世界にはまだまだ知らないすごい音楽があるなぁ、と。それが率直な感想です。カンツォニエーレ・グレカニコ・サレンティーノの来日公演。イタリア文化会館でショーケース的なイベントがあったので、さっそく出かけてきました。
久しぶりにケンソーの清水さんや、ワールドミュージック系の皆さんともお会いできて楽しかった。
一部は招聘元の川島恵子さんと、日本在住の翻訳家ディエゴ・マルティーナさんのお話。南イタリアの様子など。いやー、すごい景色。行ってみたいなぁ。太陽、海、そして風。そして不思議な形の家々。
後半はカンツォニエーレ・グレカニコ・サレンティーノのリーダー、マウロさんも交えてのトーク。
カンツォニエーレ・グレカニコ・サレンティーノは、現在のリーダーのマウロさんのお父さんが70年代に始めたバンドなんだって。つまりマウロさんは2代目。そんなふうに長く続く歴史あるグループなんですよ。
南イタリアで広く演奏されている伝統芸能の「タランテッラ」は毒蜘蛛に噛まれた時に、夜通し踊るという解毒のためのダンスと言われているそうです。すごいよね。
特にイタリアのあの位置(ブーリア州)は、いくつもの文明や文化が交錯していた場所。すごい。ギリシャ、ローマ、トルコ、アラブ、ノルマンなどなど。
写真がいまいちですみません。でもとってもすごい演奏だった。大型のタンバリン(タンブレッロ)の響きもすごかった。ぜひ生で体験してください。
このあとカンツォニエーレ・グレカニコ・サレンティーノの皆さんは、公演が二つ残っています。
すべての詳細はプランクトンさんのホームページへ。