2019年7月31日水曜日

公演運び


先日、某公演の感想を友人と話していて思ったことがあったので、いったんまとめておく。

いわゆる「公演運び」というやつだ。そのバンドは曲はいいのだが、ライブ慣れしておらず、どうしても1曲終わるとデレデレとチューニングしたりなんだりで公演運びがよろしくない、という評価を受けた。

なるほど、と思う。ステージをオーディエンスに楽しんでもらうという前提がある以上、公演運びは上手くないといけない。楽器や歌がすぐれている、というだけではエンタテイメントとしては成立しない。もちろんすば抜けてすごければ、それはそれで価値があることだろうが、世の中のほとんどの音楽はその域まで達していない。

ステージの演出や照明によってステージは持ち上げられる。音響も生(なま)より20%くらい上手く見せることは可能だ。その時、重要なのは技術がすぐれていることではなく、「公演運び」が上手いということだ。

公演運びが上手い子やバンドは、これまたいくらでもいる。公演運びが上手いだけで生き残っている人たちも多い。というか、そういうバンドは多い。よ〜く聞けばたいしたことやってないのに、それなりのものに聞こえる。何より楽しめる。でもそっちの方が重要であって、ミュージシャンが満足しお客が満足しているのであれば、外野が何をいわんか…である。

何が重要なんだろう。例えばウチの連中でいえばヴェーセンなんかは音楽的に申し分ないし「公演運び」も独特のスタイルだとは思うし、ステージは素の彼らの魅力、ということになるだろう。ヴェーセンの公演運びが上手いと思ったことはないが、だいぶ前に彼らに「ペラペラしゃべってないで、頭3曲はMCなしで決めてみれば? かっこいいよ」と言ったら、(当時は)めったに私の言うことを聞かなかった彼らがそれをやってくれたことがあった。というか、今もそうしてくれていると思う。フォークの連中はとにかくしゃべりすぎる。

いわゆるビック・プロダクションものになれば、しゃべりはかなり限定されるし、あったとしても短いし、ちゃんと脚本家や演出家が客観的に手をいれたりする。フォークの連中でも人の公演にいかないやつは、そこが学べない。アムロちゃんを見ろ。ぺらぺらしゃべってないだろうが。あぁいうのはかっこいいし、いさぎよいと思う。うちの連中の中でもこの点がダメなのはフルックで、何度言ってもベラペラペラペラよくしゃべる。というか空気を読むの事態も不得意である。曲や演奏が抜群にいいということについては異論はないし最高だ。だからこのバンドをやっているのであるが、公演運びについては最近はもう諦めている。とにかくしゃべるたびに音楽のフローが壊されテンションが下がるので、あれは本当に考えたい。上手いアドバイスの仕方はないだろうか、いつも考える。アーティストとつきあうって難しい。音楽的なことで何かいうことは私に限ってはめったにないが「公演運び」については、本当にいろいろ言いたいことがあるんだけど…。

その点、最近の若いバンドはトラッドやフォークの連中でも「運び」が上手い。MCも上手だしテンポがいい。全体の公演の流れを客観的に自分たちで見ることができる。今はそうでもないけど昔は地方のホールに行くと公演に通訳をいれろと言われることがあるが、私は個人的にはそれは避けたいと考えている。そもそも外国の文化を体験してもらいたいし、英語もがんばって聞いてほしいし、プロの通訳さんが上手にやるならともかく、そうでもしないかぎり公演のフローというか、大事な公演の流れを壊しかねない…。例えば 局アナ的な通訳なんぞは最低中の最低でダサいと私は思うのだが、でもそういったものが要求される場は多い。また英語がわかるお客がミュージシャンのジョークに笑えば、英語が出来ず笑えなかったお客を取り残しかねない。重要なのは会場内の一体感であり、英語が通じる・通じないということではないのだ。

…と、まぁ、いろいろ考える。でも若いバンドはみんな要領がいいというか、演奏はたいしたことないのに公演運びが上手い。ルナサなんかも下手するとケヴィンが面白いことを言わないかぎり最低のステージ運びだったかもしれない。というか、間違いなくそうだろう。音楽は最高なんだけど。そういやルナサのとあるメンバーが「アメリカのお客は本当に音楽を理解しているか疑問だ。彼らはアイリッシュのルーツを体験しに来て、かつケヴィンのジョークに笑えればそれでいいと思っているんじゃないか」と悩みを告白していたことがあるが、実際どうなんだろう。その点、英語がフルに理解されていない、アイリッシュのルーツもない日本で彼らが評価されているというのは特筆に値する。これを当たり前のと思ったらバチがあたる。公演運びが下手な連中でも、チケットを買ってくれるお客さんは本当に理解があると思う。

私がミュージシャンの連中にアドバイスできるのは、そういった「公演運び」やせいぜいインタビューの受け答えの仕方などなので… まぁ、本当にスタッフができることは少ないよなぁ、といつも思う。

久しぶりにルナサのこの曲を。ルナサのCDはここで買えます。



PS
時々見ているテレビのワイドショーの女子アナが新人らしく間違えなく読むのにいつも必死で完全に番組の流れを止めてる。やっぱり読む技術より全体の流れを止めない能力の方がが重要なんだよな… すべての仕事においてそうかもしれない。

2019年7月30日火曜日

インターネットでドラマ、なう

昨日「漫画」ということでブログを書いたら、妙に反応があるので「そうか、私たちの世代は漫画だからくだらない、って偏見はないんだな」と感じたりして、いろいろ考えた。

さて、今度は普段テレビドラマなど見ない私が、この夏、療養をかねて家でゴロゴロするにあたってTVドラマを結構Amazon Primeで観ているので、テレビドラマに免疫力がない50代の女視聴者の感想をここでまとめておきたい。これまた未来の自分が読んで面白がれるように(笑)

ベットのそばのテーブルにiPadホルダーをつけて、そこで機内放送よろしく動画を観ている状態。これが結構快適。TVを片付けてだいぶたつが、普段の動画視聴はこれで十分便利である。ここでAmazon PrimeやYou Tube、Abemaなどで流れるドラマや映画、テレビ番組をチェック。普通の人ならここでネットフリックス入れるんだろうけど、私はどうせこんなことも一時的なものだろうと思っているので、今のところはお金がかかるサブスクはAmazon Prime中心だ。(それもどっちかというと家を出ないで必要なものが買える買い物中心なんだけど)

面白いものも確かにある… ドラマをいくつか紹介しておきたい。

『きのう何食べた?』
久しぶりにドラマをちゃんと毎週見た。毎回Tverの見逃し番組にて。テレ東で大好評だったらしいモーニング連載の人気漫画。漫画の内容に忠実だったのと、俳優陣が素晴らしいのが勝因? それにしてもキチンと毎日料理をし生活をする人に憧れる。これがきっかけでドラマを少しちゃんと観てみようと思ったのだった。


『重版出来』

こちらもスピリッツだかなんだかの連載漫画が原作。チームナックスの安田氏が好演(でもちょっと演技が大げさすぎる感あり。役柄にあわせた目つきが素晴らしい)。オダギリジョーさんもかっこいいが、内容が非常によい。原作がおそらく抜群なんだろう。他の俳優陣は主演の女の子を含め、私にはいまいちだった。有名な人たちなんだろうか。主演の彼女の良さは後半戦にやっとわかってきた。あと盛りがるところでクラッシックのロマン派のごとく大げさになる音楽(BGM的なもの)も過剰だと思った。主題歌の歌いだしとボブ・ディランの名曲との区別がつかない…等々あれど、これはなかなか面白いドラマではないだろうか。

同じ漫画編集者の漫画という点では、これが最高に面白いのでおすすめ。内容もすごく良い。




『路線バスの旅』『ポツンと一軒家』
ドラマというかドキュメンタリー。『路線バス〜』は友達が大ファンなのでつられてみてみる。シーズン1と2があがっているのだが、いや〜、確かに面白い。太川さんは素晴らしい。蛭子さんと田川さんの対比、マドンナ役の面白さがピカイチ。それにしても日本はすごい交通網で覆われている。グリーンランドとか、船と飛行機しか集落とつなげる方法がないのだが、日本はポツンと一軒家でも道路が整備されている。道路1mいくらするんだろう。税金使ったコストのことを考えるとクラクラする。それにしても一人で山の中で暮らしてみたい。あんな風にサバイバル的にね… 誰もが持つ夢じゃないかしら。

『結婚できない男』
これだいぶ前のものだと思うけど最高に面白いね! 主演の二人は最高。脇も面白い。確かに自分の生活ペースが最高潮の40代は現状の幸せを失うことに臆病になりがちだ。阿部寛の気持ちはめちゃくちゃわかる。台本がいいのかなぁ。とにかくテンポも最高。主題歌を歌う女の子の声が気持ちいいのだが、最初の「ジョショー、ジョワジョジョジョー」がなんて歌っているのかを知りたい。第2弾とか放送されたのかな。阿部さんはいい俳優だし、彼女もすごく知的で素敵だ。

『男たちの旅路』
子供の時、大好きだった山田太一脚本のドラマ。NHKオンデマンドにて。今みてもかっこいい。音楽はミッキー吉野グループ(ゴダイゴ)で、これまた超かっこいい。最後の章で出て来る桃井かおりと鶴田浩二の恋愛沙汰は当時理解できなかったけど、今なら理解できる。水谷豊が最高。水谷さんの根本はコメディだと思う。素晴らしい俳優さんだ。



『想い出づくり。』
同じく山田太一脚本の名作。TBSオンデマンドにて有料だったけど、昔好きだった記憶があり観てみたが、記憶とまったく違うのが笑える。81年のドラマ。古手川祐子、田中裕子、森昌子の3人の女性の友情と結婚前のバタバタを描く。最初は結婚したいという彼女たちに感情移入できず、バタバタが始まってようやくストーリーの面白さに引っ張られるようにして最後まで観終わった。最後に根津甚八が出て来るのが笑える。柴田恭兵の役は水谷豊でも良かったかも。二人とも『相棒』や『ハゲタカ』ですごく良い俳優人生になったのではないかと思う。女優さんたちについても思うところはたくさんあるが、それにしてもみんな可愛くて綺麗だよなぁ。しかし正直、当時このドラマに夢中になっていた理由が理解できない。高校生だったから同じ悩み(女性の生き方とか結婚とか?)かかえてた? そうそうケーナ?のザンフィルの音楽が良い。ザンフィルといえばフレーアクのマリウスがよく共演をしている巨匠。音楽クレジットに小室等さんの名前があるから、そのルートで起用されたのか?






