MAY ROMAこと谷本真由美さん「日本に殺されず幸せに生きる方法」を読みました

 読んだ! MAY ROMAさんの「日本に殺されず幸せに生きる方法」友達が「読んだら元気が出た」みたいなツイートしていたのをみて俄然読みたくなり、すぐポチリ(笑) そしてあっという間にスイスイ読めちゃいますよ。この本。

確かに読めば元気が出る。何かが間違っているんじゃないかという日本社会をするどくえぐるメイロマ視点。

私が日本で嫌いなものはたくさんあるが、ある程度自分もコミットして係っていきたいのは「原発」と「死刑」(両方とも自分が生きている間になくなればいいなと思っている)

そして「表を繕い本質や大事なものはどうでもいいという価値観」「人のせいにして自分じゃ何もしないところ」「自分で考え、判断し、それを実行にうつすのが出来ないところ」(たいてい日本の問題は、この3つに原因があり、分類される)

今は、もう最悪の時代だろう。時代はこれからもどんどん悪くなっていく。よく考えれば良くなる要素など1つもない。悪循環のデフレスパイラル。過剰に表だけ繕って、実態は何も改善されていないという現実。コンビニでおつり貰うごときに手を触られたりするのが大嫌いな私にとっては、もうメイロマさん、よく言ってくれた!という事の連続なのであった。

メイロマさんは言う、悪い悪いといっても日本はまだまだ大丈夫。だからこれからよくしていこうよ、と。それにしても最近の若い人はホントに大変だわな。先日もユキさんのブログで「フィクション」の物語が書いてあったが、ブラック企業に我慢しながら勤めている人は多いと思う。

だったらどしたらいいか。明日からでも行動に映せることが、ここには明確に書いてある。最近また「断る力」ということをよく考える。仕事ってなんだろう、って。

とか思ったら、こんなインタビューがネットにあがっていて友達がFBでシェアしていたのだがとても感銘を受けている。

「これからの編集者」という話なのだが、実は私の仕事においても大事なポイントがいくつも書いてある。自分用のメモ→「ゼロであるアーティストを見つけて100まで可能性を延ばす」「徹底的にかかわれるアーティストを選ぶこと。それは生涯6アーティストくらいしかいない(これは実感としてすごく分る!)」「良いものはいつかチャンスがめぐってくる」「今売れているところにチャンスがあるのではなく、自分が価値があると思うものがしっかり評価される仕組みをつくる」「好きな仕事以外はやらない」 

しかしこのインタビューといい、メイロマさんの本といい、とりあえず健康で働ける人は、(自分の身の回りの)社会の編集者じゃなくてはいけないと思うのだわ。そしたら少しは日本も良くなるんじゃないか?

あ、あと1つだけ。前回のメイロマ本の感想にも書いたけど「自己啓発本=便所紙」みたいな発言(メイロマ節)がもっとあってもいいような気もした(笑)「お芋様に失礼じゃねぇかよ!」をもっと!(笑)



PS
あわせて読みたい。フィンランド大使館のパヤリネンさんの「フィンランドの会議は日本の1/15」東洋経済より。私もたま〜に間違って日本の会社の会議に参加すると、その長さに驚愕するよ! 意味ない。長い会議。それよりみんな行動を!


露出抑えめ,逆光で白い花を撮ってみた。なんか静かだけど主張がある感じ!! いい! 
















一方、日当りがよすぎるウチのベランダ。ひまわりはもうすぐ咲きそうですわ…早すぎるよ。