休むのが下手な自分のGO TO雑感 2

連休で混む前にということで、実は先日またもやGO TOしてきた。今回は前回とは比較にならない値段が高いところに泊まってみた。こんなにお金を使ってしまうとは、私もストレスがたまっているのかもしれない。

でもって、またもや観光なし、泊まってごろごろするだけの温泉旅行。普段なら絶対に取らないような、いや、取れないようなかなり豪華な旅館である。結果、割引率が非常によく、値段は前回の旅と比較しても10,000円くらいしか変わらない。が、この差はどうだ! 実際思ったのだけど中途半端に値段の場所に泊まるより、GO TOではこういうところに泊まった方がいいのではないかという結論にいたった。なので、これからGO TOされる方は、予算が許す限り豪華なところに泊まってみたらいいと思う。

(1)やはり夕食よりも朝食がありがたく感じる。夕食もいいのだが、結果4食続けて和食だったりした日には豪華なご飯も結構飽きる。今度から旅館のご飯は朝食のみでいいかもしれない。

(2)また地上波を見まくってしまった。そこで気づいたのだが、地方TV局のコロナ感染者に関する報道が素晴らしすぎる。東京だと何百人もいて「統計」でしかないのだが、地方だと10名、20名であるせいか、しっかり一人一人の事例をあげて、この方はここで感染したと思われますとか、この方は事例No.xxの家族の方です、とか、細かく案内があるのがすごくリアルで素晴らしい。というかそういう県庁の記者会見があり、それを地元のテレビが中継している。

特に「集団飲食から感染した方」の様子などは事細かく説明され、40平米の店で20名いました…とか、加えてそれをイラストにして机の配置や人の配置などイメージできやすくするなど、非常に丁寧に説明されるのだ。これは便利。都内でもこういうのやってほしい。というか、都内でもやっているのかな、地元の足立区とか、北区とかの単位で。私が知らないだけか?

それにしても思う。地方など広い県内でたった一人、たった10人という場所もあるわけで、それが東京や大阪などといった大都市圏と一緒に自粛を強要されるのは、どうしたものか、と思う。とはいえ、いろいろ想像するに、やっぱり難しい。

(3)コロナ対策。今回泊まった旅館は、結構な巨大なホテルで激混みとは言わないが、お客は50名くらいいたとは思う。仲居さんによると「毎日が土曜日」という雰囲気なのだそうだ。

夕食は部屋食、朝食は大会場食だったが個別の和定食で提供されるもののおつけものと飲み物だけはセルフで自分で取りに行くというシステム。もちろんトングなどは使用済み・使用前にわけられきっちりと運営されていたのだが、20名にひとりくらいはマスクをしていない客もいる。

実はエレベーターで私が朝食会場に降りていくと、途中からエレベーターにのった夫婦(40代くらい?)がマスクをしておらず、マスクをしている私を見て「あっ、マスク忘れた」と奥さんの方が言う。旦那の方は「食べに行くだけだし大丈夫でしょ」とかなんとか言っている。エレベーターの中でも二人はぺちゃぺちゃマスクなしで話をし、かつ、お漬物ビュッフェを見おろしながら、お漬物の上でぺちゃぺちゃしゃべっていた。こういう人がスプラッターになるのかなと思った。でもこういうお客に「もしもしお客様…」とかスタッフや他のお客が注意するのも難しいよね。うーん、本当に悩ましい。ほとんどの人がいろんなルールを守っているだけに…。あまりマスク警察したくないけど、考えるよな。

(4)ひとりプラッと旅が許されている旅館だが、本当にひとりで来ているお客は少ない。多くが高齢の夫婦か、今流行りの50+80という組み合わせ。ひとり客は初日の朝食会場では私ひとり。2日目の朝には私以外に男性客が1名いた。

(5)編み物は抜群に進む。入院していた時は検温に来た看護師さんたちが口々に褒めてくれていたから調子にのってますます進んだが、今回は仲居のおじょうさんにヨイショされ、ついつい進行具合を自慢してしまう私。あぁ、単純すぎる(笑)でも、はい、そうです、褒められて伸びるタイプです。

(6)地域なんちゃらクーポンがあまったので、それを消化すべく思いきってマッサージを頼んでみた。10分1,000円の都内相場からするとちょっと高め。でも…、これが!! 実はものすごくよかった。魔法の足つぼマッサージである。普段から足裏のマッサージは強いのが好きな私であるが、この先生(先生と呼ばせてもらおう!!)はまったく強くない。しかし的確にこちらの好きなところを攻めてくるのだ。