一方でせっかくみたのにダメだったものを紹介。『この女にかけろ」『ハゲタカ(テレ朝版)』『REAL CLOTH』。『この女にかけろ』は、もう全体のトーンがダメ。セリフの発声の仕方もそうだし漫画では素敵だった原島さんになんの魅力もない。島津が出て来るタイミングが早すぎるし、そもそも意味がない。『ハゲタカ』はNHKのが最高に素晴らしかっただけにもう論外。突然大きな声を出したりする全体のトーンが最悪。半沢直樹?だったっけ? あれの影響か?民放のドラマってひどいことになってるのね。『REAL CLOTH』は漫画での印象的なセリフの引用はあれど、もう内容がまるでウダウダ。この漫画の一番重要な部分を伝えていない。数字が悪かったのか原作を後半で大幅に変更している。田渕を『きのう何食べた』のシロさんが演じてるのが違和感あり。この漫画は、そもそも映画『プラダを着た悪魔』が元ネタだったと思うが漫画の方はそれを最高に昇華させた充実したものだったのに、ドラマは『プラダ〜』の方に振り戻して女性二人の人間関係を描いているのだが、黒木瞳のイメージが神保部長のイメージにまったくあわない。黒木瞳は素晴らしい女優さんだと思うが(映画『阿修羅のごとく』は名作だ!)まったく私にはダメだった。主演の女の子も印象がない。今、どうしているのか、今でも有名な女優さんなのか? うーん、原作好きだと難しいよなぁ。

それにしてもこんなにイメージにあわない主人公は最悪だ…



それにしても改めて、世の中、座っていれば(寝ていても)楽しめるエンタテイメントがこれだけあるのだから、高いお金をはらい前からちゃんと準備してコンサートとかわざわざ出かけるお客さんはやっぱりすごいよなぁ、と改めて実感。好奇心を持ち続けることは難しい。ほんと人間、わかりやすくて楽な方に流れるわ。

テレビ朝日の『ドクターX』も初めてちゃんと見る。大門役の米川涼子さんは最高にかっこいいし、そのマネージャー役の岸部一徳さんも魅力的だ。西田敏行はちょっとこの役にはToo Muchかも。普段が大好きなだけに…ちょっと辛い。

しかし日本の人気ドラマってどうしてみんな怒鳴ったりしてんだろ。半沢?以来の現象なのかな? なんか大げさで業業しく、NHKの朝の連続ドラマが見れなくなってだいぶたつけど(あの独特のテンポがもうダメ)民放のドラマも辛いよなぁ。

あ、そうそう『家政婦は見た』シリーズや『古畑任三郎』『横溝正史シリーズ』などはいつ見ても時間つぶしに最高だ。

このあとは大好きだった記憶がある『高原へいらっしゃい』をみる予定だったが1話だけみてなんか挫折。それにしても頭痛がひどい。でもひどい梅雨の低気圧は脱したと思うのだけど。今日は今日とて検査で病院に行くので、また次回。

みなさんのお勧めもぜひ教えてください。





2019年7月29日月曜日

素敵な漫画

漫画が好きな世代である。好きな漫画ALL TIMEは山岸涼子の『日出処の天子』『アラベスク』、池田理代子の『オルフェウスの窓』など。『ベルばら』は当時は夢中だったけど、今読むとちょっと子供っぽいかな。次点で萩尾望都や一条ゆかりも好き。中年女はみんな漫画が好きだ。

主人公がきちんと生きてる話が好き。『きのう何食べた?』とか。真面目に生活している人はそれだけで素晴らしいと思う。きちんとご飯を作って、変わらない毎日を地道に歩んでいく。そういうのが好きだ。自分には出来ないことだというのをわかっているからそう思うのかな。なんかこう余ったご飯を冷凍する、とか。そういう日々のこと。私も仕事を引退したら、そういう風に生きていきたい。

最近では槇村さとるの働く女性が主人公の漫画も好きでよく読んでいる。彼女が書く漫画の登場人物のセリフにはハッと気づくことが多い。特に真面目に仕事をする/何かに取り組む女性が主人公の漫画が良い。

おすすめはデパートの販売員から出世していく女性が主人公の『REAL CLOTHES』。ドラマにもなったようで、オンデマンドでいく話か見てみたけどイマイチだった。黒木瞳は好きな女優さんだけど神保部長をやるのはちょっと違うと思う。主人公役の若い女性もよくわからない。ストーリーは原作とまるで違っていて田渕の影が薄い。この物語の言いたいことは、成功しているように見える人でも内面はバタバタなことだと思うし、その点において良く描けていると思う。最後のプロポーズシーンは最高に素敵だ。うーん、今でも憧れちゃうよなぁ、こういうプロポーズ(笑)。

一方で「不満とは何もしない人の意見」とか「仕事をする上で大切なのは誰と出会うか、そしてその人の期待にどう答えていくか」等々、響く言葉がたくさん出てきてなんども読んでしまう。

槇村さとるは証券会社につとめるOLさんがカフェのオーナーになるまでの自立を描いた『恋のたまご』もおすすめ。
 
そして、ここのところの吉本案件で思い出したのがこれ。『BELIEVE』という若い女優さんのマネージャーをしている山口さんの物語。芸能界のドロドロ、政治家やスポンサーとのからみ、スキャンダルのあしらい方など日本の芸能界を必死で泳ぐ彼女の奮闘ぶりが良い。彼女も外からはかっこよく見えるが内側はバタバタで悩みも多い。でもそこが素敵。最後のマネージャーからプロデューサーへと転身していく姿が眩しい。「自分の夢をどうするか、ってことだよ」by ジャッキー うーん、いいよなぁ! 

私が住む伝統音楽の世界のアーティストさんたちはみんなセルフマネジメントできている人が多い。だからスタッフはそれより自分の頭で何をやるか考え、何を世の中に伝えたいか考え、それをアーティストと一緒に実現していくのがベストな生き方だと思う。私がそんな風に思い始めたのはこの漫画を読むだいぶ前だけど、それと同じことをこの漫画も伝えていて驚いた。読者は本に出会うのではなく本の中に自分を発見するのだ。興味ある人は読んでみて。すごくいいから。






そうなのよね…今、必要なのは今は存在していない新しい仕事や案件を生み出す人。だから職業訓練とか人材育成とか政府や偉い人たちがやろうとしていることは、まったくピントはずれだと思う。
















こちらも好きな漫画家さん。入江喜和さん。結論が出ないで連載が終わってしまった離婚ドタバタ劇・必死に自立へともがくシングルマザーの奮闘を描く『のんちゃんのり弁』。そしてすごい頑固で癇癪持ちの旦那を愛する自然体のやすこさんを描く『おかめ日和』、さえない中年女がロックミュージシャンのファンになってどんどん変わっていく『たそがれたかこ』。『たそがれたかこ』はここで無料試し読みもできるよ。

彼女が描く女性はみんな「普通」だ。でも料理とか丁寧で自分なりではあるけれど必死になりつつも肩の力を抜きながら、自分のことを受け入れながら生きていく。特に『おかめ日和』の主人公の生き方なんて、私なら絶対にたえられない。自分と真逆の性格だと思うけど、でも本当に素敵だと思う。読んでいて幸せになれる素敵な物語。こちらもおすすめです。



あぁ、漫画の全巻買いの幸せよ〜〜 山岸先生や池田理代子先生も電子書籍にならないかなぁ。『日出処の天子』なんて何度も買って断捨離のたびに古本屋に持っていったことか…。『オルフェウスの窓』の舞台がロシアになってからの流れが圧巻。



みなさんのオススメの漫画があれば、ぜひ教えてください! 世代によってだいぶ違うだろうなぁ。

2019年7月28日日曜日

テルモス アイスクリーム・メーカーを導入しました



ホットクックに引き続き、またもや勝間流ライフハック(笑)。こんなのを購入しました。2,000円しない簡単なアイスクリーム・メーカーなんですが、これは大ヒット。魔法瓶のテルモスから。ちなみにテルモスってドイツ語読み(もともとドイツの会社です)、サーモスってのは英語圏での読み方で英語読みですね。綴りはTHERMOS。私はテルモスの大ファンで、携帯魔法瓶はサイズ違いで3、4本持っています。ほんと便利ですよね。このアイス・メーカーは、もともと5,000円くらいしたみたいだけど、発売から時間がたってだいぶ値が落ちたようですね。今ならお買い時。

材料は牛乳、卵(黄身のみ)、生クリーム、砂糖。材料をまぜて、キンキンに冷やしたこの容器に入れるだけで、美味しい手作りアイスクリームができます。バニラエッセンスも入れるとますます本格的。お店で売っているのより美味いし、何より手作りすれば中に何がはいっているか明確にわかるので、いいですね。砂糖の分量も好みに調節できるし…

それにしても不思議。24時間以上冷凍庫に入れて冷やした容器に材料を投入したとたん、容器に接触した周辺部分からどんどん固まっていく感じなので、それをこそぎ落とすイメージでかき混ぜていきます。この作業が10分間。そのあと蓋をして放置して10分。固めが好きな方はさらに5分放置で、アイスクリームの出来上がり。

ちなみにアイスクリーム・メーカーには電動のものがあって、それらを使うと、このこそぎ落とす作業などは機械がやってくれるようです。私はそこまで必要なかったし、なにせ信頼できるテルモスだから、こちらを購入しました。



200mlしかできないので、あくまで1人〜2人分かな。私はだいたい一気に全部一人で食べちゃうけど。家族で食べる人は大きいものを買った方がいいかも。

それにしてもバニラ・アイスクリーム、超濃厚。上の材料だけでできちゃうのがすごい。
豆乳メイプルアイスというのもあって、豆乳にメイプルシロップをいれて同じく容器にいれる、という簡単レシピ。絶品。何度も書きますが、糖分を自分で調整できるのがいい。他にもオレンジ・シャーベットなども簡単に出来るようですよ。濃厚人参ジュースでシャーベットはいまいちだったけど、フローズンヨーグルトとかは良いです。砂糖入れないでフレッシュフルーツをいれれば十分。甘いもの好きの糖尿病予備軍対策にいい! 

このあと、いろいろ実験して、また報告していきますが、取り急ぎご報告(笑)。それにしても料理便利グッズ…追求していくとキリがないなぁ。

2度目の豆乳メイプルシロップ・アイス、製作中。






2019年7月27日土曜日

変われない私たち

「日本人は遺伝子レベルで変化を嫌う」というのは先日読んだ本からの言葉だけど、選挙で自民党が常に勝つのも、吉本興業の問題もすべてはそこにあるんじゃないかな、という風に思えてきた。すべて原因はそこにある、と。

この先おそらく具体的に大きく困ったことがないかぎり、変化よりも人は今までと同じ社会を望むだろう。「これ以上悪くなければ、それでいい」と。自分たちの努力でより良い社会に変えようなんてとんでもない事だと多くの人たちは考えている。変えようとして、今より悪くなったらどうする? だから日本において選挙では自民党が圧倒的に強いのだ。自分のSNSのタイムラインを見れば、みんながみんな「れいわ」か「立憲民主」に投票しているように見えるし、ほとんどの友人が選挙に行っているのであるが、蓋をあけてみれば世の中は保守が過半数。うーん、私が見ている世界なんて、ほんの一部。この週末だってフジロックに行かない人の方が世の中多いわけだ。もしかしたらホットクック(売上昨年で10万台)を使って料理に勤しんでいる人の方が多いかもしれない。そういうことを見失ってはいけない。

吉本問題も変わることができない芸能事務所の体質を浮き彫りにした。かつて暴力団と芸能(例:山口組と美空ひばり)は密接につながっていた。その時代遅れの体質を、今や教育事業にまで手を出すようになった大きな会社が引きずっているのが良くなかった。とにかくそこがすべての原因だ。いや、私なんぞが何を知っているのかと思うのだけど…
特に吉本の場合、国の仕事を受けているからまずい。これでは一般の人たちも黙っているわけにはいかない。

変わることは難しい。変わるとなればその変化には誰かの責任が伴う。責任を取れない監督は身体がまだできていない高校生のピッチャーに無理をさせて肩を壊してしまう。あの監督の判断は立派だ。大切な才能は大切に育てないと… いろんな人からの非難を引き受ける覚悟で監督は判断したのだろう。

それにしても吉本問題。家にいてネットばかり見てると、そっちに興味が引っ張られる。本当にみんな何を恐れているというのだろう。現在は、あんなに芸能界で力があったように思われたあの人も、あの人も、全体の顔色を伺ってびびっている状態だ。一方ではっきりした考えを持っている友近さん(彼女は昔から批判的だったよね。今の所属状態も学校出てそのまま何も交渉も話し合いもなく所属になってしまったそうで…)、心優しい近藤春菜さん(元フィンランド大統領)には心を打たれる。女芸人さんたちはみんな頭が良く素敵でまともだと思った。テレビでしょっちゅう顔をみかけあんなに有名人だったとしても誰も自分を信じられず、ファンを信じられず、芸人さんたちはみんな不安に思っているんだなというのが本当に不思議だ。お笑いを売っているのだから、暗い部分を見せるな、という先輩芸人も多いようだけど… いや、今はそういう時代じゃないでしょ。みんなが自由に発言し行動していい時代なんだと思うけれど…ファンや見ている人たちはそんなこととっくに理解していると思うけど。

