるのをただ見ているしかない。本当に本当に申し訳なく、そしてありがたく思っている。

雑誌のたいへんな立場もいろいろだろうと想像する。一番やっちゃいけないのは読者を裏切る行為だよね。こんなに読者に対して誠実なラティーナさんが紙の媒体を辞めるのに、これはもうあきらかに読者を裏切っているだろうという雑誌がまだのうのうと生き残っているのをみると、なんか悲しくなる。ロックやポップスの世界でそれはものすごく顕著で、どことははっきり書かないが某ロック雑誌なんか見てて痛いくらいだ。そこまでして雑誌を出したいのだろうが、もう意味がよくわからない。が、ラティーナさんは絶対に読者を裏切るような音楽は紹介していなかった。最後まで誠実で素晴らしい雑誌だった。

それにしても何度も書くけど、本当にお世話になった。何度感謝の言葉をつたえても足りないくらいだ。そしてまた言うけど、私が恩返しする前に、紙の媒体は終わってしまった。ラティーナさんがweb版になって、私の事業に余裕が出来たら、必ずラティーナさんに一番最初に広告を出そう。

そんな風に荒川土手で風に吹かれながら、考えたのであった。それをここに今日書いておく。



2020年5月23日土曜日

原田マハ『楽園のカンヴァス』を読みました



なるほどねー確かに面白かった。ぐいぐい引っ張られる世界。原田マハの私にとっては2冊目。いや〜、圧巻でした。読むのとを途中でやめるのが嫌になるくらい、とにかく読ませる。

物語構成力が天才的。緻密なサスペンスというか、この感じは「ダヴィンチ・コード」をちょっと思わせる。あれは何年の作品だったか。とにかくグイグイ、次なる展開に向けて読者を離さない。すごい。

しかし!(と、私は言ってしまうのだが)いまいちやっぱりお話しがポップすぎる気がする。そもそもロマンスネタはなくてもいいのではないのか?とも思う。が、これがないと、爽やか度がなくなるし、やっぱり必要か…。それにしても、まるでテレビドラマでも見ているみたいにまったく読者に負担なし。あまりにすいすいすいすい、すーいすい読める。

この本に出てくる絵画のまとめも! これまとめた人の気持ちわかるなぁ…

ルソーは「日曜画家」「素朴派(ナイーヴ・アート)」とも呼ばれ、なかなか評価が定まらない不遇の画家だった。(ルソーはこの作品が一番有名かな… ニューヨークのMoMAにあるジプシーの女性とライオン

1983年。ある日スイスに在住の伝説の富豪コレクターにルソー の作品の鑑定を頼まれたルソー研究家が二人。

一人は本当はボスのところに来た招待状をこっそりと受け、この挑戦にのぞむMoMAのティム・ブラウン。もう一人は新進気鋭のルソー研究家オリエ・ハヤカワ。二人の対決が始まった。二人に与えられた使命は、誰が書いたのかわからない手記(7章)を読みながら、ルソーの有名な作品『夢』の姉妹作ともいえる謎の作品『夢をみた』を鑑定すること。果たして、これは本物のルソーの作品なのか。ピカソ vs ルソー、テイト・ギャラリー vs MoMAという構図も面白いのだが、細かいこと書くとこれから読む人にはネタバレになっちゃうから、ここに余計なことは書かない。とにかく「えっ」「えっ?」みたいな展開で、ぐいぐいぐいぐい引き込まれる。

とにかくすごい。

そのすごさに、いっそのこと、ここで原田マハさんの大ファンになって、細部をあれこれ研究したり裏付けを取ったり、深追いしはじめたら最高に面白いだろうなぁと思えるほど。おそらくそれだけで残りの人生楽しくすごせるのかも、とも。

しかしここであえていうならば、話がうますぎて『ダヴィンチ・コード』もそうだったけど、ちょっと突飛に跳びすぎるというか、「そんな偶然ないだろ、おいおい…」と感じなくもないんだよな。そこが惜しい…かな。ただそれをやすやすと飛び越えるおもしろさとお話し引っ張り力があり、まったくもって文句のつけようがない。最後は圧巻のオチもあり、誰もが納得するエンディングで、読後感も最高なのだ。すごいな。これを完成度が高い作品っていうのかな… うむ。

加えて絵画への愛情にも間違いなくあふれる作品で、好きな人はドはまりしそうな感じである。うーん、原田マハ、おそるべし。人気あるの、わかるなぁ。

で、私は好きかと聞かれれば、まだはっきりしない。ポップであまりにも読みやすいのが難点か(難しい私…)。彼女の作品は、別のfacebookフレンドから勧められた『たゆたえども沈まず』もすでに入手済みなので、それはいずれ読むにして、そろそろ硬派なノンフィクションが読みたくなってきた。ノンフィクション挟んでから、またマハ・ワールドに戻ろうかな。とにかく、まぁ、これは「最高に面白い本だよ」と誰にでも勧められる作品であることは間違いない。気分が落ちている時の読書には最高の、現実を忘れられるものすごいフィクションなのである。参りました。

2020年5月22日金曜日

ラティーナさん、ありがとう! そしてこれからもどうぞよろしく



ラティーナさん。紙に印刷された雑誌としては最終号が発売になりました。

たくさんの歴代編集者さんたち、ライターさんたちが思いを寄せています。

いろんな方の思い出コメントに涙し、松山晋也さんの船津編集長(当時)との会話「信じてます」に大爆笑。
あっっ、笑うところじゃないか(笑)

ラティーナさん、これからも素晴らしい音楽の情報ハブでいてください。

まだまださよならではありません。




今まで応援していただいたアーティストのインタビュー記事をいくつかご紹介していきます。これで全部ではないと思うけど… (順不同)

それにしても本当にお世話になったなぁ。最後の方では何度か私自身が書かせていただいたことも何度かありました。

中には一度の来日で終わってしまったアーティストもいますが、ほとんどのアーティストが今でも元気に活躍、続けて来日できている人が多い。応援してくれる媒体さんがいるから、彼らも私も頑張れるんです。

ラティーナさんには、本当に本当にたくさん応援していただいた。ありがとう、ありがとう。














































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