2020年1月31日金曜日

バルトロメイ・ビットマン、CDジャーナルさん Webに紹介されました〜

よし、今回の来日に関するパブリシティ第1弾!! CDジャーナルさんにご紹介いただきました。ありがとうございます。


応援してくれてる皆さんの期待に応えられるよう、がんばらなくては!!
皆さん、チケット買ってくださいね〜 お友達、誘ってくださいね〜

来日の詳細はこちらです。

PS
そしてYahooニュースにも配信されたよ、なう! ありがとうございます。


バルトロメイ・ビットマン再来日決定!



バルトロメイ・ビットマンの2度目の来日が決まりました。昨年やった中央ヨーロッパシリーズ。なんとか続けられそうではあります(笑)

まずは毎年やってる北とぴあ。今年のテーマはオーストリア&ウィーンです。ハーブティーやオーガニックのチョコレート、雑貨などあれこれ集まる中で、サラサーテさんのご協力でなんとチェロがさわれちゃう他、私も毎月お世話になってるセラピストのノノ先生がエーデルワイスのオイルを持って参加してくれます。これは楽しみ。詳細はこちらへ。チケットの発売は2月14日を予定しております。(→こちらですが、15日午後4時になりました。よろしくお願いいたします)

公演は他にも京都、長野でも行われます。詳細は彼らの新しいホームページでどうぞ。なお今回のアップデートからスマホ対応のウェッブサイトにしてみました。どうかな… 

どうでもいいけど、新しいウェッブサイト制作アプリがすごく難しい。とほほ…まだあちこち事故ってると思いますが、とりいそぎ。あぁ、ホームページのトップページを変えないと〜っっ



PS
で、これが一応、病気が発見されてから初の企画になるのかな…。昨年まではそれ以前に決まってた企画を消化するだけだったから。だからちょっとがんばった(笑)長野にも行く! みなさん、応援してください。

2020年1月30日木曜日

「匂い」が気になる? 映画『パラサイト』を見て「貧乏“くさい”人」はどんな人かの考察

先日の映画『パラサイト』でも話題になってた「匂い」。「匂い」って確かにある。物理的な「匂い」と、感覚的に「感じる」もの。

そして、よくここに何度か書いてきたことの1つだが「貧乏」はいいとしても、絶対に「貧乏くさく」はなりたくない、ということ。

それを踏まえ、今日のブログを書く。「貧乏」というのは、事実というか事象で自分ではなかなか変えられない事実だから、これはしょうがない。

一方の「貧乏くさい」というのはどういうことか。これは自分の生き方の問題だから、それは選べるわけで、この違いについて考えをまとめてみたい。

「貧乏」であっても「貧乏くさい」を避けるためには、どうしたらいいのか。つまり「貧乏くさい」とは、どういうことか。

 貧乏くさい人は
 「お金だけではなく、すべてにおいて余裕がない」
 → お金、時間、人間関係、すべてにおいて余裕のある生活をしよう。

 貧乏くさい人は
 「自分を変えることができない」
 → 常に自分はどういう人間か自問し、良い人間になれるよう努力しよう。

 貧乏くさい人は
 「同じミスを何度も繰り返し学ばない」
 「そもそも勉強するという行為をしない」
 → 勉強しよう。好奇心を持とう。

 貧乏くさい人は
 「夢ばかりを語り行動しない」
  同時に「人の批判ばかりしていて自分は行動しない」
 → とにかく行動しよう。

 貧乏くさい人は
 「そもそも持ってる選択肢が少ない」
 → 選択肢を多く持つように努力する。

 貧乏くさい人は
 「所有物が多い。そして必要のないものをたくさん持ってる」
 → 断捨離!

 貧乏くさい人は
 「消えてしまうものにお金を使わない」
 → 消えてしまうものにこそお金をかけよう。旅行、経験、コンサートなど

 貧乏くさい人は
 「人の応援をしない」
 → 好きな人の応援は思いっきり! 私はこのブログで紹介していこう。

 貧乏くさい人は
 「他人にご馳走しない」
 「ご馳走されることを当たり前と思っている」
 → 後輩におごろう。先輩にもおごれるように頑張る。

 貧乏くさい人は
 「自炊をしない」
 → 料理は創造力! 頭の良さ、インテリジェンスと直結する。

 貧乏くさい人は
 「他人の評価を気にする」
 → これは私は大丈夫だな…

 貧乏くさい人は
 「リスクを取らない」
 → これも大丈夫。ギャンブラーすぎて困ることもあるくらい。

 貧乏くさい人は
 「公演チケットを買わない」「無料イベントにしかいかない」「招待状をねだる」
 → これも大丈夫かな。サンプル盤や招待も自分から断ることはある。
   断らないのは映画の試写。それも行けたら必ず感想をブログに書く。
 
 貧乏くさい人は
 「本を読まない」
 →   月に4、5冊は必ず。読んだらアウトプット(ブログに書く)して自分の中で固める。

 貧乏くさい人は
 「若い人や新規参入者に仕事を紹介しない」「仕事を独占する」
 「若い人の相談にのらない」「最近の若いやつは…と若い世代を批判する」
 → 私ももっと積極的に後輩に仕事をまわそう。

 貧乏くさい人は
 トップブランドもののバックや装飾品を持っている
 →    断捨離だ、断捨離! バックに20万とか100万とかありえない…

 貧乏くさい人は
 ほとんど行かない海外旅行をよく覚えていて何度もその話をする(ネタは観光のみ)
 →   金と暇があれば誰でもできることを自慢するのはやめよう。

自分が思う貧乏くさい人は、こういう人だ。こうならないようにと気をつけないと…とは思っているが、これが、まぁ、なんというか、なかなか守れなかったりする。自戒をこめて。

しかし「〜くさい」とはよく言ったもんで、普通はやっぱり匂いって気になりますよね。実は「パラサイト」を見た日に偶然、「匂いを気にしているのかなんなのか、みなさん洗いすぎです!」という動画を勝間和代さんが流していたのには笑った。う〜ん、勝間さん、やっぱりいいよなぁ! 私も洗うのは嫌いだし、服なんか家にいる時はずっと一緒だし、髪も人に会うのでなければ自分が気になるまで洗わないし、落ちた食べ物も食べるけど、まったくもって共感だ。ま、あんまり「匂い」を気にするとダメだというのはある。

でもここにスヴェングのヨウコ先生の名言がある。人間が恋におちるのも「匂い」なんだって。だから私はどうも恋愛について面倒くさいと思ってしまうのかもしれない。

アネモネの蕾。ウブ毛が可愛くないですか〜? 春はもうすぐ。


2020年1月29日水曜日

売れている人が羨ましいと思ったことはないけれど…

そりゃあ多少生活が楽になれば、と思いつつも、売れたら売れたでしがらみや面倒なことも多くなるので、売れている人が羨ましいと思ったことはないけれど…


こういうのとか、有名人がチャリティとかするのみてると羨ましくなる。 ウチらがチャリティ行っても、「誰?」とか言われちゃうもんね。でも負けずにチャリティやります。実は長野で今度公演をすることになった。というのも、今度5月に来日するアーテイストの長野公演を作ろうと水面下で動いていたら、台風が来て、それどころではない状態になっちゃったのよ。この状況下で長野の人からお金取れないでしょう。

音楽を届ける。たとえ無名でも。こういう時、自分が普段やってる音楽のことを信じてるのか、ってのが試されるんだよね。私も自分が信じてるものが、他の人をも勇気付けてくれるって信じたいのよ。確かめたいのよ。

そういやだいぶ前…というか震災の時、チャリティで東北へ行くという私にとあるおじさんが「そんなのやっても意味ないんじゃないか」みたいなことを言ったことがあって、まぁ、それにはムッときたけど、でも逆に私は素直に何故に私はこれをやりたいのか、ってすごく考えたんだよね。で、わかった。私は「自分がやってるものがいいものだ」ってのを確かめたいんだ、って。(ちなみにそのおじさんとは、一緒に某所に出張中だったんだけど、翌朝「昨日は言いすぎた」と言って私に謝ってくれたんだよね… 結構社会的ステイタスのある人だけに、そのことはなんか感動した。今でもちゃんと覚えている。ま、それはさておき)

実際演奏に行っても「なんだ、これ?」って言われちゃうかもしれないし、「わかんなーい」とか「おにいちゃーん、ダニーボーイやってくれやー」「おにいちゃん、AKBやってくれやー」「おにいちゃん、歌わないのー?」とか言われるかもしれないけど(笑)。

ミュージシャンは若いから、若い彼らにはいい経験にもなると思うんだ。たとえ大変でもね。家や家族をなくした人に何を届けるか。主催者もまだまだ週末はボランティアしたりして大変みたい。がんばれ、長野。

ブライアン・メイみたいにニュースにはならないだろうし、世の中そう動くとは思えないけど、でも自分の信じるものを届けるべし、と。この来日については、31日に発表になります。

