2019年3月31日日曜日

『ピアノの森』を読みました

漫画は前の引っ越しの時にかなり捨ててしまった。特に『オルフェウスの窓』は好きな漫画で,ロシア革命に入っていくところなど、めっちゃすごいと何度も読んだのだけど…。

でも、いつだったか池田先生のインタビューをどっかで読んで愕然とした。「あれは音楽の話で、主人公はイザークです」と言うことを先生は言ってらした。確かにそう思って読めば、これはイザークの音楽追求の物語とも言える。やたらメソメソしているユリウスや、かっこいいクラウスに目が行きがちだけど!

最近クラシックの方面に多少ふれるようになって、音楽っていったい何だろうと考えることが多くなった。人の歴史の中で音楽って。学校ではクラシックと多少の民謡や唱歌くらいしか教えられなかったけど…。

そんな中、『オルフェウスの窓』を読んで、やはりクラシックの道を追求するイザークに感動するものの、イザークが手をそめてしまう「酒場の音楽」…ってもしかしてトラッドのこと?とか思ったりもする。クラシックの純血主義を侵してしまう酒場の音楽(笑)。最終的にイザークは息子をクラシックの純粋な王道へと導くため、酒場の音楽は忘れろ、と息子をバックハウスに預けるわけだが。

こんな感動シーンがある。


このバックハウスのセリフは、めっちゃ覚えていて、芸術の道に悩むイザークにかける言葉なのだが「美しい音楽にみちた生涯をおくる」というのが、自分にも響きまくり、たぶん今でも「漫画の中のベスト1セリフ」を選ぶとしたら、このシーンだろう、と思うくらい思い入れていたりする。そう、私は音楽は演奏できないけど、やっぱり美しい音楽にみちた生涯をおくれる?!(笑)

今度ヤヌシュと共演してくださる高橋多佳子さんに最初に会った時、強く薦められて『ピアノの森』を読んだ。普段なら資料にする本は購入が基本なんだけど、さすがに26巻買うのは大変だと思って漫画喫茶へ行った。友達が全巻持っているので「ウチにゴロゴロしにおいでよ」とか言ってくれもしたのだが… 散々悩み、赤羽のインターネットカフェに全巻そろっているのを確認し、そこで読むことにした。それが去年の春ごろの話。

しかし、こういうインターネットカフェとか漫画喫茶って、どういうシステムになってんだろう。フィンランドだったっけ、図書館じゃないけど、そういうところで読んでも多少パーセンテージが作家さんに入るシステムになってる国が北欧にあったと思うけど。合法とはいえ(合法なんだよね?)ちょっと気になった。ま、それはさておき…

漫画特有の非現実的さ、というか、雑誌に連載していたとかで、連載ものにありがちな正直ちょっといらないエピソードや展開があったりするのも気になったが、それでも毎回毎回コンテストのシーンは圧巻で、最後の最後「もういいや、こんなにすごければ、もう優勝しなくても」という中、あぁいうエンディングで、なんというか読んでいて、涙がボロボロこぼれた。いずれにしてもすごい話である。是非皆さんも読んでほしいなぁ〜。ちょこっと農村マズルカも出て来るよ。



NHKでアニメも放映中でヒットしているみたい。ウチのショパン企画も、あやかりたいな〜。

ショパンのピリオド楽器(曲が作られた頃の楽器を使って演奏する)の川口さんも来日してツアー中みたい。(普段はオランダ在住)こうして今、ショパンのルーツに注目が集まっています。
 

去年の春から使ってるプロモ用の手書きちらし(笑)

ヤヌシュ・プルシノフスキ&高橋多佳子さんのコンサート。こちらですよ〜。詳細はここ。


全国ツアーはこちらに情報をまとめてあります。神戸、名古屋、安来(島根)で公演あり。

2019年3月30日土曜日

サラーム海上さん『MAYHANE TABLE MORE! 人がつながる中東料理』#MEYHANE

いえ〜い。3種の食材とともに到着!

すごいね〜! 私は前回と同じ3つのスパイスがついたコースに申込みました。で、目標価格の2倍達成ということで、マグネットも付いてきた。おめでとうございます。ついに発売になりましたね〜 

このシリーズ、1冊目の『MAYHANE TABLE』はホントによく活用した。作ったレシピは、おそらく10回くらい作ったかも。とにかく料理本は、読む側が作ってなんぼ、だよね。本当に本がガビガビになるまでよく作った。iPadにPDF入れて、人ンチでも作った。にんじんのモロッコ・サラダや、チェリー・コフタ、白いんげんと紫たまねぎのサラダ、タッブーレ、チョバン・サラタスなどなど…私でも簡単に作れた。





中東料理ってスパイス効いてるけど辛くないし、野菜がいっぱいでヘルシーだし、パーティ向きで、まさに「人がつながる」って、言い得て妙。新しい料理作って,上手くいくと、人に食べさせたくなる。そして、だいたいそんなに失敗しないので、好評いただき、そしてまた何度でも作りたくなる。料理は、そうやって人をつないでいく。サラームさん、本職は音楽だけど、料理って「人と一緒に」度は、音楽より高いかもしれない。人のために作る。美味しいって言ってもらえる、また作る、など。自分で作らなくても、外食じゃない、人が作った料理食べるのは美味しい。

