この表紙のお皿が素敵なのよね。どうやらこちらのものを使っているらしい。うっとりだわ。こういうの欲しいわ。断捨離で物欲からはフリーなったはずなのに!! あぁ、煩悩まみれの私。
ドイツ料理の第一人者:野田浩資シェフが愛するクラシック音楽家たちの生涯と彼らがどんなものを食べていたのか。当時の食文化の紹介と、彼らが食したであろう料理のレシピ本。いや〜、これはたまりません。
ていうか、食事ネタを持ってこられると、その人の具体的な人となりをイメージできるよね。バッハは貧しくて苦労してて食事はいつも超質素だったとか。ショパンは身体が弱くて魚ばっかり食べてた、とか。そんなショパンのためにジョルジュ・サンドが考案したスープとか。
装丁が素敵よねぇ…
クラシック音楽のファンだというシェフによる音楽家のお話が充実。ちなみに音楽ネタの監修は飯尾洋一さん。
これはシュニッツエルだよーん。私もザルツブルグで食べたっけ〜。
で、これは私が撮った自分の旅の写真。昔のアルバムから引っ張り出してきた。美味しかったなぁ。でもウィーンじゃなくてザルツブルグ。
ここにも行ったよ。カフェ・モーツアルト in ザルツブルグ。
というのも、これが食べたかったからさ。ザルツブルガーノッケル。ザルツブルグ風スフレ。
本当はこれで二人分なんだけどお店のお姉さんの「一人で食べてる人もいるわよ」という言葉に励まされ…
私が食べたやつは下にジャムがひいてあった。
当然ペロリ。ま、メレンゲですから軽いもんです。
ちなみにこのザルツブルガーノッケルのレシピも『音楽家の食卓』に掲載されてます。自分で作ってみようかな… うまく膨らむかな…
シェフがご紹介しているリンゴのこれ、作ってみたいなぁ。こういうのができちゃうところがリンゴという果実の優れたる所以よね。
シェフ自ら撮影の貴重な旅の写真もたくさん掲載。各地のおすすめのレストランやカフェなどもさりげなく紹介されています。
これが紹介されてる11人の音楽家たち。
ショパンのこれも当然掲載。ポーランド料理って汁物が多いのよねぇ。
六本木1丁目にあるという著者であるシェフのお店もチェックしないと。まずはランチで行ってみるか…