今朝も寒いですね。張り切ってまいりましょうー

すごいなぁ、ティム・エディ。

2020年1月27日月曜日

お灸、そしてあっためることのすすめ

お灸ってすごい。針よりリフレより整体より私の大好きなディエンちゃんより、なんだかんだ言って、一番すごいと思うと、先日もセラピストのノノ先生とも意見があってしまったのだけど、

私もすっかり癒しをもとめてしまう身体になってしまい(笑)お灸まみれで日々をすごしています。なので、いくつかのグッズをご紹介したいと思います。やっぱりあっためるってすべてに効くんだなぁ、と少なくとも私は思っています。

家で気軽にできるものとしてはせんねん灸 基本のお灸ですね。大箱のリンクをはっておきますが、安価に試せるものもありますよ。私はつよいのが好きなので「近江」というやつをいつも買っています。大箱買い(笑)でもまずは自分で押して気持ちがいいと思う位置にライターでちょっと火をつけたお灸をおいて、気持ちい〜っっってな感じで満喫。安直にできるのがいいですよね。



上のお灸が安易にできるのはいいんだけど、すぐ冷めてしまうのが、不満だったんですが、こちらの太陽は4時間持ち。いつだったかノノ先生が持ってきてくれて、すっかり気に入った私はやっぱり箱買い。結構な値段しますが、でもやめられません。

4時間とありますが、私の体感ではもっと長く持っているような気がする。2ケ所ほどあるシールをはがし、気持ちがいいと思う場所に貼るだけ。肌に直に貼るタイプなので、デリケートな肌の人は気をつけて。でもってじんわり効いてきて、本当にいい感じなんです。超おすすめ。



でもそれだけでは物足りない方には、こちらが超おすすめ。先日も友人が家に遊びにきて試してもらったんですが、さっそく手放せなくなっていました。せんねん灸・琵琶湖! これをやると3、4時間くらいやっていたくなる… DVDやテレビ見ながらとかいいかもしれません。レトロな器具の形がなんですが、本当によく効きます。ちょっと火をつけるのが面倒なんだけど、暖かさを自分で調整可能な他、背中や頭など普段できない場所をあっためられる。

これも最初はノノ先生がベトナムの棒のお灸を教えてくれたのがきっかけだったんです。それがとってもよかったんで、私も自分で買ってみようと思ったところ、ベトナムの棒のお灸は手にはいらず。似たような形状のこれを最初はホルダーなしで買ったんですが、ベトナムのより草の固めかたがゆるく、この専用ホルダーがないと、ボロボロくずれてきて、きつい…。でも器具さえあれば、背中でも何でもできちゃうわけだから、本当に便利。これに点火すると、ほんとに1時間とか2時間とかあっという間…やばい。お灸廃人になりそうです。なかなかシュールな器具ですが、おすすめですよ、ほんと。




そして、こちらはお灸じゃないけど、夜寝ながらあっためるなら「めぐりズム」蒸気の温熱シート。こちらも直に貼るタイプなので、おすすめ。やっぱり直にはるやつが私には向いているみたいです。直にはるやつじゃないと、結局服と自分のあっためたい部分に隙間ができて効かなかったりするんですよね。

一方で、こちらも低音やけどにご注意。持続8時間とか書いてあるけど、もっと長く持つような気がします。寝る前にやって、朝まだあったかかったりします。封をあけてシールを剥がして、そのまま貼るだけ。肩だけではなく腰とかにあててもいい。



しかし最近はいいグッズが増えたよなぁ。ちょっと高いけど、試して見る価値がありですよ。リラックスできますよ。

というわけで、今日も寒いですから、みなさんもあったかくして行きましょう。あっためるって本当に万能です。


水仙、水仙、春はもうすぐ…なのかな。

2020年1月26日日曜日

日向敏文さん

どうやら「東京ラブストーリー」がリメイクされるらしい。そんなニュースが流れてきたので、日向敏文さんのことを思い出した。

この大ヒットドラマのサントラを担当した日向さんの音楽が、このリメイク版にまた使われるのかどうかはわからないけど、「リカのテーマ」を聞いて懐かしく思う人が多いんじゃないかな。日向さんは演出家に「急に走り出す感じ」の曲が欲しいと発注されて、この曲を作ったってインタビューで話しておられた。なんかわかる(笑)

あと「Good Evening, Heartache」とか、泣けるよねぇ〜。こんな綺麗なメロディ、絶対に心の優しい人じゃないと書けないわよ。You Tubeで検索したら、素人さんたちがカバーしている映像がたくさん出てきた。確かにこれは弾きたくなるメロディだわ… 私もピアノをまた弾き始めようかと思っちゃった。(小学生の時まで弾いていた)



日向敏文さんは、私がもっとも尊敬する日本の作曲家、音楽プロデューサー。こちらの曲も覚えてらっしゃいますか? かっこいいよねぇ、ちょっと日本人離れしているセンスというか。



続いて紹介する大ヒットしたこの曲も日向さんの作曲だ。こちらは2000年に入ってからかな? こちらも演出家の依頼で、恵美さんの声にあうメロディをということで「挿入歌」として制作されたもの。でも結果メインのテーマ曲よりヒットしちゃった。

いま聞いても、本当にいい曲。恵美さんはメアリー・ブラックとかも好きで、アイルランドものを結構応援してくれていたっけ。「Water is wide」とか、ライブで歌ったりしてさ。南青山マンダラとかに観に行った記憶がある。そのル・クプルがこんな大ヒットになるなんて思わなかったけど、この歌の優しいメロディは恵美さんの声に本当にぴったりだ。確かこの曲で紅白でなかったっけか?



なんで、私が日向さんを知っているか、って? 

ふふふ、自慢しちゃおう。実は、私は91年に某メーカー勤務をやめて以来、しばらく旅行業界にいて、また94年くらいに再び音楽業界に戻ってきたんだけど、音楽の世界に戻ってきた最初の会社はPR会社だったんだよね。友人が社長だったので、本当に楽させてもらったし甘やかされていた。そこで今のアイルランド音楽の輸入盤の事業をたちあげて、それが上手く行きはじめて最終的に独立できたのだ。だからその社長には今でも頭があがらない。今は彼女も業界を離れてしまったけど、あんなに仕事ができる人はいなかった。本当に今でもすごく感謝している。Aっち、どうしてるかなぁ。SNSとかやらない人だから、最近どうしているかはわからないけど、元気にしてるといいなぁと思う。

ただ彼女には本当に申し訳ないんだけど、PR会社の仕事は正直楽しくはなかった。というのもバカな音楽ほど予算が大きかったから、お金のために自分が良いと思える音楽ではない仕事をしなければいけなかったからだ。でもよく考えればわかるよね。バカな音楽の方が売れる可能性が高いから、宣伝費も比例して大きくなるわけで、外部のPRスタッフを雇うとなったら、当然そういう因果関係になる。若い新人の女の子のプロモーションで「肩だし、足出しオッケーですんでー」とかなんとか言って、フライデーのカメラマンさんにグラビアを売り込んだりもしてたが、今となっては、それも懐かしい思い出。そういう音楽とは関係ない、でも広告費に換算すると大きくなるみたいな仕事の結果が予算を出してくれるクライアントさんに喜ばれていたあの頃(笑)。

そんな中でほぼ唯一といっていいほど好きな仕事が日向敏文さんのプロモーションだった。アルファレコードのTさんがこの仕事をくれたのだ。ありがたかった。もっとも日向さんは、今、バラしてしまうと、インタビューはあまりお好きではなかったようだ。そもそも音楽を言葉で語ったところで限界あるだろうと思っていらしたんだ思う。でも受けた取材に対しては一生懸命、真摯に言葉に語ってくれたし、切り口を音楽以外にしたら思いのほか盛り上がって楽しかった。車がお好きで、確か英国車ファンだったように記憶しているが、そんな話題をもとめて車雑誌のグラビアはずいぶんやったよなぁ。音楽雑誌よりも部数は多いし、きちんとページをさいてカラーで、日向さんのスタジオに取材陣を案内し日向さんと日向さんの愛車の写真もしっかり撮影して取り上げてていただいた。あ、そうそう、あの時のアルバムのタイトルが『Drive My Car』だったんだ。だから車雑誌中心にあたってみましょう、って宣伝方針になったんだった。思い出したわ…

当時の私はまだ若くて人生の意味をわかっておらず(今も、だけど/笑)日向さんがこのタイトルにこめた思いを本当に理解していたのかどうか謎だけど、日向さんと仕事ができるのが嬉しくて、張り切って、ずいぶん取材を入れたっけ。



その後、私が会社を離れて独立してからだったんだけど、日向さんがベスト盤を出す時にお声をかけていただいた。その時点で私はライナーノーツ執筆の経験は何度かあったけど、メジャーレーベル下では初めてだったので、すっごく嬉しかった。だって、ソニーですよ、ソニー。それがこちらの作品(笑)。



今、読めばかなり幼稚な文章だが、日向さんに取材の時間をとっていただき一所懸命書いた。日向さんの音楽のことを、CD買ってくれた皆さんに、さらによく知ってほしいと思って、頑張ったっけ。

