ブックレビューが続きます。なぜかツアー前で仕事に闘志を燃やしている時期だったのか、積読山からこんな本を救出。『頭のいい人が話す前に考えていること』もヒットしてる先生の本。
この先生によると仕事ができる人になるためには「実行力」「決断力」「コミュニケーション力」「考え抜く力」「働きかけ力」と言うステップが必要なのだという。
よし! わたしも仕事ができる人になってやろうじゃないの。
まずは「実行力」 先生はアウトプットが重要だという。人は知識を得ようとインプットを重要視する傾向があるが…
これねぇ。あるあるだと思う。頭の良い人ほど行動力がないのは「あるある」。
逆にわたしみたいな頭の悪い人間が感情のおもむくまま、あれこれ行動してると、失敗重ねながらも、あっという間に実績ができてきちゃったりもする。アウトプットって今、すごく大事。行動に移すことが大事。
先生は、またスキルアップのスピードを重視するなら「とにかくアウトプット」とも言う。
何を隠そう、わたしがブックレビューをここに書くのはそのため。ここに書いとかないと忘れちゃうのよ、本の内容なんて。インプットしただけじゃ身にならないのよ。
そして仕事をするときは常に「最初に案を出す人になる」べき、とも先生は言う。確かにそれも行動力の一つなのかもね。でもアイディアばかりで実際動かない人も多いんだよ。それに、何もしてないのに「あれおれ」詐欺とか音楽業界によくあるんだよなぁ。あ、話がそれた。
またこの先生「働くことはあなたに自信をもたらす」とも語る。いい言葉だねぇ。確かに働くということは何かを成し遂げることで、自信は一生懸命に働くことから生まれるんだよね。そりゃー、確かに何もできないのに高慢なやつとかもたくさんいるけどね。
働くことというのは、その人に「お金」「明確な目標」「出会い」「学び」「信用」「自信」など、実にたくさんのものをもたらすのだ。
また努力をすることについても言及あり。
確かに今の時代、努力をしても報われないことが多い。ではなんで努力するのか。それは「明らかに努力をしている方が楽だから」これってちょっと新しいアングルかも!
人間は「無為」「暇」に耐えられるようにできてはいない。結局のところ生きている限りは動かないといけないわけだ。
お金を持っているから働かなくてもいいというわけでは決してない。報われるためではなく、人生は不安なものだから、だからとりあえず努力する(=暇つぶし)…と著者は言う。なるほどねぇ…
あとこれも響いたのは、「仕事ができる人」は、相手の趣味、好きなものを聞いて教えてもらったら、とりあえずなんでも試してみているのだそうだ。というのも、これが人とのコミュニケーションの基本だからだ。うん、これいいよ。わたしも極力実践しているからわかる。自分が仲良くなりたい人に対しては、まずこれだよね。
そしてそれがよかったら、教えてくれたことにお礼を言う。これだけで人間関係実に潤滑に行くことが多い。
他にも営業の極意がいい。「仕事ができる人」は、他社の商品でもお客さんに「一番いいサービス」を伝える…とか。上司に対して「仕事ができる人」は、上司に成果をあげあせ、出世させることで自分が出世するのだという。うーむ。でもそこまで大人になれるもんかな…
そして「仕事ができる人」は、自分より優れた人に協力してもらえているし、そういった友情というか人脈ネットワークをとても大事にする、と。
周りの人の自分より優秀なところを上げることができる。そして成果を出したことに慢心せず、「運がいいだけだ」と考える。そして、それは実際そうなのだから、と著者は解く。
はい、ごもっともです。
それにしても仕事はいい。仕事は「自由」を手にいれ、自分の独立のためにする。もちろん給料のためなどもあるけど、それだけではない…と著者。いい事言うよなぁ。人気があるのが、わかるわ。
というわけでビジネス啓発本シリーズ(笑)
ちなみに次に紹介する一冊は、すごい大ヒット本だったのでお楽しみに。こんな本10年に一度かも、というくらいグサグサ刺さった本でした。そちらの感想はまた別の投稿で書きます。
PS
ルナサのライヴ盤は、ジャケットの方向性が見えてきた。レポートはクラウドファンディングに参加した人のみが読めるキャンプファイアーの「活動報告」のページへどうぞ。