SNSのあれこれを考える 2


5月の話ではありますが、ケルト祭りでございます。この超お勧めバンドのコンサートに合わせて、私の写真展もやるよん。
Posted by 大倉 眞一郎 on 2016年1月29日


という、大倉眞一郎先輩のポストに感謝! 地球マーク(公)になっているのをいいことにシェアさせてもらっちゃお。今回「北とぴあケルト祭」には多くの人に係ってもらっているのだけど、さすが大倉先輩。何もお願いしなくても、ちゃんと告知してくれて、たくさんの「いいね」をもらっている。お友達のコメントもさすが!! 前向きでいい感じ。ありがとうございます。

こうやってウチのイベントと係ることになったとしても、積極的に自分から情報を拡散し人を集めようとしてくれる人は、実はなかなかいない。なのでホントに感謝である。

ちなみに、ものの本によると、こういう感じの拡散を「オーガニックリーチ」と言う。大倉先輩と同じ広告畑出身のさとなおさんの本で読んだんだけどね(笑)。こういうのが実は、今、雑誌の記事よりラジオより一番効果がある宣伝方法として注目されているのよ。

しかし相手がたとえ発信力がない人だったとしても、人のSNSについては、あれこれ言うのは非常に難しい。単にリツイしてくださいとか、ぜひ紹介してくれってのも、なかなかストレートには言えない。SNSはその人自身そのものであり、そこで何を表現するかは、それぞれの人の聖域だからだ。

だから最初に情報を受け取ったお客さんにいかにちゃんと「推薦文」をちゃんと「自分の言葉」で、あくまで「自主的に」自分の周りの人に拡散してもらえるか。それが実は今、一番重要なのだ。

もっと言えば「一緒に行きましょう」なんて動員してくれた日には、もうホントに感謝である。ウチのお客さんはチケットの購入受付してりゃ分かるんだけど、お一人様の割合が非常に多い。でも、それは私にはすごく理解できるんだ。というのも、私もどこに行くにも大抵お一人様だから。自分が行きたいところに行くのに、いちいち他人の許可を取っていては好きなことが何もできない。出来たとしてもスピード感が足りない。だからとっととチケット買って、とっとと行く。となると、必然的にお一人様が多くなる。

なので、お一人様を好むウチのお客さんの気持ちも分かるし……ちょっとお願いできませんか? 自分のSNSとかで情報を拡散していただけませんか? それも自分の言葉で……なんてお願いは、だから出来ないんである。そもそもそんな事を言わなくても、ちゃんと「人に紹介したくなる」「人に言いたくなる」そういうネタをわたしが提供することが大事なキモなのだ。それに尽きる。普通の、どこにでもあるようなコンサートをやっていたら、とてもじゃないけど、拡散なんかしてもらえない。

数日前「SNSのあれこれ」のブログを書いたら、やっぱり好評で(アクセス数が他の投稿と段違いで違う…。いいんだろうか、こんなんで)、やはりこのブログはビジネス・ブログなんだな、という風に実感しました。なので、今日もSNSネタを続けて書いてみました。

今日も元気で頑張りましょう。

「オーガニックリーチ」についてはこの本を参考に。 



アイルランドではもうすぐ総選挙。
そして出回るFather Ted関連の画像…