Facebookをやるようになってからは、日向さんとも自然に交流が再開し、それがすごくよかった。何度かのタイミングでお会いする機会もあり、ウチのライブに来てくださったり、ご飯をご一緒したり…。そんな時、私の仕事の愚痴を日向さんはニコニコしながら聞いてくれて、私なんぞが、このような日本を代表する作曲家・音楽プロデューサーの大先生とご飯を食べているのが不思議な気がしたものである。いや、本当にありがたいご縁だなぁ、といつも思っている。

それにしても日向さん、表に出るのが嫌なのか、私がライブやりましょうよとか言っても、なかなか首を縦に降ってくれない(笑)。とはいえ、なにせ記録に残っている最後のライブはオーチャード・ホール(笑)。当時はフジテレビのドラマが最高に受けていた時代だった。だからたぶんいろんな意味で、自分の自由にはならなかったこともたくさんあったと思う。でも今なら私たち手作りの100人くらいのライブハウス公演で、自分がやりたいことを自由にやれますよ、とかなんとか言って私は日向さんを担ぎ出そうとしたのだが(笑)、今だにそれは実現してない。

ふふふ、でも日向さん、私は諦めてないし、焦ってもいませんよ。縁があるなら、必ずなんらかの形でまた一緒に何かお仕事ができる。そう思っています。

日向さん、今は主に何をされているかというと、やはりテレビのドキュメンタリーの音楽を担当されているそうで、2月1日にその番組が放送になる。こちらの番組(リンクあり)。お話によると弦カル使って録音したんだって。コンサートとかCDの収録ではできないであろう長くて自由な曲を作れる、って面白がってらした。いいなぁ!! 放送が楽しみ。

そしてなんとふと気づけばオランダで、こういうのも発売になったそうで…。かーーっっ、プレイヤーないのにポチっちゃったよ。断捨離作業中なのに! でもLPって持っていたいじゃーん!?







そうそう日向さん、ご自分でCDも出してらっしゃるのですよ。でも、今、アマゾンのリンクを確認したら、えらい高額になっちゃってる。あぁ、もう在庫終わっちゃったのか?!



それにしても、あの当時出会ったアーティストの皆さんの中には、「どうでしょう」の樋口了一さんとか、九州のフライイング・エレファンツの皆さんとか、今でも交流が続いている方が多い。知り合ったばかりなのにまったく盛り上がらずあっという間に疎遠になる人も多いのに、こんな何十年も前のことなのに、なんでなんだろう。本当にありがたいことだ。SNSもお互いの様子を確認できるから、本当に便利だ。

それにしても懐かしいなぁ。あの頃は自分が好きな音楽で身をたてられるなんて夢にも思っていなかった。あの頃の自分が望んでいた自分になれている自分がいる。あの頃があるから、今の自分がいる。そして今でも「日向さんのプロモーションやってたんです」っていうと、業界内からは超尊敬の目でみてもらえる(爆)。

本当に、今の私の活動を、私が関わらせていただいた全ミュージシャン、そして仕事仲間の皆さんが時々見てくださっていたら嬉しいし、その時、「なんじゃこりゃ」と恥かしく思われないように、しっかりとした仕事を自分もしていかなくてはと思う。「野崎は若い時は仕事できなかったけど頑張りだけはあって」って、思い出してくださる、こういう人脈ネットワークは私の誇りだ。

しかし「東京ラブストーリー」…そうかぁ。でも実はドラマの方は見たことないんだ、私。その頃すでにテレビは卒業していたらしい。何年だっけ、あれ…(爆)漫画も読んでないわ。とほほ。

さぁ、明日の自分はどんな自分になっているのかな。今日も張り切ってまいりましょう。

2020年1月25日土曜日

堀内登喜子さん『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』を読みました。




いや〜勉強になりました。フィンランドのことは割と知っているつもりでいたけど、やっぱり知らないことがたくさんあるわ。知ってるつもりになってたらダメだね。大使館のとっこ姉さんこと、堀内都喜子さんの新刊。

この本にも書いてあるけど、あらためてフィンランドっていいなぁ、と思う。徹底した合理主義的なところも大好き。そもそも国民の数が少ないから、合理的機能的に全員を活かしていかないと国がたちゆかないんだ。ノルウェーみたいに資源があるわけでもなく北海道くらいの人口なのにかたや北海道、かたやフィンランド。日本はもっともとっと努力しないといけない。いや、そもそも根本的に人口が多すぎるのが問題なのか等、いろいろ考えてしまった。そもそも「努力」ってのも違うような気もする。もっと頭を使って、やらなくていいことはやらず、「やってる感」(某代理店勤務の友人の表現)だけを生み出すためだけに時間使うのやめよーよ、ということなんだと思う。

フィンランドをみていると勇気がでてくる。「やればできる」ってのを教えてくれるからだ。そりゃあ大変だしイバラの道だけど、イバラの道も進めば良い道へとつながっていく。そういう希望があるからみんな真面目に努力するのだろう。そしてそれが彼らの自信となって自分の筋肉となっていくんだろう。素晴らしいな。日本人も努力家だとは思うけど、やっていることの無駄が多すぎるんだよね…なんか。

加えて、なんか北欧のかっこいい家具やデザイン、可愛いテキスタイルをみて「素敵〜」とか言うだけで、本質を知ろうともしない人たちをみるとイラッとするんだわ。ほんとバカだよね(by 黒のざき)。いい国を作るにはこういう頭を使った地道な努力が必要なんだって。努力が。何もしないで人のやることに文句ばかり言っていてはダメなんだよ、と。

堀内さんの語り口は冷静だ。フィンランドの今の位置に甘んじることなく「世界一幸福な国」という評価も冷静に分析する。あれは「自分にとって最良の人生から最悪の人生の間を0から10で分けた時、今、自分はどの段階にいると感じるか」という統計なのだそうだ。だからあの結果も「自分は、まぁ、こんなもんだろ」っていうフィンランド人の謙虚さのあらわれかもしれない。いや、でも結局幸せってそういうことだろう、とも思う。自分らしく自由に生きていける国、それがフィンランドなのだ。(ちなみにフィンランドは自由、というより、自由にたいする壁や圧力がない、というの堀内さんは語っている)

そして今やフィンランド はヨーロッパのシリコンバレーとしての役割も担っている。スタートアップの興隆には目をみはるばかりだ。なんかこうワクワクするよね…  確かに映像とかみてると、まるでロック・フェスのような盛り上がりだ。

あと職場においても就業時間を必要以上に長く拘束することに非常に神経質で、夕方のミーティングはいやがられるとか、そういえば、私にもいろいろ思い当たる節がある。いつぞや、初めてフィンランドに行ったとき、彼らから呼び出されたミーティングが朝の9時で、えーーーっと思ったのだが(8時だったかもしれない。記憶不確か)行ったら朝食が用意されていたのが、嬉しかった。そうかー、こういうことか、と。フィンランド人は朝型だ。重要なミーティングほど朝に行う。しかも大陸ヨーロッパ、ひいいてはアイルランドとかよりも日本との時差が少ない。そこに加えてスタートが早いから日本時間の午後3時ともなれば、この国からのメールががんがん入り出す(笑)

フィンランド人と仕事していて思ったし、堀内さんも書かれていることだが、彼らはなんでもこちらのことを尊重してくれたり、丁寧に扱ってくれる。正直多少厳しいことを言ったとしてもストレートにバーンと説明してくれれば早いのになとも思ってた時期もあるのだけど、あれも彼らの優しさかもしれない、と今ならわかる。彼らはわたしが自分で気づくまで待っていてくれたんだよね。そういう忍耐強い部分もフィンランド人にはあるね。で、いったんいろんなことが始まってしまえば合理的だし無駄なこともいっさいなく、本当に仕事はギュンギュン進む(笑) フィンランド人に甘やかされた身体に他の国との仕事はこたえる…(笑)

コーヒー休憩が重要でランチはぱぱっと合理的に、ってのも確かに。これはヨーロッパ全域に言えるかも。ランチはりんごだけかじって終わりという人もいるし。一方で結構豪華な3コースのビジネスランチは時々ある。一切ないのが夜の会食だ。まぁ、ライブのあと飲みに行くとかありだけど、家族持ちの人たちは音楽業界でもそういう付き合い方はまずないね…

あと職場のレクリエーション・デイやリトリートというのも興味深かった。それにしても、まだまだ知らないことが多すぎる。こういう本を読んで、情報を整理しないとダメだよな。

他に会議の仕方! サウナでの会議もそうだけど、会議のはじめに、まずこれはなんのための会議で本当に必要なのかの是非を今一度確認するというのが重要らしい。日本の会社もこれ、取り入れようよ!!そして出席者をしぼる、ということも重要。いつぞや某大きな会議に行ったら、会議用の円形のテーブルに10人くらい座り、その周りの椅子に20人くらい座り(この20人には発言権はなし)、二重の輪になって会議したことがあった。(その中で個人はわたし一人だった・爆)まったく時間の無駄!

