こちらも、この本をゲットしたのと同時に購入。こちらは87年生まれのフリーライターさん。このトピックに興味があって読み始めた。
こちらの本の方がもう一冊の方よりも内容は濃かったと思うが、やはりあらゆるケースを紹介していくというのは、あっちの本とも同様。結局のところ、これが「典型的なパターン」と言うのは存在しない。人それぞれである、と。
著者は自身も発達障害者なのだという。
それにしても、こちらの本に書いてあって衝撃的だったのは「実は知的水準が低い方が幸せ」という偉い先生の言葉だ。これは、私が本を読み始めた動機とあいまって、実は確かに言える事実かもしれない。
実際、私も一番幸せなのは、側から見ていて「バカなことしてる」と見えている時なのは、事実で、自分でもバカなことしたなぁといいつつ、なんか嬉しそうにしちゃうし、そこに後悔みたいなおのは絶対に存在しないのであった。
頭のいい人ほど何もやらない。何もやらない方が頭がいいとされる。まぁ、だから馬鹿な私がこんな馬鹿なことばかりして、人生楽しんじゃってるのかもしれない。自分は幸せなので、それはそれで全然よし。馬鹿でよし(笑)
それにしても、興味深いのは、実際発達障害などの対策も、低学歴の人の方が立てやすいそうだ。どちらかというと手がかかり、より大変なのは高学歴な患者の方だ、と。
一方で福祉サイドも学歴の低い発達障害者にフォーカスする傾向があり、そういった方の支援はスムーズに運ぶのに、高学歴の患者が来るとうまくいかなかったり…
「高学歴」「頭がいい」って、いったいなんだろうとますますわからなくなる。
ただ多くの人は「自分には何かできるはず、得意なことがあるはず」といったアイデンティティを持つことは重要で、そして、どんな人であっても活躍できる社会を、というのが私たちのゴールであることは間違いない。
特にアイデンティティの問題においては、矛盾を矛盾として退けるべきではなく、矛盾とどう折り合って、その人なりの正解を解くか。それが大事だ、と。
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