最近の編み物より。三日月のセーターです!
友人のライターさんのこんなツイートにインスパイアされて作りました。なんかこういう美しい物語に自分も参加したくなった。もともと、この絵本も別のライターさんからのプレゼントだそうで。愛の連鎖?(笑)
昨日、保育園からの帰り道。息子(もうすぐ1歳半)が月を指差して「あた」といい、笑って、「ばいばい」と手を振った。
— Takayuki Otani (@takayuki_otani) January 19, 2021
こういうの、ぜんぶ忘れちゃうのかね。本人も、親も。
子供用のニットなんて編むの初めて。でもきっとすぐ編めちゃうだろうからというわけで、さっそくとりかかる。まずはOtaniさんの言う本のイラストがネットにころがってないか検索するもうまく見つけられず。Otaniさんがツイートしている画像から図面を起こすのも、かなり難しそう。
というわけで、しかたなくもっとシンプルな三日月を自分でネット検索してみつけました。それを図面に落とす。
図面とだいぶ違っちゃったけど、三日月に見える!?…かな。子供は正直だからなぁ。これが三日月と認識されれば良いのだけど。大人用のベストの図面を縮小をかけて編んでいく。
同時に子供の洋服を画像検索したり本屋でニットの本を立ち読みしているうちに「なんで赤ちゃんや子供の服は前開きが多いのだろう」…で、ここで致命的なことに気づいた。子供は頭が大きいから上からかぶって着ることができないのであった。なんたる盲点! しまった。
というわけでデザイン変更。あれこれ検討した結果、肩を開ける形におちついた。となると問題はボタン。落ちて口にいれられたら大変だ。なんかいいのないかな…と思ったらユザワヤでこんなボタンを発見。今はいいのが出て来ているんだねー。
こういう歪みや穴はあとから糸を足したりしてごまかしてしまう。しかしまっすぐ編むことが結局のところ一番難しいのかも。とほほ…
ちっっちゃ!! CDと比較してみてください。
しかし編むの楽しかったなー。子供シリーズもっと編もう。赤ちゃんがいいなぁ。どこぞに生まれてないかな(と、友人名簿を検索・笑)。あと結構自転車に日常的に乗っている人たちに厚手の手袋、ニット帽は喜ばれるよなぁ。女性なら毛糸のパンツや靴下など家ではくものも。サンダース・ミトンも編んでみたいし。
というわけでOtaniさんにこのニットを送ったのだけど、果たしてボクちゃんが無事着れるのか、心配である。
っていうか、ニットって子供には難しいよね。基本子供は暑がりで汗っかきだから厚いニットは必要ないし、首のところがチクチクしていやだ、という自分の子供のころの記憶もあり。Otaniさん、これボクが着れなかったら、もっと小さい子にあげちゃってください!
しかしわたしのことだからすぐ飽きるだろうと思っていたニット熱。まだまだ覚めません。なんか人に見せると褒めてもらえるので、この前もZOOMお茶会で、あれこれ見せてみんなに褒められ有頂天。褒められて伸びるタイプです(笑)。
この後も最近の作品を紹介していきます。「ロック編み」ってのがあるのよ。これはまだ事情があって発表できないのだけど、とっくに仕上がっている。すごい大作だよ。それにしても、人にあげはじめたら危険ゾーン。おかんアート街道まっしぐらかも?!
PS
その後、Otaniさんより連絡あり。無事着れたとのこと。うまくすれば来年も着れるかも?? ほっっ。よかった!!!
PS
写真と動画アップしていただいちゃった。素敵すぎる。インスピレーションの発端となった内本さんにも感謝。