それにしても、ホントに写真が綺麗。眺めているだけでも、ウットリしちゃうよ〜


ホント綺麗な本だよなぁ…



東京ではあっという間に満員になっちゃった出張メイハネ。大阪ではまだこれからみたい。で、まだ席あるみたいですよ〜〜



今度、ウチのお客さんも集めて、独自企画やりましょうかね、サラームさんの出張メイハネ。私が元気になったら、必ず企画します。ちょっと待っててね!!(笑)

こちらJ-WAVEに出演された様子。是非聞いてみてくださいね〜。飲食店経営の方、是非中東料理を! 来ますよ、これから!(ところでフジロックでの「もろきゅう」話は爆笑した…。おつかれ様でした…外国人アテンドあるある/笑)






2019年3月29日金曜日

ゼノギアス 20周年コンサート Blue Ray発売中だよ〜





すみません、やっと、今、観ました。今,見てます。やばい、泣けます。これは泣けます。っていうか,アヌーナ、本当に頑張ってるよなー。(P社のK松くんも、ホントによく頑張った)そしてジョアンヌ… 持っていくよなぁ(笑)

KENZOの赤がよく似合ってる。この衣装で良かったよね。どうしようか、いろいろ悩んだけどさ。(そういや公演期間中、靴のヒールが取れて、みんなでステージの袖で大騒ぎしたよね…懐かしい思い出/笑)髪もどうしようか考えたけど、このままがジョーらしくて、良かった。しかし20年前の録音のままキーを変えずによく歌ったよ。ホント。そして、あんまり上手じゃないMCの「ありがとう」が笑える。日本人のバンドの皆さんも、ホントにホントに素晴らしかった。あぁ、感動。

そして、この素晴らしい音楽に感謝。光田さん… 良かった。光田さんの書く音楽って、光田さん、そのものだよね。光田さんの生き方、そのもの。もういかんわ、泣けて,泣けて… 朝から泣いてます。ありがとう,光田さん!!

この音楽のレコーディングが行なわれた20年前、私はゲーム音楽がこういうものだとは知らなかった。単なるピコピコが音楽だと思ってた。で、ふーん、今はCDと同じに作るんだ。アレンジ・サントラまで作るんだ…と、半ば言われるまま、それだけで仕事してきた。

今だったら、もっとちゃんといろいろ勉強して仕事にのぞむと思うのだけど…ひどい話だよね。それにしても、やっぱりその一線で活躍している人ってのは,素晴らしい。ホント素晴らしい。こういう人が時代を作る。この20年を作った。 ゼノギアス万歳!!! たくさんのお客さん、本当にありがとう〜〜

光田さん、ありがとう。光田さんの音楽にありがとう。なんて綺麗な音楽なんだろう。演奏者もスタッフも、お客さんも、みんなこの音楽が心から素晴らしいと思って、この日、ここに集まった。日本人が書くケルトのメロディって、すごい心の琴線に触れるよね。なんつーか、触れないところに触れてくるっていうか、さ。植松さんとかもそうだけど… 光田さんの音楽は、なんというか…本当にすべてがそこにある感じかなぁ。上手く言えない。とにかく感動しています。とにかく泣けて泣けてしょうがないわ…これ。よくやった、みんな、よくやった。

遅くなりましたが、Better than neverということで、ご紹介しました。普段、ゲーム音楽聴かない人でも聞いてね。これは素晴らしいですよ。やばい、最後の演出で、また泣けてきた。こりゃ、お客さん、席立てないよね… もう今日はずっと泣いてます。この素晴らしい音楽にやられました。

PS
そしてブックレットの光田さんのインタビュー読んで、また泣いています。スクエニさんに外堀を埋められて行く感じが笑えた…すみません。でも分かります。ホントに、このすごいコンサート、忘れそうになったら、これ見て思い出せる。それがいい。 映像作品リリース、ホントにおめでとうございます。

ファンの人たち…良かったよね!! 私も嬉しいです。(そうそう、ジョーが出た時、ロゴだけだったのも良かったよね。この歌に集中できる… なんつーか、もうすべてが「さすが!」って感じです。勉強になるわ…)

豪華なパッケージ。なんか紙の質とか印刷の感じも素敵❤

マイケルもメッセージを寄せています。早くまた会いたいな〜


  


PS
その光田さんは、こちらのコンサートが今日チケット発売らしい。こちらも即完だろうな… ファンの方、急げ〜っっ!


2019年3月28日木曜日

Occupy the city with original ideas...




アイルランドに住む友達が教えてくれたのだけど、これすごくいいね。最初インストアやってるっぽいんだけど、それをやってる古本屋だかCD屋だかの雰囲気もいいし、そのままグラフトン・ストリートに繰り出す感じとか… ダブリンの、あの感じがよく出てる。

あ〜、アイルランドには若い子いっぱいいるなー。

この子も、好き。



彼女はデビューアルバムをつくるっていうので、ファンドに協力した。楽しみ。シーバと呼びます。お父さん、有名な伝統音楽のミュージシャンなんだって。ポール・ブレイディが言ってた。

それにしてもファンドのシステムが始まってから、もう10年くらいたつ? せっかく高額サポートしたのに裏切られた経験がいっぱいあるが(特典のノベルティが送られてこないとか、スカイプ生演奏をやってもらえないとか…。いやファンだからいいんだけどさ、別に…)、この子はやってることが、ホントにしっかりしているから絶対に大丈夫…と思って投資(笑)

それにしても若い子たちはホントしっかりしてるわ。ウチらの世代もさぼってらんないよね。頑張らなくちゃ〜

2019年3月27日水曜日

ヴェーセン新作「Rule of 3」素晴らしいです!!!