またフィンランドですら、ボスが休まないと下のものが休みがとりにくいとかあるらしい。そりゃーそうだよね。同じ職場にいれば。人間なんだもの。

あと日本の連絡先の紹介ってのも、ちょっと笑えた。連絡先がわかるなら、どうぞ勝手に連絡せよ、というのがフィンランドスタイルなのだが、日本人は紹介を好む。それが時間の無駄につながっているのは事実だ。確かにこれは言えた。わたしも割とそういうのはドライで、どんどん自分で飛び込み営業とかしていく方なのだが、それでもあそことあそこが仲がいいと知れば、ひとこと断ったりお伺いをたてたりする。そもそも日本の社会の場合、知らない人には連絡をしないという慣習があるように思う。それが行くところまで行ったのがヤクザの世界だ。いつぞや某有名芸能人がウチの公演に来るのに、ものすごい遠回しでやってきたことがあった。あれには驚愕だった… どう考えてもウチのホームページに連絡くれればそれで済むことなのに、ヤクザは知らない人にいきなり電話はしないのだ。知ってる人の糸を辿って紹介してもらうものなのだ。この時は、ちょっとびっくりするとともに感心した。(その芸能事務所さんはとても丁寧だった)

話がそれた。あとフィンランドの相手を信頼して任せてみる、というのもいい。いつぞや一等書記官のパヤリネンさん(あぁ、歴代大使館員の中でも最高のかっこよさだったわ、パヤリネンさん。お元気かしら)の東洋経済の記事で「決めるのは担当者です」と言い切ったのはかっこいいと思った。でもそれって当然じゃない? 担当なんだし。こんな単純なことですら、日本では徹底されていない。だからメールのCCばかりが増えて、時間の無駄もどんどん増える。合理的になるようにコンピューター化したのに、それが余計な紙を産む。時間は節約されず、さらにかかる(パワーポイントとかその最たる例)。

それから休み方! 1年は11ケ月なんだ、と割り切る。長い休みの最初の1週間目はやはり仕事をひきずる。最後の1週間はあわたらしい。結局4週間休んでやっと休んだことになるという話にのもなるほど、と思った。

あとこの本で嬉しかったのは私も大好きなフィンランド人の「シス」にページが多くさかれていること。「シス」について知りたい方は、この堀内さんの本や無印良品BGM24の私が書いたライナーノーツをご覧ください。堀内さんの「シスは自分の強い決意や気持ちだ」というのが心に残った。うん、ほんとにそうだ。

またフィンランド人は時にはちょっとドライすぎるのではないかというくらいの態度を取ったりすることがある、とも。そうね、へんなスモールトークで時間をつぶさないし。加えて親切の押し売りは絶対にしない。でも困った時には本当に頼りになるというのは、わたしもフィンランドの友達たちに対して持っている印象と同じだ。この国民性がわたしには最高に心地がいい。

堀内さん、ほんとうに素敵な本をありがとうございます。うん、いろいろ学ぶところが多いよ。

2020年1月24日金曜日

あぁ、昭和な定食屋

いや〜、めっちゃ素晴らしいランチ場所を発見。まさに昭和の定食屋。やばすぎるでしょ。

高齢のご夫婦でやられてて、メニューには大きく「エビフライ」とか書いてあるので、そうかー 揚げ物も頼みたいなぁ、ということでこういうオーダーになった。(食べ過ぎ?!)

お母さんに「へんな頼み方かしら」と聞いたら「そんなことないですよ〜」とにっこり。感じのよいお店。お父さんは厨房担当。時々外に出てきてたけど、一言もしゃべらず。お母さんは常連さんも私のような新参者にも親切。うーん、いいね!



単品で頼める串カツ(500円)。揚げたてのほっくほく玉ねぎと豚肉。
玉ねぎがあっまーい❤️


オムライス。ケチャップご飯にチキンも入って絶品です。
こういうのが食べたかった。


入りにくそうでしょう?
この近所に越して8年。入ったことはなかった。店の名前も不明なんですよ。


地元愛がUP中。なんかいいよなぁ、荒川土手。

ちなみにググったところによると店の名前は「ミヨシ」というらしい。食べログも一応ある。

さぁ、今日も張り切っていきましょう!

2020年1月23日木曜日

映画『パラサイト〜半地下の家族』観たわ、すごい完成度だわ…




ポスター、2パターンともよくできてる。そして、観たわ、ついに。話題のこの映画。

まぁ、ほんとに脚本がよく書けてる。ユーモアもあり、ハラハラドキドキもあり、とにかく脚本にまったく無駄がない。まったく。

ストーリーが奇抜で、よく出来ている。セリフもいちいち効いている。知らない間に大社長の一番痛いところを刺激してしまってるタクシー運転手の父とか。「半地下」「地上」「地下」の持つ意味とか。「匂い」に一番敏感に気づく息子とか。階段の意味とか。モールス信号とか。パパによるノープランに関する考え方とか。

俳優もベストなキャスティングでこれ以上の演技は思い浮かばない。一人一人がとにかく完璧だ。すべての俳優女優さんたちが適役で、演技も抜群。自然と半地下家族に感情移入してしまうのは、是枝監督の「万引き家族」と一緒だ。そしてあのリッチ家族の空虚具合と、クビになった家政婦夫婦の空恐ろしさには鳥肌がたった。怖すぎる。

いや〜 面白い。最高に面白い。シリアスなシチュエーションの中、ちょこっちょこっとユーモアのあるセリフやシーンを挿入してくるところは、是枝監督作品に似ているかもしれない。でも是枝監督とは決定的に違う何かがある。めちゃくちゃシリアスな状況なんだけどね、なんか可笑しい。そして…オカシイ。なにかがオカシイ。ヘンだ…

132分もあったんだ。あっという間におわっちゃった感がある。すごいな、これ。

エンディングはちょうどいい含みのある感じで、良いエンディングだと思う。私はこういう映画の終わり方は大好きだ。爽やかなエンディングに感じられる人もいるだろう。でも私は「こんなんじゃ、どうせ半地下からは抜けだせないよ」(黒のざき登場)と意地悪く思ったりしている。皆さんはどう感じられましたか?

唯一不満が残るとしたら「器用すぎる」「完成度が高すぎる」ってことかしら。先日の北欧メタル映画にも思ったことだけど、とにかく良くできてるって観る方は唸るしかない。例えば日本のアイドルの一所懸命な素人っぽさを売りにするのと違って、韓国のアイドルグループのダンスが、飛び抜けて技術が卓越してたり、スタイルが抜群だったり、整形してまで完璧なルックスを目指すことに良く似ているかもしれない。完璧だよ。いや、すごいよ、韓国。本当に圧倒的。

ついついお隣の国だから、こういうことに対抗できる日本的なものって何なんだろうと考えた。

よく言われる是枝作品との違いは明らかで、確かに「社会問題」「社会風刺」「なんだかんだでユーモアがあって面白い」「子供のするどい視線」「家族」みたいなところは一緒なんだけど、決定的に違うのは、このボン・ジュノ監督のほうが圧倒的に「キレ」と「テンポの良さ」があるところ。エンタテイメントしても一級の作品で、シリアスな現在をしっかり映画に収めつつもハリウッドのおバカ映画よりもよっぽど面白く楽しめるところ。そして是枝監督の方は、もっと地味で静かで派手さはないかもしれないけれどこれを伝えようとしている「監督の視線の優しさ」が力強く存在しているところがあげられる。突破口があるとしたら、そこだろう。

うーん、だからこういうのって、ほんとこっち(私・見る側)の問題だわなと思いつつも、あえて書けば、それでも私的には今年のNo.1映画としては、なんとなく不器用な『The Peanut Butter Falcon』の方が好きかな、と思ったりする。あんなに可愛いくてチャーミングな映画はない。

いや、すごいです。すごいんです。韓国ってエンタテイメントの世界で今最高レベルかもしれないって唸るしかない。っていうか、「かもしれない」じゃなくて、すでに「最高レベル」だろう。すでに4年くらい前にBBCの文化担当者も「今、一番面白いのは韓国だ」って言ってた。そもそも国の文化に対する本気度が違いすぎる。偶然この映画を見る前にミーティングした某地方自治体の担当者は「日本は文化に対する予算が少なすぎます」って自分で言ってた。だいたい日本みたいに「頑張ってる感」やプロセスが評価される時代は終わったのかも。重要なのは結果だし、作品そのものの完成度だよ。そういう意味では、本当にこの映画はすごい。もう文句のつけようがない。

そういう意味では、言ってしまえば、この映画は「完成度が高すぎて」「可愛げがない?」でも機内放送とかで、もう1回観て味わうとか、絶対にありだとは思うし、見てない人は絶対に観たほうがいい。

公式サイトはこちら。劇場公開情報はここです。



PS
ソン・ガンホさん。インタビュー。すごくいい。あの石の意味がやっと理解できた。それにしても映画のイメージと違ってかっこいいお姿。水谷豊さんとかもそうだけど、この映画のプロモーションに協力しながら、一つの役のイメージで固定化しちゃうのに争ってる感じがする。そこが彼の俳優の彼としてのメッセージか。いい。

