料理生活


 
作り方。アサリをバターでいためて、白ワイン(もしくは日本酒)を投入。そこにパスタを入れてからめたら、シソととびっ子を入れる。塩気はとびっ子で調整。美味い!! テレ朝の若大将番組でやっていて、一時はすごく凝って、自分で作る以外にも友達の家に呼ばれたりすると、人ンチのキッチンで作ったりしていた。私にとって料理とはその程度のものだった。

ちなみに生粋の湘南おぼっちゃま加山さんの正式なレシピはアサリについては出汁をとったら取り除いてしまうのだが、ついつい貧乏な私はアサリをそのままにして作った。そしたら、とびっ子がアサリの殻に持っていかれちゃったよ。やっぱりアサリは取り除くか、せめて殻を外した方がいいみたい。

そしてシラスパスタも作った。磯のかほり〜〜。あとホットクックで作ったかぼちゃのポタージュも。こちらは冷蔵庫に入れたまま、キンキンに冷たい状態で。甘くて美味しい。すごいよなぁ、これ。塩しか入ってないのに。玉ねぎとかぼちゃの甘さがとにかく勝っている。



さらに青じそがあまったので、今朝はたらこパスタを。たらこをマヨとバターで伸ばしてパスタにからめ、卵黄を投入。青じそをふってできあがり。こちらも塩分は塩化ナトリウムを別途投入するのではなく、たらこで調整。朝からパスタなんて、なんかすごい!(笑) 



それにしてもパスタをゆでるのが上手くなった気がする。思い切って固めでお湯から上げるのがコツ。ちょっと勇気いるけど、気になった場合は少しおけば予熱でちょうどよくなる。アルデンテは延びちゃったパスタよりも全然良い。



と、まぁ、こんな風に今は三食、きっちり作るようにしている。

自炊生活が楽しい。実際のところスーパーに行くと高い果物とか買っちゃったりしてて、安いお弁当を買うより高くついているかもしれないな、と思う。でもこれやってると1日がすぐ終わっちゃうね。朝食べたら、昼は何を作ろうか考え、夜は何を作ろうかと冷蔵庫をチェックする。何か足りなければ買い物に行くが、基本的に冷蔵庫はいつもパンパン状態だ。シチューとか余ったものは、冷蔵庫にタッパーに入れて保存するので、今でもすごい量の保存食が冷蔵庫に詰まっている。

仕事持ってない主婦ってこんな感じなんだろうか。すごく楽しい。とりあえず9月の中旬くらいまでは、療養を兼ねてこういう生活を送る予定。体調がいい時は、起き上がって、部屋の断捨離も決行中。自分の生活にいらないものは削除していく。そもそも服とか前回の大断捨離時に捨てるのをすごく迷ったくせに、今ではその時捨てた服が何かもう思い出せない。旅行すると小さなスーツケース1つで何日もすごす。そんな風に日々の暮らしも身軽にしたい。

身軽になって、次はどこか別の街で暮らすのもいいかも。住めば都になっちゃう体質なので、もうここに9年近く住んでいることになる。どこに住んでも誰に何を言われるわけでなし自由な身の上なんだから、ほんと新築転して身軽になるべき。

コンマリみたいに30冊とはいかないけれど、本もだいぶ処分した。本を処分するのは痛いので、友達にもらってもらったりもした。真っ先に処分したのはいっとき流行った北欧の雰囲気本。たいした情報が載っているわけでもないのに写真ばかりが綺麗な本。そもそも情報は今や書籍では追いつかない。ここに越してきて一度も開かなかった本は、ダンボールにいれて倉庫(という名の実家)に送りかえすか、断捨離すべき。もちろん中にはなんどもなんども読みたくなるような一生もののプラチナ本があったりするのだけど。

どっちにしても、これからどう生きるのかは自分で決める。せっかく病気になったのだから生活も仕事も大きく変えたいなぁ。

小林カツ代さん。すごく良い。きちんと料理することは、きちんと生きることだ。ぜひご一読あれ。