【ポリタスTV】今夜は
— 津田大介 (@tsuda) November 18, 2020
1⃣cakesのホームレス記事が炎上
2⃣社会課題の現場を記事にする際に注意しなければならないことは何か
社会問題を「構造化」して伝えるメディア「リディラバジャーナル」の安部敏樹編集長 @toshikiabe に伺います。 #ポリタスTV
放送は19時から。https://t.co/nM4G3PBEIL
なんか最近はインターネット上で「炎上、炎上」って多くの人がさわいでいても、自分ではなんのことだかまったくわからないという事象が多すぎる。ネットの世界も、実世界に近くなってきたんだろうなぁ。炎上している当人と騒いでいる一部の人たちにとってはビックイシューなんだろうが、まったく気づかずに終わっていることが多い。
という中、このCakesの件も、まったく知らなかった。こんなことで炎上するのか…と半ばあきれつつ、すごく興味深くこの番組をみた。本当にライターさんたちが気の毒ではある。
この件がすごく気になった理由の一つに、これ、自分にも思い当たる節があるからだ。うちは荒川土手にあるのだが、散歩したりランニングしたりしていると土手にいるホームレスの方々の家が目に付く。みなさん、すごく綺麗にしてらして、探検家をめざしたい私にとっては不謹慎ながら、あぁいう生活にとても憧れる部分があるからなのだ。私だって、素敵なビニールハウス、段ボールハウスを写真にとってブログの1本でも書きかねなかったかもしれない。しかもホームレスの方を支援するような活動はたまに買うビックイシューくらいで、まったくといっていいほどできていない、この私が…
こういう考え方の危険性というのは、とても大きい。まさに津田大介さんと安部敏樹さんの言うとおり、そこには「ホームレス」という個人だけではどうしようもない社会構造上の問題があるからだ。そしてその社会構造に自分も加担してはいないかと疑うことが本当に大事だという安部さんの言葉にドキッとした。
安部さんのお話はすごく参考になった。現場をやっている人ならでは説得力がある。それでも現場をやっているものとして、そのイシューに対して意見を述べる何もしていない誰かを「あなたたちは何もしていないでしょう」と討論の舞台から引きづり下ろすことは絶対にしてはいけない、ということにも安部さんは言及されており、これにもドキッとした。これ、すごく重要なポイントだ。実践している人も、していない人も、やろうと思っていてもできていない人も、社会のことをみんなで考えていこう。それが重要なのだから。そこがポイントなのだ。
気づきの多い回でした。なおポリタスTVは基本You Tubeとかで24時間無料で見ることが出来、その後有料になっちゃうけど、Vimeoのチャンネルでこの番組見ることができます。私も購読してますが、とてもおすすめです。ぜひぜひ。あと、同じテーマを取り上げたAbemaTVでの議論もすごく面白い。(ところでメイロマさんって初めて姿みた…アベマに出演されているんだね)