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2014年4月25日金曜日

「いわきノート」を観ました。自分はいったい何者なのか、そして生きる意味について…

今朝は川内有緒さんのこんなFBのメッセージからスタートした。大きな賞をとって嬉しそうな写真とはうらはらに、こんなメッセージが載っていた。


    私はいったい何者なのかと。
   それを知る事が人生で一番重要なのだと。
 
 私は、何者なのか。
 この世界で何をしようとしているのか。


そうね、ホントにそうね。自分は誰なのか。自分が生きている意味はどこにあるのか。分からない。ホントに分からないよね。

でも例えば…ここ数日の韓国の大きな客船の事故とかみていると考えるよ。この人たちがいったい何を悪いことをしたんだろう、と。生きたくても突然命を理不尽にもうばわれる人がいるのは、いったいどうしてなんだろう、と。世の中はなんてひどいところなんだろう、と。

そして今日はこんな映画を試写で見せていただいた。その中でとあるおじさんが家族を失って「自分が残された事に意味があるのか、と考える」とか言っていた。

こんな、ホントに、世にも悲惨なことがあって、それに意味はあるのかと。みんな必死に考えている。

映画の最後のほうに出て来たピーマンを煮たという料理好きのおばちゃんが可愛かった。でも家を離れなくてはいけなくなったんだ、とポロポロと泣いてもいた。よく笑い、泣くおばちゃんだ。「私はもう長くは生きられないから」とか言ったりする。死んだ旦那さんを今でも愛していて遺影の額縁に自分の写真も一緒に入れてたりする。

「なくなったものではなく手にはいったものを数えれば…」と話す、これまた別のおばちゃんも凛々しくてかっこ良かった。あとアナウンサーの女性もかっこよかったな…

どうしてこんな辛いことがおきるんだろう。筑波大学の学生さん11名が撮った、いわきで出合った人々。筑波大学創造的復興プロジェクトの皆さんだから、長く関わってきた皆さんだからこそ、こんなドキュメンタリーが撮れる。

例えば突然命をうばわれた家族の死に意味があるのか、それぞれの思い。またNPOの人が主宰するワークショップに集まった人たちの意見も聞きながら、撮影は進む。

まったく人生は過酷な試練を人々に与えるんだよなぁ…。ホントに辛いよ。でも、なんだか勇気ももらった…って書くと安直かな。でもこれを見終わって、試写室から出て歩き出したら、渋谷の町がまるで違ってみえた。

90分弱の短めのドキュメンタリーです。学校や生涯学習センターみたいなところでの上映も募集しているみたい。興味がある方は、ぜひアップリンクさんへ。



川内有緒の本もよろしくね。これは名著ですよ。長い本だけど、一気に読めちゃうから。



PS
「人生に意味はない。味わいなさい」って言ったの、誰だっけ? そうね、そうでもしないとやってられないわ…とも思う。今、ぐぐったら、マザーテレサの言葉でした。