さてルナサの京都公演の詳細を発表しました。こちらに詳細を掲載しました。
11月27日(月)28日(火)29日(水)の3日間、ルナサは京都磔磔にて連続ライブを行います。チケット代は¥6,500。3日通し券もご用意しました。そちらはちょっと割引があって¥18,000。
それにしても、チケット代、普段よりちょい高めになっちゃって申し訳ありません。
今回の公演ですが、チケットの販売をすべてチケットエージェントに任せることにしました。
昔からウチの事務所では10%+α取られる手数料をケチって、チケットをほとんど手売りしてきました。
でも私もそろそろこの年齢に勝つことができず、こういった細かい作業はとにかくすべてチケットエージェントに任せて行こうと決めたのです。チケットエージェントのシステムも、だいぶ改善され、本当に便利になりました。
一方ウチのチケットは「受付」→「チケットを確保」→「お客さんに送金を促す」→「着金確認」→「チケット発送」というプロセスを経ないといけないのですが、このプロセスが、ウチのシステムになれてないお客さんには、非常にわかりにくい。
またメールでのやり取りって、LINEやSNSと違って、仕事で使ってない人には、ちゃんと返事をするという習慣がまったくない。
お客さんによっては受付を完了したのに案内したメールが届いてないとか言う人も多いし(mplant.comのアドレスが受け取れるようにしてくださいと案内するのですが)、また振り込みの作業が期限までに行われず予約流れが何度もおきる。
この傾向はかなり前から少しあったのですが、これが前回のフルックのツアーの時は非常に顕著で、いただいた予約のほぼ30%の予約が流れていくという状況になったのでした。
となると、受付する私の事務作業はまったくの無駄になってしまうわけです。こういう作業をワンマンオフィスのTHE MUSIC PLANTで続けていくには、あまりに負担が大きすぎるんですよね。
そんなわけで今回から、全てのチケットを会場さんとエージェントさんに預けます。つまりはライブの制作に、チケットエージェントの手数料が重くのしかかってくるということいなるわけです。
なので、ちょっと普段よりも高めにチケットの値段を設定しました。申し訳ありません。以前は¥5,000を超えるチケットを発売するのにもドキドキしていたもんですけどね…
それにしても何故に京都? その理由もそのうちこのブログで書いて行きたいと思いますが、大きな理由の一つにやっぱり「磔磔」が、本当にすごい場所だということがあげられます。
ずいぶん前に某尊敬するコンサートプロモーターの先輩と話をしていて意見が一致したのですが「磔磔」でやった公演には悪い公演が一つもない。あれはやっぱり場の持っている力かもしれない…と。
また普段、ライブハウスって、どうも不動産屋然としていて(あっ、言っちゃった!)、高いお金を出して場所を借りても、公演のプロモーションにまったく協力してくれないことが多いんですよ。
そういった彼らの態度は不動産屋としては正しいのかもしれない。でも文化を発信するものとして、いったいどーなの?といつもフラストレーションを感じるのでした。
だけど磔磔は違います。
その確固たる事実は、実際お客さんのチケット購買行動にも現れていて、だいたいウチの公演において、会場が売るチケットの枚数は、私が自分で売るチケットの1/10くらいなことが多いんですが、磔磔さんは全然違う。磔磔さんで買ってくれる人の割合がとても高いのです。
つまり、それだけお客さんも、この場所に強い思い入れを持っているということなのです。多くの有名著名アーティストが磔磔でお礼ライブをやっているのも納得。
この企画を実行させようと思った時、東京で実行することも考えたのですが、京都でやろうと決めた理由の一つはそんなことがあります。
今回も磔磔のオーナーの水島さんにはかなり前から詳細にわたり相談にのっていただき、大変お世話になっているんですよね。水島さん、磔磔のスタッフのみなさん、本当にいつもありがとうございます。今度の公演も頑張ってみんなで良いライブにしましょう!!!
当日は椅子をならべて自由席になります。関西在住じゃない方も、この3日間、よかったら仕事を休んで、みなさん連日ルナサに会いに会場に来てください。
連続ライブって、大好きなんですよね。1日目が終わった時の、あのあふれる感動。そして翌日もそれが聞けるという圧倒的な幸福感! この感じは体験した者じゃないとわからない。そういやグレン・ティルブルック、ヴェーセン、LAU… ウチでは東京でも結構連続ライブやったことがありますね。
8日にオープンする予定のクラウドファンディングのページもほぼ完成。
チケット買ってコンサートを見たり、クラウドファンディングに協力したり、とにかくルナサを満喫してください。ぜひこのワクワクするプロジェクトにご賛同ください!
