食洗機のある幸せ

ウチに食洗機が来て、1ケ月くらいたちました。サラーム海上さんからのお下がりです。台どころに設置。到着したときは、さすがに「デカい!」と思いましたが…
どのくらい大きいかというと…

こんな感じ…

食洗機用の洗剤を購入してきます。(隣でアロエを育成中)

この部屋に約8年前に引っ越して来た時、ほとんどの家電を新しくしたのだけど、そのタイミングで初めて洗濯機を全自動のものにしました。それまでは学生時代から使ったいた30年選手の二層式のものだったんです(古っ。そしてほとんど壊れかけていました)全自動の洗濯機を買った時には、洗濯物をすすぐ時、脱水をする時などいちいち機械の面倒を見に行かなくてよい、そして洗濯物を機械に入れたらほおっておけば良い事を知り「世の中には、こんな便利なものがあるんだ!」と感動したものですが、いや〜、食洗機のこの感動は洗濯機以上。少なくともこちらはほぼ毎日使っているわけですから、この違いは大きいです。早くレポートをブログにまとめたいと思いましたが,身体の調子がイマイチですっかり遅くなっちゃった。恨めしいよ、低気圧(笑)

いや〜ホント食洗機おすすめですよ、皆さん。

最近ではビルトインで食洗機が入っている部屋も多いようですが、そういった部屋に引っ越しでもしない限り持っている人はまだまだ少ないのではないでしょうか。実際、問題は大きさで設置面積はかなり取ります。確かに大きい。私がゲットした機種で、幅470×奥行300×高さ460mm。そして電源と給水/排水を組まないといけないので、それなりの場所を必要とします。ちなみに設置は素人でも出来ますが、私の場合はお金より時間がもったいないのでプロの方にお願いしました。作業は申込から2日後くらいにお兄さんが来てくれて30分ほどで完了。中古の部品代込みで10,000円強くらいだったかな…

なんで急に食洗機をゲットしたかというと、前から欲しかったというのはあったんです。あの食洗機から出てきたホッカホカの食器。あれを体験したことがある人ならお分かりでしょう。高温で洗うため人間が洗うより清潔で綺麗になって出てくるんですが、これはけっこう感動ものです。私の場合、食洗機の初体験はおそらく19歳の頃に初めていった英国だったと思うのですが、ホントにびっくりしました。80年代だったので、当時食洗機は日本ではポピュラーなものではなかったのですが、海外に行ったことがなくてもプロの調理場で働いたりした経験がある方などは、ご存知だと思います。そして私も50になって病氣になって多くの時間を自宅ですごすようになり、洗い物がシンドイ時など食洗機があると便利だなぁ、と思っていたわけです。

そんなある日、近所のドラックストアで洗剤を眺めていたら、食洗機用の洗剤が世の中にこんなに出回ってるんだ、というくらい溢れているのに気づきました。せっかく家にいる時間が長いんだし、この機会に家をヴァージョンアップしたい…そう思いながら、たくさんある食洗機用洗剤を眺めていたんです。具体的に食洗機の話を周りにすれば、友達でも持っているって人、5、6人いたかな。持ってる人は皆、絶賛していますが、持ってない人は興味もない、って印象。加えてウチに打ち合わせやお見舞いに来る友達が、みんな私がキッチンシンクに残した洗いものを洗っていてくれるんですが(頼みもしないのに、みんなやってくれる…ホントにありがとう)、それもなんか「申し訳ないなぁ」といつも思っていたという事もあります。

で、実際、買おうと思っていろいろ調べだしたわけですが、なんでもネットで情報が得られるとはいえ、こういう作業は結構面倒くさい。何せ一時的にしか必要のない知識だから。

