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2016年2月11日木曜日

松山晋也先生監修、アイリッシュ&ケルティック・ハートビート・コレクション

おおっっ、なんと。松山晋也先生監修のこんなシリーズが出ましたよ。素晴らしい!! 昔はこういうのってキングレコードとかビクターからしか出なかったんですが…、なんとついに超メジャー・レーベルのワーナーさんから。

そうなんです、結構あるんです。当時は埋もれていて、メジャー音源なのに、いや、メジャー音源だからこそ日本でリリースされなかった数々の名盤が。ワーナーミュージックさん、ご英断!! 実際、今回初日本盤のアーティスト多いんじゃないでしょうか。

3月9日と、4月6日発売なので、まだちょっと先ですが、それぞれご紹介していきましょう。すべてのラインアップはここで確認できます

まずは4月6日発売のラインアップから。

●ムーヴィング・ハーツ「ムーヴィング・ハーツ」
まずはMoving Hearts。Moving Heartsは正直、私はあまり好きなバンドではありませんが、これは確かに名作でしょう。私はこれとライヴ盤の「Live Hearts」が好きですね。



●クリスティ・ムーア「ザ・タイム・ハズ・カム」
そしてクリスティ・ムーア。これは9作目らしい。クリスティは「Voyage」が私は好きですが(ホント89年ってアイルランド音楽の当たり年ですねぇ…)、そっちは昔日本盤がワーナーから出ていた記憶があります。あとは、クリスティ・ムーアは「Prosperous」をキングレコードの輸入盤セクションと一緒に私もプロデュースしたアイルランド音楽のシリーズで出したことがあったくらい。でもあれは輸入盤に帯かけだったからな…。それにしても、クリスティ。アイルランドでは、もっとも人気のある男性シンガーなのに、日本盤出ることはホントになかったでしたからね。いずれにしてもこのアルバムは初日本発売じゃないかと思います。



●モーラ・オコンネル「ワンダリング・ホーム」
これは昔ビデオアーツにライコがあった時代に日本盤がリリースされたことがありましたね(それがちょうど初来日時じゃなかったっけか?)。名作です。ジェリー・ダグラスがいい仕事してます。



●ルカ・ブルーム「リヴァーサイド」
Luka Bloom  クリスティの弟。これも名盤。どちらかというとルカ・ブルーム、私は「アコースティック・モーターバイク」がお薦めですが…



●クリス・レア「シャムロック・ダイアリーズ」
そしてこれは私も大好き。超愛聴盤です。クリス・レアの「シャムロック・ダイアリーズ」 壮大は「Steel River」、そしてポップな「Josephine」あぁ、すべてが好き。一時期狂ったように聞いた名作。「Golden Rule」もこのアルバムじゃなかったっけか。とにかく泣いてください。大傑作。持ってない人は今すぐぽちったほうがいい。内容は私が保障します。



●ジェリー・ラファティー「シティ・トゥ・シティ」
そして次は… 来たーーーーっっ。ポール・ブレイディの往年のライバル。ジェリー・ラファティ。このCity to City、そしてBaker Streetのヒットで、ポールは「あいつに出来るなら、オレにも出来る!」と思いたち、伝統音楽を捨ててシンガーソングライターの路を歩みはじめたのでした。またジェリーが亡くなったことが、ポールが日本に来てくれる結果を導いてくれたと私は思っています。でも一発屋だよね…この人。このCDも持ってるけど、1曲目以外聞いてないや。しかもあのサックスしか覚えてないや。


●ザ・インクレディブル・ストリングス・バンド「ザ・ハングマンズ・ビューティフル・ドーター」
こりはっっ! これは松山先生の趣味でしょう?(笑)サイケ・フォークバンドといえば、このバンド。私も何枚か持っているかと思うけど、このアルバムは知らないかも。


●エリノア・シャンリー「エリノア・シャンリー」
エリノア・シャンリーの、これはファーストだったけ? デ・ダナン出身の女性ヴォーカルといえば、ドロレス・ケーン、メアリー・ブラック、モーラ・オコンネルが有名ですが、もちろんそれに続くこの人も素晴らしいシンガーです。


●カトリオーナ・オリアリィ「アイリッシュ・ソングス・オブ・ラヴ・アンド・ネイチャー」
この人は知らないなー Caitriona O'Leary and Dulra。古楽系の人らしい。アヌーナOGかしら。


