ケルティック・クリスマス、セッションパーティ!! いや〜楽しかった!!


いや〜今日のセッションパーティはすごかったですね…といいつつ、今日は写真が全然撮れなかったので、文章ばっかりで頑張ります。もう眠いけど、明日早いけど、このプロジェクト、ホントに応援したいんで、頑張って書きます。皆さん、ぜひケルティック・クリスマスの公演に来てください!! ホントにどのアーティストも素晴らしいです。

写真は私的ご贔屓のピラツキ兄弟。ほんと超一流の足さばき。すごいよー すごいよー すごいよーー!!!

さてさてさて…プランクトンの川島社長のMCによりスタートした本日のイベント。川島さんも言ってましたが、ほんとに今日ここに全部のアーティストが集まるまでは、まったく何も決まっていなかったんです。そしてそんな状態からここまで作り上げてしまう川島さんの「最後の最後までベストなものを考える」というスタンスと、この過酷な状況でその川島さんに最後まで着いて行くスタッフの皆が、ものすごいな、ととても感動したのでした。

そしてもちろんミュージシャンがすごいのは言うまでもありません!!! やっぱりセッションパーティ、楽しいですよね。ここんとこ、ずっとやってなかったけど、また来年も出来たらいいのになーと思います。

まず登場したのは昨日やっと東京に到着し、今日は朝からラジオや雑誌の取材を受けていたというWe Banjo 3の4人。いや〜、もうすごい。やる気満々、圧倒的なアンサンブルにぶっ飛びました。兄弟2組、そしてバンジョー2台にギター、フィドルという組み合わせ。マンドリンも弾いてたな… そしてヴォーカルもすごくいいね!! すごい若さでガンガン来るバンドです。それにしても小技が効いているというか、もうしょっちゅうライブやってんでしょうねー これは確かに今、注目度NO1のアイリッシュ・バンドだと思いました。いや、皆さん必見ですよ。彼らがまず2曲を演奏。

そのあとに出て来たのは世界で一番綺麗な(笑)スライゴーから来た、ダーヴィッシュの皆さん。キャシー姉さんの「姉さんMC」も絶好調で、昨日の夜朝6時30分まで飲んでいたというのにまったく衰えを見せません。すごい、彼ら!!(それに3時まで付き合ったという恵子社長もすごい… 私にはもう無理です。私は11:30ごろ帰りました…)これもキャシーのすばらしい歌と圧巻のインスト・アンサンブルを見せてくれましたねー。 

そしてこれまた世界で一番綺麗な(笑)オタワから来たピラツキ兄弟。私的には超ひいきの二人なんですが、いやー これまた華麗な足さばきを見せてくれて、素晴らしかった。特にネイサンが会場の真ん中くらいに設営されたお立ち台で踊ったのもすごかったですね。こんなに彼らのダンスを近くで見れて、今日来たお客さんはほんとにラッキーだったんじゃないでしょうか。彼らのダンスはチーフタンズにしてもステップクルーにしても、プロダクションが大きいから、通常デッカい会場でしか見れないですから…

彼らの圧倒的なダンスのあとは、もちろん世界で一番綺麗な(笑)ドニゴールから来たアルタン! 最初、恵子社長がニューアルバムの話題をふったのに、それをふりきり、マレートがドニゴール話に無理矢理もっていったのが、笑えましたよね。いや〜いや〜いや〜いや〜いや〜アルタン本当に素晴らしいですわ。やっぱりいろんな意味で格が違うと思った。もうなんだか涙が出ちゃうくらい素敵なんだもん、いつも。

そして休憩を挟んで2部は…日本のアーティストの皆さんもやってきて、セッションのはじまりー まずはEMMEさんが尺八の方と素晴らしい歌を披露してくださり、マレートと「The Last Rose of Summer」で心に沁み入るような二人の歌を聴かせてくれました。

そこから上間綾乃さん。前回のリアム・オメンリィ、サム・リーとの共演も素晴らしかったけど、今回はなんか一段とふっ切れた気がした!! 「ポメロイの山」をアルタンの男性陣とやったのも良かったけど(それにしてもこの曲はホントに沖縄の曲みたい。チーフタンズと古謝さんのことを思い出し、ホントじーんと来ました。沖縄すごい。アイリッシュすごい)、上間さん自ら今日の今日になって提案したというWe Banjo 3との共演は、信じられないほどマッチしてた! これはすごい驚き。いやー 良かったわ!!

そしてそのあとにBanjo3と共演したのはハンバートハンバートのお二人。そりゃー、もうこの二人はケルト勢との共演はおちゃのこさいさいなんだろうけど、今回のはさらに、もっと練れている感があった。Banjo3が、しっかりアンサンブルを作るタイプだからかな? なんか全体でちゃんとバンドって感じにすでになっていて、一緒にやることがうんと自然な感じがした。ちなみにこの二組はこのあとクアトロ・ツアーで一緒のコンサートがあります。チェキラですよ!!

