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2016年2月29日月曜日

イベントの極意教えます!


e-plusさんがこんな記事を載せていた。すごい。最近では素人の人がたくさんイベントを打つので、こういう投稿が役にたつんだろうな、と思う。e-plus、グッジョブ!

そこではイベントの企画はこうやって進めるんだ、と説明されている。

(1)コンセプトを決める → 企画書を作る
(2)並行して会場(ライブハウス)をおさえる
(3)アーティストのブッキングを始める
(4)チケット料金など詳細を決める。フライヤーをデザイン
(5)告知解禁。ひたすらプロモ
(6)当日に向けて打ち合わせ
(7)本番当日を迎える

ちょっちょっちょっ、ちょっと待って! 音楽イベントだけに関してはこれ、絶対に違うだろ!と思うのは、イベンターさんは(多くの場合、それは出演する本人かもしれない)、この音楽を多くの人に届けたいと思ってイベントを企画するのだよ。イベントをやりたいからイベントをやるわけではないのだよ、という重大ポイント。

だから順番的には(3)が(1)になるはずでねぇの?と思う。まずはアーティストと相談して日程を決める。

そして(1)に戻って、そのアーティストさんと一緒に「どんなコンサートにしたいか」ということでイメージを固める。これが順番でしょ。

そして、ここではイベントの社会的意義…またの名をコンセプトという…も語られることであろう。ここがユルいと、イベントは多くの人の共感を得ることが出来ない。

そして(2)に戻るのだ。イベントのイメージにあう小屋を押さえる、と。同じ2,000人の集客でも、それをオーチャードでやるのか、新木場のスタジオコーストでやるかでは大きく違う。トッパンホールでやるか、DUOでやるかでは全然違う。

コンサートを作るのであるならば、一番最初は音楽が動機であってほしい。学校のサークルじゃないんだから(おそらくこの人は学校のサークルイベントを想定して書いているんだろう)。この音楽を誰かに届けたい、そういう必死な気持ちを思ってコンサートを企画する。すべての音楽イベントがそうであってほしいと思う。

先日友人のプロモーターに誘われて某ライブハウスに行ったら、最低は200名以上いれないと形にならない小屋で(もちろん200名くらい集客しないと、借りるお金すら出ない)、なんと10名くらいのお客を前に新人のショーケースをやってた。これはいったいどういうビジネスモデルなんだ? そりゃあ新人ちゃんたちにとっては、ある程度名前の知れた小屋で演奏するのは、良い経験となることだろう。

が、それなら、このイベントを主催している誰かが責任を持ってお客を充分に集めるべきではないかと思う。あんな広い場所で、たった10人。あれでは非常につらい。そうやって、言葉は悪いがアーティストを騙し、お客を騙し、悪徳不動産屋みたいなことやってたら、ライブハウスは、そのうち全音楽ファンから総スカンをくらうんじゃないの? これって文化事業じゃないの?

…と言いたいところなんだが、お客はアーティストが見たければ来ちゃうから、やっぱりダメなんだろうな、と思ったりもした。

さーて、うだうだ言ってないで、集中して仕事しよ。