すみません、ブログの更新が滞っております。1週間近く空いちゃったかな。映画レビュー、ブックレビューもたまりまくっています。お客さんから仕事サボってると思われる…やばい(笑)。
この月曜日・火曜日は、書店の店長業務をやってました。ご存知の方も多いとは思いますが、私はいわゆる今流行りの棚本屋をやってまして、渋谷のヒカリエ、そして神田神保町のすずらん通りに小さな棚書店を構えております。
当初どんな感じなのかなぁと思いつつ、おそるおそる申し込みましたが、2軒同時に申し込んで、2軒並行して走らせたのは我ながらナイス・アイディア。
それぞれ経営のやり方が全然違うし、あっちではこうなのだということをこっちの店にも堂々と話して、交渉のネタにしたりしています。人間、一つの社会しか知らないってのはよくない。複数を持つことでいろいろバランス取れると思うんだよね。
渋谷も神保町も早くも2年目に突入。なんとか2年は続けようと思って走り始めましたが、早くも1年経っちゃった。歳をとってからの1年は本当に短いし、10年だってあっという間です。月々の家賃もバカにならない。ほんと頑張らなくちゃ。
それにしても、それぞれの本屋、棚本屋といえども、すごく雰囲気が違います。渋谷は最初売り上げの出足が悪かったのですが、割とコツコツ売れていて、それなりに運営できています。
こちらは三ヶ月に一回、棚主が持ち回りで店長をやるようにと言われていますが、サボっている棚主も多く、結構店を開けられない日も多い。オープン時間はこちらに掲載になってますが、このように結構閉まっちゃってるんだよね。
もっとも週末はここの運営会社の誰かが入ってしっかり開けているようで、週末は人の動きもあるから、まずまず売れるらしい。うちは棚の位置もすごくいいところにあるので、そのせいもあるかと思うんですよね。(っていうか、店長サボっている人が良い位置に棚を持っているのは変だ、私は店長しっかりやってるのに、とクレームしたら棚の位置を変えてくれた)
とにかく平日このヒカリエ本屋にたまに店長に入って様子を見ていると、ほんと閑古鳥がないてる。でも逆に週末の混む時に店長やって、レジでパニくったり間違ったりすることが出てきそうなので、やっぱり店長業務は平日かなと思っています。(編み物も進むし)
そしてここでは最近、夜シフトというのができて、これはまだ3月までのテスト期間なんですが、夜も少しお店を開けて、会社帰りの人を誘い込もうという作戦のようです。また通常ヒカリエでは本以外のものは売れないのですが、この時間に限ってCDなども販売可能。
夜の店長にはいるのは初めてでしたが、まぁまぁ流れてくる人もいて、それなりに売れました。もちろんルナサのCDを買うためにわざわざ寄ってくれた方も。本当にありがとうございました。
渋谷の店長終わりは大学時代の友人がのぞいてくれたので、彼を待たせて一緒にパスタを食べて帰りました。人と一緒にディナーしたの、久しぶりかも?!(笑)
翌日は神保町の方の本屋で、こちらは初めての副店長業務となりました。副店長は中央のテーブルをもらえるのですが、こちらはこちらで楽しかったです。お客さんと話したりできるし、訪ねてきた友人とペラペラとおしゃべり。インバウンドさんもやってきたりで、4時間があっという間に終わりました。編み物持ってきたのに、全然進まなかった(笑)
神保町の棚は、棚に本が入った当初、結構売れたのだけど、それ以降割とシーンとなっており、そのまま家賃が消費されていくという状況になっていたのです。原因は明らかで、とにかく棚の位置が悪い。床から一番下の棚なので、かがんでまで本を見る人いないのではないかと。
とはいえ、さすがすずらん通りの路面店。副店長は店の中央テーブルがもらえるのですが、普通に本に興味のある人が入ってくるので、割と商品が動きました。お客さんと話すのも楽しかったです。
それにしてもこういう商売は根気が大事ですね。こういう事業始めても、すぐ棚の管理を怠ってしまう棚主も多いようで、ほんとプロとアマを分けるのは持続力だよなと改めて実感しました。
そういや渋谷の私の同期であるプロのメイドさんの棚は、すっからかんで飾りば惨めな感じで棚の内側に落ちてました。若くてしっかりしてそうな子だったのに。それにしても、家賃を払っているから本屋の運営者は文句は言わないとはいえ、あぁいう棚を放置するの、運営側としてもどうなのかなと思います。ほんとよくないよなぁ。
とにかくこうやって店なんて構えてると、何もしないうちにどんどん時間ばかりが経過していく。実際の小売店やってる人もきっと商売はこんな感じなんだろうなぁとつくづく思います。
そうそう、神保町の本屋はCDも商品として置けるので、ルナサのCD、3枚ほど在庫を置いておきました。買い逃した方は、どうぞ。こちらで在庫確認ができます。
本当にルナサのCDを買いにわざわざ足を運んでくれたお客様、ありがとうございました。
渋谷の本屋 ケルト書店 |
神保町の本屋 ケルト書房 結構圧巻。 |
その点、神保町はランチ天国! このスープカレー。
ちゃんと唐揚げ(北海道風)は直前に油にあげてから入れてくれる。
めちゃくちゃ美味しくて、安い。