羽田空港からついに隔離ホテルへ。 結局誰も私に「これからAPA両国に行きますよ」とは言ってくれなかった。戦争に突入する時もこんな感じかしら…
あまりに何も隔離ホテルのことが案内されないので、途中まで「あれ、隔離ホテル、私が日本を離れている間になくなったか?」と思ったくらいです。
APAホテル、例の書籍とかなくてほっとしてたら、ここにあった… pic.twitter.com/0toAUGruEH
— 野崎洋子(自宅隔離中) (@mplantyoko) September 1, 2021
それにしてもAPAホテルといえば、あの印象的な黒い涙の謝罪会見。あの会見がもう一度見たくてYou Tubeをググったが見つけられず。
あれって2007年だったんだ…:「私は寝てないんだ!」印象的すぎる「謝罪会見」の平成史
— 野崎洋子(自宅隔離中) (@mplantyoko) September 1, 2021
ささやき女将に号泣県議、アパホテル社長の帽子まで―― #謝罪会見 #文春オンライン https://t.co/1ZX0PxpTHU
自分の写真を商品に載せるのも信じられないけど、お金あるはずなのにスタイリストやヘアメイクなどプロを雇わない、人の意見を聞かない、みたいないろんなことがこの写真から見て取れる。怖すぎる。 pic.twitter.com/xHe22XVkjV
— 野崎洋子(自宅隔離中) (@mplantyoko) September 1, 2021
初日夜のお弁当はとてもとても楽しみにしていた。実際、とても美味しく完食したのだった!! っていうか、日本に帰国した時って、なんでも異様に美味しく感じるのだが、それだな。
そして夕方6時ごろに食べたので、夜中にお腹が空いて、ドイツの美味しいパンは初日の夜のうちに食べてしまった。これがこの後の大きな敗因となることも知らず。
そして徐々に野崎のメンタルはAPAホテルの狭い部屋にやられていくのであった。というか、いったい誰が、この環境でちゃんと朝起きて、服を着替え、エクササイズをし、規則正しくすごせるんだろうか。そんな人いるんだろうか。そういう人は、きっとものすごくメンタルが強い人に違いない。
私はといえば、仕事はたまりまくっているのに、何もやる気が起きず、誰とも絶対に接触しないのをいいことに、寝巻きを着替える気にもならず、顔も洗う気にもなれず、ご飯は運ばれてくるままに食べ、時差ぼけのままにゴロゴロしたりウトウトしたりしていたのだった。
まぁ、興味ある方は私のツイッタータイムラインをたどってみてください。徐々に自分が壊れていく様がわかります。
このグータラぶり…
すごい。今日3歩しか歩いてない!! pic.twitter.com/Sa49lCN0np
— 野崎洋子(自宅隔離中) (@mplantyoko) September 2, 2021
それにしても納得がいかない。PCR検査で陽性になって、ホテルに入りたくても入れない人もいるという状況下で、贅沢なのはわかっているけれどなんか納得いかないんだ。例えば国がコロナゼロ政策をとっていて、絶対にコロナは入れないという方針なら、海外からの帰国者は2週間みっちり隔離…という話でも納得できる。
でもPCR陽性なのに自宅療養とか言って、隔離されたいのにされていない人もいるわけでしょう? それとも海外からの帰国者の方が、PCR陰性でもまだ発症率が高いってこと??? 海外からの帰国者のために1,000人規模のホテル2棟(羽田空港の場合)も借り切って、一体何をやっているんだろう。ちゃんと説明してほしいわ…
なお隔離ホテルの詳しいレポートはこちらの方たちのブログがよくまとまっています。ぜひ参考に。成田だと東横インになるらしい。東横インだと濃縮還元ジュースと、お味噌汁が付くらしい。羨ましい。
でも私なんて一人だったからよかったけど、小さな子供がいる方とか、夫婦だって二人でこんなところに押し込めらえたら耐えられないだろうなぁ…
ジュースと味噌汁が羨ましいなぁ!: コロナ禍での一時帰国は思ったより大変だった②:3日間ホテル隔離 https://t.co/XGCuMWDKR4 @mitonoyaより
— 野崎洋子(自宅隔離中) (@mplantyoko) September 1, 2021
こちらの方の部屋いいなぁ! 実はもう次の出張が決まってて次は成田なんだよね…:日本に帰国しました‼③隔離ホテルの過ごし方・東横イン成田空港編 https://t.co/IUYDI0kyI2
— 野崎洋子(自宅隔離中) (@mplantyoko) September 1, 2021
夕飯は6時っぽい。いえーい! 入国者の強制隔離ホテル体験記(アパホテル&リゾート・横浜ベイタワー) https://t.co/w4pxasxSlI
— 野崎洋子(自宅隔離中) (@mplantyoko) August 31, 2021
私はといえば、つくづく自分のメンタルが弱いのに呆れました。こんなに自分が弱いとは。途中友達と喋って励ましてもらわなければ絶対に耐えられなかったと思う。励ましてくれた友人の皆さんに、心から感謝を申し上げます。
PS ちなみにこのAPAホテルでの滞在費用は強制隔離なので、税金で費用は賄われているらしく、こちらが宿泊費お弁当の支払いをする必要はまったくありません。
機内から出てホテルの部屋に入るまで時間がすごくかかるので、飛行機の機内で充分スマホなどを充電しておくことをお勧めします。
PPS APAホテルから羽田にまた戻され、そこから自宅に帰るのですが、そこからは費用は自分持ち。公共の交通機関を使うことは許されていないので、ハイヤー(タクシーはNG)を手配するか自家用車での迎えを手配することになります。なお自家用車の場合でも直接APAに迎えに来てもらうことはできません。必ず羽田にいったん戻されますので、そこからの手配になります。おそらく「自宅が空港に遠い近いにかかわらず、すべての人にフェアになるように」というつまらない考えで、そういうことになっているのだと思います。
また空港からこの手の帰国者用の囚人バスも用意されています。有料で、通常のリムジンバスより高い。そしてバスの行き先からは、また自分でハイヤーもしくは自家用車お迎えを手配する必要があります。
以上すべての情報は2021年9月5日時点のものです。