●ザ・ローチェス「キープ・オン・ドゥーイング」
The Roches …知らない! 松山さんホントよくご存知ですね。どうやらロバート・フィリップ御大プロデュースの三姉妹らしい。


そしてここから先はは3月9日リリースのラインアップ。

●ルカ・ブルーム「アコースティック・モーター・バイク」
おおっ、やはりこっちも出ましたね。これは名盤ですよ。ルカ・ブルームは全部ちゃんと聞いているわけじゃないですけど、自分が聞いた中ではこれが一番好きです。


●アル・スチュワート「ゼロ・シー・フライズ」
そして猫年のアル・スチュワートのこんな作品も。


●ザ・インクレディブル・ストリングス・バンド「ザ・インクレディブル・ストリングス・バンド」
再びIncredible Strings Band。ただし、こっちは前に紙ジャケかなんかで、ストレンジデイズからリリースされてましたよね。


ワーナー盤のジャケ
●モーラ・オコンネル「ウェスタン・ハイウェイ」

そして… Maura O'Connell - YES!!! 

私はモーラの作品は、ベラ・フレックのプロデュースしたこれが一番好きです。グラミーにもノミネートされたし、ウチでもアイルランド盤を一時期ずっと売ってました。もう何年も前ですが結構売れたように記憶しています。特にアルバムタイトル曲が、最高に素晴らしい。あのイントロのギターを聞くと旅に出たくなる。これもまだ聞いた事ない人は是非!

ウチはこのアイルランド盤を
売ってました。
音のバランスといい、乾いたサウンドといい、とにかくこの作品の全てが好きです。アイルランド盤とワーナー盤ではジャケットが全然違いますが、たぶんアメリカリリースの時に「このダサいジャケじゃ売れん」って言われて変えたんでしょうね。

私はモーラの強い意志が感じられて好きですけどね。「アメリカで私はやってくんだ!!」って感じですよね。

内容も気合い十分の超名作。特にタイトル曲で声をあわせるナンシー・グリフィス女史の歌声に涙。たしかこのアルバム作った時ベラとモーラは付き合ってたんじゃなかったっけか? いや〜それにしても名作です。また聴こうかなー





●メイヴ「ザ・コーリング」
そしてMeav これって昔はオーマガトキから出てたやつでしたっけ? なんにせよ、そっちはもう廃盤なんでしょう。改めてリリースされるようです。


●アディエマス「アディエマスⅣ〜遥かなる絆」 
私は1枚ももってないので分からないやー、アディエマス。


●スティッフ・リトル・フィンガーズ「インフレーマブル・マテリアル」
Stiff Little Fingers うわー 彼らもこれが日本デビューじゃないでしょうか? 北アイルランド出身のパンクバンド。いいですよ。


●グウェンダル「グウェンダル」
Gwendal し、知らないよ、このバンド。フランスのバンドなんだって。松山さん、ホント詳しいな。


●セルタス・コルトス「イントロベルシオネス」
Celtas Cortos これも知らないよ。このバンド。スペインのバンドなんだって。


●グレイト・ビック・シー「プレイ」

そして大のお薦めがこのバンド。マムフォードなんちゃらとか最近聞いて「新しいっっ」とか思ってる人!! あぁいうバンドって、もうとっくに90年代にありましたから!!

それがカナダのGreat Big Sea。この作品なんかは、UKではCooking Vynalが出してたんで、当時日本のレコード会社で出せないかなーと私は思ってたんだけど、原盤はワーナーでしたからねー。真剣に動いたとしても難しかったことでしょう。

それに遅れること20年(笑)やっと日本盤出るよ。嬉しすぎる!  


もう少しGreat Big Seaを紹介させてください。これとか…


このヘンの頃の彼らが好きですね。


でも日本盤が発売になったのは「Play」なので、是非皆さん「Play」を買ってくださーーい。


そしてきっとなんらかの事情があって出せなかったんだろうけど、ワーナー原盤のアイルランド音楽の大傑作と言えば…。これがここに並んでないのがホント残念ですねぇ… まぁ、全世界的に廃盤状態だから仕方がないんでしょうが。




なんにせよ、アイルランド&ケルト音楽が注目されるなんて、素晴らしいことです。是非皆さんもチェックしてみてください。

PS
おおしまゆたか先生もブログで同シリーズを紹介してらっしゃるので、私のふざけたコメントよりも、そちらをチェキラ!

PPS
ヴァン先生の最新の素敵な笑顔も貼付けちゃお。