待ってました、雨の月曜日!!
日向敏文さんが、インスタグラムで紹介していたこのエピソード大好き。
「テレビドラマのために書いた曲。LAのスタジオで、ハーモニカがこの曲に必要だったのだけど、その時やってきたとても素敵な紳士が、あまりにも素晴らしい音だったので、「あれっ、もしかしてカーペンターズと仕事してない?」と尋ねたところ「Yes」という。「ええっ、もしかして<雨の日と月曜日には>のあのフレーズ?」 彼は「そうだ」と言う。
リハを一回やって、一回のテイクで録音できた。トミー・モーガン。彼が演奏してくれて本当に幸運だった。僕は滅多にテレビドラマの仕事は聞き返さないんだけど、トミーのおかげで、これは大好き」
音楽が生まれる状況や環境にはいろんな理由がある。いろんな要素がからみあっていたりもする。でもその中で「魔法」が生まれるんだよねぇ。
1994年。「妹よ」のサウンドトラックの宣伝を手伝ってほしいという仕事をアルファレコードさんからもらったのが、日向敏文さんと知り合ったきっかけだった。 なんと私が28歳の時だよ。おいおい、大丈夫か>自分? 日向さんに失礼はなかったか…
「東京ラブストーリー」はすでにとうの昔に放送されており、私はすでにドラマは卒業していたのか「東京〜」はみておらず、しかしながら仕事上の必要に迫られて、「妹よ」は最初からちゃんと見ていたはずなのだが…。
ドラマの内容や出演者のことはまったく覚えていない。でも見ながら日向さんの音楽が頻繁にかかるので「おっっ、またかかった」「すごーい、また流れた」と思いながら見た記憶はなんとなく覚えている。
当時日向さんのスタジオに行くと、いつもピアノの上には台本が積まれていた。タイトな締め切りをこなすと同時に私たちがブッキングしてくる取材もこなし…大変だっただろうなぁ。
「妹よ」のサントラ、好きだったよなぁ。現在仕事で使っているiMacにCDドライブがないので、新しいMacにしてからは、ずっと配信で音楽を聴いているのだけど、「妹よ」のサントラは配信にまだ流れていないんだよね。
アルファミュージックさーん、というかソニーさん、早くこのアルバムも配信してください。
アマゾンで探してみたら…CD、た、高っっ。
で、このハーモニカのトミーさん。先日お亡くなりになったことがわかった。R.I.P. コメントを読むと、みんなから尊敬されていたのがわかる。
トミーさんがfbのプロフィールに使っていたこの写真、とっても好き。スーツ着て、髪の毛もびしっと固め、時代の空気も閉じ込めてる。音楽も閉じ込めているよね。この写真。
トミーさんも日本からレコーディングに来た日向さんがこんなふうに思い出していたこと気づいてたかな。もしかしたら家族の人がInstagramでエゴサーチとかして読んでたかもしれないよね〜。
素敵な音楽家たちの出会いと、それによって生み出された素晴らしい音楽に乾杯!
【#日向敏文】
— otonano(ソニー・ミュージック公式) (@otonanoenta) June 1, 2022
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2009年以来となる
オリジナル・ニューアルバム💿
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「#Reflections」のサブスクでの世界的大ヒットにより、国内外で改めて注目が集まっている日向敏文の新作『Angels in Dystopia Nocturnes & Preludes』が7月27日に発売決定🛒
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PS ついでに。「Rainy Days and Mondays」については映画『About a boy』のこのエピソード好き。こういうことってあるよね。頭の中でその曲を歌っていてついつい本当に歌っちゃうこと(笑)
それがこの曲だってのが、いかにもニック・ホーンビイ。原作にこのエピソードあったっけ?