大胆なチラシだと自分でも思います「辺境の歌コンサート」










すごいでしょーーーーー このチラシ、すごいでしょーーー

こんな大胆な公演チラシ作るの、私だけだよね。この凛々しいグリーンランド犬は、私が尊敬する探検家・角幡唯介さんの犬、ウヤミリックです。かっこいい! 写真はもちろん角幡さんご本人。

グリーンランドの犬はペットじゃないんです。みんなプロの犬。人間と犬とが深く結びついた北極の暮らしについては、またここでご紹介していきますが… そんなウヤミリックのグリーンランド犬としてのプライドがこの写真からにじみ出ている。

ウヤミリックについては、角幡さんのナショナルジオグラフィックでの連載など是非お読みください。

この「遠くから 歌が 聴こえる」ってキャッチもどうしたもんかと思ったんだけど、この写真からインスピレーションを得て、私が考えました。耳がピンと立った感じとか、ウヤミリックの表情とか、なんか自分で言うのもなんだけど、すごくあっている(笑) たくさんの文学賞を受賞した角幡さんにも褒められ(いや、社交辞令だろうけど)もうウキウキです。

せっかくだから厚くていい紙に刷ろうとマットコートの135kgで行こうと思ったら、高かったので110kgになりました。とほほ… それでも相当かっこいいと思います。印刷が上がり次第、20周年公演のチケットを買われたお客様にチケットをと一緒に発送しますね。

デザインを担当してくださった高橋そのみさんにも本当に感謝。私の面倒な要望に答えていただき,本当にありがとうございました。

さて肝心のコンサートの内容は… 裏面をご覧ください。ウチのナヌークと、ブリヤート共和国のナムガル、そして松田美緒さんのステージになります。どうしてこの3組になったか… それはまた後でここでご案内していきますが…

「辺境の歌」の「辺境」って言葉は尊敬する探検家の高野秀行さんからインスピレーションをいただきました。最初、ハーモニーフィールズさんや武蔵野文化事業団さんと「辺境企画」とか言って仮タイトルで呼んでたんですけど、ずっとそう呼んでたら他のタイトルが思いつかなくなっちゃった(笑)

で、結局「辺境」って良い言葉だよ! ネガティブな意味じゃないよね!みたいなところで全員が一致し、こんな企画となりました。自分で言うのもなんだけど、すごく面白いユニークな企画になったと思います。世界のエッジが共鳴しあう、ってのはケルト装飾美術研究家の鶴岡真弓先生がよく言ってらっしゃるコンセプトです。 

またこのコンサートを企画した経緯とか、内容については詳しくここでもご紹介していきますが、とりあえずチラシをご覧いただきました。特設ホームページはこちら。チケット発売は来週の土曜日。7月2日になります。どうぞよろしく。