TOKYO SCREENING ご来場ありがとうございました!

 


昨晩、TOKYO SCREENINGにご来場くださった皆さん、本当にありがとうございました。

実は昨日、わたしが5時ごろ会場に到着してみたら、ほのかにカレーの匂いが。なんとカレーがあるじゃありませんか! あらら、情報の伝達が悪くって、本当に申し訳ございません。

でも朝「フードないので、食べてから来てね」と告知してしまった手前、それが原因で全然売れなかったら、このイベントのために会場を開けてくれたキッチンのスタッフにも申し訳なく…。かつご来場数も少ないので、これご来場者に野崎からゴチしちゃおうということで、カレーを急遽つけていただくことにしました。(野崎カレーとツイートしましたが、わたしが作ったわけではないので、ご安心を!)

思えば開場・開演時間も中途半端な時間で、イベントが終わるとどこもお店があいていないという状況から、次回でやるときはカレーでもなんでも軽食をつけた方がいいかなという判断になりました。なので、次回からもそうしようと思います。最初からそれをすれば良かった。

その他、開演時間は18:30ではなく18:45とか、少しでも遅い方が良いだろうという説も。いやー いろいろやってみないとわかりませんね。実際、この緊急事態宣言開けても、おそらく8時閉店は継続するだろうという説もあり…その辺も考えた方がいい。

他にも開場時に流すBGMなるぬBGVみたいなものを準備した方がいいかなとか、いろいろ勉強になりました。

いや〜、そしてやってみないとわからないことはいっぱいありました。ウォリスの動画、編集はほとんど彼女のマネジメント側でやってもらったのですが、上映してみるともっと曲間をあけるべきだったのか…とか反省点が山盛り出てきます。一方で、たたみかけるように演奏する感じがいいと思ってつなげたけど、なかなか難しい。

そもそもレトロスペクティブ・セッションは場所も音響もそれぞれで、それを一貫したものにするのだけでも無理があったのかもしれません。

それでもうこういう形であれば、ファーストから最新作まで順番通りならべるしか方法はなかったわけで…と改めて思ったり。あぁ、本当に完璧なイベントを作るのって、難しいですね!

でもプールのというか、あのスパの音響を駆使した大合唱は良かったでしょう?! いやー あれはゾクゾクしました。でも、あの部分以外のシャープでソリッド音で撮っている部分と、あぁいう残響音をいかした音と、その差が大きなスピーカーだとあまりにもはっきりしてしまい、どうも「ひと続きの流れ」になっていかなかったかなぁ、とも。家のスピーカーだとその点、ダイナミクスが表現されない分、一応、動画一本として感じることは可能。でも一方で家で聞くと低音がまったく聞こえないので(スピーカーが小さいから)とか、あれこれ、本当にいろいろ考えた。

一方で見た人の感想を伺うと、コンサートというよりはドキュメンタリーに近く、たとえばこれだったらウォリスにベルリンの街を案内(そんなのが1月のロックダウン下で可能だったかは別として)をしてもらうような映像をいれてもおもしろかったも、とも。なるほど!

それにしても、この元になった6本、6時間の動画が、ベルリンからの生配信された時は、日本は朝の4時だったわけで、見れてよかったと言ってくださるお客さんもいらっしゃって、あぁそうかーとも思ったり。

いやーー いろいろ勉強になりました。本当に一回やってみないとわからないものですね。

そしてやっぱり思ったのは、当然のことだけどウォリスは素晴らしいなってことです。なんかあの天然ぶりも含めて音楽が彼女であり、彼女が音楽であるというか…。本当に彼女と出会えてわたしはラッキーだった。もっとがんばらねばいかん。

なんとか1回目が無事終わったので、2回目のアーティストからの連絡を待っているところです。これ、伝統音楽系のアーティストでもやりたいけど、そもそもそのミュージシャンの周りにこういうのを撮影したりできるクルーがいるかとか、それを日本向けに編集してもらえるのかとか、なかなか難しい。もちろんギャラは払うのだからこちらの要求をのめ、というのはありますが、それで向こうの負担が増大になってしまっては意味がない。 

まだまだイバラの道ですが、がんばりたいと思います。さて、次回のTOKYO SCREENINGはおそらく4月後半です。たぶんフィンランドから。また平日になっちゃうけど、どうぞよろしくお願いいたします。本当にご来場くださった皆さん、ありがとうございました。