一方で6,000人いるという所属芸人さんたちの中には吉本の名前を語ることで、自分がたとえ片隅でも業界の中に存在しているということを感じていたかったという人も多い事だろう。私程度の社会人だって、よく知らない人から「野崎さんはよく知っている」と第3者に勝手に言われたことを人づたえに聞き困惑することがある。誰かがわたしと知り合いなことを使って何かをやろうとしている。でも実際のところ人は誰も一人では立っていられない。人脈や組織や会社の名前を語ることで、なんとか倒れないでそこにいるだけだ。それは人気芸人さんでも、そして驚くことに社長ですらも一緒だ。みんながみんな「吉本」という幽霊を怖がっている。「吉本」っていったいなんなんだろう。

吉本を吉本たらしめているものは所属している素晴らしい芸人さんたちの才能だというのは間違いないのだけど、芸人さんたちはなぜかうだうだの会見をした社長を怖がる。一方の社長は自分の生命線である芸人さんたちが離れていってしまわないよう恐喝じみた、プレシャーじみた、DVじみた時代錯誤の行動をとる。今になって普段は行きもしないラジオに立ち会いに役員が顔を出し芸人さんに無言のプレッシャーをかけたという話も伝わってきている。誰もが会社の名前にぶらさがっている。聞けばその会社においては営業部は営業をしないのだという。ただ机にすわって仕事のオファーを受けているだけだ、と。そんな仕事をしていて何が楽しいのか。そんな仕事をしているから自分の存在価値を実感することができず不安になるのだ、と。

数日前から大量露出している元吉本のマネだという女性実業家は「マネが良ければ本人がイマイチでも売れる」とテレビで言い切っていた。ありえない奢った発言だ。視聴者やファンをなめてもらっちゃこまる。見ている人たちはそれを見抜けないとでもいうのか。それともスポンサーさえ騙しきればそれでいいのか。

それにしてもこのブログにも何度か書いているように、今やエンタテイメントはお客さんからお金を取ることが非常に難しい時代になった。だから事務所やマネジメント、スタッフは発信したい側(アーティスト、ミュージシャン、芸人側)からビジネスをもらうことによって仕事をなりたたせるしかない。そしてお金を出すやつが、悲しいかな未来を決める。未来を決めるのはお客さんではない。というか、お金を出さなければお客さんですらない。見ている側はそうなるとアーティストを選べない。でもマネジメントはうまく立ち回ることによって、この仕事をいくらでも続けていける。そんなんでいいのか、そんなんで…

それにしても難しい。


高校時代の友人からメールをもらう。彼女から高校時代の野崎は自分で毎日お弁当を作り(ウチは私の世代にしては珍しく共働きだったからなぁ)、なんでも一人で決断するすごいやつだったと思っていたのだ、と言われる。自分が記憶している高校時代の自分はほんとやる気なしのダメダメ人間で、授業の教科書を忘れては、隣のクラスの彼女に借りに行っていき迷惑をたくさんかけた。そういうダメダメ人間だったので、彼女のそんなコメントを読んで、えーーーっ?!と思う。人の印象はあてにならない。

それにしても高校時代はおろか子供のころのこと、大学時代のこと、実は私はほとんど思い出せない。イシグロが言ってたけど想い出って、ちゃんとペッティングしないと(思い出して何度も愛でないと)どんどん忘れてしまうらしい。私は目の前のことで忙しいから過去を振り返ってる時間なんぞなかった… 今までは。昔の友だちにあっても、結局価値観を共有していたころの昔話をするしかなく、下手すりゃ今や相手が保守に投票しているかもしれないことをなんとなく感じながらニコニコしているしかないのだ。私にとっては今いる場所が一番好きな場所だし、今の仲間とは価値観がしっかり共有できていて幸せだと思う。でも普通の人は、きっと生活の中で「昔はあぁだった」「こうだった」と思い出す時間があるんだろうなぁ… それを人間らしい暮らしというのだろうか。それを思うにほんと私はダメダメだよな。入院中に看護師さんに塗ってもらったニベアを思い出す。あれは気持ちよかった。


昨日とあるお世話になった業界の大先輩のセミナーに私と同じような仕事がしたい、という女性があらわれたので、是非話を聞いてやってくれないかと、その大先輩言われる。その先輩は大会社の社長職の時も、私の売り込みに対応してくれたりして大変お世話になった。だから体調がよければそういう人たちに会うこともやぶさかでないのだけど… 今や「野崎塾」もやってないしなぁ。

 でも人に相談したって意味ないと思うよ。あなたのスタイルを発見しないと。最短距離を行こうとしてはいけないよ、とその女性からのメールに返事を書く。とにかく今すぐ行動あるのみ。本当にやりたいんだったら、やるべきことは私に相談ではなく、まずは日本人のミュージシャン使って公演つくってみれば、と。常識のないひどい人になるとこっちが時間を使ってそういう長い返事を書いているのに、返事はなくそれっきりということもあるのだが、その人はちゃんと「時間を使ってくださってありがとございます」と返事をくれた。まぁ、がんばってよ。いろいろ考えるより、とっとと動き出した方がいいよ。でもほんと「やらない人」の言い訳ってすごいからなぁ。やらない人は一生やらない。その割に人のやることにあれこれ言う。そしてタイミングを失う。今の世の中、タイミングがすべてだってのに… 。本当によく考えて。これから物事がよくなっていく保障は1つもない。一方で悪くなる理由だったら山積みだ。そんな中、どうやって人生生きていくのか。時間とタイミングがすべてなのは誰にでも明白だと思う。自分も変わるし、相手も変わる。可能性がある時期なんて本当に少ない。うかうかしてれば状況は変わる。私が病気になったみたいに。本当に今までやりたいことをやってきてよかったと思う。そうでなければ、どんなに後悔したことか…


さーて、そろそろ体調が悪いことを言い訳にずっと家でゴロゴロ、You TubeやらPrimeやら映像ウオッチしてないで…(笑)と思うのだけど今日も低気圧で頭が痛い。それにしても吉本の件は興味深すぎる。時代は変わっていくんだね。自分も変わらないと、と思う。

そして自分の仕事を休んでサボっていると、こうやって人のやっていることが気になり始めるもんだわ。要するに暇なんだわ、今のわたし。まったくなさけない。

写真は数日前にホットクックが作ったビーフ・トマト・シチュー。何度か作っているメニューだけど、やっと快心の出来。水なしで作ったのに、このスープ感。すごすぎる。野菜って水でできてんだね…


さて今日もがんばって生きていこう。




ディエンチャン 顔反射療法 効いてます!

もう結構前なのだが、体重が落ちて脂肪はもちろん筋肉も落ちてしまい、肩こりが本当にひどくなってしまった時期があった。今もそういうヘロヘロの身体なんだけど、一番ひどい時は、とにかく肩がいたくて頭痛もしてくる。辛い。あぁ、かつて行っていたオイル・マッサージが恋しい。オイルが必要というわけで、ケルト市でもおなじみ「十音(トーン)」の山崎絢子先生に連絡するものの、先生の技は足裏リフレが基本。なので絢子先生から紹介いただいた「タムラノノ」先生がウチに来てくれることになった。

最初はオイルで肩・背中をやってもらっていたのだが、先生がやってらっしゃるベトナムの民間療法「ディエンチャン」で劇的に症状が改善したので、そのレポートです。

ノノ先生によれば、人間の頭というものはとても重いものらしい。今のわたしはその重いものを自分の筋肉でささえきれなくなり、肩がこるのではないか、ということ。なるほど…  いや〜、もうノノ先生が最初にうちに来てくれた時、私はヘロヘロのヘロッヘロ。でも大好きなオイルマッサージをしてもらい肩の痛みはだいぶ良くなった。ほっ…

そしてノノ先生が素敵なところはいろんな技や知識があって、それを教えていただけることだ。またセルフでケアできるよう、あらゆる秘策(笑)を教えてもらえること。で、その中の1つとしてディエンチャンをやってもらったのだ。

2度目にノノ先生のセッションを終えた時、昨年9月に手術を受けてからこっち、必ず体のどこかが不調だったのがウソのように消えた。吐き気がするとか頭痛がするとか、口がカラカラに乾くとか… それがすっかりなくなり全く健康だった時の感覚を久しぶりに味わった。1年ぶりだよ、この普通の感覚! もっともそれは2時間くらいしかもたなかったけど…   

とにかくこのベトナムの顔反射療法ディエンチャン。すごい。即効性があるのも、またすごい。やってもらいながらみるみる肩が軽くなるのがわかる。以前「雑司が谷手わざ市」でやってもらった時(3年くらい前か?)は、この療法が珍しかったということだけで正直あまり印象に残らなかった。でも今はやってもらうとテキメンに効く。すごい。即効性がすごい。先生に教えてもらったリンク先でさっそく「棒」をゲットして、セルフでもやってみるが… やっぱり先生にやってもらった後の爽快感は最高だ。

それにしても不思議だ。なんで顔を刺激すると肩こりが取れるんだろう。

面白いことにディエンチャンって道具にプラスチックの「陽」、そしてステンレスの「隠」の2種類あって、それを使いわけてツボを押していく。ちなみにこの「ツボ探し棒」は黒い方が「陽」、細い方が「隠」ということになっている。例えば「隠」などは不思議なことにそれほどするどい針ではないのに(実質1mmくらいは幅があるか?)ツボにハマるとものすごくするどく感じること。なので、顔や頭にこれを当てながらツボを探していく。ツボが見つかったら、そこでゴリゴリ…というわけだ。しかもこの優れもの。そんなに高くない。送料も一緒で2,000円ほど。これで押せば、セルフでやっても相当楽になる。いまや私の命のスティック(笑)、ディエンチャンの「ツボ探し棒」。今はこれがないと生きていけない…



しかし普段、わたしはこういうのは「スピリチュアル」とか言って片付けてしまうことがあるのだけど、今回ばかりは「これ最高!」と言わずにはおれない。すごいなー、すごいなー。まさに探検家さんたちが言うように身体は自然の一部。自分じゃコントロールできないけど、でもあれこれ対策を施すことはできる。本当に不思議。なんで顔をツボを刺激することで肩が軽くなるのだろう。

それから、この週末「雑司が谷手わざ市」でこのディエンチャンを体験できます。担当の先生はノノ先生じゃないけど、興味ある方は是非。あう・あわないもあるだろうし、わたしみたいにやる時期の体調によって、まるで効果が違うとかあるんだろうけど、まさに魔法のセラピー!!!

ノノ先生は今年はあれこれ他のことで忙しく、今はあまり積極的に出張マッサージをしていないようだけど、興味ある方は是非Twitterなどで連絡をとってみてください。



こんな本もあるらしい。でもちょっと高いなぁ…


2019年7月25日木曜日

ご掲載いただきました〜 

ラティーナ

FLUTE

ここ数日ほとんど家におりまして仕事部屋の整理に追われています。入院中に送ってもらった掲載誌の数々。遅くなっちゃったけどBetter than neverということで、今ごろご紹介。

ラティーナの「平成のワールドミュージック特集」おおしまゆたかさんのセレクトにノルディック・トゥリーが。ありがとうございます!