結成30周年記念 
3人のトリオ編成、そして3拍子のポルスカ…3はすべてを支配する! 
バンドとして充実の季節をむかえた北欧最高のアンサンブル、バンド結成30周年の記念作。
『ルール・オブ・スリー/ヴェーセン』税込定価 ¥2,300 MPKM042

「一音一音の繊細さと熱量、3音の重なりの密度と強度という点で、
やはりヴェーセンは欧州アコースティック・アンサンブルの最高峰だと改めて確信した」(松山晋也)

前作『ブリュード』から2年ぶりの新作。結成30周年の記念作ということで、ゲスト作を作ろうか、ヴォーカル・ゲストを入れてようかと検討したものの、結局「いつもの」「新曲を収録した」作品となった。バンドとして最高の時期を迎え、伝統音楽グループらしからず、コンスタントにリリースを重ねてきた彼らの自信のほどが伺える。

日本のファンとプロモーターに捧げられた「Typhoon Nozaki」に始まり、元気な「Hörrgårdar'n」や、キュートでキャッチーな「Rosenlundsvalsen」、そしてウーロフのお父さんに捧げられた「Till Gösta」はとてつもなく美しい。音の一粒一粒が最高にヴィヴィド。この作品のすべてが元気と優しさを運んで来る。

詳細/お買い物はこちらへどうぞ〜

30周年記念映像。制作ロブ社長(笑)
ニューアルバムからの曲じゃないけどね〜 

2019年3月24日日曜日

アフタヌーンティーの極意


数日前にサー・ロッド・スチュワートのこんな写真をTwitterのタイムラインで見たのだが…

この紅茶のカップを持つ時に小指はたててよいのか、たてたら格好わるいのか…。紅茶を飲むときの正しいマナーは? 結構このテのビデオを観るのが好き。



このおばちゃん、いいよね。Very British!

こういうお兄ちゃんもいい。英語の音がいい(笑)



アフタヌーン・ティーのマナーは英国でもいろいろ諸説あるらしく、このテの映像や記事を見て研究しても、10本に1本くらいは違うこと言ってたりするから、やっぱり日々研究が必要なのであった。

その上で言うと、今の主流は「小指をたてるのはNG」なのだそうだ。どうやら小指をたてるのは過去はPoshだと思われていたのだが、今では違う。小指をたてるのはカップに取っ手がなかったころの名残で、当時はカップの重さとのバランスを取るために小指をたてていた… という説が 今は有力らしい。

スコーンは決してナイフで切ってはいけない(なぜなら切り口のボコボコ感が美味しさの秘密だから)他にもデヴォンではクリームが上とかコーニッシュはクリームを下にするとか(あれ、逆だったかな)結構いろんなこと知ってるつもりだったのに、まったく初耳だったのが、紅茶に砂糖を入れる時の「forward/back」の法則。砂糖を紅茶に入れた時、かき回してはいけない。前/後、前/後ろと上下に動かすのがPosh Way。そういやポール・ブレイディはそうしていた…かもしれない。今度注意して見てみよう。

英国貴族の家に嫁に行く夢を諦めたわけではないのだが、道のりは遠いな…
Back & Forward,  back & forward....(笑)


そしてアフタヌーン・ティーのサンドイッチでは「きゅうり」が一番、位が高いのだ。この圧倒的な事実が知られていなくて、日本のアフタヌーン・ティーにはきゅうりのサンドイッチが付いていない事が多い。それじゃダメだ! オレはきゅうりのサンドイッチの復権に努力していきたい。







そして一番、位が低いサンドイッチがおそらくこちら… でも最高にウマいのよねぇ…  この肥ったおじさんが、また美味しそうに食べるんだわ。



というわけで、皆様、Have a nice cuppa!

BILL JONES 新作発売!

ビル・ジョーンズの新譜「WONDERFUL FAIRLY TALE」がいよいよ発売になります。ダウンロードは4月19日から、CDは4月17日から発送予定だそうです。ウチでは、来日とかがないかぎり難しいんで、本人から直接買ってあげてください。こちらのリンクへどうぞ。

リンク先で2曲聞ける他、この映像もどうぞ〜



しかしビルちゃん、頑張っとるね。良かった、このまま消えちゃわないで。また日本に来れることがあるんだろうか。分からないが、まぁ、応援してますよ、ずっとね。


ちなみにビルの旧譜4枚はウチにまだ在庫がありますので、こちらで購入いただけます。

2019年3月23日土曜日

ヤヌシュ、無事帰国していきました。また6月にお会いしましょう!

多分にタイっぽいですが、まぁ「ありがとう」ということでです(笑)


また6月に〜

掲載された媒体や放送される番組など、またこちらでご案内していきますね! ホントにありがとうございました。6月にコンサートでお会いしましょう。公演の詳細はこちらです。

NHK-FM 今日は一日“ケルト音楽”三昧 #ケルト音楽


すみません、ヤヌシュが来日してる間に番組終ってた… 全然応援できなかった…

ってなわけで、先日の祝日、9時間に渡る放送、おつかれ様でした。おおしまさん、トシさん! かかった曲は下記のとおり。ウチでゲットできるアーティストやCDのリンクを貼っておきます。