これから観る人はこちらを参照に、より理解が深まります。韓国通の畔柳ユキさんが教えてくれたサイト。

2020年1月22日水曜日

美味いよ、これ〜「卯の花めん」


いただきました〜。秋田名物「佐藤養助」の卯の花めん。

初めて食べましたが、これは美味い。こんなにちっこいのにうどんのシコシコ度がちゃんと感じられます。すごい。これ、冷たいほうがもしかすると美味しいかも。今、まだ寒いからあったかくして食べちゃうけど。

たっぷりのお湯で茹でて4分ほどグラグラ。水にあけて、そこからあったかくして食べる場合はスープと一緒にあっためます。まぁ、茹で時間はともかくプロセスは、普通のうどんと一緒ってことだよね。昨日の朝は卵でとじていただきました。しょうがもいれたら、ぽっかぽかだよ。



まだまだ寒いので、皆さんもぜひ。秋田名物だけど、銀座にレストランがあるよね。あそこの前、よく通るんだよなぁ。今度銀座に行く時にランチに寄ろうっと。



私にプレゼントしてくれた方、ごめんなさい。今、ネットですべて値段チェックできちゃうのよね…  でもすごく美味しかったので、皆さんもぜひ。

2020年1月20日月曜日

イーマー・クイン、再始動!!

イーマー・クインが再始動する。といっても、お母さんになってからも演奏活動は続けていた。よく法王さまとか、クイーンエリザベスとか、ヒギンズ大統領とかの前で歌ったり、そういうに担ぎ出されることが多かったかな。それがやっとこの春、ニューアルバムが出るんだって。嬉しいね。で、それにともない旧譜も再リリースされたりストリーミングで聴けたりするようになるみたいです。もう待ちきれない!



イーマーというとアイルランド人でもこれしか知らない人は多い。1996年のユーロビジョンコンテスト。あんまり好きな曲じゃないけど。



彼女はアヌーナにもいたことがある。古い映像。マイケルも若い。



これ好き。



でもって、これとか本当に好き。泣けるわぁ〜 クーニーのギターとマーティンのアコで、もう涙腺崩壊。こういうのを、もっとやってほしいんだけど。



このテの声なんで声が小さいと思われがちなんだけど、実はマイクがブルブル言っちゃうくらいものすごい声量なんだ、イーマーは。そして譜面初見で歌える。

プロデューサーに恵まれなかったのか、スタッフも「ザッツげーのーかい」みたいな連中ばっかりだったし、おかげで残っているのは、ダサい録音が多いのが本当に残念なんだけど、本来ならもっと評価されていいんだわ。性格もはっきりしていて仕事もしやすい。すごくいい。イーマー、頑張って〜〜応援してるよ。

あ、ここでも聴けます。無印良品BGM17。この曲は私がご指名したんだ(笑)。マイケル・マクグリンの十八番。こういうの最高でしょ〜(自画自賛)



女性ボーカルは嫌いだと思われがちなわたくすですが、中途半端な連中が嫌いなだけであって… イーマーは振り切れてるから好きです。この手のやつで最高峰だと思う。いつか日本に来てくれないかなぁ。

新作については、またいろんなことがわかり次第、こちらでご紹介していきます。

2020年1月19日日曜日

ナポリタンのレシピ



まっきーさんが紹介してらしたナポリタンのレシピ。なるほど、これは確かに美味い!!  ↑  You Tubeのリンク先でレシピ動画がみれます。

作るのは、ちょっとチャラい感じのお兄さんなんだけど、これは確かに美味いわ…

ケチャップを煮詰め、焦がしめ気味にいためるのがポイントみたい。そして味がケチャップのみで決まるのがいい。コクをだすためにバターが入るけど、それ以外はケチャップのみ。いわゆる料理下手による「塩、こしょう少々」ですべてをダメにしてしまうタイプの方におすすめ。間違いなく作れます。

ほんと料理上手い人って、センスが違うんだよな。料理のレシピって「料理上手のためのもの」と「料理下手用」とあると思うんだけど、私は明らかに後者。やっぱり上手い人って、見てると材料の切り方から手順から本当に素晴らしい。先日も友人が作ってきてくれた野菜系のお惣菜のうまいことよ❤️    私の料理は本当にガサツでアバウト。逆にだからこそホットクックみたいなものが好きなんだと思う。そしてこういうレシピもぴったりなのだ。

さて午後も仕事がんばろ…  ほんとに最近仕事の量が多い。もっと少なくしていかないと。はぁ…。あ、薬のまなくちゃー


『音楽家の食卓』を読みました。音楽と食べ物。人生でもっとも大事な2つのもの。



この表紙のお皿が素敵なのよね。どうやらこちらのものを使っているらしい。うっとりだわ。こういうの欲しいわ。断捨離で物欲からはフリーなったはずなのに!! あぁ、煩悩まみれの私。

ドイツ料理の第一人者:野田浩資シェフが愛するクラシック音楽家たちの生涯と彼らがどんなものを食べていたのか。当時の食文化の紹介と、彼らが食したであろう料理のレシピ本。いや〜、これはたまりません。

ていうか、食事ネタを持ってこられると、その人の具体的な人となりをイメージできるよね。バッハは貧しくて苦労してて食事はいつも超質素だったとか。ショパンは身体が弱くて魚ばっかり食べてた、とか。そんなショパンのためにジョルジュ・サンドが考案したスープとか。



装丁が素敵よねぇ…




クラシック音楽のファンだというシェフによる音楽家のお話が充実。ちなみに音楽ネタの監修は飯尾洋一さん。

これはシュニッツエルだよーん。私もザルツブルグで食べたっけ〜。



で、これは私が撮った自分の旅の写真。昔のアルバムから引っ張り出してきた。美味しかったなぁ。でもウィーンじゃなくてザルツブルグ。


ここにも行ったよ。カフェ・モーツアルト in ザルツブルグ。


というのも、これが食べたかったからさ。ザルツブルガーノッケル。ザルツブルグ風スフレ。


本当はこれで二人分なんだけどお店のお姉さんの「一人で食べてる人もいるわよ」という言葉に励まされ…

私が食べたやつは下にジャムがひいてあった。


当然ペロリ。ま、メレンゲですから軽いもんです。

ちなみにこのザルツブルガーノッケルのレシピも『音楽家の食卓』に掲載されてます。自分で作ってみようかな… うまく膨らむかな…









シェフがご紹介しているリンゴのこれ、作ってみたいなぁ。こういうのができちゃうところがリンゴという果実の優れたる所以よね。




シェフ自ら撮影の貴重な旅の写真もたくさん掲載。各地のおすすめのレストランやカフェなどもさりげなく紹介されています。



これが紹介されてる11人の音楽家たち。


ショパンのこれも当然掲載。ポーランド料理って汁物が多いのよねぇ。

六本木1丁目にあるという著者であるシェフのお店もチェックしないと。まずはランチで行ってみるか…


2020年1月18日土曜日

明日のために私たちはリンゴのタネをまく。たとえ明日、すべてをなくしても。


中川さん! ヒデちゃん! やばいよ、ほんと… 泣ける。

何度も紹介しちゃうけど、洋先輩のこれも必読です。





この歌のドキュメンタリー番組が良かった。ぜひ。アナログだけど、テレビの画面の写真を撮るという作業をしてしもた…(笑) 良かった、まとめておいて。みなさんもよかったら読んでみてください(↓)



この映像大好き。また再建しましょう。そうさ、明日のために私たちはリンゴのタネをまく。たとえ明日、すべてをなくしても。



日本はマッドな国だよね。こんなに災害が多いのに、人がひしめきあって暮らしている。そしてその上にリスキーな外国人ミュージシャンの公演制作という仕事をしてる私っていったいなんなんだろう。すべてをなくしたとき、自分に何ができるのだろう。考えているとキリがない。

でも自分ができることをやるしかないのだ、きっと。ギリギリの中で。

うん、明日のためにリンゴのタネをまく。



好きな人たちと、もっと一緒に時間をすごそう!

