いやー 毎日暑いけど、こういう時こそ美術展かも。久しぶりに国立新美術館。『ターナー、印象派から現代へ』に行ってきました。
お目当てはもちろんターナー! 大好きなんですよ。一番好きな画家かもしれない。
ターナーってすごいよね。光が絵の内側からくる!
眩しい! 会場の照明もわざと暗めにしてあって、作品にかっちりスポットライトが当たっているので、光の感じがよく出てる。光が内側からきて、対象物は影になっていることが多い、ターナー。
本物を見るとブラシの感じとか迫力。作品も比較的大きいし、ぜひ本物を見ることをおすすめします。
この作品もよかった。これも内側から光が来てる! ジョン・マーティンという方の作品。知らなかった。(しかし図録に掲載されている写真より、本物はもっと手前が明るい気がする。やっぱ自分で見ないとダメだ、本物を!)
関電スキー…じゃないカンディンスキーのこのポップなやつも良い。
ターナーこういうのもいっぱいきてたけど、でもやっぱり発表する用の作品ではないからねぇ…あと一連の銅版画の面白かったけど、やっぱりちゃんとした作品たちにはかなわんよなぁ。
そしてこんな作品も来てた。
山田五郎さんがいつか紹介してたやつだ。生気がまったくない絵のデンマークの画家ハンマースホイ。好きか嫌いかと聞かれたら嫌いかもしれない。でも不思議と無視できない存在。デンマークだから?(笑)
何もないのに不気味。すごい不気味。暗いんだよなぁ。デンマーク人はキルケゴールとかも暗いしなぁ(偏見w)。
こちらはシスレー。いいねぇー
そしてこちらはミレイ。
これ好きだったなぁ!! ミレイ『霧に濡れたハリエニシダ』 しかし帰宅して図録を広げてみれば、図録に載ってる写真は、全然ダメだな。色が薄すぎる… この色の濃さとか絵の具の凹凸具合がいいのに。しっかり記憶に覚えておかなくちゃ。 他にもモネとか、コンスタブル、バーン=ジョーンズとか、ブレイクもあったし、印象的な作品がいっぱいありました。 |
一方でコンテンポラリーな作品も展示。こちらもユニーク。ゆらゆら空気で揺れている。
こちらも不思議な感じ…
初日の夕方なのですが、なかなか混んでいました。
…と、まぁ、初日に見て大満足だったのですが、なんとこのあとがあるんですよ。続きは次のブログにて。