ブックレビューがまだまだ続きます。
走っている人は人生を楽しんでいる感じがする。茂木健一郎先生も走ってらして、走ることは脳にいいとかいつも言ってらっしゃるから、脳科学の分野からランニングのことをもっと知れたらいいなぁと思って購入した。
でも先生の専門は「クオリア」であって、ランニングと脳の関係では決してない。だからこれは脳科学者というより、1ランナーが「ランニングはこんなに楽しいですよ」ということを伝えることが目的の、もっとカジュアルな本だ。
ちょっとがっかり。でも茂木さんの気楽なランニングスタイル、私のスタイルによく似ている。群れたりすることが嫌いな私は常に野良ランナー。でもって私も旅先で走るのは大好き。私も準備運動しないけど、先生もしないんだぁ…とか。(かわりに出だしはゆっくりゆっくり走る。終わってからストレッチと運動をちょこっと)
服も靴以外は全然こだわらない。私なんぞは先生よりもひどく、部屋着のお古を着て走っている。
CEOは走っている人が多いと聞くけど、本当に走っていると自分の人生を自分の手中に収めた感じがしてとても気分がいい。茂木さん同様、私もランニングについては、ほぼ中毒だ。走らないでいると、身体の中に悪いものがたまってくるような気がする。
実は知りたかったのは、走る時には何も聞かない方が脳には良いのか?という疑問が最近浮かんで来たからだ。私はだいたいポッドキャストを聴いて走っている。でもある程度行くと、ポッドキャストは耳には入ってくるが、頭は全く別のことを考えていたりする。この現象って?
新しい仕事のアイディアが生まれるのは、こういう時だ。
だから、もしかしたら全く音がない方が、新しいアイディアが浮かぶかもしれない。
あとまったくデジタルから開放されるのが、毎晩のお風呂やたまにいく銭湯&サウナくらいしかないわけで、それを思うと何も聴かない方がいいんじゃないかと思う。
ちなみに茂木先生は、何も聴かないそうです。
私はだいたいポッドキャスト聴いていて、音楽はあまり土手では聴かない。でもたまーにだけど自分が担当するアーティストやバンドから来た新譜は集中して聴くために荒川土手に連れ出す。
もう少しランニングと脳の働きについて、詳しく専門的に書かれた本ないかな… 誰か推薦できる本がある人は、ぜひ教えてください。
PS
茂木先生、これとか面白い。