そしてFLUTEというフルート専門誌。フルート奏者の方が選ぶアイリッシュ/ケルト音楽のCDたち。ケルティック・ウーマンや日本のバンドに混じって、ウチの2枚もご紹介いただきました。ありがとうございます。若いリスナーさんは、垣根がなくて良い。

こういった応援してくださっている人たちのおかげでTHE MUSIC PLANTはなりたっております。CDの通販はショップページにて。

2019年7月23日火曜日

秋刀魚(サンマ)や最近のあれこれ



自分にとってはうなぎよりも重要なお魚、サンマ、秋刀魚…  なかなか聞き応えのある動画です。いろいろ誤解していた。

しかしこういうのを発表する時こそ「メディアが伝えない」とか「くそマスコミ」とか言う枕言葉を使わない方が信頼は得られるようにも思います。難しいですよね。信頼できる人がシェアしてた偉い先生のツイートなので、この先生の言うことの内容は問題ないと思うのですが、そういう言葉がついたとたん、なんか胡散くさく感じさせてしまうのも事実。人に伝えるのってホントに難しい。

それにしても秋刀魚。大好き。


今回の選挙もそうだったけど、本当に難しい世の中だ。それにしても2/3いかなくて良かった。れいわも政党としていよいよスタートですね。ひとまずはホッとしたところです。

投票率の低さがひどかったけど、昨晩さとなおさんがこういう発信をしてらして、感動した。さとなおさんの意見はいつも現実的で出来ることからしかスタートしてない。単純なことだけどたくさんの努力を必要とする。だからこそ信頼できる。





昨日・今日とちまたでは芸能界のあれこれが取りざたされているけど、昨日の芸能事務所の社長の会見はひどかった。芸人さんたちが誠意伝わる良い会見を行ったあとだけに、社長の会見は5時間もダラダラと内容のない内容で、長くやることイコール誠意とは違う、と思った。内容もあきらかにパワハラもんで、納得のいくものではなかった。

そんな風に芸能界の汚い部分もたくさん見えたけど、他のテレビに出ている芸能人や芸人さんたひの大物の方々がしごく真っ当な発言をしてらして、また会見で芸人さんたちが仲間からかけてもらった声を紹介したりしているのを聞き、それらは虚飾かもしれないけど、私がオメデタイからかもしれないけど、仲間をかばう美しさや相方愛を見たようで、ちょっと感動してウルウルしてしまった。仲間って素晴らしい。特にサンマや北野武さんのコメント。そしてアッコにおまかせは実際に番組をみたので、アッコさんの発言にいたく心を動かされた。

いやいや、私がお笑い界の何を知っていると言うのだろう。でも自分の感想は大事にしたい。それにしても吉本の社長さん、DVする人間の典型的パターン。大人になっても声をあげて怒ったりする、泣いてわびるなどなど。普段、芸人の人たちはこういう狭い世界でみんな生きているのか… うーん。




それにしても昨日からの頭痛が今日もひどくてゴロゴロ… 昨日は久々のN本外科医の外来アポだった。N本先生に甘いものは控えるようについに宣告されてしまった。でも果物はカリウムとらないといけないから食べなさい、とのこと。ふぅ〜 手術終わって初めてのMRIの検査結果はいまいちクリアではなく、来週またCTスキャンだ。たくさんの種類の薬を飲んでゴロゴロ療養してたら「おっさん病」のデパートみたいになっていて、対処療法が続いている。というわけで、まだまだ病気の毎日は続く。

朝顔。すごい勢いで増殖しているのだが、寒くて太陽がないからかわいそう。


毎年元気なタイタンビカス。今年はいつになくデカい!(笑)


 これだけのベランダは維持するにも結構たいへん。掃除とか、掃除とか、水やりとか…

2019年7月20日土曜日

ピーター・バラカンさんのポーランドレポート:SWITCHにて掲載中

なんとカラー6ページの大特集

こんな楽器みたことない。パイプオルガン?(笑)

ピーターさん、お父様の故郷のワルシャワを訪ねたレポート。マズルカ・フェスティバルやヤヌシュの活動を含む、めちゃくちゃ濃い内容のカラー6ページ。ぎっしり。是非ご覧ください。

ヤヌシュ・プルシノフスキ、北とぴあポーランド祭、月刊ピアノにてレポート掲載

表紙も可愛い月刊ピアノ

ポーランドとショパン特集。なんと巻頭です!

高橋多佳子さんインタビュー。すごくいい内容。感動… ありがとうございました。

北とぴあのポーランド祭の詳細なレポート

編集部さん、ライター/カメラ担当の山﨑隆一さん、ホントにありがとうございました。いや〜、皆さんに応援いただいて無事公演が終りました。

ヤヌシュのCDはこちらで販売中。

山崎さんの書いてくれたこちらの記事もおすすめ。

 
   

2019年7月19日金曜日

ヤヌシュ・プルシノフスキ、eLPopさんにてご紹介いただきました〜



いや〜、嬉しい。ありがとうございます。これは読みごたえたっぷり。なお今日発売の雑誌にも結構載ってるんですよね… まだ届いてないけど明日くらいにご紹介できるかと。 

公演は終わっちゃったけど、CDはこちらで通販しております。

ヤヌシュ・プルシノフスキ 北とぴあ公演、朝日新聞夕刊に掲載いただきました



ヤヌシュ・プルシノフスキ、昨日の朝日新聞夕刊に掲載いただきました。松山晋也さん、編集部さん、ありがとうございました〜。

このあと雑誌の掲載もまだ続きますよ。

PS

ホットクック のある暮らし その2 実践編



から続く)というわけで、さっそくホットクックを導入。今やホットクックも最初の発売から4年。型落ちしたものが比較的安く売ってます。私は29,000円とかそういう値段で手にいれました。1.6Lサイズ。抵抗がない人なら中古品も結構出回っています。1.6Lは、2.4Lと比べると小さいですが、それほど大きさの違いはない様子。1人だしね… それに作り立てが一番美味しいので、一度に大量に作るよりも、1人分を作る研究を今後は重ねたいと思っています。人間がやる作業は材料を切るだけなので、非常に簡単です。

それにしても、これらの料理、ちょっとあまりに合理的すぎて「科学の実検」みたい。料理というよりも…愛情や手間とかそういうものは排除して、徹底的に合理性を追究!って感じ。さすが勝間さん流。でもそうなんですよ。今や時代はそういう時代なんだと思います。私もこういうのに向いている方です。

逆に手間や愛情をかけたい人は、ゆっくり自分で料理したらいいんだと思う。それぞれ人には向き/不向きがある。

さてホットクック。少しでも場所を取らない方がいい、ということで、私は小さい方のサイズを購入しましたが、今のところなにも問題はないです。このサイズでも目一杯作ると6人前は一度に出来る感じです。勝間さんが言うように内鍋のMAXの表示はあまり気にしなくても大丈夫だから、とにかくかき混ぜ棒がしっかり動く環境さえあれば…。なので、人を呼んだ時にもホットクック活躍するかも。

あと前のブログにも書いたけど勝間さんご本人はもちろん、ファンの方もブログなどできちんと料理レポートを発信している方も多く、そういった人の書いたレポートを参考にするのも便利。ホント集合知だよねぇ〜、うーむ。

上の写真は今までに4回作って4回とも失敗のない「鶏大根」。家で和食でかつ大根を煮るようになったなんて、すごいぞ、わたし!!(笑) 豚バラや手羽元でも作ってみたけど,絶品は手羽先だと思う。味付けはしょうゆのみ。相当薄味ですが、めっちゃ美味いです。大根がすごい甘い。肉もホロホロ。

次の写真は多くの方が絶賛している「無水カレー」ですが、確かに水分を何もいれずにこんな風になるのはすごいと思うけど(味付けはカレー粉と塩だけ)、私は今のところ満足いくものが出来ていません。2回くらい作ったんだけど…うーん。やっぱりカレーは以前からの得意料理だったので、自分の中のハードルが高いのかもしれません。でも諦めず,何度か研究したいと思います。なお、勝間さんや何人かの方がおっしゃっているようにカレー粉は匂いがつくから、後から追加で投入の方がいいです。


続くはホワイトシチュー。こちらはかなり満足が行く出来。なんとこちらも使っているのは小麦粉と塩だけ。もっともこちらには牛乳をいれたり水をいれたりします。それにしてもルーなしで、ここまで出来るのがすごい。今のところ手羽元で作ってますが、胸肉とかでもいいかも。


具だくさん味噌汁も失敗が少ない。ポイントはキノコ類を入れること。かぼちゃやさつまいもは主張があるので、入れるとしても少しだけがいい。味付けは味噌のみ。出汁は取りません。水は具材の半分の重量。それでこんな風になるのがほんとにすごい。比較的早くできるのもいい。エリンギとかナメコを入れるととろみが出ます。


そして今のところ成功率が非常に高いのはこのトマトのリゾット。3、4回作っているけど、毎回失敗もなく,お米がちゃんとアルデンテ気味で出てくるのがすごい。人間が作るより俄然美味いです。しかも早い。あっという間に出来ちゃいます。加熱時間も含めて20分くらいかしら。実際煮込んでいる時間は7分。またもや味付けは塩のみ。ホットクックについてたレシピだとコンソメ入れたりするのだけど、勝間レシピは塩だけ。それでも充分美味しいのがすごい。使うトマトはフレッシュの方がいいのかもいいけど、味は缶詰(ラ・プレッツイオーザのホール)の方が私は好きかな。ホール缶詰80%、フレッシュのトマトも少しいれるといいかも。この辺の加減は研究中。水なんてちょびっとなんですよ。ちょびっと。それでもパスタが出来てるのがホントにすごい。


下の写真はコーンスープ。イマイチ。それなりに美味しかったけど。あ、そうそうホットクックはとうもろこし茹でるのにも最高です。茹で籠(付属品)を使い、水を100mlいれて、皮がついたままほおりこんで10分。ホックホク〜


これはまた別の日のリゾット。美味い。ピカピカ。なおリゾットは保存すると味がすごく落ちるので、毎回食べ切りサイズがいい。1人前(というか、1.5くらいあるかな…)サイズを現在研究中。基本的に機械についてきたレシピに掲載の分量の半分にすればオッケー。パルメザンをかけるか、安直にスライスチーズをちぎって出来立ての中に投入しちゃうのも最高。出来立ての熱々がとにかく美味いです。


下はトマトシチュー。こちらも塩のみの味付け。本当に信じられない。手羽もとより普通の胸肉の方が良かったかな… 今のところ80点くらい。機械についてきたレシピ本には牛肉でつくれ、ともある。今度マトンあたりで試してみるか…。

鶏大根ふたたび。


いわしの骨までトロトロ煮。こちらは勝間風ではなく機械についてたレシピ本から引っぱりだして作ってみました。分量は掲載されてた分量の1/2。使ったのはしょうゆ、みりん、お酒、しょうがなど。時間はトータルで3時間くらいかかるが、ホットクックなければ絶対やらない料理。味はなかなか。というか、これを自分が作ったなんて信じられない!(いや、ホントはホットクックが作ったんだけど)


次は実は「ホントに出来るの?これ?」と最後まで疑っていた、結構多くの人が作ってるナポリタン風パスタ。


確かにホントのナポリタンに比べたら、あの焼いてちょっと焦げ気味みたいな美味しさ(勝間さんによると焦げは身体によくないらしい)はないのだけど、ホントにこれだけの事で出来上がっちゃう。パスタがとにかくちょうど良い固さなのがすごいと思った。私が茹でるよりも、よっぽど上手。ホットクックすごい。こちらも3回作って、特に3回目は水を入れ忘れて途中で投入とかバカやったけど、それでも成功。すごいと思う。1回目はケチャップの代わりにトマトの缶詰にしたらスープパスタみたいになった。それでも非常に美味かった。2回目はケチャップを使ったらますますナポリタン風に。もう少しトマト缶をいれた方がいいかもしれない。この辺も研究中。なお付属のレシピ本の半分で一人分、作れます。作り立てがとにかく最高に美味しい。

他にも圧巻の感動だったのは、一番最初に試した「玉ねぎスープ」。無水で感動の美味しさ。これはすごかったです。「えっ?」って感じ。それから、そしてトウモロコシを茹でてもホットクックは最高です。便利。すごいよなぁ…

レシピはこちらに掲載しています。
勝間さんのブログ
勝間さんのYou Tubeチャンネル

ちなみにホットクックの名前は「ほっとく」というのにもかけているそうです。なるほどねぇ〜 タイマーで自動的に出来上がりを知らせてくれるのだけど、いったんセットしてしまえば、1時間とかあっという間です。

高い買い物をした時こそ頻繁に使え、と以前、勝間さんが言ってた。服とか、特別な日のドレスより日常着にお金をかけろ、と。それで元が取れる、と。私にとってはホットクック3万もする大きな買い物なので、なんとか100回は使って1回300円ということで初期費用をリクープしていきたいと思います。もう30回くらいは使ったかな…

また作ったらレポートしていきます〜

PS
今日はこれを作る予定




2019年7月18日木曜日

ホットクック のある暮らし その1

ホットクックってご存知ですか?