00. The Kesh Jig / the bothy band
01. RAGGLE TAGGLE GYPSY~GIVE ME YOUR HAND / PLANXTY
02. I Will Find You / CLANNAD
03. John Ryan’s Polka / THE CHERRY COKES
04. Danny Boy / tricolor, Hanz Araki, Colleen Raney
05. All about Flying / Uiscedwr
06. CHI MI’N GEAMHRADH / Catherine-Ann MacPhee
07. MEGAN’S WEDDING~THE HERRA BOYS~THE BARROWBURN REEL / ALY BAIN & PHIL CUNNINGHAM
08. REDESIDE HORNPIPE~KYLOE BURN / Alistair Anderson & NORTHLANDS
09. Pa le? / 9Bach
10. Amazing Grace / Yann-Fanch Kemener
11. HERE’S A HEALTH TO THE COMPANY(仲間に乾杯) / THE CHIEFTAINS
12. Eoghainin O Ragadain / altan
13. Hugh / NIGHTNOISE
14. Island of Hope and Tears / 遊佐未森
15. The Road to Nowhere / 遊佐未森

懐かしい! レコーディングのお手伝いをしました〜
16. ロカ / 遊佐未森

17. nobody knows / PAUL BRADY

18. BROKEN LEVEE / Wolfstone
19. Dulaman / Celtic Woman
20. Cardinal Knowledge / Bruno Coulais ; KiLA
21. only time / enya
22. RUNAWAY / The Corrs
23. IRISH HEARTBEAT / VAN MORRISON & THE CHIEFTAINS
24. Over The Hills And Far Away / Gary Moore
25. Doon Well / Maire Brennan
26. 二月の丘 / ZABADAK
27. Culloden’s Harvest / Deanta
28. Johnny, I Hardly Knew Ye!(ジョニーは戦場に行った) / Emily Mitchell
29. Molly Malone / Sinead O’connor
30. caoineadh johnny sheain jeaic~lorient mornings~illean aigh / duncan chisholm

おおっ、レコーディングをお手伝いした光田泰典さんの音楽も❤
31. MELKABA(オリジナル・サウンドトラック「ゼノギアス アレンジヴァージョン クリイド」から)
32. Shadow of the Lowlands(オリジナル・サウンドトラック「ゼノブレイド2」から)
33. LAHAN(オリジナル・サウンドトラック「ゼノギアス アレンジヴァージョン クリイド」から)

34. WELCOME TO OUR TOWN!(オリジナル・サウンドトラック「ファイナルファンタジー4 ケルティック・ムーン」から)
35. 麦の唄 / 中島みゆき
36. マッサン-メインテーマ-(オリジナル・サウンドトラック「マッサン」から)

37. Donogh And Mike’s / Lunasa

38. チェイサー(オリジナル・サウンドトラック「マッサン」から)

39. CHETVORNO HORO / ANDY IRVINE & DAVY SPILLANE


40. LIVE in seattle から / Martin Hayes, Dennis Cahill


41. Scotland The Brave / 東京パイプバンド
42. Flower of Scotland~MacGregor of Rora~Andy’s Lullaby / 東京パイプバンド
43. Opening Slip / 生梅
44. 森の砂時計 / 生梅
45. Love Theme(映画「BARRY LYNDON」から) / THE CHIEFTAINS
46. A Rose For Epona / ELUVEITIE
47. Ar Eirinn ni neosfainn ce hi / Dervish
48. Deadman’s March / Maire Una Ni Bheaglaoich & Junshi Murakami
49. Mera’s / Rachel Hair & Ron Jappy
50. Reel Around The Sun(「Riverdance」から)
51. If I Should Fall From Grace With God / THE POGUES
52. UP / O’Jizo
53. カプレカ / HARMONICA CREAMS
54. Last Train (LIVE) / 豊田耕三、長尾晃司、トシバウロン
55. O’Raghailligh’s Grave~Jackson’s Favorite (LIVE) / 豊田耕三、長尾晃司、トシバウロン
56. Canon (LIVE) / 豊田耕三、長尾晃司、トシバウロン
57. SPANISH POINT / DONAL LUNNY

58. SONG FOR IRELAND / MARY BLACK

59. Apples in Winter~The Peacock’s Feather~Hennigan’s / beginish
60. 街(映画「ゲド戦記」から)
61. Arrietty’s Song(映画「借りぐらしのアリエッティ」から)
62. Diamond Mountain / Sharon Shannon
63. THE SALLY GARDENS / Arcady
64. Auld Lang Syne / Johnny Cunningham & Susan McKeown with Aidan Brennan

ホントはシャロンとかフィル&アリィもCDの在庫あるんだよな… 早くCDショップにデータをUPしないと… あれこれ業務がおいついておりません。

現在、ウチのCDショップの1押しはなんといっても、これです。どうぞよろしく。



2019年3月22日金曜日

「すべての伝統音楽はソウル・ミュージックである」ヤヌシュ&ヨハンナ、ありがとう!

取材合間のお昼はおそば。ポーランド人は汁物が好き…

それぞれの子供たちにお土産。ヨハンナはフルートのミハウの奥さんでもあるんですよ。

本当におつかれさん、よく頑張りました!!
今日もタイトなスケジュールだったのに,頑張りました。最後は今度ポーランドにやってくるピーター・バラカンさんとお茶しました。もうここにも書かれてるから、ピーターさんがポーランドに来ることは、言っても大丈夫だよね(笑)。

そこで私が「ピーターさんは伝統音楽だけじゃなくて、ソウル・ミュージックが好きなんだ。だからあなたのプロジェクト、応援してもらえると思う」と言ったら、ヤヌシュに「すべての伝統音楽はソウル・ミュージックだ」って言い直されちゃった(笑) ハイハイ、すみません。でもそうじゃないものが多すぎるよ! この世界には!