「好きじゃない人は家族でも切っていいんだ」というのを幡野さんの本を読みつつ噛み締めているんだけど、逆に「好きな人とはもっと積極的にいろいろお願いしたり、誘ったりしていいんだ」と思った今日このごろ。

今、なんで忙しいかというと、5月にやる来日公演の準備が佳境なんだわ。公演は発表までの仕事が8割。発表した瞬間、結果はもう8割決まっているんですよ。なので、とにかく必死で準備中。あ、媒体関係者さんたちにプレスリリース出さないと。もう何もかもが遅れている。とほほ…

そして残りの2割。残りの2割は何かというと、発表したはいいけど思ったより動員がよくないとか、何かトラブルが起きるとか、そういった時に使う労力。逆にアーティストが来たあと現場を回す労力は全体の3%くらいじゃないかしら。

しかも秋の公演なんかはもうダブルブッキングが決定していて、できる後輩に現場は任せようという魂胆でいる。っていうか、本当に手がかかるアーティストだし、こういうのは私はもう面倒みきれん!?って感じ(笑)たのんだぜー できる後輩(爆)そうやって少しずつ自分の仕事を減らしていこうと思ってるんだ。

実は後2週間くらいで発表予定の5月のやつはなんだかんだで、毎年恒例の北とぴあさんでの公演なんですよ。今年も5月の末にやるんだけど、実は昨年私が超・具合悪い時にボランティアしに来てくれた仲間たちに、正式にお手伝いをお願いしてみたんだ。思い切って。

いや、お二人とも業界の第1線で活躍されている方で、とてもじゃないけど、こんなギャランティではお願いできません!?…みたいな方たちなんだけど、去年、手伝っていただいて、ウチのレギュラースタッフも「すごくやりやすかった」と感激していたし、一人の方は「年とると公演現場はなかなか話が来ないけど」みたいなことをつぶやいてらしたのを見て、そうか、と思った次第。そりゃー もう毎日公演現場なんてきつすぎるけど、でもたまにやるなら仕事的にも気分転換でいいのかも? ぜひ今年もお願いしたいというわけで、今年は思い切って、正式にちょっとだけギャランティ出しますから、一緒にやっていただけませんかと、おそるおそる連絡してみたのだった…

そしたらなんとも快く快諾していただき、嬉しく思っているところ。いや、本当に病気にして思った。好きな人ともっと一緒に時間をすごそう、って。「忙しいだろうから」「こんな仕事をこんな謝礼でお願いしては…」「っていうか、そもそもこんな仕事をお願いしては…」といつも遠慮してたけれど、いや、「こんな仕事」でも経験がたくさんある人にお願いすると全然違う。経験が豊かな人は、ほんとにわきまえていて、どんな雑用でもどんな難題でも適格にこなしてくれる。それに私には遠慮している時間は私にはもうない。これからはもっと好きな人と時間をすごそう。好きな人と一緒に何かをやろう。

私はそもそも自分の仕事を触られるのが嫌いで、何かアドバイスされても、明らかに自分より上(って言い方もなんだけど)の人のアドバイスじゃないと絶対に聞かないし、周りの友人たちはほとんどそういう私の偏屈ぶりをわかってくれているので、普段余計なことは絶対に言わないのだが…  でも、いや、私も自分が好きな人にはぜひ参加してもらいたいんだ。一緒に何かしたいんだ。

切る人を切っていくとゆとりができる。そうして、そんな風に考える余裕もできる。だからこれからもカフェオーレではなく(前もカフェオーレじゃなかったけど)、白黒はっきりさせるブラックコーヒーもしくは牛乳で行きたいと思う今日このごろ。そして自分が応援するミュージシャンやアーティストや表現者の人たちを応援するのを大好きな人たちに手伝ってもらおう、と。それでこそ、オレの人生!?

勢いついで(?)に、自分がちょっといいな、と思っているアーティストをやられているレコ社の方にもメール。一緒にやらせてください、と。もうこの方も20年くらい知ってるけど、なかなか具体的にびったり一緒にプロジェクトをやったことがなかった。ぜひ一度何か一緒にやりたい。一度がっつりその人と組んで何かをなしとげたい。そんなふうに勇気をもらった。

ふふふ、やばい、ちょっと病気復活の際に見られる躁状態?なのかも。

思い切りついでに時計も買っちゃった! これでいちいち時間をみるのにiPhoneを出さなくて済む。まだ体重が戻らず、痩せてるから、腕をくるくる回っちゃうんだけど、池袋のロフトの時計売り場のベテランっぽいお父さんに穴をひとつあけてもらったらしっくり来てる。穴あけ500円なり。



2020年1月17日金曜日

サラーム海上監修 ザクロ濃縮果汁ソース 試してみました〜



ザクロの濃縮ソースは、サラームさんに教えてもらってトルコの空港で購入して以来、なんらかのメーカーのものを、それこそアマゾンとかでゲットしていましたが、ついに出ました。

サラームさんの監修のもとに日本でも正式に発売スタート!(したのが、もう結構前ですよね。紹介が遅れました)

ヨーグルトやアイスクリームにかけてもいいし、サラダとかにかけてもいい。便利なレシピはこちら。

バニラアイスにかけるのがいいとされてますが、わたしのおすすめはチョコレート。しかもハーゲンダッツとかゴディバみたいな濃ゆいやつにかけると良いです。(でも今は医者に言われて、チョコレートやハーゲンダッツは禁止中。早く解禁されたい。そして解禁されたらすぐ買いに走るのだ!)

あと北ヨーロッパなあなたには肉とかにかけるのもおすすめ。北欧人は肉に甘い果実のソースをかけるのが大好き。まぁ、IKEAのリンゴンベリージャムつけてもいいけど、これをかければ、甘すぎないし、酸味もほどよく、ステーキもばっちり北欧風?! 牛もいいけど、ラムとかにかけてもいいですよね。あぁ、ラム肉、高いんだよなぁ、ウチの近所のスーパーでは…。ジビエ系とかにかけたらきっと絶品だろうなぁ。

まぁ、あと私がよくやるのは炭酸水の強いやつにまぜて飲んじゃうこと。濃い目につくると、濃い目のカルピス作った時みたいに贅沢な気持ちになれる。薄くても十分おいしい。あ、そうだ、先日オートミールの中にジャムのかわりに入れてみたら、これはイマイチでした…オートミールにはやっぱりメイプルシロップが一番のようです(少なくとも私にとっては)

成城石井でも売ってるらしい。あとアマゾンでは2本から気楽に購入できます。これって大瓶買っちゃうとめっちゃ価格が高くなっちゃうことが多いんですが、早めに使い切るためにも量は少なめな方が便利だし、同時に料金も手軽になって嬉しいですね。(このへん、すごくよく考えられていると思う。さすがだわ…)

では、みなさん、エンジョイ、ザクロソース!

2020年1月16日木曜日

映画『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』観ました〜


映画『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』試写で拝見しました。ありがとうございます。

まぁ、テリー・ギリアム being テリー・ギリアムって感じよねぇ…。ご存知モンティ・パイソン、そして『12モンキーズ』などでお馴染み、アメリカ生まれ、イギリスが育てた鬼才テリー・ギリアム。突飛な世界観はあいかわらずだ。この作品も構想30年。2000年にクランクインし、何度も資金難や自然災害による撮影中断、病気などにより俳優の交代劇やらなにやらありながらも、完成にこぎつけた。企画頓挫9回というすごい映画。まぁ、すごいですよ(笑)

2時間以上というのが、ちょっと見てて疲れたなー 何せドタバタドタバタ盛りだくさんなんだもの。資金難に陥るのも理解できるような壮大なセットをバカバカ使い、衣装をはじめ細部にのこだわり抜き、監督のマッドな頭の中を映像化することに成功している。

ストーリーはこんな感じ。仕事への情熱をなくしたCM監督トビーが、CM撮影のために訪れたスペインの片田舎で撮影中に不思議なDVDを手渡される。そこにはなんと自分が学生時代に作った映画が記録されていた。聞けば、その時、撮影場所に使った村は、今、自分が滞在している場所にも近い。懐かしく思い訪ねていけば、そこには映画によって人生を狂わされてしまった人々が。靴職人だったドン・キホーテ役の爺さんは頭がボケていて、トビーを従者のサンチョと思いこみ、二人は大冒険の旅へ繰り出す。

Fxxkと何度もさけびながら悪態をつくトビーをアダム・ドライバーがなかなかの好演。それにしても、どこまでも夢を諦めない、(テリー・ギリアムの・笑)夢は永遠に続くのだった。普通は頭の中でどんなバカなことを想像しても、それを表現したりはしない。そこが彼の非凡なところだ。付きあわされる制作関係者、俳優、そして視聴者はたまったもんじゃない(褒めています)。1月24日より全国公開。

2020年1月15日水曜日

幡野広志『ぼくが子供のころ、ほしかった親になる。』を読みました


この本はなぜか泣けた。表紙に写った優くんの自然な表情のせいだろうか。妙に泣けた。先日読んだ2冊目の『ぼくたちが選べなかった〜』の方はあまり幡野さんががん患者だってことを意識しないで読めたのだけど、こっちは妙に意識せざるを得なかった。夜のサイゼリアでご飯食べながら、あっという間に読破してしまった。最後の3行は特に泣けて泣けて、どうしようもなかった。

表紙の写真で幡野さんがさげている赤い「ヘルプマーク」私もつけている。つけているけど公共交通機関で席をゆずってもらったことはない。いや、一度ゆずってもらいかけたが、ゆずってくれたのが高齢の女性だったため結局「大丈夫です」と断ってたったままバスにゆられていた。それ以来、声をかけられたことは一度もない。時々本当にフラフラになって座りたいと思うこともあるけどね。特に電車の中では思う。でもサラリーマンの皆さんも、本当にゆとりがないんだなぁ、と思う。