(目の付けどころが)シャープなヘルシオシリーズの自動調理なべ…と言っていいんだろうか、とにかく材料を投げ込んでおけば、あとは放置してオッケーという自動調理器具。作る時間は長くかかるけど、とにかくほおっておけばいいだけだし、側に付いてなくていいし、かき混ぜも自分でやってくれるしというすぐれもの。人間がやらなくちゃいけないのは材料を切ることくらい。というか人間が作るより美味い。何より調理中は空気に触れない密閉式なので食べものが驚くほど美味しくなるのがすごい。さらにホットクックの通常利用から一歩進んで、私は勝間和代さんのレシピ(塩とオリーブオイルしか使わない等)を採用している。いろんな意味で目うろこ。健康そのもの。何が入っているのか適格に分かるのがいい。素材の味が生きている。

実は今、自分の人生の中で第4次くらいの勝間マイブームである。彼女の本を読んでいると頭がすっきりするのだ。物の考え方が似ているのだろうと思う。先日ホリエモンがタクシーの運ちゃんとからんで話題になったが、私はその事件が起こる数週間前に東京のタクシー事情について文句をブログに書いていた。もちろん堀江さんのように暴言をはいたり攻撃的な態度に出たりするのはよくないと思うが、私は私の中に堀江さん的要素(ホリエモン性)を見たような気がして、ちょっと「あら…」と思った。堀江さんのこともそうだが人を褒めたり、「勝間本が好きで読んでいる」と言うと、すぐに「でも彼女はこうで、こうで…」と言い出す人がいるが、その人の一部が好きだからといって全部好きだとは限らない。それは夫婦だって友達だって一緒だ。私が考える頭のいい生き方というのは、そういう事を踏まえた上で、自分の生き方にその人の尊敬できる部分や、自分がいいなと思われる部分を自分の生き方に取り入れていくことだと思うのだ。勝間さんの生き方には学ぶところが本当に多い。

…と前置き(言い訳?)が長くなったけど、そんなわけで勝間さんはいろんな意味で私のバイブルである。 私もちょっとADHD気味なところがある。合理的な考え方が大好きだし、感覚的なものよりも具体的な活字好きだし、かなり冷酷な部分もある(でも自分の中では、冷酷な部分=合理性なのである。言い訳になっちゃうけど。ちなみにそういう性格は事業の経営に向いている)

そんな勝間さんがホットクックのヘヴィーユーザーなのであった。
 
そもそもこの夏は冷房のきいた部屋で編み物をしてすごそうと思っていただのが、コントロールがきかないのは自分の好奇心。勝間さんの影響で、今、私の興味は料理に向っている、というわけだ。

何故に?というと、こういう経緯があった。まずはこれを買った。なんとなく頭を整理したくて…

『勝間式超コントロール思考』
まぁ、勝間節バリバリである。うーん、頭が整理されて気持ちがよい。



そして続いて読んだのが 『勝間式汚部屋脱出プログラム』 これで私も散らかりっぱなしの部屋を綺麗に整理しようと思いたった。(ちなみに体調を考え一度に整理はできないので、少しずつ整理している。おかげで現在、部屋の中はずっと引っ越し段ボール状態)



そして続いてはこれ。『勝間式料理ハック』



それからこちらも『勝間式超ロジカル家事』



でもよく考えたら,勝間さんだいぶ前から食事についてはいろいろ研究してきてたよね。
 『やせる!』



これらの本を読んでいると分かるのだわ、食べものって健康の元だって。ホットクック、しかも勝間レシピで作れば、材料は見えるもの(野菜、肉、キノコ類)そして塩のみであったりする。余計なルーとかソースとかいっさいない。それが潔い。ホットクックだと、それが可能だ。なにせ空気にふれさせないで料理できるから。低温でじっくり煮込むから。

また逆に食器などにはこだわりがないらしく、勝間さんの動画や写真に出て来る食器は簡素な物が多い。ウチも煮たようなもんで、イッタラやアラビアがたくさんあるが、それらは自分で買ったものではなくだいたいは人からもらったものだ。ほぼ唯一と言っていいくらいイスタンブールで自分で買った可愛いお皿やアイルランドのニコラス・モスは、だいたい割ってしまいお釈迦になっている。

それにしてもリアルタイムで誰かを追いかけるのは本当に面白い。これが「ファン活動」ってやつか? 勝間さんもすでにそれぞれの本を出された当初から、だいぶ変化してきているようだ。一番いいのは彼女の本を読み、かつブログで彼女のアップデートを追いかけること。そこにはホットクックとヘルシオオーブンが熱心に紹介されているし(どれも美味しそう!)彼女がいろいろ研究し、試行錯誤し変化しているのが分かる。自分もそれを読みながら一緒に勉強して行く感じ。

とにかく他には私の場合、Twitterとかがそうだったが、なんでも勝間さんと同時に一緒に学んでしまうのが便利である。今、彼女はYou Tubeに進出しているが、文字をいれたりサムネイル作ったり、アクセスの解析したり、そういうのを「今まで私は知らなかった! でも学びました」みたいな事を惜しみなく公開している。普通はすべて上手くいくようになってから公表という形をとるのだろうが、そういうつまらない見栄みたいなところは彼女にはいっさいない。それよりも「分からないんですよ」「研究してるんですよ」と言いながら、どんどん上手くなっていく過程を公表しちゃうのがすごい。自分に相当自信がないと出来ないことだ。

いわゆる日々の更新など継続する作業については、エキスパートに教えてもらいつつ「自分で」しっかり実行できるようになる。これ、ウチのホームページと一緒だ。人に作ってもらえば更新するのも人に頼まないといけなくなってしまうから、そういう事は自分でやる。それに対する他人への指示や他人の作業待ち時間がもったいない。それよりも自分でサクサクできるようにならないとダメなのだ。

一方で食洗機を買う、ホットクックを買うみたいな研究は、人生でほぼ一度きりなので人に頼ってしまうのがいい。そんな風に何事も合理的に考えないと、時間がいくらあっても足りないし,自分の好きなことをやる時間がどんどん侵食されてしまう。

また最高なのが、勝間ファンというのは、みんな自分の実験結果をブログにまとめたり発信したりする人が多い事だ。素人が書いたブログでさえも非常に参考になる。というか、皆さん、すごく上手にまとめている。集合知というか、なんというか、それが勝間式というユルいつながりの中に生きている。このゆるやかなつながりがホントに素晴らしいと思う。

というわけで、やるなら、今でしょ(笑)。というか、実際はもう遅い。今ごろホットクック買ってるのは私くらいだ。そして勝間さんの興味がここにあるうちにロジカル家事を教えてもらっちゃいましょう。 というか、一緒に学んでいっちゃいましょう。

ところで彼女の著作で私が一番好きなのは、しょっちゅう紹介してますがこれです。ホントに名著。いろいろ混乱した時に読むと頭の中がまとまる。



ホットクックお薦めです。このあと実際に作ったところを軽くまとめます。


2019年7月17日水曜日

今さらですが『空気人形』を観ました。是枝監督の映画、Amazon Primeで無料


昨日、是枝裕和監督の『空気人形』をやっとみた。是枝作品の中で毛色が違うと言われているこの作品だが、めっちゃいいやーん!! そしてめっちゃ是枝監督らしいじゃん!と感動である。いや〜、それにしても主演の彼女がめっちゃいいね。是枝ワールド全開。ホントに素晴らしいわ…

Amazon Prime関連の情報が多いな、と思ったら、今、キャンペーン中なのね。知らずに私も便乗してたよ。でも是枝作品も、今週はPrimeで無料で観ることができる。ぜひこの機会にどうぞ。



ちなみに音楽は是枝作品の中で一番いいと思った。World's End Girlfriendが担当しているが、彼らが普段やっている音楽とはだいぶ違う。とにかくこの映画にピッタリだ。それは観ているときからホントに思ったよ。もちろんくるりの主題歌が最高な『奇跡』も忘れてはならないのだけど。

『空気人形』の圧巻はなんといっても主演の彼女である。韓国人なんだね!! 知らなかった。ペ・ドゥナさんという。とにかく可愛いし、身体も綺麗でスタイルいいし、圧巻は演技。ホントに空気人形みたいなんだもの。最高だわ… 彼女がすごすぎて他の俳優陣がかすんでしまうほど。韓国人ってもしかしたら芸能人/アイドルとして一番恵まれている人たちかも。っていうか、きっと努力家なんだろうなぁ。歌を歌っても上手いし、ダンスをしてもキレッキレだし、日本人より完成度が高いように思える。さすが文化予算、日本の7倍(だっけか?)みんなスタイルもいいし、とにかく芸のクオリティが高い!

『空気人形』は、ストーリーもいい。詳しくはググればでてくるから興味ある人はググってみて。ダッチワイフ(って今でも言うのか?)の人形が感情を持ち、持ち主不在の時間帯に歩き回る。いろんな人間模様があり、それが是枝監督らしくて、とてもいいのだ。いや〜、完成度高いでしょ、これ。

ちなみに是枝監督と言えば…

私が一番好きなのは、それでもやっぱり不動の『誰も知らない』かなぁ。長男の評価が世間では高いけど、私が大好きなのは「フリーダム!」な感じの次男。演技してないでしょ、この子! ホントにすごい。そして母親役のゆうさんである。これぞ是枝組だからこそ可能になった映画の奇跡。



それから、もちろん『万引き家族』 役者のアンサンブルがホントに素晴らしい(といったのはケイト・ブランシェットだっけ? まったく同感だ)。特に安藤サクラが圧巻。ホントに素晴らしい。(ちなみに安藤サクラは『100円の恋』も、今、無料で見られる)



そしてもしかするとベスト3はこの『空気人形』かもしれない。4姉妹の女優さんたちがホントに最高な『海街diary』 とかも大好きだったんだけど。漫画の原作を読んだことはないが、本当に素晴らしい。ずっとこの姉妹を見ていたい、そう思わせる映画だ。3時間くらいあってもいいと思う。




これからは『空気人形』も是枝監督の大好きな3作品の1つとして並べておきたい。Primeへのリンクはこちら。




勝間和代、久保明彦、和田裕美『人生100年時代の稼ぎ方』を読みました


Kindleで購入。またのちほど詳しく書きたいと思うのだが、友人たちにあきられそうだけど、今、自分の中で第4次くらいの勝間和代マイ・ブームが来ていて(笑)、久しぶりにこういう本を買った。ちょっと前に読んだ『LIFE SHIFT』に近いものがある。要は寿命が延びた分、人間はそれらの人生がなるべく楽しいものになるように努力して時間を埋めていかないといけない。それは結構大変な作業だ、という不安に答える内容。与えられた時間をたのしく、そしてもちろん金銭的な安心も重要だ。

