同じ間違いをしないように。
こんなドキュメンタリーを見た。非公式のアップロードで紹介するのは抵抗あるけど、これしか今、見る方法がないので…思い切ってアップします。かなりショッキングな内容。ポーランドの文化に興味がある方はぜひ。
殺したのはポーランド人。ドイツ人ではなかった…という戦後60年たって発覚した衝撃の事実。関係した生存者は一人しかおらず、その人は口をつぐむ。「父はこの件に加担したのか」と真実を探し続ける息子。心がいたい。
それを実行したのが、ポーランド人だったとして…いったい彼らはどういう心理だったのか。なにか絶対に理由があったはず。それを知りたい。それを知らないと私たちはまた同じ間違いをしてしまう。
ショッキングといえば、こちらのスリランカ人女性の入管でのレポートは本当にショッキングだった。ビデオをみた家族が「犬のような扱い」と訴えるように、これは本当にひどい。
ウィシュマさん遺族に入管 ビデオを公開 オリジナル版は→https://t.co/aoZCagDLZn pic.twitter.com/TQZbVYVF0X
— 毎日新聞映像グループ (@eizo_desk) August 12, 2021
が、レポートを直に少し時間をかけて読めば、入管のスタッフの大変さも伝わってこないでもない。
例えば本来ならばもう病人としての介護が必要だったウィシュマさんを面倒みさせられ(食べ物を口に運んだりしなければならない等、本来の入管の仕事ではないと思うのだが)、フランストレーションを感じていたのは事実だ。
「鼻から牛乳」なども、そんなスタッフたちの心情をあらわしていると取れなくもない。もちろん、死にそうな人を見捨てたという基本的でシンプルな倫理観を忘れさせるほどだったのか、ということになれば個人の責任も問われなければないないと思うが…
基本的なシンプルな倫理観。それをも保持しておけない職業っていったいなんだろう。これ、よく考えた方がいい。ついつい毎日のことで、感覚が麻痺していないか。自分がやっていることは人間として正しいのか。
→と、報告書には書かれていたのをこの目で読んだのだが、なんとビデオをみた遺族によると「単に服をひっぱっただけ」ということらしい。あの報告書、嘘だったのかよ、おいっっ(怒)(8/13夜22:30記)
ここまで人の心をなくしてしまうというは、職業上のなんらかの理由があったはずだ。「私たちでは面倒見切れません」となぜスタッフたちは訴えることができなかったのか。そもそもそれを学ばないとまた私たちは絶対に同じ間違いをしてしまう。
こちらも必読。戦争が間違いだったということも、しつこいくらいなぞっていこう。
「祈ることはできかった、代わりにヴァイオリンが祈った」…黙祷
「希望のヴァイオリン」。イスラエルのアムノン・ワインスタイン氏はホロコーストで亡くなった人、生き延びた人が所有していた楽器の修復を多数手がけてきた。ある楽器を開けると黒い粉が出てきたがそれは灰だった。所有者はガス室に向かう同胞のため演奏させられていた。https://t.co/4qcAtmgN93
— MCS Young Artists (@MCSYoungArtists) August 9, 2021
8月8日のTOKYO FM「#トランスワールドミュージックウェイズ」は昭和20年の終戦時17才の女学生だった私の母の体験をご紹介しました。“すずさん”のひとり?radikoのタイムフリーなら14日まで聴けます。https://t.co/ATBAvWTB6h
— 田中美登里 (@midoritanaka) August 10, 2021
情報操作とプロパガンダは今も続く・・・ pic.twitter.com/kmaX6xtTIg