マーティン&デニス、サラサーテさんに掲載いただきました

マーティンとデニスが4月に行ったインタビューがサラサーテさんに掲載されています。すみません、で、この号、私、掲載されたのを今まで知らなくて,実はもう古くなっちゃった。グリーンの表紙のVol.41号。現在はもう一つあとの号が店頭にならんでいると思いますので、手に入れにくいかもしれませんが、弦楽器の専門店さん等ではバックナンバーも購入できるようですので、興味のある方はぜひゲットしてみてください。こちらでの報告が遅れて,申し訳ありませんでした。

しかしこの号、本当に最高です。まず巻頭にライヴでのかっちょいい写真が。他はクラシックのホールさんたちばっかりなので、すごく強く印象に残ります。写真をとってくださったユキさん。ありがとう。いいよね、ユキさんの写真。マーティン撮ってても、ロックスピリットが感じられる。そのくせ重厚な感じがする。

そしてインタビュー記事の方でも写真がすっごく良い。素敵な二人の笑顔が最高でーす(笑) こちらは編集部さんで撮影してくださったもの。うふふ〜、ホント早くまた来ないかな〜。

そして…なんといっても内容が最高。一部をご紹介しますね。

即興部分について「僕の読んだ本では、ダンサーは毎回踊るとき、常にそれが初めてのように踊れと。毎回変化しなければいけないのではなく、変化する可能性に対して常にオープンに構えているべきだ、というのです。それがポイントだと思う

クラシックの人がフィドルで演奏することについて「フィドルを教えるときは、歌うように、息つぎの感覚を生かした、人間の感覚をいかした自然なボウイングをするようにと言っています。クラシックはアンサンブルでの整然とした要素が必要でしょう。でもアイリッシュにはその必要はない。譜面もない。それよりも自分が身体で覚えるという感覚です。クラシック音楽がスピーチなら、僕らの音楽はカンバセーション、その違いだと思いますね

くーーーーーーっっ。マーティンやっぱり最高!!!!

そして今回の二人の再来日公演。今回はヴェーセンとのトッパンホールの他に、単独公演は旧古河庭園の洋館でのコンサートがあります。11/8(火)。今回はこれのみになっちゃいますが、ぜひぜひ皆さんお越しください。平日の昼間だけど、実は平日の昼間の公演って結構好評いただいてます。仕事をリタイヤした方とか、自営業の方、エンタテイメント関係で週末には出て来れない方などなど。

というか、ここはそもそも場所が文化財なので夜、使うことが出来ない。週末はウェディング(しかも相当なコネがないと使えないんじゃないかしら)やら何やら入っているし、っていうわけで場所が取れないんです。例えば撮影とかで借りた日にはえらいお金がかかる! なので普通の場所じゃないことをご理解いただき、でもそういうスペシャルな場所でのマーティンとデニスの音楽を満喫してください。たった80名の定員なので、本当に皆さんお見逃しなく。チケットは9/7発売になります。すっごくすてきな洋館で、おそらくこの時期は薔薇が満開の最高の季節です。

ところでこのサラサーテの取材をしてくれた林田さんのラジオですが、林田さんに許可をいただき、のちほど文字起こしできることになったので、また出来上がったらご紹介します。楽しみにしてて。

この後、マーティンとデニスの記事は、CDジャーナル、ラティーナ、毎日新聞さんなどにも掲載予定。来日まであと2ケ月です!!


PS
しかし、こうして考えるとウチのアーティストってみんな年に2回くらい来ても全然いいって感じだよね(笑)普通外タレは18ケ月/アルバムごとってのが原則だけど。

PPS
実は昨日すごくヘンな夢をみた。11月のツアーになって、なぜかマーティンたちがヴェーセンより先に来日しているわけ。で、なぜか知らないけどマーティンたちは到着時に都内でワークショップをやることになって、外苑前のワークショップの場所に連れて行くわけ。で、お客がぞろぞろ入ってくるんだけど、なんか様子がおかしい。そしたらそこはマーティンたちのワークショップ会場ではなく別の会場だった。で、焦ってマーティンとデニスに平謝りする私。で、翌日ヴェーセンを迎えに京都に行くのだけど、マーティンとデニス、どうする? ごめんね、東京で待っててくれる?みたいな話をする…。ごめんね、とにかく今日は美味しいものを食べよう、何食べる?と言うと、イタリアン好きのマーティンはイタリアン、という。すると、なぜかそこは六本木ヒルズで、私が「あそこのイタリアン、めっちゃ高いけど美味しいからあそこにしよう!」と言って皆で元気を出す……というところで目がさめた。ひさしぶりのツアーパニックものの夢。時々見るんだけど、久々にみてすごく疲れた。