もともと人は…私の感覚だと不謹慎だが60歳くらいで死ぬことが、生物的にもちょうどいいのだと思う。子供を産んで、それが大きくなって独立し、さらに孫の顔みて、ハイ、自分の役割は終わり…みたいな。でも医療やら何やらが想定外に進歩してしまい、ちょうどいい年齢で死ねなくなってしまった。その分、私もそうなんだけど長生きはしなくてもいいが生きてる間はなるべく楽しく快適にすごしたい人間にとって、今やこの「生きること」は大変な事業となってしまった。周りを見回せば、世の中には「これからどんどん悪くなっていく」という不安をあおる要素しかない。まさに角幡唯介さんが『アグルーカの行方』で言っていた「生きるということは不快に耐えてやり過ごす時間の連なりに他ならない」だ。

それにしても統計などを観ればびっくりするほど多くの人が「仕事はしたくない、早く年金もらって引退したい」などと言っているらしくビックリだ。つまり世の中には、やりたくない仕事をしている人があまりに多いということを改めて感じる。みんなそんなに毎日我慢しているのか。でもお金をもらって生活の不安がなくなったところで人生は楽しくはならない。それより死ぬ直前まで社会と関わり、動ける間はなるべく社会に貢献できる方がよっぽどいい。これも後で書こうと思っているテーマなのだけど、人間は人の役にたつことで最大の喜びを得るのだ(と私は考える)。

まぁ、仕事の内容はともかく生活にもっと自由度が欲しいとか(朝、好きな時間に出勤とか)そういう事なんじゃないのかなとも考える。でもそういう事こそ、定年まで我慢する必要ないし、明日から変える努力すればいいのに… と、まぁ、それについては多くはここに書かないけど、また時間を取ってここにまとめてみたいと思う。

話がそれた…

それにしても例の年金不足、2,000万円問題とのタイミングがあいすぎる(笑)タイムリーな本だ。勝間和代さん、和田裕美さんの本はいくつか読んだことがあるが、久保さんについては今回初めて知った。この3人の著者がそれぞれの立ち場からリレーコラムみたいにして説明している。対談本ではない。でも文章のトーンから何から統一されていて、とても読みやすく、すごく分かりやすい。編集者がいいんだろうな、きっと…

勝間さんはいつものとおりキレッキレだけど今回特に良かったのが和田さん。特に刺さった部分をメモしておく。将来の自分のために(笑)

和田さん「自由とはお金から解放された状態」「お金は<誰かの役にたった>自分に対する対価である」

たしかに。和田さんの言うことはもっともで、ホントにフリーランスで成功している人はみんな自分を決して安売りしていない。安くやっていて成功している人をみたことない。ただでさえ世の中デフレ傾向。そんな中、ちゃんとしたギャラを得るのは大変だけど、自分で恥ずかしいと思わず、きちんとギャラの交渉が出来る。それでこそプロだ。特に時給1,000円とか、まったく意味をなさない。そういう時給?でやるなら、労働が蓄積される将来性のある、今この時間の労働を将来の収入に活かせる事業だ。結果時給で自分の時間を売ることを続けている人は、いつまでたっても楽にならない。(これ他の誰かも言ってたな… 誰だったっけか…。ちなみにこのブログを書くことも将来につながる。書いてもギャラなんかもらえないけど、Google Adから僅かながら蓄積されて、知らない間に小銭がたまっていたりする。やるとしたら、こういう作業の方が重要だ。

勝間さん「日本人は遺伝子レベルで変化を嫌う」それよりも「将来にBETする」が重要。

和田さん「お金の基本ルール ①稼ぐ ②節約する ③資産運用する
お金が出て行くルートは ①消費 ②浪費 ③自己投資」

和田さんの「人からどう見られるか、ということを気にして行動に移せず、引っ込み思案になる人は、実は自意識過剰です。加えて、自尊心が低いと自分の言動に自信が持てなくてネガティブになり、さらに消極的になります。どの職種においても、最も仕事ができないタイプです」という部分はめちゃくちゃ響いた。行動しない人は、極めてそういう傾向が強い。

私は自分の強みは、実は人にどう見られるか全然気にしないところであると常々思っている。そもそも自分が他の人にあまり興味を持てないのも原因かもしれない。自分が興味のない事については、ホントに覚えが悪い。誰の田舎はどうだとか、家族がどうだとか言うこともあまり覚えていない。実際に仲良くする上で本当に重要なことは、そんな情報にはない。そういや、いつだったかロビン・ヒッチコックと話していて、過去のツアーでのいろんなことの記憶があまりに無いロビンに「ホントに覚えてない?」と聞いたらロビンが「そんなことは重要なことではない。オレにとってはお前とタッドとコウイチとアキコの顔さえ覚えていれば、それでいいんだ」と答えた、ということにも由来している。ロビン、嬉しい事、言ってくれるよね! 普段化粧もしないし着るものにこだわりもないし私は、今の自分の状況もそれほど気にはならない。体調が悪いせいか髪はボロボロ、白髪も増えちゃってひどい状態なのだが、体調が戻ったら染めればいいっか!くらいに考えている。これが神経質な女性だったら、もうストレスで大変なことになっていただろう。一方で自分のやりたい事については絶対にゆずらない。そもそも派手に見えてしまいがちな音楽の仕事。外見を気にし始めるとお金がいくらあってもたりないし、そもそも自分が仕事上は頑張っていることを世間にアピールするのに忙しいが、それを人がどう思おうが勝手だと思っている。ブログは頑張って書くが、それを読む義務は誰にもない。興味がある人だけが来てくれて読んでくれればいい。とにかく時間もたりない。だから、このズボラな性格は今の仕事にむちゃくちゃあっていると自分でも思う。ロビンの言うとおり、そもそも絶対に譲れない大事なことなど1つか2つしかないと思っている。

またそこを補足するように勝間さんの言葉。「稼げるかどうかを決めるのは自分の能力は5%で、環境因子が95%」

これもごもっとも。今、稼げてない人は環境が間違っている。環境を変えて行く(会社をやめる、独立する、自分の裁量権を広げようと努力する等)が必要だ、ということ。「今の時代、収入の柱を1本しかもたないのは、かなりリスクが高い」とも。

これホントに共感する。私が、この業界にも兵隊ではなく事業を生み出せるプロデューサーがもっと多くなることが必要だ、と何度かここに書くのも「この変化の時代、人から来る仕事を待っていてはとてもじゃないけど自滅だし,自分で仕事を作り出せるようにならないと、今の時代生き残るにはあまりにリスクが大きい」からだ。今や時代は変わった。ここで変われるのが生物学的に正しい、強い生き方なのだと思う。

とまぁ、ごちゃごちゃ書いたけど、いずれにしても、こういう時代に生まれてしまったわけだから、それでもなるべく楽しい人生を歩むべく変化をおそれず楽しく行きたいもんです、ハイ。あ、そうそう、他にも「会社ブランド」ではなく「個人ブランド」を作れという久保さんの話も響いた。ホントそうだよね。

まさにお三方のおっしゃる通り。それにしても、この問題については一度立ち止まって自分の人生どうしたいのか、誰もがじっくり計画をねってみる必要があると思う。漠然と不安に思っていても、良い事など1つもないし、不安に思っている時間がそもそももったいない。それよりも楽しくワクワクする時間を作って自分を楽しませないと。

そういう私も、ちょうどこの夏はあれやこれやについてリセットの時期になると思う。このままこの仕事を続けるか。続けるとしてどんな風に続けるか。他にやりたい事はないか等々… 自分の人生、自分で責任取らないとね。 年金問題について言えば、私はエキスパートでもよく勉強したわけでも何でもないのだけど、情報の発信の仕方など与党のやり方が下手くそだという事につきるんじゃないかと思う。よく考えたら年金だけで暮らせた世代など今までに存在しない。たまたま上の世代は貯金が好きだったり高度成長うんぬんでラッキーだっただけだ。もちろん選挙に参加して、なるべく自分の希望するほうに世の中の流れを変えていく必要はあるが、それにしたって限度がある。北欧型の社会を作るには日本は人口が多すぎる。そして多くの人が変化を嫌う。本当に変わっていくには、おそらく向こう3世代くらい必要かもしれない。いずれにしても自分の世代にはおそらく間に合わない。そんな「狭間の時間」に生まれた自分はいったい何がしたいのか。

まぁ、いろいろ考える。そういった思考を助けるためには、すごく良くまとまっている本だ。『LIFE SHIFT』より全然短いし、端的で具体的だし、とにかくお薦め。



2019年7月16日火曜日

芸能界の不思議

いわゆる芸能界をいろいろなNEWSが駆け巡る。家にいてテレビやネットをながめていると、そんなニュースばかりだ。

先々週だったかな… 芸能人の闇営業が話題になったのは。間違ってはいけないのは「闇営業」はあくまで事務所と所属アーティスト間の問題であり、要は事務所に断りをいれずにタレント本人が芸能活動をし謝礼を受けとることで、これは2者の関係の間の事だから外部がとやかく言うものではない。それよりもその営業先が裏社会とつながっていた、それが致命的な問題なのだわ。「闇営業」という言葉がややこしいのだけど、この辺の区別がクリアでない人は、小田嶋隆さんのこのコラムが分かりやすいので、是非読んでみてください。

しかし事務所側のコメント、今後の対応、ギャラの有無、事前に裏社会と知っていたかどう等々、はっきりしない点が多く、対応も後手後手になってしまい,この芸能事務所としてのあり方を明確に示していた。係った芸能人の人たちは、こんな昔のことを掘り起こされて(5年前だっけ?)、しかも人とのつながりが重要な世界にあって(まぁ、それが「やくざ」みたい、と言われる所以だけど)このパーティに参加してしまったことを蒸し返され、かつ契約書もないのに謹慎処分とされて不満を感じているに違いない。TVに出たりすることならともかくライブハウスへの出演なども制限されてしまったようだ。こういう仕事を受けてしまったのは普段のギャラが少ないからだいう話題も出ているが、うーん、それはどうなんだろう。よくわからない。というか、外部の人間に何がわかるというのか。

裏社会との取引は絶対に駄目だ。ご存知のとおり今やホテルの会議室やバンケットルーム、公共のホール、私設のホール、大きめのライブハウスなど、きちんとしたところはちゃんと「ここを使う予定の私たちは闇社会とは一切かかわりあいがございません」的な誓約書を書かせされる。当然だ。私も書く。今後、それはますますウルサくなっていくだろう。もともと裏社会とつながりやすい体質の芸能界だったのだろうが、今やそういうのは流行らない。クリーンで健康的なスタイルの方がいいのだ。

それにしても彼らが得たというギャラの値段を聞いてびっくりだ。昨日だったかな…具体的な数字も報道されていたが、こういってはなんだがビックリするほど安かった。こんな値段で呼べるんだ。ちなみに過去、私は一度だけこの事務所さんに所属する芸人さんを自分のイベントにブッキングしたく思い事務所にアプローチしたことがある。もちろん闇営業を誘導するものではなく、マネジメントを当時係わりあいのあった放送局通じて紹介してもらった。ちなみに彼らは知らない人には連絡を取らない(だからヤクザとか誤解されるのかも)。だからそれなりの場所からの紹介は重要なのだ。