ここでがっつり盛り上がったあとは、なんとミュージシャンにとっては恐怖の(笑)くじ引き異色組み合わせコーナー。この企画、もしかしたらやるかもと聞いた時はびっくりしたけど、今日会場に行ったらホントに抽選箱が川島さんのバックの横に置いてあって、さらにびっくり。本当にやるんだ…と。そりゃー、みんな2,000曲とかレパートリーがあるような伝統音楽のベテランたちだし、一緒にやることはいくらでも出来るだろうけど… でもホントにその場で曲を3曲ちゃっちゃと選び1つのセットにしたてあげ、エンディングまでさらりと演奏しちゃった、その凄腕ぶりには、やっぱり感動せずにはいられないのだった…。すごいなぁ、ミュージシャンって!!! 改めて!!

最後はアルタンのモレートと、ダーヴィッシュのキャシー、アルタンのダヒーによるアルタンの新譜「ザ・ワイドニング・ジャイル〜広がる螺旋」に入ってるNo Ash Will Burn。これがもうめっちゃ感動的。ううう、ううう、うううううううう…



最後はマレートが、全員のミュージシャンをステージに上げて大団円!! いやーーーー、すごかった!!!

それにしても感動的だったのは、冒頭にも書いたけど、ここまですごい内容のものをゼロから作り上げ、最後の最後まで手をぬかない川島さんの企画力と、それに最後まで着いていくスタッフの皆さんのすごいパワーだと思います。私なら途中でヘナヘナと「もうこれでいいよ」って思っちゃうよー そして手を抜いちゃうよ。ホント、プランクトンのみんなはすごすぎだよー。そしていつもながら安心の通訳! 染谷和美さんもおつかれさまでした。いや〜、なんというか、楽しかったよね。このスペシャルな空間を盛り上げてくださったお客様にもおつかれ様でしたー。ご来場ありがとうございました。また土曜日にお会いしましょう。

そして!! やっぱりアルタンのマレート・ニ・ウィニーの、すべてをまとめてくれるあの包容力。あぁ、もう! マレート素敵ですぎる! マレートのいる現場っていっつもそうなんです。すべてマレートが、あったかくまとめてくれるの。本当に今日は川島さんとマレートに楽しませてもらった。ありがとうございました。写真が全然なくってすみません…

あと感動的だったのはWe Banjo 3の4人。ちゃんと終演後も出口付近に4人でそろって自主サイン会するプロフェッショナル度。先輩方は飲んでダラダラしている中で、なんてなんてなんて!!偉いんでしょう! ファンの人との写真にも笑顔で答え、スタッフからも真面目ないい子たちだと人気急上昇中↑↑↑↑↑ こりゃー人気でるよね。



で、川島さんが今日MCでも説明していましたが、この日本語ショッピング・バック(写真右)。彼らが自分たちでアイルランドで制作してきたんですって。でも日本語が自分じゃ読めなくて「ここにステッカー特典とかポストカード特典とか書いてあるよ、それはどこにあるの?」って即売担当のスタッフが聞いたら、「えーーーっっ、そんなこと書いてあるの?」と本人たちはビックリ。そりゃーそうだよね、日本語読めないよね…で、急遽ポストカードだけはオフィスで大量生産し、一生懸命サインしたんだって。そしてステッカーは申し訳ありません、ここには書いてありますけど、入っていません、とのことです。(もちろん即売のテーブルでもそのようにご案内しております)

でも、こういうのホント可愛いじゃないですか! こんなにやる気満々で、頑張る子たち、嫌いになる人はいないよね。この子たちはきっとビックになる!! 今日ここで彼らを目撃した人たち、そして土曜日のケルクリで、そのあとのツアーで彼らを目撃する人たち、彼らをずっと応援してあげてください!

プランクトンのケルト担当K松くんが心底惚れ込んで発掘して来たバンド。K松くんの頑張りぶりと、そういった期待にきちんと答えるBanjo 3。いいなぁ、若いって!!! おばさんには君たちが、まぶしいよっっ!!!(笑)頑張れよ、みんな。君たちの未来は明るい。

さて明日から一行はそれぞれ関西公演へ。明日、野崎はアルタンと一緒に大阪へ移動。ダーヴィッシュとピラツキ兄弟、バンジョー3は兵庫へ移動。そして土曜日にはみんなでまた東京に集合しますよ!!!!

以上ケルティック・クリスマスの詳細はすべてこちらへどうぞ。みんな来てねー。忘れられない公演になりますよ!!!

PS
興奮で、文章がヘンですが、こういうレポートって早く書かないと全然意味ないんで、急いで書きましたー