この本の中でも幡野さんが奥さんに八つ当たりしてしまったことなど書いているのだけど、私も自分が一番親身になってくれてる友だちに辛くあたってしまったことがある。自分の一番近い人に対して、ひどい態度をとってしまったことがある。でも具合悪い時って、もうまったくゆとりがないんだわ。だからわかる。みんなゆとりがないんだな、って。人に親切にできるのも、自分に余裕があってこそ、だ。(まぁ、だから余裕があるときは、思いっきり親切にしよう、って思うのだけど)


でも人からは冷たくされる方がまだ救われる時がある。一番残酷なのは幡野さんの言う虐待のような優しさだ。あぁいう人たちな、なんだ、自分が「こうしたい」「こう言いたい」ってのを我慢することができないんだろうな、と思う。そしてそれが「よかれと思って」善意から発生しているものだからたちが悪い。だから我慢ができず言ってしまったりやってしまったりする。これはこれで虐待だし、その人の持つ病気だ。何も言わないこと、何もしないことが愛情ってこともある。

それにしても「ライフ」ワークと「ライス」ワークの話など、この本を読む前から私が考えていたことと妙にシンクロしてくるのが気持ちいい。

「嫌な人は徹底的に避けろ」ってもよかったなぁ。私もそうしようと思う。幡野さんが優くんにしているであろうアドバイスを、自分がしてもらっているように受け取る。そう、自分に自信がある人は、嫌な人を避けることができるんだ。

あと「やりたいことがわからない」って人が多い理由ってのも妙に納得だよなぁ。親がずっと決めてきたから、親の言うことを聞いてきたから、自分が何をしていいのかわからないのではないか、と。いざという時にリスクを取ろうとすると、そのリスクは必要以上に巨大に見えてしまう。なんかちょっとわかるような気がする。私は親の言うことは食べさせてもらっている間は聞いてきたけど、幸いなことに心の中では絶対にしたがっていなかった。それが今の自分の自信と幸せにつながっているのだと思う。

「人の目を気にしない人はおもしろい」っていうのもいい。私もそうありたいと思うし。

あと学校で将来の夢を聞かれた時、神社などで絵馬に自分の願いを書く時、職業の選択と夢を混同してはいけないということも、ものすごく共感した。これ、私もすごい昔にこのブログに書いたことがある。たとえば「医者になりたいという夢」の話。私には大学生時代からの友人がいた。彼女は高学歴で、いい大学へ行き、大学院へ進み、英語もペラペラだった。当時英語がまるで話せなかった私は彼女が羨ましくてたまらなかった。でもご両親とも癌でなくされて、彼女は医者になりたかったけど、おそらく能力が足りなかったんだね。ものすごく頭の良い人だったけど、アメリカに留学したのはいいが、大学の厳しさにやられて精神もくったくたになり、今はこっちに戻ってきているはずだけど、最終的には音信不通になってしまった。fbのアカウントはあるようなのだが、更新がまるでない。最後にあった時は生活も大変そうで、話を聞いていて私もちょっと辛かった。会うたびにご飯、しかもなるべく良いものをご馳走していたのだけど、それが嫌味にとられたのかも。そして逆効果だったかもしれない。でも彼女は彼女で生活が大変なのに車を手放さなかったり、高価な絵を買ったり、大きな家具を大金はたいてアメリカまで送ったり… そういう理解できない行動もあったし、バイトをしてはそのバイト先の批判ばかりしていた。彼女みたいな高学歴なのに、妙に不幸な女性は何人か知っている。彼女たちの口癖は誰か他の人のせいで自分の人生はめちゃくちゃになった、ということだった。この彼女の場合、自分の不幸の理由は自分の親だったと言う。がんでなくなるまで看病に忙しかった、だから十分勉強ができなかったのだ、と。なんか違うと思ったけど、ただでさえ苦しんでいる彼女を私がせめてもなぁ、と思って何も言わなかった。ただ彼女は病院でバイトしていた時期もあって、その時、白衣をきて病院を歩き回る自分は好きだ、とも言っていた。でもその仕事もやめちゃったのか、なんなのか、しばらくするとその話を聞かなくなった。おそらくだけど、彼女の場合、そういうステイタスに対する憧れはあっても、本当に病気の人を助けたいって根本の気持ちが抜けてたんだと思う。医者になる夢は、なれなかった瞬間に崩壊する。でも人を助ける、って夢は絶対に壊れない。どっかにかならず出口があっただろうに…  あの時、彼女をみていて、私もあれこれ考えたんだ。今いったいどうしているんだろう。うつ病とかもかかえていたみたいだし…  あんなに勉強できたのに、って時々今でも思い出している。

本当にほんとの優しさってなんだろう。友人ってなんだろうとちょっと思う。

幡野さんは言う。自分の夢に「職業」を書いてはダメだ、と。いいなぁ、これ。そういう風に当時彼女に言ってあげられなかった私は本当の友人じゃなかったのかもしれない。夢と言うのは「職業」の先にあるものだ、と。うん。

先週末は成人式だったみたいだけど、新成人の皆さんにもその辺じっくり考えてほしいな。まぁ、でもそれを将来ある人たちにうるさく言ってもね… 違うかな、と思う。愛情を持って見守るって難しい。でもだからこそ、それが「愛」なんだよね。優くんを始め子供たちや若い人の幸せを私も願っている。


2020年1月14日火曜日

片山杜秀+山崎浩太郎 田中美登里(聞き手)『平成音楽史』を読みました


平成の終わりにこういう時代がまとまった本を読むのは良いわ…。というか、あまり本を読んでいる気がしない。お話を聞いているという感覚。どうやらラジオの対談をまとめた本だそうだ。なるほど。だから読みやすいのか〜。平成の30年間の流れが集約されている、すっごく面白い内容の本だった。

私はクラシックはまったくわからないので、わからないところもとても多かったけど、いや〜そうなんだ、マーラーってそういう位置なんだとか、三大テノールとか、佐村河内さんが世間に受けた理由とか、私でも知ってるフジコ・ヘミングさんとか、辻井伸行さんが大ヒットしたこととか、あとびっくりしたのがオウムがオーケストラ持ってたこととか驚愕!…とまぁ、忘れてることもあるし、実体験している時代なのに知らないことも山ほどあるしで、楽しく読みました。

時代の流れと音楽。特に最初の方は私も(まっとうな)音楽業界にいた時期だし、やはり1989年というのは先日の石田さんの本じゃないけど、すごい年だったんだなぁ、と改めて。

911のこれも思い出した…



阪神淡路、311の復興ソングなど音楽は常にそこにあった。

そして冠コンサートの全盛期、そして三大テノールやら何やら… バブルだよなぁ。あったよなぁ、そういう時代(笑) 



大型外資のレコード店相次ぐ出店とそれがクラシック・シーンに与えた影響など。マーラーやブルックナーの攻勢や、それと同時に出てきたアマオケの話など非常に興味深かった。そうなんだ、クラシックの世界!?

異様な大ヒットとなったこのアルバムは私も覚えている。カラヤン(笑)パッヘルベルの『カノン』



ピアソラのブーム、ヨーヨーマのヒットも。これも平成ならでは?





中村紘子さんが亡くなったこと。中村さんといえば子供のころに行った千葉文化会館でのコンサートが忘れられない。なぜか自分は最前列に座っていたのだが(おそらく親がC席とかケチったか)、私の2列くらい後ろで結構うるさかった幼児のことを中村さんは時々演奏しながら睨んでいた。オーケストラもいたのでピアノ協奏曲だったのだと思う。中村さんのほぼ足元で彼女の演奏を聴きながら、あの時の彼女の厳しい表情が忘れられない。私も小さかったが「こっわー」と思ったことを記憶している。でも未就学児童NGだったろう公演なのに、困ったもんだよね…



そしてエル・システマの話題、オーケストラの運営危機やアマチュア・オーケストラの頑張り。

佐村河内守さんについての話題も興味深かった。新垣さんの立ち位置とか。そうなんだーって感じ。



なんと新垣さんがあの事件のあとに「佐村河内風」に作った曲があるとか…これは初めて知った。



お二人が平成の時代を「ハッタリ、キッチュ、まがいもの」つまりすべては消費社会の中で消費されていくものだ、とバッサリ切っているのも非常に興味深い。帯にも書かれているんだけど片山先生の「平成という時代に特徴的なことといえば、やはり壮大なまがいものにこそ感動するところじゃないでしょうか」とか面白い(笑) 

まぁ、その辺は最終的にこの先200年後の聴衆が判断するもんなんだろうけどね…。確かにそうだよね。

あ、そうそう、クラシック界のピアソラ・ブームとともに「グローバリズムに反撃するヨーロッパ古楽ブーム」という章は、ちょっと私の今の仕事にもつながるのかな、と思ったりもした。この辺はちょっと私も勉強したい。特にカウンターテナーのこの方! 美登里さんの言うとおり「いかにも」って感じがしなくて、すごく自然で歌い方がめっちゃいい。



そしてピリオド楽器の話題も。確かにこれはクラシック音楽ファンを伝統音楽側に引き込む追い風!(笑)こちらはロトの『春の祭典』やばい。これは買っちゃいそう! 