今、クラウドファンディングのページはCampfireさんの審査を受けているところです。問題なければ、こちらは8月8日に公開予定。お楽しみに。
あ、そうそう、クラウドファンディングで、『ライブ・イン・ジャパン(仮)』のCDだけじゃなく、コンサートチケットもセットになったリターンを作ったらいいかな…とちらっと思ったのですが…
なにせあっちの手数料は17%。コンサートチケット代からそんなに持っていかれちゃうと、ちょっとこのチケット代だとまったく企画が成立しない。
なので、コンサート鑑賞券と、アルバム制作のクラウドファンディングはまったく別の案件としてご案内することにしました。一緒にしたらわかりやすかったのもしれませんが、この点もご理解をよろしくお願いいたします。
あと先ほど公開したページにも書いてあるんですが、今回ライブレコーディングということで、皆さんの協力が必要な事が数点あります。
下記、ご確認ください。あんまりこういう常識的なことを注意書きにするのは、いやだなとも思うんだけど…
申し訳ありませんが、チケット購入後の日程の変更はできません。
本公演はライブ盤制作が目的です。ベストなテイクを採用するために3日間同じセットリストを演奏することが予想されますが、チケット購入後の日程の変更は致しかねますので、その点十分注意してお申し込みください。
本公演はライブ盤制作のための公演です。ちょっとだけ普段のライブと違うことがあります。
本公演はライブ盤制作のための公演です。ライブ盤制作ならではの何かが起こるかもしれません。
また当然ながら会場のアンビエント(環境音)をとらえるためのマイクもあり、客席の音声も録音に入ります。公演がある11月に感染症対策等が実施されないかぎり、声を出していただいても問題ございませんが、作品として残りますので声援の内容にはご配慮をお願いいたします。
加えて、録音に必要なスペースやトラブルに対応するためのスタッフの動線など、客席内にも一部スペースを確保させていただく可能性があります。ご理解いただければ幸いです。
手拍子は最小限でお願いいたします。一方、曲間の拍手はぜひ盛大に大きく細かく〜 みんなで最高の作品を作りましょう!
伝統音楽・ダンス音楽がベースになっているルナサの音楽において、お客様の手拍子は演奏や録音に影響が出てしまう可能性がございます。今回の公演では控えていただきますようお願いいたします。一方で足を鳴らしていただくのは問題ございません。
そして曲終わり、ソロ演奏終わりなどのタイミングで、演奏に満足された場合には、ぜひ大きな拍手をお願いします。拍手については、いわゆるテレビの公開録音でADさんたちが説明するのと一緒。「大きく、細かく」これがコツです。
これを実践していただけると拍手がとても綺麗に録音できますので、ぜひ会場の皆さんのご協力をお願いいたします。みんなで最高の作品を作りましょう!
公式カメラマンが入りライブを撮影します。お客様の姿が写り込む可能性もあります。写りたくないお客さんはスタッフに伝えてくださいね。
ライブ盤制作のための公式カメラマンが会場に入ります。磔磔は小さな会場で、お客様の顔が映り込む可能性もあります。コンサートには参加したいけれど、写真には写りたくないという方は会場にてスタッフにお声かけください。
お客様による撮影、録画、録音は禁止です。スマホの画面じゃなくてステージを見ていてくださいね。
またお客様による演奏中の撮影、録画、録音は、他のお客さまの迷惑にもなりますので禁止とさせていただきます。
権利の問題もありますが、バンドとしても自分たちがステージにあがっている間は、皆さんがスマホの画面ではなくステージの方に集中していただけると、とても嬉しいのです。そして、みなさんがステージの方に集中していただくととが伝わると、バンドはより良い最高の演奏ができるんですよね。みなさまのご協力をぜひお願いいたします。
会場内ではスタッフの指示に従ってください。また場内禁煙です。
他のお客様に迷惑となる場合や、公演やレコーディングに支障があると判断した場合には注意させていただく場合もございます。また従っていただけない場合は退場をお願いする場合がございます。その際の返金は致しませんので、予めご了承をお願いいたします。
また会場内は禁煙となります。喫煙される場合は、会場外指定の場所でお願いいたします。
…それにしてもルナサ。過去に初めてのこのアルバムを聴いた時の衝撃よ。そしてその何年か後、誰が彼らのライブ盤を日本で作ることができるようになると想像したか。
というわけで、ルナサの京都ライブ、どうぞよろしくお願いいたします!
ライブの詳細はこちら。
クラウドファンディングは8月8日に公開・スタートの予定です。