映画『石岡タロー』を観ました。良かった! ワンコたちに今年の主演俳優賞をあげたい。

 


いっやー やられました『石岡タロー』。都内23日までなので、みんな急いで見に行って。

正直日本のインディーズ制作映画って、ちょっといろいろ考えることが多いんだけど、これはよかった。あまりウェットにせず、常に犬中心で、それが成功している。

昭和39年、茨城県石岡市の小学校に保護されたワンコ。誰に教わることもなく、朝は校門で子供たちを出迎えて、日中は1年生(なぜか1年生だけ!)の教室を見回り、そしてある時から石岡駅までの2kmの道のりを毎日往復する。

駅では待合室におとなしく座り、降りてくるお客たちを眺めるタロー。そのタローの駅通いはなんと17年も続いた。

そして平成21年、真実が明らかになる。

いったいタローは誰を待っていたのか。そこからはオチになるので話さないが、エピソードは淡々と犬の視線で時系列に表現されるから良い。変なナレーションもないのがいい。音楽も控えめで素朴でいい。

このワンちゃんたちに今年の主演俳優賞をあげたい。賢そうな表情、ちょっとした視線の送り方、動作、すべてが本当にナチュラルで、とても素晴らしい。タローの生涯を通じて、3頭のワンちゃんたちが演じるのだけど、2匹目の子が特にいいんだわ。

ちなみに3匹とも保護犬だったんだよね。本当に素晴らしい。犬たちの命の輝き。人間の役に立てることが嬉しくてしょうがない、そんな直向きな気持ち。あぁ、やばい…。

特に3匹目のダイちゃんは、多頭飼育崩壊現場から救われた子で、過酷な状況を生き抜くため、飼い主(トレーナーの西岡さん)ですらその鳴き声を聴いたことがないという性格だったのだという。でも映画の撮影で、みるみる成長して、最後は人間の出演者よりも一発OKを出すようになっていったらしい。

なおこの映画、映画のスチル写真を担当した畔柳ユキさん(ルナサのライブ写真も担当)に教えてもらったのだった。ユキさんから撮影の様子を聞いていたので、とても興味をもってこの映画の公開を待っていた。パンデミックで、映画撮影は大変だったと思う。

ユキさん、ミュージシャン撮影も上手いが、動物撮影も上手い。あ、その二つは同じ生き物か?(笑) いやいや、ほんと生き物のピュアな愛情表現ってことだよね。演奏するミュージシャンもそうだし、映画に出演するワンコもそうだ。

ユキさんの写真がたくさん載っているパンフレットも必読です。特に3匹目のダイちゃんに起きた奇跡のような出会い・再会にも注目。


ワンちゃんたち、可愛すぎるし、演技?すごい!!! 





THE MUSIC PLANT初の「本」のイベント。北とぴあ音楽と本祭 第1弾は『親愛なるレニー バーンスタインと戦後日本の物語』著者の吉原真里さんの講演、広上淳一先生との対談、若手ミュージシャンによるミニコンサートの他に、ホワイエには音楽の本が大集合。www.mplant.com/lenny


スコットランドのトリオLAUが10月再来日。詳細はこちら。http://www.mplant.com/lau/

今年は春のケルト市はありません。秋のケルト市は豊洲にて10月に行う予定。7月発表。


THE MUSIC PLANTでは本屋も運営しております(神保町&渋谷)。よかったらのぞいてくださいね。時々店長業務もやってます。http://www.mplant.com/index.html#book


THE MUSIC PLANTではアイルランド音楽名盤ガイドをリリースしております。第1弾 Paul Brady、第2弾 Mary Black、そして第3弾は10月発売。すでに制作が始まっております。www.mplant.com/books/


THE MUSIC PLANTCDショップですが、そろそろ店じまい予定。在庫は限られておりますので、お早めに。http://www.mplant.com/shop.html