普通の農業系か、焼畑農業系か

勝間和代さんがYou Tubeのチャンネルを始めて、私も熱心においかけているのだけど「人づきあい、どんな人とつきあっていくべきか」みたいなことをテーマにした回があり、なるほどと思ったのでメモっておく。

(しかしYou Tubeだいぶ盛り上がってきたよなぁ。ここを読んでいるみなさんは「いまさら?」と思うかもしれないけど、スマホなどのパケが大きくなって、今後爆発的に動画はヒットしていくのだろう。デスクトップで動画みていたわたしたちみたいな層など吹っ飛ばされてしまうくらいに。ウチもYou Tubeのなんらかのチャンネルをやるべきだよなぁ。貴重な音源や昔のライブを公開する、とかね。ちょっと考えなくちゃ…)

まずここで勝間さんの言うとおり「約束を守る人」という要素は確かに重要だ。こっちが忙しいのに貴重なこちらの時間を意味のない結果のために侵食されてはたまらない。まぁ、本を貸す、食事の約束などは許せるにしても、なんというか、仕事上では打ち合わせで言ったことを間違いなくやってくれよ、といつも思う。それさえもできない人があまりに多すぎるからね…

同時に決定的社会的評価対象にならないプライベートでの食事の約束こそ、律儀に守ることはとても重要だ。いつだったか非常に予約がとりにくい(高級店ではないのだけど)某名店で予約していたのをドタキャンされて、超・頭にきたことがある。私の紹介で私が気に入っている飲食店、紹介先に迷惑をかけるなど最低だ。しかも本人が何とも思ってないことが痛い。彼女はもう2度と食事に誘っていない。仕事上でも滅多にないけど、それでも例えば第3者に紹介したその3者が迷惑かけて、2度とそのホールが使えなくなっちゃったという例もある。まぁ、もともと好きなホールじゃなかったから潮時だったとも言えるけど…  それにしてもこういうのに鈍感な相手って困るわ。もう2度と紹介はしないと思ったのだったが…

勝間さんの映像で面白いなぁーと思ったのが「人づきあいには焼畑農業系と、普通の農業系がある」みたいな話。確かに。これだけ人口がいる日本、ちょっと面白いテーマさえあればいくらでもどこかのコミュニティに所属することはできるし、付き合う人には苦労しない。私のとある知り合いは、なんというか2年ごとに自分の興味の矛先を変え、所属コミュニティを変えている。元のグループとは疎遠になってるところをみると、長く付き合っていくうちに煙たがられるようになってしまう部分があるのだろう。でも人口が多いし、興味の対象がなんであれグループやコミュニティが存在する東京・日本だから、そこで何か反省するでもなく、なんとなく新しい人たちと親しくなっていき、その人には問題意識がない。本人が幸せで平穏なら、それが悪い事だとは思わないけどね。何もしないでぼーっとしてるよりいいし、それがその人の生き方なんだろう。「焼畑農業」うーん、なるほどねぇ。上手い事、言うよなぁ。

と、まぁ、家にいてのんびりしていると人を見る目ばかり意地悪になるよな(笑)

とはいえ、仕事なんて、20代からこっち、来たものを誠実にこなしていれば、割と難なく自分とウマが合う良い人脈だけ残し、なんとなくでも上手く続いていくと思うのだけど、それすらもあやうい人が多すぎるよね。人間関係を焼畑農業してたら深くて意味のある信頼関係は築けない。普通の農業っぽくコツコツと、律儀に誠意を重ねるようにして生きるしかないのだ、私のように才能もない凡人は。

こちらも目うろこ。私はもう職業はあまり選べないし、今までの仕事人生活で「女だから不利だった」と思ったこともないが(鈍感なのが幸い…)、これから就職する若い女性は必見。これ、悲しいかなまだまだ日本社会では重要事項です。



朝顔、初めてピンク色が咲いた! 嬉しい〜