それにしても平成ってへんな時代だったのかも。この本の冒頭でも書かれているとおり、昭和天皇の死から始まって(あの頃のことは実はほとんど記憶になし。学校とか休みになったんだっけ?)、今回平成の終わりは天皇陛下の引退で終わったわけで、いろいろと感慨深い。

読んでて興味がつきない本だった。そもそもこの対談本、ラジオ番組がもとになっているそうで、ラジオってやっぱりいいよねぇ。なんといっても音楽も聴けるわけだし。田中美登里さんに拍手。そして、これからも頑張って面白い番組を作っていってください!!

2020年1月13日月曜日

スティーブ・クーニー、ニューアルバムそしてドキュメンタリー


リンク先でアルバムの音も聞けますが、ハープの楽曲をギターで弾いたものを集めたようです。「エリノア・プランケット」や「シーベグシーモア」などよく知られたわかりやすい曲もあり、しかしやっぱりスティーブ・クーニー節炸裂で、本当に素晴らしい。

スティーブのことを知らない人がいるかもしれませんが、おそらくアイルランド音楽の最高のギタリスト。おそらく間違いなく最高峰です。ガット弦が切れんばかりに演奏するスティーブの奏法は、多くのギタリストに影響を与えました。ルナサにいっとき在籍してチーフタンズで来日したティム・エディや、先日シャロン・シャノンで来日したジム・マレイなんかは一番弟子たちだと思いますが、やはりグルにはかないません。本当にすごいです。

当時に放送されたTG4(アイルランドの国営放送でアイルランド語がメインの放送局)でドキュメンタリーも必見。1分半ほどの宣伝動画。


番組のすべて(50分くらいかな)はここで見ることができます。日本からでも見れるよ。


同じ番組で、他にマット・モロイやフランキー・ギャヴィン、トリーナ&マイレードの回があります。あぁ、こういうの見ていると時間ないんだけど、やっぱり見ちゃう。スティーブ、すごすぎる。

日本には一度来日したことがあったなぁ。プランクトンさん招聘で、リアム・オメンリィと一緒だった。ニーヴ・パーソンズも来たっけ… 確か川島恵子さんの自宅でホームパーティをやって、なぜか山口洋先輩がスティーブにマッサージをしてあげてたの、すごくよく覚えてる。あれはどういうシチュエーションだったんだっけ。忘却のかなた。

スティーブはいっときハープのリーシャ・ケリーとも結婚してた。あ、そういやシネイド・オコナーと結婚してた時もあったっけ。めっちゃエキセントリィックな人で、来日とか、そういうのにはまったく向かない。でもよくあの時はプランクトンがよく日本につれてきたよね…。懐かしいなぁ。またあのすごいギターが聞きたい。とりあえずはCDをゲットしよう。

映画『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』を見ました。




なるほど良くできてる。最高に面白い映画だった。笑いがとまらない。いちいち小ネタが効いている。

「バンドあるある」満載。ベースマンはこうだ、ドラマーはこうだ、ギタリストはこうだってのが、もう典型的すぎて超笑える。ベースマンはもの静かでおとなしくインテリ。でもかなりエキセントリック。ギタリストは派手にかますが、あまり内容がなく、ドラマーは食べてばっかりですぐ死ぬ(笑)。そして田舎バンドにありがちなバンドの典型として、オリジナルが一曲もない、作ろうとすると何かに似ちゃう…とか。ライブをやる予定なんてないのに集まって延々練習してる。それも10年以上(笑)。設定がよくできてる。

加えて「フィンランドあるある」「北欧あるある」も満載。音楽家やパフォーマーは本業(デイ・ジョブ)を持っている。女の人の書き方も面白い。フィンランドの田舎の娘は花柄のシャツを着てお父さんの言うことを聞き可愛らしく、一方のノルウェーの女は力強く、心が強いだけじゃなくて実際腕力も強く、組織の偉い位置について男たちを牛耳っている…とか。

無駄がなく、テンポのよい脚本。笑いもユニヴァーサルで、この完成度の高さは、まさにフィンランド映画もここまで来たかという感じ。実に感慨深い。本がとにかくよく練られててセリフや話の流れに無駄がない。こういうの「なんとかの回収」っていうんだよね。三谷幸喜がよく使うやつだ。古畑任三郎みたいなやつ。別にサスペンスではないけれど、1つ1つのエピソードがあとになって効いてくる。あぁ、そういうことだったのね、と見ながら納得していく(笑)。いや、ほんとうに上手い。上手い脚本だ。

ホームページに載っている監督たちのコメントを見たらフィンランドのユーモアは複雑でこっそりニヤリと笑うようなものが多いが、そうじゃなくて、もっと単純にギャハギャハ楽しめるものを作りたかったとのこと。なるほど。それには確かに成功していると思う。だからヒットしているんだよね。クイーンの映画じゃないけど、やっぱり音楽映画は「マニアではなく広い層にアピール」ないとヒットしない。いや、十分マニアなのか、先にかいた「北欧あるある」は満載なわけだし、ね。

あと彼らの口から登場していたバンド名などは、私は全然わからず。これがわかったら、またさらに面白いんだろうな。平日の真昼間に見にいったが、新宿の小さな映画館は満席だった。入れない人もいたんじゃないかしら。今から行く人は席を予約していくことをお勧めします。

最後のオチもいい。みんな納得の最高のオチ。こういう終わり方って最高だと思う。見た人はみんなスッキリ幸せな気持ちになるだろう。笑いと友情と音楽愛にあふれた感動映画だ。良くできてる。主人公のシンガー君もめちゃくちゃ可愛らしい健気で、彼の幸せを願わずにはいられない。

まぁ、ただ一つ言えることがあるとすれば、どうも深みがないんだよな。なんでだろ。クイーンの映画にもおなじようなこと感じたけど、この作品の場合、器用すぎちゃって面白くない、ってところかな。その点、数日前に見た『The Peanut Butter Flacon』なんか不器用で、でも愛に溢れてて、みんな必死でやってて、そこが最高だと思ったのだけど…。 北欧だから褒めなくちゃとも思ったけど、すみません、正直に書きました。でもこれがヒットするのは非常によくわかる。

でも実は北欧のバンドたちに対しても同じことが言えるのよね。最近の連中は、どうも器用すぎちゃって面白みがない。アイルランドとか、他の国のバンドみたいにがむしゃらに頑張ってて、それがみっともないんだけど、そこが魅力的とか、そういうのがない。いや、これ、めっちゃレベルが高いところでの話をしているんですよ。確かに老後の心配も他の国よりなく、福祉や教育が充実してて素晴らしいよな、ということはある。でもなんか生きる必死さとか、人生を生きる上でのみっともなさとか、そういうのがほしいんだよな。うまく言えないけど。制作してる側があまりにも頭が良く器用すぎちゃってる様子が感じられるのだ、この作品は。まぁ、それは作品そのものに罪はないんだからまったくもって贅沢な悩み? でも映画愛がビシバシくるような映画とは、また別物なんだよね。でも良くできているんだし、何はともあれこれがヒットしないとダメだよなとは思う。だから大ヒットおめでとうと思う。多くの人に見に行ってほしいと思う。

あ、そうそう。私にとっての唯一の救いは音楽がメタルすぎちゃって、まったく頭に残らないところ(爆)。私には単なるノイズにしか聞こえない。まぁ、ここが妙に残っちゃったり、ヒット狙いだったりするとアメリカ制作になっちゃうんだろうけど。そこまではいかなかったかな。なんか音楽映画で「当てにかかってる」のが見えちゃうと、一気にしらけるよね。そういう嫌味はまったくない。

まぁ、つまり面白いは面白い。っていうか、本当に面白い。人にも「面白いよ」と自信をもって勧められる。でもそれだけじゃ、心は掴めないんだよ、と。私の心は特にね。難しいよね、私もね…(笑)


2020年1月11日土曜日

来たKITAオリパラプロジェクト中央公園文化センター講座「『まつり』から見えてくる世界の文化・歴史」にて講演

赤羽の駅蕎麦だよ。今回の講座は赤羽ではなく中央公園の文化センターです。


告知が遅れてしまいましたが、オリンピックまでもうすぐということで、ウチにもいつもお世話になっている北区文化センターさんから、こういう話が来まして、参加することになりました。

すごい先生がたに囲まれて、なんか申し訳ない感じですが、私の回は楽しくやることにします。「まつり」がテーマということなので、ヨーロッパの伝統音楽を、各地のフェスティバルシーンの写真や映像とともにケルトから北欧、そして北区が応援するハンガリーの曲まで紹介していきます。

北区の方が中心になるので、他の区に住まれている方は参加できる可能性が少ないかもしれませんが、一応告知させていただきます〜

1・22申し込み締め切り。私の回は2月15日(土)ネットで申し込みできないのがナンですが、ご希望の方は下記参照ください。









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