ヤヌシュ、そしてマネージャーのヨハンナ、本当にありがとう。また6月に会おうね〜。アテンド・スタッフのT山も頑張りました。通訳の染谷和美さん、ホントにありがとう。

掲載媒体は、掲載日などが決まりましたら,順次こちらで紹介していきます。お楽しみに。
  
ヤヌシュ・プルシノフスキの来日詳細はこちらへ、どうぞ



ヤヌシュたちのfbページより。ありがとうございました。


本日もプロモーション、そして高橋多佳子さんとの素敵な出会い❤

ヨハンナ、今日もおつかれさん!

楽器も重いしタクシー乗ろうよと言っても電車好きなヤヌシュ

OTTAVAのゲレンさんの番組に呼んでいただきました〜

緑のガムテで補強されたアコーディオン。良くみると黒いガムテと、黄色のガムテも…

…だそうです(笑) 戦時中に作られたものらしい。
エンゲル係数が高いウチのツアー…

皆さんに助けられて、なんとか無事にスケジュールをこなせました。


ポーランド土産、いただいちゃいました〜

最後のインタビューは、北とぴあで共演する高橋多佳子さんと一緒でした。

いや〜高橋さん、素晴らしい! 実はクラシックの方との共演って、私も初めてで、すっごくビビっておりましたが、なんというか自分の世界をしっかり持っておられる方というのは素晴らしいですね。他の世界にも興味をもって楽しめる… ホント楽譜も和声も何もない世界なのに、飛び込んでいける。しかも私が体調イマイチでヘロヘロしている間に、あれこれ話もまとめてくださり…  ホントに、ホントに、ワクワクです。あぁ、6月が楽しみ!! 私とおなじハラミ好きということも分かり… 6月はバンドのメンバーも一緒に行きましょう、焼肉!(笑)



6月の北とぴあが本当に楽しみ!! 詳細はここですよ〜

しかし高橋さんがあの汚ったないアコーディオン持っているのが笑える… すみません。ありがとうございます。

2019年3月20日水曜日

ヤヌシュ、プロモーション頑張ってますよ〜


媒体名は掲載されたら、ご紹介します。


メンディング・テープで補強? さすが伝統音楽ミュージシャン。
ポーリッシュ・アコーディオン。黒鍵のところが緑??



 明日も頑張りまーす。


バンドのfbページより。楽しそう…

2019年3月19日火曜日

ヤヌシュ・プルシノフスキ プロモ来日中〜

今日からヤヌシュ・プルシノフスキがポーランドよりやってきておりまして…


一緒にいるのは敏腕マネージャーのヨハンナ(アーシャ)。


初来日ということで、はしゃいでおります〜

明後日は生放送でOTTAVAのゲレンさんの番組に出演しますので、皆さん,聞いてくださいね〜。明日は収録のラジオ1本、そして紙媒体の取材が4本入ってます。

夕飯はラーメン? 美味しそうだ〜〜(今回も出来る後輩のT山がアテンドしております) 明日から頑張りますよ。

2019年3月17日日曜日

Happy St Patrick's Day

今日はセント・パトリックス・デイ。

今日は表参道でパレードがあったのですが、なんと我らがプランクトンの社長、川島恵子さんが今年はグランマーシャルズの一員に。恵子さん、おつかれ様でした。これからもアイルランド文化の素晴らしさを日本に伝えてください!!
(追記:とか、書いていたら、グランマーシャルズではなく、恵子さんは「THEグランマーシャル」つまりパレードを先導する一番偉い人だったことが判明!! 素晴らしい〜〜)



しかしパディズ・デイといえば、これ。もう大好きで、何度もみちゃう。



こちらの踊るおばあちゃんたちにも注目!(めっちゃ笑えるので、是非リンク先に飛んでみてください)

まぁ、でもリバーダンスの音楽はホントに素晴らしいよね。何度聞いても素晴らしい曲だと思うわ… このサントラは私の大好きなアルバムの1つです。ジーンとマイケルのダンスも超かっこいい!




2019年3月16日土曜日

正しい取材…とは?




こんな興味深いイベントがあり! そして昨晩、この会を仕掛けた原さんと小室さんとのTwitterでの会話が興味深かった。










うーん、ホントに興味深い。

さて、こちらはこちらとて来週某アーティストのプロモ来日を控え,バタバタしております。

はい、ポーランドからヤヌシュ・プルシノフスキがプロモ来日します。そして、取材インタビュー中におけるレコ社もしくはプロモーターの正しい態度とは?というのをちょっと考えてみた。

以前…もう5年以上前のことだと思うが、まったく違うジャンルの某取材に立会うきっかけがあり驚愕した。まずインタビュアーの質問がグチャグチャ(が、この 方はその筋では巨匠と言われている)、通訳は頑張っているけどテンポが悪すぎ。ミュージシャンは可哀想に同じことを何度も話すという展開に。かつそこには レコ社の担当もプロモーターもたちあっていない。これはひどい、それに比べると、ウチが仕込む取材はレベルが高いなぁ、と心の中で思っていたのだが…

