すごく昔のケルティック・クリスマス。
中央がポール・ブレイディ、緑のシャツがティム・オブライエン。
そしてルナサ。
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まぁ、プロフィールとかそんなのはうちのサイトを見ていただくとして… 音楽そのものを聴いてもらいましょうかね。
これなんか全体の構成の壮大さ、展開の絶妙さ、伝統音楽ではあるまじきリズム・チェンジ…十分にプログレだと思うんですが、どうでしょうかね。
なんというかこういうヨーロッパの伝統音楽というのは、通常は田舎の冠婚葬祭が営業の場。そこにおける民族ダンスのサポートが基本なので、こんなリズムチェンジ、実際にやったらダンサーたちからブーイングがあがる(笑)
最後に紹介するのはロリーナ・マッケニット。「カナダの彷徨えるケルと人」というがキャッチフレーズ(笑)。あの伊藤政則先生にも応援いただいている北米では超有名なすごいアーティストです。
すべてプログレっぽいと思うのだけど、どうでしょうか。
そして、次のこれなんか、そもそもサウンドのテイストが「ツェッペリンみたい」とちょっと思ったものだった。なんていうか、楽器がアコースティックだということに惑わされてはいけない。よく音の成分をひとつひとつ感じて聴いてみてください。
たとえばこのベース。ベースすごくないですか? そして、2:08辺りから、リズムがひっくり返る(専門用語で説明できない素人)感じがいい。そしてこのマイクのフルートですよ。炸裂してるでしょ?
そして、2:30くらいから入るベースとギターの圧。圧がすごい!! ガンガン押してくる。そこからの3:10からのラウンドなんか、もうロックだよね。そして3:25から急にトラッドになる。っていうか、この展開あり??? こういうのはルナサにしかできない。他にこういうことやってるアイリッシュバンドいたら、私に教えてほしいわ。そして、4:00くらいからまたリズム体が入ってくる、このかっこよさ。ここからは、もう風のように飛ばしていく…
これがファーストの1曲目なんですから、ルナサって本当にすごい。
ところで、ルナサ以外にも、プログレ感を思わせてくれるケルト音楽って、結構あって、これとかヴォーカルものだけど、かっこいいでしょ?
あとこんなのも。
これなんかマウロ・パガーニみたいでしょ。
これなんかすげーだろーーー! ポールが三本のブズーキとホイッスルを自分で重ねてる。ベースブズーキはドーナル・ラニー。
最後に紹介するのはロリーナ・マッケニット。「カナダの彷徨えるケルと人」というがキャッチフレーズ(笑)。あの伊藤政則先生にも応援いただいている北米では超有名なすごいアーティストです。
ご存知の方も多いと思うのですが、先生のラジオには各レコード会社が押し寄せ、みんなAirPlayを稼ごうと「出待ち」しているのですが… ウチは申し訳ないけどスタッフもいないしそういう仕事の仕方はできない。なので失礼ながら、郵送にて対応させていただいたんだけど、先生はすぐラジオでかけてくれたんです! ありがとう、正則先生(笑)。
一度会ってお礼を言いたいんだけど、それよりなにより、昔FMファンの副編集長が「伊藤先生、一番好きなアーティストはロリーナ・マッケニットだって言ってたよ」と教えてくれたのです。本当かな。
いずれにしてもこのサウンドの完成度。2分後くらいからぐわっと展開する壮大な世界。いいでしょう?
以上、プログレファンのためのルナサおよびケルト音楽入門でした。まぁ、何をもってプログレとするのか、何をもってケルト音楽とするのか、分かれるところだとは思いますが。
プログレファンの皆さんのご支援もお待ちしております!!!