糠漬け始めてます。 |
ここんとこ考えていることなのだけど、おそらくだけど「成功する人」という人は、2種類に大きく分けられると思う。
本当にずば抜けた「才能がある人」。または希望に執着し「努力で成し遂げた人」。
一方で「才能がある人」の中で、「成功する人」は10%もいないのではないか、とも思う。ミュージシャンを見ていて思うことの一つだが、これは具体的なデータがあるのではないが、体感的に。ものすごく才能があるのに、成功しなかったという人は驚くほど多い。
一方で、才能がないのに、なんとなく「努力枠」で「成功枠」に入れる人は多い。
「成功枠」においては、本当に「才能がある人」と「努力で成し遂げた人」は50%・50%くらいじゃないか。こちらも体感的に(笑)
特に「「努力で成し遂げた人」の中には、たいした才能もないのに、努力や人の良さ、立ち回りのうまさで成功している人は非常に多い。
もっとも何をもって「成功」と定義するかという事もあるから、一概には言えない。でもちょっと社会経験を積んだ人なら、なんとなく私が言っている「成功」の意味がわかると思う。
つまり、おそらく才能ある人のうちの90%は成功できない。一方で努力で成功してしまう凡人は50%くらいいる。
だから若い人には言うんだ。やりたいことを諦めるな、と。本当に才能のあるやつや、本当にその職業につきたいと思っているやつは、つまりはそんなに多くない。
ちょっと音楽業界で働いてみたいというやつは多いが、「絶対に喰い込んでやる」「絶対に音楽で生きていくんだ」と頑張るやつはほとんどいない。みんなラッキーを求めて、口をあけて待っているだけだ。そう言う人がほとんどだ。
ラッキーだとしても、そのラッキーは努力で掴める。
だから今や誰にも未来が見えないこの世界で、若い人には自分のやりたいことを諦めて欲しくないなぁ。
…なんて事を言う自分はいつまでも夢見る子供なのかもしれない(笑)。本当にそうだ、と笑って答えよう。
やりたいことさえ明確に見えていれば、成功の努力枠に入ることはそれほど難しくない。それに、その目標に向かって「努力で成し遂げた」という成功体験は別の意味でもあなたを一生支えてくれる。
…ということを春に書いてみたくなった。あと4年で定年の私が若い人たちにメッセージとして贈る言葉。
今日はこれから関西方面にバルトロメイ・ビットマンの新譜営業に行く。CD屋さん営業久しぶり。