あと都内のマッサージ屋でよくある新人セラピストさんがやるマッサージによくある左右まったく同じことをする、というのがないのも素晴らしい。もうベテランな感じがその動きから伝わってくる。私くらい身体がまがっていれば絶対に右と左の悪いところは全く違うはずである。だから右と左の攻め方がまるで違った。すごい。

終わったあと「このメソッドは中国式とか英国式とかあると思うんですが、これは何式というやつでしょうか?」とうかがったところによると、それに対する答えはなく昔は「棒」を使っていたそうである。いわゆる「指圧」の発展系か? とにかく今までにないマッサージだった。でもそういう私の言葉に気をよくした先生は「ここ痛いでしょう」「ではここにパワーをいれますね」…と10秒くらい何やら私の足をさわっている。そして次にそのスポットを触った時は痛みはまったくなくなっているのだ。魔法みたいだが、本当なのでしょうがない。地方には本当に魔法使いみたいなマッサージの先生が存在するのであった。特に温泉宿激戦地域には…。ちなみにチェックアウトの時にフロントの方に「すごいマッサージでした」とお礼をお伝えしたら、このマッサージの先生目当てでここに泊まる人もいるのだと言う。すごい。

(7) あと感激だったのは、仲居さんにあげたチップについて領収書まで出た。最近はこういうシステムになっているのだな。すごいプロフェッショナル。(仲居のお嬢さんはしかも2日目は私にプレゼントだと言ってスイーツを持ってきてくれた。いや、そんなにチップ弾んだわけではないのに)でも「野崎さま」とか呼ばれ、ちょっとしたお金持ち気分である。これは、やばい。私も思わず常連になってしまいそうだ。GO TOがなければとてもじゃないけど泊まれない高級宿だが。うちのバンドも連れてきてあげたいなぁ。ヨハンソン様とか、クロフォード様とか呼ばれちゃうのかなぁ(爆)

(8)またもやひたすら考え事ばかりしてしまい、あまり気分転換にならない。でも考えたことで忘れたくないという意識が働き、ブログネタがひたすら浮かぶ。これは良いことなんだろうか。

(9)JR。新幹線はやっぱり高いんだな、そして新幹線は距離の処理能力がすごい=速いんだなというのを改めて実感。前回のGO TOと都内からの距離は同じくらいなのに、普通の特急だと乗車時間は倍かかっている。そして乗っている時間の割に今回は1,000円高いだけだったりする。また特急電車のナレーションは新幹線と違い、録音ではなく電車にのってる運転士さん・車掌さんが自分でやる部分が多いのだが、日本語で長々説明したあと、最後に英語で「次の駅は〜」とか英語での説明はたった一言で終わったりする。ちょっとロスト・イン・トランスレーションっぽい。でも英語を自分の言葉で言う車掌さん、素晴らしいと思う。頑張ってください!

移動中のお昼はチョコレート…ではなく


焼きそば! またもや「箱弁当」(笑)


すごいお部屋。普段なら絶対に泊まれない…


編み物が進むよー



朝食は夕食よりも嬉しい。もう朝食だけでいいんだけどな…


コロナ第3波でゆれる日本。どうなるGO TO…だけど結局のところ、GO TOとは調整が常に必要なもの。加えて一時的な措置。それにしたって、もちろんその微調整におけるちゃんとした指針も発表してくれということはあるにせよ、まったくの黒白ということではないと思う。アクセル踏んだり、ブレーキ踏んだりしながら、なんとかやっていくしかないんだろうとは思う。観光地へ行き、そこのみなさんの大変さを目撃すると本当にそう思う。そして先日の安藤先生の講座じゃないけど、ビックピクチャーを見ることも大切で、今回出ているこのGO TOをこの先の何に結びつけるべきか、いろいろ考えていけたところが生き残るんだろうと思う。一時的な措置じゃ、あんまり意味がないしお客は返って離れてしまうようにも思う。例えば今行われている飲食店の営業時間短縮という措置には疑問が残る。なんというか、ポイントはそこではないようにも思える。

音楽業界も同じだ。旅館の皆さん、本当に頑張って!!!! あぁいうすごいマッサージとか、お湯の素晴らしさやお料理の素晴らしさや、培われたサービスのクオリティなど、一朝一夕ではなりたたない。そういうものを絶やしてほしくないんだよね。

しかしGO TO。このあとどうなることやら。一応来月頭に予定していた先輩とのバス旅行はちょっと怖くなりキャンセル。というか、バス旅行はお腹に不安をかかえた私にはハードルが高いというのもある。そして、そのあと、某山の温泉にこもるGO TOも予約してみたけど… どうしたもんか。キャンセル料はまだかからないようなので、もう少しコロナの様子を見て、検討する。