まぁ、10年以上たっているから内容を書いても問題ないだろうけど、イベントの内容は内容があり(と、自分で言うのもなんだけど)ギャラは少なかったけど(すみません)、その芸人さんのキャリアにとってもメリットのあるものだったと思う。が、事務所から言われたのは、いや、そういことなら幾ら必要ですよ、という事だった。今回明らかになった有名人さんと同じような値段を要求してきた。そんな金額、ウチのイベント、そもそもライブハウスのイベントでは到底無理である。何度も言うが、今回謹慎させられている芸人さんたちと、私が呼ぼうとしてた彼の知名度とは雲泥の差がある。だから有名(?)で、TVにも出ている今回謹慎をくらった彼らが、その時、私が呼ぼうとしてた彼の値段とほぼ同じというのにビックリしてしまった。だいたい私が呼ぼうとしてた芸人さんの名前で客は呼べない。その時に私に対応してくれたのはとってもいい感じの良いマネさんで悪い印象はなかったし、彼の説明は分かりやすかった。説明を聞いて「むずかしいな、こりゃ」と思ったのだが、それでも後学のために、この当該芸人さんのお笑いライブを下北沢だかどこだかに観に行った。でも客いじりから何からイベントのノリがウチと全然違うし、ウチのイベントでこれをやられてはお客は引くばっかりだろうし、チケットの値段がやっすい割には人が入ってないし(ライブハウスだったので彼らの収入は想像できた)、だいたいウチの客層とはだいぶ違う人たちばかりで、これはダメだな、と思った。彼も彼でキャリアは長くても有名ではないだけに、ちゃんとプロとしてこちらのイベントの主旨を理解して対応してくれるかどうかもそもそも疑問だった… これ以上まぁ、残念だったけど実現はしなかった。そんな思い出が吉本さんにはある。


会長さんの話がこうして公開になり「ギャラは250円でもいいから払う」という下りには、そういう事だったのかと妙に納得したし、「気持ち分かる」と思える部分も多い。金銭授受はそれが小さな金額でも払うのが重要、というのは私も常日頃考えていることだ。今回のポーランドはさすがにボランティアをお願いしてしまった友達が2名いたが、通常はどんなに少なくてもやっぱり払う。しかし、だ。あれだけの事務所と芸能人をかかえ、あれだけ大きな事業を展開し、巨大スポンサーとかかわりながらも「契約書なし」「来るものこばまず」というのには正直びっくらポンだと思う。誰もがそれは感じた事だろう。例のセブンペイもそうだったけど、今や会社規模が大きいからどうこうという事はありえないのだ。

あと、これは私の想像だけど、所属芸人の数があまりに多いのは、おそらく各芸能事務所にとって、学校運営という部分が大きく係っているからではないのだろうかと思う。今やエンタテイメントがほとんど無料で提供されるようになって、芸能人たちの芸能活動をお金を払ってアプリシエイトしてくれるファンの人はぐんぐん減っている。一方で自己表現したい芸人志望(アーティスト志望)と呼ばれる側は増殖の一途だ。そしてそれで生活していきたい、と言う。

となれば、残念だけど、マネジメント、事務所としては、過剰供給側からお金を取るしかない。学校事業はその最たるものではないのだろうか。(いや、私は素人なので、この方面に関しては素人意見だ。何度も書いておくが)おそらく卒業生をアーティストして何人か所属芸人として受け入れていたら、こうなった、ということではないのだろうか。

フィンランドの元大統領にルックスが似ているという(笑)近藤さんがまともな事を言っている。




一方で同じ問題が見つかった老舗のナベプロの対応は素晴らしかったけど、こういう毅然とした態度を取れるところって意外と少ないのかもと思う。


それにしてもマネジメント/事務所ってむずかしい。そういや女性アイドルが危険にさらされた時の危機対応問題でいろいろあった事務所もあったよなぁ、などといろいろ考える。
事務所側の気持ちになれば、だいたい闇営業だろうが何だろうが、「営業活動」が可能なのは、こちらがある程度投資して育てた知名度だからこそ、という気持ちもある。育てる時だけ頼っておいて、それを勝手に利用されてはこちらも気分が良いことはない。それこそ規模は違うがウチも先日も某アーティストが来日中に、航空券代などを負担している私に断りもなくワークショップの個人レッスンを引受けたミュージシャンがいたが、ちょっとそれにはムッとした。体調が悪いことも手伝って(笑)久々に雷を落としたよ。こちらはそのアーティストの知名度をあげるために時間もお金も毎回来日のための航空券代なども投資している。そもそもビザに書かれた事以外をさせるのは違反行為に接触する可能性もある。もちろん、少ないであろうレッスン料からパーセンテージを取ったところで事務作業が増えるだけなので取らないのだが、それでも一応セミプロとして活動している彼ら。仁義は通してほしかった。ま、そんなことは置いておいたとして…

とまぁ、ウチはお金にならないってのが、ある意味、幸いしてるよな。儲らないから基本的に誰も手を出してこない。やっぱり小さくても自分の看板で仕事をすることの重要性、アーティストをゼロから育てる重要性を今さらながら感じている。

また数日前に巨大芸能事務所の社長がなくなった。こちらはこちらでいろいろ考えた。結局この事務所とは一切かかわりになることはなかった。友人がそこの関連会社に就職し苦労をしたのを知っている程度だ。おそらく彼らとの係わりは、これからもないだろうが、係った多くの人の具体的な話はよく聞く。ちなみに私はこのTwitterに賛成。彼らの何を知っているわけではないのだけど、女性アイドルグループも、ハリウッドの問題もそうだったけど、仕事のパワハラとセクハラが横行している芸能界なんて滅びた方がいい。これだから、この世界には本当のプロフェッショナルが育たない… と他の業界の人から笑われそうだ。スタッフとしても、どんなに仕事が出来るかというジャッジではなく、誰のもとで仕事をしたかが重要視される業界でもある。どんなに仕事が出来なくても大きなところに寄り添う方が評価されるのだ。そんな虚飾の世界。


ま、人の仕事にあれこれ疑問符を投げててもしょうがない。自分は自分の仕事をしっかりやりましょう〜 それだけです。長くなった。フぅー 今日も低気圧頭痛がつらい。



かっこいいなぁ、JPP。でも売れないのよねぇ〜 それでも大好き。

2019年7月14日日曜日

ジョン・カーニー音楽映画3部作がAmazon Primeで無料で観られる

低気圧がひどくて頭痛がいたい。こういう日はゴロゴロしてAmazon Primeで映画を見る。この週末ジョン・カーニーの3作がPrimeに入っていると無料で見られるようだ。せっかくの機会なので紹介しますね。

サブスクリプションは何か1つ入っていれば十分だ。各社囲いこみに必死だが、結局私にとっては通販機能充実のアマゾンが便利。Amazon決して好きな企業ではないのだが、この際、長いものには撒かれろ…って感じ。

アマゾンにはCDや本の売り方をはじめとして言いたい事がいっぱいある。 でも入院中にプライムに入って、休みの間は契約更新しておこうということで(仕事を始めれば忙しくて見ている暇がなくなる)更新している。今、月500円になってこの金額はどうかと思うのだし(年間契約にするともう少し安くなるはず)、元気になったらおそらく解約する。とりあえず今はお世話になる、といったところか。ありがとう、Amazon。

それはさておき…

ジョン・カーニーの作品3作がPrimeに入ると無料で見られるので、この際、ご紹介したい。ジョンはグレン・ハンザートのグループ、フレイムズのベーシストだったかな…確か。今や音楽映画のヒットメーカーとして大活躍中だ。まずはとっておきのこの作品。


『ONCE ダブリンの街角で』(2007年)



何をとっても最高、低予算映画。いろいろ言われているが、私はこれは男女の友情の物語でありダブリンの町への愛を表現した映画だと思う。(同じくNew York愛に溢れる映画といえば『ビル・カニンガム』があげられる。こちらも大傑作)
それにしても不運なFrames。グレンもこれ以外の世界的知名度といったら『コミットメンツ』のアウトスパン役くらいだし、ジョン・カーニーも結局この映画の監督として成功した。二人とも映画の世界で有名になり、本当にやりたかったバンドがアイルランド以外でヒットを飛ばしたことは今のところないと思う。そんなことも考える。それにしても傑作。町の優しさに溢れる。





『シング・ストリート』 (2015年)



デュラン・デュランやJAMなど80年代のポピュラーミュージックの映画、と言ってしまうと安直だが、これも本質は「兄弟愛の映画」だと思う。(それにしてもこれだけの楽曲群のシンクロ権取るのだけでも予算がすごくかかりそう)兄弟愛の映画だと思ってみると、お兄ちゃんの存在や感動がジワジワくる。音楽にダニー・ウィルソンのギャリーを起用したのもいい感じ。ただし俳優陣がちと弱いかな… 同じくダブリンの貧しい若者たちの青春を描いた最高の映画『コミットメンツ』へのオマージュがあちこちに。でもやはり『コミットメンツ』以上のものは作れない。きびしいことを言えば『ONCE』よりはかなり作品としての魅力に欠ける。私の感想はここ。






『はじまりのうた』(2013年)



正直言ってちょっとガッカリだったこの作品も悪いことはない。ただ音楽業界に一石を投じるつもりだったのかもしれないが、いまいちメッセージもボケてしまっている。他の2作品みたいなところがまるでなく、いろんな意味でメッセージがボケボケ。有名女優の彼女の起用も疑問。ジェイムス・コーデンはいい味を出している。と、いろいろ書いたが観る価値は十分ある。点数でいえば70点くらいか。




いずれにしても、この連休はPrimeで無料で観れるようなので、是非是非チェックしてみてください。それにしても、この低気圧、どうにかならないもんか… とほほ。

是枝監督の作品も無料みたいなので、やっと『空気人形』をみるぞー。しかし最近は安く時間をつぶす術はいくらでもあるよなぁ。こんなんじゃわざわざ高いお金払って音楽聞きに行く気にならないのかも? 

2019年7月12日金曜日

食洗機のある幸せ

ウチに食洗機が来て、1ケ月くらいたちました。サラーム海上さんからのお下がりです。台どころに設置。到着したときは、さすがに「デカい!」と思いましたが…
どのくらい大きいかというと…

こんな感じ…

食洗機用の洗剤を購入してきます。(隣でアロエを育成中)

この部屋に約8年前に引っ越して来た時、ほとんどの家電を新しくしたのだけど、そのタイミングで初めて洗濯機を全自動のものにしました。それまでは学生時代から使ったいた30年選手の二層式のものだったんです(古っ。そしてほとんど壊れかけていました)全自動の洗濯機を買った時には、洗濯物をすすぐ時、脱水をする時などいちいち機械の面倒を見に行かなくてよい、そして洗濯物を機械に入れたらほおっておけば良い事を知り「世の中には、こんな便利なものがあるんだ!」と感動したものですが、いや〜、食洗機のこの感動は洗濯機以上。少なくともこちらはほぼ毎日使っているわけですから、この違いは大きいです。早くレポートをブログにまとめたいと思いましたが,身体の調子がイマイチですっかり遅くなっちゃった。恨めしいよ、低気圧(笑)

いや〜ホント食洗機おすすめですよ、皆さん。

最近ではビルトインで食洗機が入っている部屋も多いようですが、そういった部屋に引っ越しでもしない限り持っている人はまだまだ少ないのではないでしょうか。実際、問題は大きさで設置面積はかなり取ります。確かに大きい。私がゲットした機種で、幅470×奥行300×高さ460mm。そして電源と給水/排水を組まないといけないので、それなりの場所を必要とします。ちなみに設置は素人でも出来ますが、私の場合はお金より時間がもったいないのでプロの方にお願いしました。作業は申込から2日後くらいにお兄さんが来てくれて30分ほどで完了。中古の部品代込みで10,000円強くらいだったかな…

