スティーブ・クーニー、ニューアルバムそしてドキュメンタリー


リンク先でアルバムの音も聞けますが、ハープの楽曲をギターで弾いたものを集めたようです。「エリノア・プランケット」や「シーベグシーモア」などよく知られたわかりやすい曲もあり、しかしやっぱりスティーブ・クーニー節炸裂で、本当に素晴らしい。

スティーブのことを知らない人がいるかもしれませんが、おそらくアイルランド音楽の最高のギタリスト。おそらく間違いなく最高峰です。ガット弦が切れんばかりに演奏するスティーブの奏法は、多くのギタリストに影響を与えました。ルナサにいっとき在籍してチーフタンズで来日したティム・エディや、先日シャロン・シャノンで来日したジム・マレイなんかは一番弟子たちだと思いますが、やはりグルにはかないません。本当にすごいです。

当時に放送されたTG4(アイルランドの国営放送でアイルランド語がメインの放送局)でドキュメンタリーも必見。1分半ほどの宣伝動画。


番組のすべて(50分くらいかな)はここで見ることができます。日本からでも見れるよ。


同じ番組で、他にマット・モロイやフランキー・ギャヴィン、トリーナ&マイレードの回があります。あぁ、こういうの見ていると時間ないんだけど、やっぱり見ちゃう。スティーブ、すごすぎる。

日本には一度来日したことがあったなぁ。プランクトンさん招聘で、リアム・オメンリィと一緒だった。ニーヴ・パーソンズも来たっけ… 確か川島恵子さんの自宅でホームパーティをやって、なぜか山口洋先輩がスティーブにマッサージをしてあげてたの、すごくよく覚えてる。あれはどういうシチュエーションだったんだっけ。忘却のかなた。

スティーブはいっときハープのリーシャ・ケリーとも結婚してた。あ、そういやシネイド・オコナーと結婚してた時もあったっけ。めっちゃエキセントリィックな人で、来日とか、そういうのにはまったく向かない。でもよくあの時はプランクトンがよく日本につれてきたよね…。懐かしいなぁ。またあのすごいギターが聞きたい。とりあえずはCDをゲットしよう。