私は取材中はその取材をしかけた人が、常にたちあい、アーティストの話をウンウンと自分もうなずきながら聞くのは非常に重要なことだと考える。

(理由その1)まずそのインタビュー結果である記事や番組を納得いくものにしたいというのがある。もちろん途中割り込むことは極力避けるし「報道の自由」 「表現の自由」もあるわけだが、それは係る全員の「良い記事にしよう」「読者/リスナーに届けよう」という前提があってこそ。互いに遠慮しすぎていては、 伝えたいことが伝わらない。

(理由その2)アーティストに対して「ちゃんと私も聴いているよ」「あなたの活動に興味があるよ」という愛情表現。そしてインタビュアーさん、通訳さんにもウンウンうなずく「素晴らしい質問」「完璧!」「さすが!」とサインを送る。

(理由その3)特に長くやろうとするアーティストに対してはネタや今後の方針を決める意味で、取材は非常に勉強になるし、インスピレーションの源だ。普段聞けない事、自分でも意外に思う答えがくると、そこが次につながったりする。
だが、どうやらその「まったく違うジャンル」では媒体の力が強い?のか、インタビューを邪魔されず監視されず(?)自由にやりたいという風潮がある、とい うことなのだ。うーん、なかなか興味深い。確かに保護者みたいなのが近くにいると聞きたいことも聞けない、とかあるのかもしれない。

自営業/フリーランスを長くやっていて、それなりに事業がまわって自分のスタイルが確立されてくると疑問に思うことも少なくなり、かつ誰も怒ったり注意したりしてくれないから、それが正しいかどうかは常に自問自答が必要だわ。日々勉強。

写真は来日するヤヌシュとマネージャーのヨアンナ(アーシャ)。二人とも素敵。撮影はプランクトンのK松くん。ありがとう。2年前のWOMEXにて。


2019年3月14日木曜日

ヴェーセン、ご紹介いただきました〜 ありがとうございます!



うーん、素敵。ピーターさん、ありがとうございます。冒頭のグラミーの話もかなり面白いです。是非読んでみてください。

ピーターさんのご紹介ってウソがないのがいい。なんというか、こちらが頼まなくても好きになればやってもらえる。なんかそういうのがやっぱりリスナーの方の絶大な指示を得ている理由なのだなぁと思います。いつもありがとうございます。

2019年3月12日火曜日

リアダンのシーレのハープに痺れる!


こんなCDが出ます。値段も1,800円だし,曲は超分かりやすいし、めっちゃ売れそう。発売はヒーリング音楽の老舗&名門Della Incさんから。3月29日発売。野崎は本作のコーディネイトをつとめました。ライナーノーツも書いています。ついでに帯にも、そのコメントを入れてもらいました。偉そうにかっこいい事を書いてます。

体調がいまいちだったので、レコーディングの現場は出来る後輩のT山にやってもらいました。T山もおつかれさん。そしてこの企画を通してくれたDellaのIさんにも感謝です。ありがとうございました。

1. Eleanor Plunkett / エリノア・プランケット
2. Red is the Rose / レッド・イズ・ザ・ローズ
3. The Butterfly / バタフライ
4. Cois Abha na Séad / バルチモア川の岸にて
5. Sí Beag, Sí Mór / 小さな妖精の丘、大きな妖精の丘
6. Bruach na Carraige Báine / 白い谷の岸辺
7. Colonel John Irwin / ジョン・アーウィン卿
8. Is Galar Cráite an Grá / 愛は苦しき痛み
9. The Derry Air / ダニー・ボーイ
10. She Moved Through the Fair / シー・ムーブド・スルー・ザ・フェア
11. Down by the Sally Gardens / サリー・ガーデン
12. Fanny Power / ファニー・パワー
13. Bridget Cruise / ブリジットのクルーズ
14. Carolan’s Welcome / オキャロランの歓迎
15. Slán le Máigh / さようならメイグ川
16. The Parting Glass / 別れの杯
17. Clothier’s March / 衣服商の行進
18. Marbhna Luimigh / リメリック哀悼歌

録音はシーレ・デンヴァーが、U2とか録音してるキーラン・バーンとやってくれたんで、まぁ、そりゃあ、もう、最高の出来です。選曲も手伝って,日本側の意向を確認し、あれこれ詰めていったので、とにかくキャッチーな曲ばかりが集まっています。アイルランド音楽ファンならタイトル見ただけで、あぁ!ってなる曲ばかり。シーレ、頑張ってくれました。

チーフタンズと一緒に来日した女の子グループ、リアダンを、皆さんは覚えてますか? くるりの「京都音博」にも出たんだよな〜



そのリアダンの才女(彼女は学位とかすごいんですよ。もちろん先行は伝統音楽!)、ハープのシーレに協力してもらったというわけです。頭が良くって,きれいな子、ホントに大好き。ありがとう、シーレ。

シーレはホントはゲール語の歌も、めっちゃ素晴らしいんですよ。今回はハープだけだったけど。これなんか痺れますわ…



今回は歌ではなく全編ハープのインストアルバムなわけですが、デラさん、発売してくれてありがとうございます。それにしても選曲の分かりやすさといい、演奏のクオリティといい、間違いないですよ、これ。

是非聞いてください。っていうか、ホントこれ売れそう。やばいな〜〜っっ。

2019年3月9日土曜日

ヤヌシュ・プルシノフスキ・コンパニャ ツアーの詳細〜


ヤヌシュ・プルシノフスキ・コンパニャ Janusz Prusinowski Kompania
祖国を思うショパンの魂に迫る「農村マズルカの世界」
日本・ポーランド国交樹立100周年(1919ー2019年)記念公演

一見何も規則性が感じられない野性的で自由な音楽。
これがショパンを始めとする多くのクラシックの作曲家に影響を与え、
広く北欧、フランス、アイルランド、中南米まで渡った農村マズルカだ。

ショパンは14歳の頃、このワイルドな音楽に出会い、
療養先の田舎から送った所謂「子供新聞」で両親にその感動を伝えている。

ポーランドの伝統音楽研究家のアンジェイ・ビェニコフスキ氏は
「マズルカは農民の音楽。奴隷の音楽。アメリカのブルーズと同じだ」と断言する。

現在ワルシャワを中心に空前の盛り上がりをみせる
農村マズルカ・リバイバルの中心人物、ヤヌシュ・プルシノフスキが
ついに自身のバンドを率いて来日決定!

