写真って何て素晴らしいんだろう!

本日「思い出サルベージ」の東京報告会に行ってきました。被災した写真を洗って綺麗にして持ち主に戻すというプロジェクトを進めている皆さん。いや、本当にすばらしかった。

「思い出サルベージアルバム」についてはこちらの映像を。





それにしても柴田先生を始めとして、皆さんボランティアどころか交通費から何から大変な持ち出しで参加されている。偉い…というかホントに大変だと思う。

写真は誕生日が近いという柴田先生のお祝いのケーキ(笑)


スタッフの皆さんは、カメラや写真関係の方が多く,皆さん「自分のために」やっていると発言されていた。

そして山元町の皆さんも「ありがとう」、チームの皆さんも「ありがとう」お互いに「ありがとう」って言い合ってたのが感動的だった。


写真が持ち主に戻った時に、本当に心から喜んでもらえる。そこに写真の力を見いだす。「写真の意味って何かな」ってみんな考える。そして「写真って素晴らしいね」と確信する。それが欲しくて皆さん、がんばっている。自分の写真にたいする愛情を確認したくて、参加している。

これ分かるんだー。震災後、音楽って何の意味があるんだろう、って考えた者にとっては。写真って何の意味があるんだろう、ってカメラマンの人たちは考えたんだろうね。だから分かる。ここに参加している皆さんの気持ちが分かる。

最近は仮設住宅をまわって写真を見つけてもらうプロジェクトも始められたようです。ここに写っている嬉しそうな皆さんの表情が素敵です。こちら。ここでも写真がいいよね〜。プロの人たちが撮っているからかなー。写真って素敵。思い出って素敵。

「思い出サルベージ」のちょっと前の様子が見れる津田大介東北取材ドキュメンタリー映画のDVDはこちら。たった1000円で経費をのぞいたすべては取材先に還元されます。