そのあとは楽器フェアへ。すごい盛り上がりを見せています。ポーランド中だけではなくロシア、ベラルーシ、ウクライナ、イングランド、スウェーデンなどから楽器が集まっています。
ステージでも演奏が行なわれており、これは楽しい! 味のあるお父さんミュージシャン。
こどもが触っても怒られないのがいい。
これはニッケルハルパですかねぇ…
夜は同じ場所でコンサート…というかダンス・ナイトと彼らは呼んでます。ひたすら踊る,踊る。
とにかくドライヴ感がすごいんですよ。
ダンスの先生たち。
この二人もかっこよかったなぁ…
そしてこちらが今、話題のカペラ・マリシュフ。なんというか鮮やか度が他のバンドとまったく違いましたね。
なぜ傘をさしているかというと、天上から水滴が落ちてくるから。室内と室外の温度差が大きいとこうなるのだそうです。(数日前まで冬仕様にしていた天上を最近春仕様に戻したそうで、でもそしたらまた再び急に寒くなって夏仕様の天上だとこういうことになるらしい。春の天気は分かりませんなぁ〜)
確かにかっこよかったです。このトリオ。リーダーがお父さんで真ん中でベース弾いている。娘がパーカッションで、まだ10代だと思われ… 息子のヴァイオリンが尋常じゃない。子供たちはまだ全然子供なので、これは将来、相当すごくなるでしょうね。
そりゃあ、ポーランドからは過去ワルシャワ・ビレッジ・バンドみたいなものもあったわけだけど(今もあるけど)、あれはリズムと歌唱を取り入れた単発だったし,こんな風にシーン自体ががっつり来ているのはここ10年の話だ、とはBBCのローパさんの読み。そして、まさにこのフェスのプロデューサーでもあるヤヌシュによってシーンが牽引されつつある。ローパさんいわく、ポーランド音楽のおけるドーナル・ラニー的存在だ、と。その現場を見て,私はめちゃくちゃ感動したのでした。こういう今,来てるシーンってのは、素晴らしい。これは絶対に来ますよ、ポーランド!
ダンスパーティは朝の5時までだったのですが、私とローパはカペラ・マリシユフ見て3時ごろ退散。 が、翌朝会ったヤヌシュによると、実は朝8時までやっていたのだそうです…。ホントおつかれ様でした。