世間についていくのに必死

自分はなんとなくTwitterのフォロワー3,000人くらいいるし、1,000人以上10万以下ということでマイクロ・インフルエンサーになるのではないかと気取っていたのだが、実態は世間よりうんと遅れていた、という話をまたひとつ。

キャッシュレスを目指し、なにやら世間がPAYPAYやら、セブンPAYやら話題になっていたころ、私は「オレには全然関係ないや」とたかをくくっていた。去年の10月だったっけ。あれは。

クレジットカード払いは、学生時代からの筋金入り。世間があまりクレジットカードをもっていない時からゴールドを持ち(なんのことはない海外旅行傷害保険のためだ)、そこでためたショッピングポイントはすべてマイレージにまわして海外出張に何度も行って要領よく生きていると思っていた。ちなみに現状ツアーで支払うミュージシャンの宿泊費や航空券代、あらゆるコストはカード払いなのでポイントがたまって、年に3回くらいはヨーロッパに行けているのだ。もちろんエコノミーだけど。

で、現在もVISAやマスターは海外海外旅行傷害保険付きのゴールド。しかも30年以上滞りなく使っているので信用度は高く限度額はここにはかけないが相当高い。会費は旅行の保険料だと思えばまったく高くない。VISAを仕事用、マスターは個人用として使い分け経理作業もスムーズだ。まぁ、カードは1枚でもいいと思うが、なくした時など不安になるので、やはり2枚はほしいからね…。そしてスイカを交通費用として、オートチャージのJCBにしていた。JCBってのがいいでしょ。ビザやマスターになんかあった時、全然関係ないカードを持っているというのは危機管理としてもバッチリだ。この3枚。それ以上は薦められても管理しきれないので作らない。

オートチャージは便利だ。改札を通った時に自分が決めた金額以下になると自動的にお金がチャージされる。営業をがんがんしていると、タクシー代も含めだいたい月に2、3万くらいの交通費になる。そしてそれはJALカードにもしていた。JALはめったに使わないんだけどせっかくだからね。

そしてオートチャージはかっこいい。友人たちに駅の改札で「あっ、スイカ、チャージしなくちゃ」と待たされる時、私はひとり「オレのはオートだし〜」と優越感にひたっていた。

なのにだ!! 「ポイントすごいですよ、ためた方がいいですよ」と友人にぎゃんぎゃん言われ、うーん、そうか、Suicaこれだけ使ってるしJREポイントとやらためてみるか…と思ったら…

オートチャージのJCB View JALカードをWebで登録したのはいいが、なんと店頭ではJRE番号は認識できるもののポイントを入れられないと言われる。はぁ?? よくよく調べたら、カードは次回の更新時(ちなみに来年2021年の春だ)まで、別途ポイントカードを作らないとだめなのだという。それまでは別に作って、そこにポイントをためてくれ、そしてのちほど合算してくれ、ということだそうだ。カードの更新をどうしても早めて一枚にしたいということであれば、800円ほど払わないといけない。なんじゃそりゃ? それが今まで20万近く年間使ってきた優良ユーザーに対する仕打ちか?!

古くからの客は、そんなわけであと1年以上もカードを二枚とも持たないといけない。なんか間違ってるだろー 

ま、そもそもショッピングポイントってのが合わないんだよな。でもポイントで何かもらうと嬉しいよね。マイレージになるのならば、もちろんだけど。マイレージ移行は本当に楽で自動的に移行するよう登録しておけば自動的にどんどんたまっていく。

しかし、この見解、間違ってますかね? 詳しい人、教えて。今や店頭のお姉さんに聞いても正しい答えが返ってくるとは限らないし、抜け道もどっかにあるはず。私は世間にうといおばちゃんです。やっぱりこういうことは一般ユーザーにおりてくるまでじっくり待った方がいいのかね。「どうでもいいことは流行にしたがえ」って小津だったっけ? 先を言ってるつもりでも、いつのまにか一番不便な状況に陥っている。

私もしっかり世間についていかないと…とほほ。ちょっと気を許して「いいぞ」と思ってたら、置いていかれてる。こういう時、やっぱり良いのは自分とは違うエリアにネットワークを貼ったりしている友人の存在だ。あと間違いなく先を行ってる友人たちも。そういやちょっと気の利いた海外トラベラーの友人たちはみんな「修行」とやらに凝っているらしい。それはなんだ?! オレもちょっと調べてみよう。

ゴーン社長の脱出劇が面白くてしょうがない。私は楽器ケースとはこういうやつのことを言うんじゃないかと思ってたけど、違うかな? 航空会社で貸してくれるやつ。ウッドベースを運ぶ時に使う。つまりソフトケースで普通に空港まで電車で運び(あれは意外と軽いのよ。5kgくらいかな…)で、空港でチェックイン時にこれに入れる、という代物。


(内寸)長さ:206/196cm 幅:74/64cm 高さ:48cm
(外寸)長さ:211cm 幅:82cm 高さ:61cm

このケース、入れてくれる時にちらっとみたら、確かケースの外に「コントラバス、遺体、なんとか、なんとか」と書いてあったような記憶がある。そして「ひーーっっ、遺体もこれで運ぶんだ?」と思ったのを記憶しているのだが…果たして。

今日も張り切って参りましょう! 2020年も引き続きよろしくお願いいたします。

郷原センセは正義の味方。いや〜勉強になる。