というわけで、東京以外に名古屋や島根県、そして兵庫でも公演があります。

今回、制作にご協力いただいたハーモニーフィールズさん、本当にありがとうございます。

東京(北区)公演

2019年6月9日(日)
Open 15:30 / Start 16:00
『北とぴあ ポーランド&ショパン祭』
特設ページ

愛知(名古屋)公演

2019年6月11日(火)
Open 13:30 / Start 14:00
宗次ホール
愛知県名古屋市中区栄4-5-14

島根(安来)公演

2019年6月12日(水)
Open 18:30 / Start 19:00
安来市総合文化ホール アルテピア 小ホール
島根県 安来市飯島町70

兵庫(神戸)公演

2019年6月13日(木)
Open 18:30 / Start 19:00
100BAN ホール
神戸市中央区江戸町100番地
ゲスト Opening Talk & Act
本田倫子(ニッケルハルパ) & 野間友貴(ハーディングダモーレ)

すべての詳細はこちらです〜
ホームページ、まだ出来てないページもありますが、すごい情報量になると思います… 笑ってやってください。

映画『COLD WAR あの歌、2つの心』これは必見、圧巻の音楽映画!!


この6月に日本でも公開されるこの素晴らしい映画をご紹介します。『COLD WAR あの歌、2つの心』 関係者試写で拝見しました。ありがとうございます。

前作も素晴らしかったパヴェウ・パヴリコフスキ監督の最新作。おしくも受賞は逃しましたが、第91回アカデミー賞の監督賞/撮影賞/外国語映画賞の最有力候補でした。

ちなみに『イーダ』は現在ブルーレイ、DVDでゲットできます。

『イーダ』もそうでしたが、この監督。とにかく映像がきれいで、1シーン1シーン、すべてにうっとりしてしまいます。本作もそんな期待を裏切らないモノクロの素晴らしい映像なんですが、なんとビックリ! この映画はなんと「農村マズルカ」でスタートするのです。

うーん、やっぱり来てるな、農村マズルカ!

この映画全体に激しい男女関係とともに音楽も流れているわけですが、そこにはもともとプリミティブで力強かった農村マズルカが、ステージで演奏する用に演出され、大衆に分かりやすくするために、いわゆる「フォーク・ショウ」(ヤヌシュの言葉)、もしくは的なものへと、本来あるべき姿から変わってしまう様子も描かれます。

オーディションに集められた貧しい農村のミュージシャンたちは、安定した生活を得るため自ら喜んで自分の音楽的な能力を政府へ提供してしまうのです。ちなみに主人公の男性は、そんなオーディションを審査する役目を担った伝統音楽の収集家であり研究家でもあります。そこで、このマッドな女性シンガー、ズーラと出会うわけです。

当時の村のミュージシャンといえば、この映画に出て来るとおり、ボロボロの恰好してひどい状態でした。そもそもミュージシャンがかっこいいものとして認識されるようになるのは、戦後多くの場所で人々の生活が安定し、レコードなどの録音物が登場してから。それまで農村における音楽家は農作業する力強さもなく、卑しい、無教養な存在とされてたのです。そんな彼らは農村の冠婚葬祭の時だけ、活躍し重宝がられる場が与えられていたのでした。

農村マズルカはこうして共産政権下のポーランドでステージにあげるために大きくゆがめられていきます。本来あった魅力的なワイルドさや野性味を失い、洗練されたダンスや衣装を着せられた彼らは、政府のプロパガンダに利用されていったわけです。

ちなみに映画に登場するというグループは実在して、実際48年に政府によって作られ50年以降、パリやアメリカにもツアーしたという有名グループです。現在も存在していて各地でコンサートを行っています。まぁ、こういうのがはやっちゃえば「こういうのがポーランドの伝統音楽」と多くの人が認識してしまうのは、無理もないことです。

映画は冒頭から、いきなりパイプとフィドルのけたたましい農村マズルカで始まります。このようにマズルカは本来、歌と器楽のかけあいで、自由でワイルドな存在でした。続いて出て来るおばあちゃんのアコーディオン奏者にも注目!

おばあちゃんが足で空気を送るタイプのアコーディオンを弾きながら力強くマズルカを歌っているシーンなのですが、鍵盤が3段あるのが見える事でしょう。

ちなみに、この映像でヤヌシュが弾きながら歌っているのですが、これがポーリッシュ・アコーディオン。やはり鍵盤が3段あります。(あら、偶然にもこれも「こころ」って曲だ。もっとも同名異曲のようですが…)

ただヤヌシュによれば、この右手側の3段の鍵盤のうち黒鍵は「はったり」で見た目がいいから付いているだけなんだって…。すごいな!