そう、食洗機なんて買うのはおそらく一生に一度か二度です。この先、食洗機のある人生を選ぶか、ここで買わなければこのまま食洗機を持たず一生すごしそうなので、とにかく思い切って決意したわけです。そして、こういうのはなんといっても詳しい人にご教授願うのが一番簡単で間違いがない。で、思い出したのがサラーム! サラームさんが確か食洗機うんぬんとTwitterでつぶやいていたことを思い出しうかがったところ偶然にも引っ越しもあり「ちょうど手放そうと思っていたものがある」ということで、安く譲っていただけることになったのでした。なんてラッキー! しかもサラーム氏が選んだものだから、絶対に間違いがない(笑)…というか、間違いがあったとしても、エキスパートのサラーム氏がある程度事前に調べて購入した結果であるわけだから、自分で調べる以上にひどい結果には絶対ならないわけで…。これはホントに素晴らしいです。持つべきものは人脈(笑)

というわけで、サラームさんよりあっという間に送られてきました食洗機。届いて設置する時は「デカい」と思ったのですが、すぐ慣れた。

そして、今、食洗機が来て1ケ月くらいたったけど、しょっちゅう料理しているせいか1日2回は最低でも回しているかな…。とにかくホント綺麗になる。素晴らしい。ウチにとってはお掃除ロボット・ルンバ導入同様、家電の大ヒットとなりました。でもルンバだって私にとっては多くて週2回くらいなので、やはりこの違いは大きい。

ここで簡単に食洗機のメリット/デメリットなどをまとめておきます。まず素晴らしいところは、なんといっても「めっちゃ綺麗になる」ということです。洗い上がりを体験した人なら分かりますが、とにかくピッカピカの。なんでこんなに綺麗になるんだろう。高温で洗うから? 人間が洗うよりとにかく綺麗です。家にあるすべてのものを食洗機に入れたくなります。

そして当然ですが、機械に洗い物を突っ込んでおけば洗い上がる、ということ。もちろん洗えないものもあります。いわゆる手作り陶器系の食器、包丁、お鍋くらいでしょうか、一方で心配していたジップロックのコンテナやプラスティック製のものも、今やほとんどのものが食洗機オッケー(90度以上がオッケーな場合は食洗機に入れられます)なわけです。一人暮らしの私は食べものの保存容器は多用するため、これは便利。得意の豆腐製造機ももちろん食洗機に入れられます。

あと嬉しかったのは、まな板なんか、ニトリでかったペナンペナンのカッティングボードも超スッキリで、清潔な事この上なし。まな板はホント清潔第1だものね…後から書きますが,最近ホットクックも導入したんですが、こちらの部品も内釜以外はすべて食洗機に入れることが出来ます。

不便なところは、プラスティックが乾きにくく、食洗機から出てきた時、表面に水が滴となって残るところ… まぁ、でもこれは外に出しておけば自然と乾くし大きな問題ではないですね…。綺麗に仕上がるのがとにかく一番。水滴も手で洗ったときのように後からカルキ跡みたいなことにはなりません。

あとやはり洗う時には「もっとたくさん入る大きい食洗機のがほしいよー」と思うわけですが、これ以上大きかったら場所もすごく広く必要になるわけであまり現実的ではない。だからこのサイズでオッケー。あとは機械に食器を入れる時のコツみたいなものをつかんでいけば、といったところです。そしてこればっかりは場数と実検、失敗などを繰り返し…で自分で学ぶしかありません。ちなみに食器を下向きになるように規則正しく並べる…このコツは食洗機を使いこなす上で、とても重要であります。

まぁ、とにかく今の時代、人間がやらなくてもいいことは機械に任せるべきだとは思いますね。ただし機械がやることですからルンバもそうだけど、得意/不得意あって、万能ではないから「全部まかせる」ではなく「やってもらえる家事は手伝ってもらっている」「一緒に家事をする」という感覚は忘れない方がいい。あくまで人間が主体です。でもホントに助かる。というわけで、皆さんも是非食洗機導入を考えてみては?

いずれにしてもサラームさんには大感謝。ほんとにありがとうございます〜



PS
質問があったので追記です。1回洗うのにかかる時間ですが、じっくりやると90分、短いスピードコースの場合は40分弱でいけます。(洗って乾燥まで。他に乾燥なしとか自分で設定もできるみたい。まだ試してないけど)