なんで急に食洗機をゲットしたかというと、前から欲しかったというのはあったんです。あの食洗機から出てきたホッカホカの食器。あれを体験したことがある人ならお分かりでしょう。高温で洗うため人間が洗うより清潔で綺麗になって出てくるんですが、これはけっこう感動ものです。私の場合、食洗機の初体験はおそらく19歳の頃に初めていった英国だったと思うのですが、ホントにびっくりしました。80年代だったので、当時食洗機は日本ではポピュラーなものではなかったのですが、海外に行ったことがなくてもプロの調理場で働いたりした経験がある方などは、ご存知だと思います。そして私も50になって病氣になって多くの時間を自宅ですごすようになり、洗い物がシンドイ時など食洗機があると便利だなぁ、と思っていたわけです。

そんなある日、近所のドラックストアで洗剤を眺めていたら、食洗機用の洗剤が世の中にこんなに出回ってるんだ、というくらい溢れているのに気づきました。せっかく家にいる時間が長いんだし、この機会に家をヴァージョンアップしたい…そう思いながら、たくさんある食洗機用洗剤を眺めていたんです。具体的に食洗機の話を周りにすれば、友達でも持っているって人、5、6人いたかな。持ってる人は皆、絶賛していますが、持ってない人は興味もない、って印象。加えてウチに打ち合わせやお見舞いに来る友達が、みんな私がキッチンシンクに残した洗いものを洗っていてくれるんですが(頼みもしないのに、みんなやってくれる…ホントにありがとう)、それもなんか「申し訳ないなぁ」といつも思っていたという事もあります。

で、実際、買おうと思っていろいろ調べだしたわけですが、なんでもネットで情報が得られるとはいえ、こういう作業は結構面倒くさい。何せ一時的にしか必要のない知識だから。

そう、食洗機なんて買うのはおそらく一生に一度か二度です。この先、食洗機のある人生を選ぶか、ここで買わなければこのまま食洗機を持たず一生すごしそうなので、とにかく思い切って決意したわけです。そして、こういうのはなんといっても詳しい人にご教授願うのが一番簡単で間違いがない。で、思い出したのがサラーム! サラームさんが確か食洗機うんぬんとTwitterでつぶやいていたことを思い出しうかがったところ偶然にも引っ越しもあり「ちょうど手放そうと思っていたものがある」ということで、安く譲っていただけることになったのでした。なんてラッキー! しかもサラーム氏が選んだものだから、絶対に間違いがない(笑)…というか、間違いがあったとしても、エキスパートのサラーム氏がある程度事前に調べて購入した結果であるわけだから、自分で調べる以上にひどい結果には絶対ならないわけで…。これはホントに素晴らしいです。持つべきものは人脈(笑)

というわけで、サラームさんよりあっという間に送られてきました食洗機。届いて設置する時は「デカい」と思ったのですが、すぐ慣れた。

そして、今、食洗機が来て1ケ月くらいたったけど、しょっちゅう料理しているせいか1日2回は最低でも回しているかな…。とにかくホント綺麗になる。素晴らしい。ウチにとってはお掃除ロボット・ルンバ導入同様、家電の大ヒットとなりました。でもルンバだって私にとっては多くて週2回くらいなので、やはりこの違いは大きい。

ここで簡単に食洗機のメリット/デメリットなどをまとめておきます。まず素晴らしいところは、なんといっても「めっちゃ綺麗になる」ということです。洗い上がりを体験した人なら分かりますが、とにかくピッカピカの。なんでこんなに綺麗になるんだろう。高温で洗うから? 人間が洗うよりとにかく綺麗です。家にあるすべてのものを食洗機に入れたくなります。

そして当然ですが、機械に洗い物を突っ込んでおけば洗い上がる、ということ。もちろん洗えないものもあります。いわゆる手作り陶器系の食器、包丁、お鍋くらいでしょうか、一方で心配していたジップロックのコンテナやプラスティック製のものも、今やほとんどのものが食洗機オッケー(90度以上がオッケーな場合は食洗機に入れられます)なわけです。一人暮らしの私は食べものの保存容器は多用するため、これは便利。得意の豆腐製造機ももちろん食洗機に入れられます。

あと嬉しかったのは、まな板なんか、ニトリでかったペナンペナンのカッティングボードも超スッキリで、清潔な事この上なし。まな板はホント清潔第1だものね…後から書きますが,最近ホットクックも導入したんですが、こちらの部品も内釜以外はすべて食洗機に入れることが出来ます。

不便なところは、プラスティックが乾きにくく、食洗機から出てきた時、表面に水が滴となって残るところ… まぁ、でもこれは外に出しておけば自然と乾くし大きな問題ではないですね…。綺麗に仕上がるのがとにかく一番。水滴も手で洗ったときのように後からカルキ跡みたいなことにはなりません。

あとやはり洗う時には「もっとたくさん入る大きい食洗機のがほしいよー」と思うわけですが、これ以上大きかったら場所もすごく広く必要になるわけであまり現実的ではない。だからこのサイズでオッケー。あとは機械に食器を入れる時のコツみたいなものをつかんでいけば、といったところです。そしてこればっかりは場数と実検、失敗などを繰り返し…で自分で学ぶしかありません。ちなみに食器を下向きになるように規則正しく並べる…このコツは食洗機を使いこなす上で、とても重要であります。

まぁ、とにかく今の時代、人間がやらなくてもいいことは機械に任せるべきだとは思いますね。ただし機械がやることですからルンバもそうだけど、得意/不得意あって、万能ではないから「全部まかせる」ではなく「やってもらえる家事は手伝ってもらっている」「一緒に家事をする」という感覚は忘れない方がいい。あくまで人間が主体です。でもホントに助かる。というわけで、皆さんも是非食洗機導入を考えてみては?

いずれにしてもサラームさんには大感謝。ほんとにありがとうございます〜



PS
質問があったので追記です。1回洗うのにかかる時間ですが、じっくりやると90分、短いスピードコースの場合は40分弱でいけます。(洗って乾燥まで。他に乾燥なしとか自分で設定もできるみたい。まだ試してないけど)

2019年7月11日木曜日

ポーランド企画、終った〜 近況報告

2年前から… いやヤヌシュを初めて見た5年前からあっためてたポーランド企画がいったん終った。

ホントに自分が昨年6月に病氣になって、1年後のこの企画が敢行できたのが信じられない。これも協力してくれた仕事仲間、チケットを買ってくれたお客さんのおかげだ。ホントにお世話になりました。特にツアーの半分を面倒みてくれたハーモニーフィールズさん、多大な協力をしてくれたプランクトンさん、そして優秀なスタッフとボランティアしてくれた仲間たち、ポーランド関係者の皆さんのおかげである。ありがとう、ありがとう、このご恩は一生忘れません。公演は私がこんな状態であるにも係らず1つもキャンセルすることなく、無事に終えることが出来ました。

ノルウェーのフェスでヤヌシュに会って、いつかやりたいなぁ、と思いつつ5年かかったポーランド企画。具体的に動きだしたのは2年前。ショパンの本やポーランドの本やいろいろ読んで、ポーランドの事を勉強したり、ポーランド関係の仕事仲間が出来たり、ホントに楽しい2年間だった。

私は仕事そのもの公演当日そのものよりも、そこにいたるまでのプロセスが好きなんだ。ポーランドならポーランドで関係者の集まりに顔を出したり,資料を読みあさったり見たりで勉強する。他のポーランドイベントに顔を出して、そのイベントを応援したり、また自分のイベントを宣伝したり、そのプロセスはホントに楽しい。

今回はそうやって蓄積したものの半分もここに書けなかった。ショパンの本などたくさん読んだし、すべて紹介したかったのだけど… でも3月のプロモ来日が上手くいって、あちこちの媒体さんがヤヌシュのことを書いてくれて、そのおかげでチケットも予定以上に動いてくれたから,結局そういったプロモーションの必要もなかったっちゃあ〜なかったのだけど… でもチケットの売上以上に文化を広めたいという点では合格が出せたかどうか… ちょっと疑問ではある。また「農村マズルカ」以上にヤヌシュの個人名が定着したかどうか… こちらもはなはだ疑問だ。ただでさえ覚えにくいポーランド名。反省点は山のようにある。ホントに新しいアーティストを育てるのはむずかしい。でもアーティストにとっては自分の名前でお客を呼べるようにならないと、こちらの努力の意味がない。

ヤヌシュたちはホントに頑張ってくれた。特にワークショップにおける彼らのプロフェッショナルぶりには目を見はった。さすがであった。音楽は東京でライブハウス公演が出来なかったから(私が病気だったし手打ちライブハウスをやるにはリスクが大きすぎた)、なんともつかみどころがない。ハーモニーフィールズさんが作ってくれた神戸公演は立会えなかったが、素晴らしかったようである。結果、全体的にも興味深いツアーになったとは思う。1つ新しい文化を紹介できたという自負もある。が、ホントにむずかしい。次があるのだろうか。いろいろ考える。

このあとヤヌシュは、いくつかの媒体への露出も決まっているので(事後のパブリシティを後パブ「あとぱぶ」と呼ぶ)、そちらも発表になりしだいおいおい紹介していきますね。先週公開された映画「オヨヨ〜イ」も盛り上がっているし(『COLD WAR』)本当に良かった,良かった。

最近の私は何をしているかというのを簡単に報告すると、前にも書いたが昨年6月に病気がわかり、9月に手術。その後11月くらいに栄養障害を起こしてしまったせいで手術後のケアが思ったより進んでいない。ここ数日は特に体調がこの低気圧のせいかすぐれず、頭痛がひどいので引続き自宅で療養中だ。もう半年以上、公共の交通機関には乗ってないし、最低限の外出しかしていない。1日のほとんどを自宅で寝てすごす。時々打ち合わせで友人が来てくれるのだが、とにかく机に向って起き上がると、上にしている頭がどんどん痛くなってくる。ホントしんどい。でも週1で親友が掃除に来てくれたり(ホントにありがとう!)、ネットスーパーで買い物して冷蔵庫はいつも満タン。家でAmazon Primeや、You Tubeを見ながら、体調がつらいながらも快適な生活ではある。メールも1日に2度くらいしかチェックせず、病気前に仕込んだ主催公演はすべてポーランドで終了したので、とにかくプレッシャーから解放され、やっと休むことに集中できる。9月末の民音さんのツアーまでには復活しないと…といったところだが、まだまだ歩くとフラフラするので困ったもんだ。とにかく痩せて体重は今までの半分くらいになっちゃったし、髪も肌もボロボロ。こういう状態にいったんなってしまうと、主治医の話だと元通りに復活できるまでに1、2年はかかるようである。ふぅ…

正直いつ仕事を復活させるか、まだまだ未定。そもそももう53だし、60まで、そんなに時間もないし、このまま引退でもいいのかなあ、と思ったりもしている。今やっているのは、そんなわけでメールの返信とCDの通販くらい。とにかくスローモードでユルユルとやっている。

でもとにかく予定していたことはすべて終った。ありがとう、ポーランド。ありがとう、ヤヌシュと仲間たち。そしてお客様、手伝ってくれた仲間たち…ツアー終って2週間。なんとか体調が復活してきたので、やっとこのブログを書いています。

ブログは私が生きていることを皆さんにお知らせする意味でも、なるべく書いていきたい。書くのは、すごく体力取られるけど… そんな風に面白い映画みたり本を読んだりしてもいるし、皆さんに報告したいこと、ここに紹介したい仲間たちがやっている面白い企画はたくさんあります。最近の一番の盛り上がりは料理にこだわってホットクックを買ったこと。これについても、ここで紹介していければと思っています。ホントはこの夏は編み物に集中しようと道具や毛糸をあれこれ揃えてスタンバっていたのだけど、世の中、自分の方向性も含め、思ったようにはならない(笑)

写真はそんなわけで自分はヘロヘロだけど、朝起きて体調がいい時に面倒みている朝顔。緑のカーテン、今年こそ?  しかしこの夏は寒すぎる。朝顔が可哀想だ…



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