ただヤヌシュによれば、この右手側の3段の鍵盤のうち黒鍵は「はったり」で見た目がいいから付いているだけなんだって…。すごいな!

そしてこの映画のおばあちゃんが歌っている曲こそ、ヤヌシュがよくオープニングで演奏しているこの曲。(メインメロディは、1:49から始まります。注意して聞いてみてください)



そしてこの曲は亡命した主人公の男性と一緒にフランスに渡り(ちょっとその流れがショパンを彷彿させますが)、ジャズに変化していく。特に彼が同曲をジャズ風(ビバップって言うんでしたっけ? こういうスタイル)に演奏しているシーンはなかなかのものです。

そして女優さん、本当に素晴らしいですわ。すごい逸材を見つけてきたもんだ… ものすごい美人ってわけじゃないのに、色気がすごくって、存在感もすごくって、歌もすごく雰囲気があって、引き込まれる…。

そんなわけで、くっついたり離れたり… 映画は男女関係の物語にひっぱられていきますが、最後までいろんな音楽が流れ、二人の関係が… こうなんというか、グッチャグチャになっていく様子に… 思うわけです。「女は怖いなぁ…」と! 「男はちょっと可哀想だなぁ…」と!

監督( © Opus Film and Apocalypso Pictures.).jpg
同じ感想は監督の前作『イーダ』でも思いましたけど… この男女は監督のパパとママがモデルになっているそうで… 『イーダ』は確かおばあちゃんがモデルでしたよね… なんか監督、かっこいいけど,絶対に女難の相、出てますよね…。

何はともあれ、素晴らしい映画であることは間違いありませんので、是非皆さん、ご覧ください!! もう絶対におすすめです。すべてのシーンが、とにかく素晴らしいし、音楽も。

ところで、この映画全編にながれるズーラの十八番「オヨヨ〜イ」ですが、この曲は(彼女が映画の中で言っていることが正しいとすれば)ソビエトのミュージカルの曲で、オーディション時に審査をしていた女性がこの歌と彼女の態度を見て「都会の子ね」と気づいたことからもわかるようにトラッドではありません。監督が確かカンヌかなんかのインタビューで言ってましたが、本来農村の伝統音楽に魅力を感じ、プロパガンダに抵抗していたはずである男性にとっては、にっくきソ連の曲なんて…という気持ちがしたとは思いますが、なぜか強く彼女の「オヨヨ〜イ」に惹かれてしまうのが、これまた男女の悲しいところ。




こちらは現在のMazowszeのステージ。確かにこんな映像みちゃうと… トラッド色はなく、観光客が見るステージっつーか、チーズくさい感じがしないではないですね… 衣装とかすごい素敵ですが。いかにもフォークショウ、っていった感じ。




もしかするとこの歌はアイルランドでよく言うところのコーニー(くだらない流行歌)に属する歌なのかもしれません。まぁ、でも分かりませんよ。コーニーだって300年人々の間で歌われれば、立派な伝統音楽になるわけですから…。現にこんなにかっこいい映画で、ズーラが歌うジャズ・ヴァージョンとかめっちゃかっこいいわけですから。


 
COLD WAR あの歌、2つの心』
6/28(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、
ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開


監督:パヴェウ・パヴリコフスキ 脚本:パヴェウ・パヴリコフスキ、ヤヌシュ・グウォヴァツキ 
撮影:ウカシュ・ジャル
出演:ヨアンナ・クーリク、トマシュ・コット、アガタ・クレシャ、ボリス・シィツ、ジャンヌ・バリバール、セドリック・カーン 他

2018/原題:ZIMNA WOJNA /ポーランド・イギリス・フランス/ ポーランド語・フランス語・ドイツ語・ロシア語 / モノクロ /スタンダード/5.1ch/88/ DCP/ G / 日本語字幕:吉川美奈子 

配給:キノフィルムズ




PS
▶ …とか、書いてたら、プレス資料が届き,音楽のことがさらに詳細に分かった! これは面白い。ここでものちほど紹介していきたいと思います。

▶ プレス資料に寄稿していたオラシオさんの情報によれば、ポーランドではジャズの世界でも伝統音楽を取り上げる傾向がこのところ多いのだとか。詳しく聞きたい。オラシオさんに教えてもらわなくちゃ! 

▶ プレス資料においてマゾフシェに対する監督の発言がいい。「私が子供の頃、ラジオやTVから彼らの音楽いつも聴こえてきた」「国民の公式音楽だ。それを取り除くことなどできない」「私の友達たちは、マゾフシェをカッコよくないしバカらしいと思っていた。違法に録音されていたスモール・フェイセスやザ・キンクスを聴いていた」「でも私は5年前にマゾフシェの公演を観て、完全に虜になった」なるほど!!! こういう流れか… ラジオやTVでマスコミが大量に流す音楽=ダサいもの…という若者の構図は変わらなんですなぁ… 面白い!! しかし伝統音楽って面白すぎる!

2019年3月8日金曜日

フルック新譜「アンコーラ」英国を出ましたよ〜


フルックのCDですが…


無事に工場から上がってきました。今、セーラのお家からこちらへ向っております。


こういうTシャツも買えるみたい。
こちらはバンドから直接買ってあげてください。こちらです。


しかし14年。当時小さかったメイジー(セーラの娘)も(来日時)


こんなに大きくなりましたよ。(from flook fb page)

フルックのニューアルバム「アンコーラ」は4月7日、日本店頭発売。
なお先行して、当ホームページでは3月16日ごろ発送予定です。

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